【目標】:ドラゴンボールで不老不死を目指そう! 作:ハーレム男ジュート
フリーザ軍といえば、なにか。
実は虫疑惑のあるフリーザ第一形態の表皮に似た「戦闘ジャケット」か。
やたら角張った万能通信機器「旧型(現時点では最新型)スカウター」か。
もはや霊長類の進化からかけ離れた「異星人戦闘員」か。
全てその通りであり、だが最も大事なことが抜けている。
宇宙の帝王、「フリーザ」の存在である。
フリーザ軍とは別名、「宇宙の地上げ屋」と呼ばれている最恐の星盗り屋だ。
優れた科学技術による最新鋭の武装、種族特性による超暴力装置「サイヤ人」の存在、そして押しかけた星に存在する普く全ての生命を根絶やしにしてから
それらを全て従えている恐怖の象徴「フリーザ」。
本物のフリーザを知らない人たちの間ではさながら「破壊神」のような、はたまた「悪神」のような扱いを受けている我らが上司様ではあるが、「神」と呼ばれることに抵抗があるのか、
「私は『宇宙の帝王』フリーザですよぉ!」
と甲高い声で宣言しているのをよく見る。
確かに破壊神といえばブロリーだし、悪神といえばジャネンバだろう。
因みに龍神には超一星龍を推している。
まあフリーザ様にも良いところはあるから……(目逸らし)。
さて、たかだか「猿」のガキである俺が、なぜ「フリーザ」を直で見ることが出来ているかについてだが。
なんと、サイヤ人にしては珍しい「非戦闘的な性根」をフリーザ直々に買われ、フリーザの側近や研究開発グループが乗る「フリーザの巨大宇宙船」に移住することとなったからである。
死亡フラグの方から寄ってくるなんて聞いてないんだが、今は気にしても仕方ない。
サイヤ人の悪評すら自分とは一切無関係であるかの如く、一般通過ザコ星人のような誰から見ても平穏で意味の無さそうなうっすい生活を送り、宇宙船の中の誰からも、特にフリーザからの不興を買わずにやり過ごすしかないのだ。
い、いずれ悟空さがお前ら悪党なんてぶっ潰してやるんだからな!!
というわけで幼少にして完成されたゴリマッチョのブロリー体型を隠すかのように、あまり身体のラインが出ない大きめの戦闘ジャケットと異世界転生者とかが好きそうな黒のローブ(偏見)を着てみた。
こんな格好で筋トレをすると流石に目立ってしまうので、これからは瞑想や気の練りなどで自身の力量を上げていこうと思う。
そして周囲からサイヤ人の癖に何もしないという信頼が得られたら、いずれ惑星ベジータが破壊される前に俺は軍を抜け出す予定なので、その時からフリーザ軍の知的財産を少しずつくすねていこうと思う。
やっていることが余りにも
俺は戦うしか脳の無い「猿」に擬態した「人間」なのだ。
如何に怠惰な生活を送るか、この逆転の思考を止めた瞬間ほぼ死が確定しかねない現状、とりあえず飯食って気を上げて寝るを繰り返し、そこから出来ることを探していこうと思う。
俺は伝説の超サイヤ人、ニートだ!
現在、
気の総量は、変身後のザーボンに満たない程度。
伝説の超サイヤ人であることから生まれた心理的余裕とそれに端を発する怪物的鋼メンタル。
あってよかった前世の記憶で気付けた迫り来る死亡フラグ。
やっぱり死にたくないから、と敢えて弛みきった生活を送ることを決めたただの転生者ニートの次の目標(改訂版)は。
【フリーザ軍内部で磨き抜かれた知の集合体や財宝をこっそり手に入れて生涯賃金と同等の資金ゲット!】
労働は……大変だもの……。
ニートの明日はどっちだ!?
おい、流石にニートを装うとしても、そんなことはしないからな!
……ジュートの明日はどっちだ!?
??「フリーザは所詮……先の時代の敗北者じゃけえ……!」
ジュートくんの格好については、ドラゴンボールヒーローズの「黒衣の戦士」みたいな感じをイメージして貰えばわかりやすいかと思います。
次回予告みたいなやつについては、「くぅ、疲れました!」ってのをやってみたかっただけです。