本人はすごく緊張しているようだけど一生懸命話そうとしている
「じゃ、じゃぁ、話すよ…」
高橋は語りたくないことを今語り始める
僕のクラスは基本的に友好的な人が多い。入学した週にはもう数人友達もできた。そこはとても居心地のいい場所だ。けどいきなり例の放送が入って。放送が入るときみんなはスピーカーにしっかり耳を傾けた。そして放送で「ここを出たければ殺せ」と言われた。最初は僕も含め混乱した。けど担任の先生と数人のクラスメイトが声を掛け合ってすぐにみんな落ち着いた。
「大丈夫かみんな?」「とりあえず落ち着いて深呼吸しよう」「大丈夫大丈夫みんながいるから」
クラスはそんな声で満たされている。僕はその声を聴くたびに落ち着いていった。そして放送が入って三十分、みんなとりあえず落ち着きを取り戻し席に座った。
「とりあえずまずはみんな自分の家とか知っている人に電話してくれ。私は職員室と警察に連絡入れるから」
先生は自分の携帯電話を取り出して連絡し始めた。それを見てみんな自分の携帯を取出し連絡し始めた。けど、電波が飛んでなく連絡できなかった。それはクラスのみんなも同じようだ。
「WRYYYYYYYY!無駄ァ無駄ァ無駄ァ!おっと、しつれい。どうも!ボク、アキっていいます。以後お見知りおきを」
いきなり有名な漫画の敵役のセリフとともに放送が入った。その放送でクラスがざわめき始めた。「無駄ってどういうことだ?」「でもマンガのセリフだしな…」「けど電波飛んでないからそれかも?」
「ん?あぁ、ボクがさっき言ったのあってるねぇ~。今この学校に電波飛んでないから連絡できないよ~。後は…はぁ、もうめんどくさいなぁ同じ説明するの…え~と、ロッカーの中に面白いものが入っていること、掃除用具入れが面白いことになっていることと、ロッカーは自分の以外開けないこと、用具入れは先生が開けること、ぐらいかな。まぁ何かあったらまた放送入れるよ!さぁって!続き読も!」
放送が切れる最初の放送でなれたのか、みんな混乱しなかった。あ、僕もしてないや。
「みんな落ち着いているな。で~…連絡取れないからどうしたい?」
いつも真面目の先生も今回はかなり困っているようだ。困った顔と笑顔を足して割る二した様な微妙な顔をしている。先生は基本的に何かを決めるときは口を出さないし先生がこちらに何かを聞くときは授業の時くらいだ。
「え…どうする?」「今授業は論外」「おなかすいた~」「テレビ見たい」「自由な時間」「YES!フリーダム!」
「あぁ、もうわかったわかった。もう自由にしろ。私はなんとか連絡取れないか試すよ」
その言葉でクラスは一気に明るくなった。先生はその光景を見てため息を吐いて後すぐにタブレットをいじり始めた。しばらく時間が経った。クラスメイトは話していたりゲームで通信し始めたりと休み時間と同じ生活をしている。
「なぁなぁ、そういえばロッカーに面白いのは言っているって放送の奴行ってなかったか?」「そういえばそんな事言ってたな」「見てみようぜ!」「あ!ウチらも見たい!」
クラスの数人がそんな会話をしてロッカーに集まっていた。僕も興味があったから少し遠くから見ていた。「じゃあ開けるぜ」「そんな事言うんならさっさと開けろや」
そして遂にロッカーを開けた。しかし、あけた瞬間何かが飛び出し空けたクラスメイトの一人の胴、それも心臓を貫いたようだ。体から異常なほど血が噴出している。貫いたのは太いワイヤーだ。そして、周りの人が悲鳴をあげる前にワイヤーは何本も出てきて次々に身体を貫いたり、ムチのように勢いよく振り首を切断していく。ワイヤーが動くたびに血しぶきが飛び肉片が宙を舞う。そして教室中に「死」の音が満ちていく。けど、僕はワイヤーの攻撃の範囲外にいたのか殺されなくて済んだ。一通り殺し終わった後は器用に死体を持ち上げロッカーに戻っていく。その中にはまだ息のある人もいた。
「・・・!オラァ待ててめェ!」
いきなり教壇の近くでタブレットをいじっていた先生が叫びながらワイヤーに向かって走っていた。ワイヤーは生き物みたいに先生の声に反応して迎撃してきた。ワイヤーは最初の一本は顔に向かって突っ込んできたけど先生体重を少し横にずらし手に持っていたタブレットを使ってワイヤーをいなした。そしてロッカーに戻ろうとしているワイヤーが持っている息のある生徒に手を伸ばしてワイヤーからひっぱりだし抱きかかえた。
