血塗りの監獄 -Bloody School-   作:蟲之字

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監獄生活4日目

暦、Bクラスから脱出


13話目「生存者、再会」

 暦はB組から図書館まで一気に走っていた。途中にある別のクラスや渡り廊下に目もむけずに。そしてものの10秒もせずに図書館につき扉を開けた。図書館は明かりがついていて扉の近くの机で一人の少女が本を読んでいた。彼女も生き残った一人なのだろう。暦は少し驚き身構えた。しかしすぐに力を抜いた。しかし、本を読んでいた彼女は今暦に気づいたようだ。

 

 「あら、生きていたんですか暦さん?」

 俺が愛しの図書館に入るとそこには一人の少女がいた。彼女の名前は「白々木未由(しららぎみゆ)」。茶色の入った長い黒髪、身長は平均より低くメガネをかけている。。俺と幼馴染、というわけでなく従妹というわけでもない。ただの仲間、いや、これも少し違うか。互いに読書が好きなもの同士なだけだ。付き合い自体は長い。

 「なんかさっそく物騒の物言いだな未由」

 「そうですか?私なりのあいさつですよ。今の環境のですけどね…」

 俺は未由の最後の言葉を聞いて胸が痛んだ。未由が座っている机の近くの壁には先生に支給される刀が立てかけてあった。鞘はは元の色がわからないぐらいに血で紅く染まっている。きっと先生から奪ってクラスメイトを全員殺したのだろう。そう思っていると未由が小刻みに震えているのがわかった。

 「ど…どうした未由?!」

 俺は驚いた。未由とは付き合いは長いがこんな状態になるのを始めてみた。

 「生きてて…暦さんが生きてて…本当に良かった…」

 未由はそう泣きながら俺の胸に飛びついてきた。確かに、女の子がいきなり殺し合いに参加、しかも30人殺して出てきたんで。恐怖がないほうがおかしいよな。

 「怖かったか未由。俺がいるからもう大丈夫だ。俺は離れないよ。」

 俺は未由をなだめようとしてそういった。

 「グスン…暦さん?」

 「なんだ未由?」

 未由は泣きながらだけど俺に話しかけてきた。

 「よくそんなラノベの主人公みたいなことを言えますね。恥ずかしくなかったんですか?」

 「オマッ、人がなだめようとしたのにそれひどいな!結構恥ずかしんだぞ!」

 「プギャーです」

 未由はまだ泣いていたけど俺の心に深い傷をつけた。

(そうだ…一瞬油断した。こいつはこういう風なことを平然と言ってくるんだ。くそ、俺の黒歴史が…)

 しかし、俺が落ち込んでいる間に笑い声が聞こえてきた。もちろん未由のだ。

 「でも、暦さんの気持ちはうれしいです。ありがとうございます♪」

 俺は未由の笑顔を見たとき一瞬心に何か来た。それは今までの付き合いでは感じたことないものだ。もしかしてこれは…

 「ピーンポーンパーンポーン!ハーイ!アキちゃんからの放送だよ~」

 俺は放送が入った瞬間にその掴みかけていたものが飛んでいった。

 「いやぁ~、本田君が僕の放送聞いた後すぐに走って行っちゃうから驚いたよ~。にしても、君がD組生き残りの白々木さんと仲良しなんて驚きだねぇ~。久しぶりの再会にさっきのラブコメ。いやぁ~胸を熱くさせますねぇ~!」

 俺はアキの放送でさっき傷ついた心がさらに傷ついた。隣の未由を見ると顔を赤めて下を向けていた。

 「ということは今日は二人だけでいろいろ~」

 「やらねぇーよ!!」

 「やりませんっ!!」

 アキがふざけたことを放送してきた。さすがに未由も考えることは一緒のようだ。

 「さ、放送切るか。電源どこだったけ」

 「確か奥のほうにありましたね」

 俺がそういうと未由も一緒に探してくれた。

 「ちょちょちょ!お二人さん!ジョーダンだよジョーダン!」

 アキはかなり焦っているようだ。だが関係ない。俺たちは図書館の奥のほうまで行った。奥のほうはなぜか電機がついていなかった。

 「未由、何で奥は真っ暗なんだ?」

 「いえ、電灯のほうが古くて点かないんです。」

 そう会話しながらさらに奥に行った。しかし、一瞬物影が動いた。

 「誰だ!出てこい!」

 俺はすばやく自分のペンライトを動いた場所の近くを照らした。

 「く…くるなっ…僕に近づくな…僕は…人殺しだ」

 声からすると男だ。ここにいるっていうことは生存者。しかも自分から人殺しと言っているからきっとそいつも俺らみたいに殺して出てきたのだろう。そう思っていると未由は一歩前に出た。

 「えー…と、誰?」

 「へ…ふぇ?!」

 未由は隠れている男にそう聞いた。隠れている男はその質問に驚いている。確かに、声を聞いただけではだれかわからない。だが、俺は自信を持って言える。細かく自己紹介されても『誰?』と聞く自信がある。

 

 こうして、暦たち1年生の生存者が三人がわかった。残るは二人。




新年、明けて1ッ月目、おめでとうございます。の13話目です。

これが新年最初です。

12話目を挙げてから実際一か月以上たってしまいましたが一応月一ペースですw

まず年末年始は家族といろいろな用事があり書けず、その後は学校がまた始まり書く機会がほぼなく、やっと学校も休みに入り書きました。

にしたも、やっと暦君以外の主要人物が出てきましたね…

何回も言うかもしれませんが長かった。

そして、まだまだ出る予定です。

2,3月はとても暇になるので週1ペースにしていきたいですねw

完全に願望ですw

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(ふふふ、一ヶ月も書かないで別のことやってたなんて思わないだろうな)

(ま、学校が忙しかったのは本当だけどね)

(それでお気に入りや感想、フォローしてくれ?結構生意気なこと言いてるなーww)
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