そこからの私の行動は速かった。一番偉そうな人にアイと同じ部屋にして欲しいとお願いした。布団が無かったらしいので一緒になったけど姉妹になるなら別にいいか。アイも嬉しそうだし。
そういえば、一つ自分の力が分かりました。どうやら私の目をずっと見てると洗脳に近い形になるみたい。何でもやらせるのは無理だけど簡単なこと、例えば今回みたいに自然な感じならいける見たい。側から見ても子供のお願いを聞く絵面にしか見えないのもミソ。
「あおってここに来る前はどうしてたの?」
「うーん・・・分かんない。ここ数日分しか記憶がないんだ。」
「ヘェ〜それって不便じゃないの?」
「いや、こうやって会話はできるしそこまでかな。でも両親がわからないのは悲しいかな。」
「そうなんだ。でも両親がいなくて悲しいのは分かんないかな〜」
「え、何で?お姉ちゃんだってお母さんが逮捕されて悲しくないの?」
「ううん。お母さん、愛はくれるけど一緒にいると痛いしお父さんは居ないし。」
ん?お母さんといると痛い?それ虐待じゃない?ボブは訝しんだ。
「お姉ちゃん。それ虐待じゃない?」
「虐待?」
「うん。殴られたら蹴られたりすることのこと。」
「あー確かにされてたね。」
確定ですねぇ。え?やばくね?これ絶対余罪あるやつじゃん。というかお母さん迎えに来るんか?虐待してたなら邪魔に思ってたわけだし。
「それやばいって。警察に言った方がいいよ。」
「そうなの?」
「そうだよ。虐待は犯罪なんだよ。」
「え〜でもお母さんは私に愛をくれてたわけだし。」
「うーん」
これどうするのが正解なんだ?多分だけどお姉ちゃんはお母さんに依存しているんだよね。だから愛という名の暴力にも抵抗がないと。
・・・・・・ここは私が人肌脱ぐか。
「じゃあさ私が代わりにお姉ちゃんに愛をあげるよ。」
「え?」
「それでさ、お姉ちゃんも私に愛を頂戴。ねぇいいでしょ?」
「うん‼︎すっごく良い!」
「じゃあ決まりね。」
とりあえずは私がお母さんの代わりをしよう。もちろん暴力はなしで。
お母さんへの依存を無くせばまあ問題ないでしょ。
「でも愛ってどうやってあげれば良いんだろ?」
「う〜ん、愛するにはどうするか。確かに分かんないなぁ」
「あおは愛って何だと思う?」
「私?私は・・・まず仲良くなることかな?」
「仲良く?」
「一緒にご飯食べたり、遊んだりすることかな」
「いいじゃんやろやろ‼︎」
「じゃあまず何する?」
「え〜とねえ、じゃんけん!」
「じゃんけんに娯楽求める人初めて見たよ。」
こうして私たち姉妹の物語が始まった。
作者の後書きコーナー
今回は前回の後書きコーナーで出てきた憎しみの女王と溶ける愛。
この2人はかなーりお世話になりました。まず憎しみちゃんはよく試練+死体反応型アブノマの鎮圧に一役買っていました。次に溶ける愛はいっつも上層で来てくれるので隣にツール型置いてお世話してました。
ダブルアイちゃん2人とも気をつければかなり素晴らしいアブノマです。
特に溶ける愛は赤い霧鎮圧の時シェルターで真っ先に来てタンクしながらスリップダメージで削る大活躍でした。(なおラストはたまたま近くにいて正面突っ込まれてそのまま食った貪欲ちゃん)
うちのアレフたちはこうしたエピソードがたくさんあるのでこれからも出していきたいです。
アクアの性別はどっちにする?
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女性
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男性