「おい!大丈夫か!生きてるか!」「・・・せん・・・せい・・・」「よし、もう大丈夫だ。私が助けてやる。」
先生は生徒を助け抱きかかえた後すぐにロッカーに背を向けて逃げようとした。しかし、ロッカーから更にワイヤーが出てきて先生と生徒を貫いた。さらに周りのワイヤーは二人の身体を無茶苦茶に切断して死体と共にロッカーに戻っていった。「死」の音がやみ、静寂が訪れた。今生きている人は13人。つまり、死んだ人は18人だ。静寂が訪れた刹那、教室は阿鼻叫喚の叫びで埋まった。生き残った人は殺戮の一瞬を思い出し叫びをあげそれを聞いてほかの人も思い出すという負の連鎖。高橋自身もその連鎖にのまれてしまった。そして数人訳も分からずに自分を傷つける人が出てそれでタガが外れてしまった人は傷つけすぎ死んでしまう人も出てききた。それでさらに連鎖していき教室は一種の混沌空間になった。この空間において誰も連鎖を止めうる人物は皆殺されてしまった。止むことのない阿鼻叫喚、静まることのない混沌空間。このクラスの初日はこの後は皆力尽き眠りについて終わった。
僕が次に目を覚ましたのは暗闇だった。意識がなくなったあとはほとんど覚えていない。とりあえずその場で立ち上がり壁を探して電気のスイッチを見つけようとしたがたまたま近くにそのスイッチがあり電気をつけた。教室は明るくなったが白を基調とした壁のいたるところに昨日の惨状の血がついていた。それを見た時昨日のことを思い出し叫びそうになった。けど、それはのどから出ることはなくため息に変わった。電気をつけて数人が起きたけどどうやら僕と同じように悲鳴を上げるかと思ったらため息に変わっているようだ。恐らく昨日相当叫んでいたのか…後は、もう、叫んだところでどうしようもない無気力や諦めからだろう。生きている皆は無言でとりあえず集合した。その数は12人。
「どうする?」「どうするっていわれても…」「やることないし…」「ハァ…」
集まっても結局は何も決まらない。それからただ時間が無為に過ぎていく。時間が経ち時計は12時を指しているけど食欲はわかず何も変わらない。僕以外ののみんなもそのようだ。誰一人食事をしようとしていない。それから時間は結局過ぎていくだけだった。
それから4時間、時間は16時、やっと動きがあった。それは教室の静寂の中に響いた。
「あのさ、掃除しない?」
誰かがそう言った。それは誰かに語り掛けたのか、それともただ自分の欲を言っただけか。けど、皆重い腰を上げて掃除に取り掛かった。掃除をしている時は流石に機能のことを思い出したけど起きたときと同じように溜息で終わった。そして誰かが掃除用具入れをあけた。そのとき昨日と同じワイヤーが飛び出してきて開けた人を殺した。しかし皆昨日と違い「あぁ、また一人死んだのか」ともう叫んだりはしなかった。教室の中の掃除用具は雑巾が数枚とバケツ一つしかなかった。ドアを開けようとしても開かなかったからカバンの中から水を探った。死んでしまった人のカバンも躊躇無く、というかは無意識に探した。水はペットボトル5本。他の飲料は床にこびりついている血を取る為にまいたりした。掃除は結構さくさく進んで21時になったときにはもう取れないと思ったところ意外きれいになった。死体は掃除中に放送が入って用具入れに入れた。しかし皆疲れてしまい寝てしまった。
そして三日目。誰かが先に電気をつけ眩しくて起きた。時間は5時正直早いと思ったが二度寝する気にはなれなかった。しかし、黒板を見ると何か書いてあった。
「みんな、そろそろここから出ようよ」
そういったのは教壇の上に立っていた学級委員だ。いつもは誰かをリードするような人ではなかった。
「みんなこのまま教室にいても死ぬだけだ。なら、一人が生き残ってここから出て方がいいだろ」
そういって黒板を叩いた。黒板をよく見るとそれはあみだくじだった下のほうには白い紙で隠されていた。
「みんな番号を言ってくれ。僕は余ったものでいい」
書いた本人の学級委員は公平をきすためにあまり物を選択。みんな黒板に近づき番号を選んでいった。僕は7番を選んだ。そして皆が選び終わり結果を見た。結果は7番の下には一本の線、そして線の下には「生」と書いてあった。
「おめでとう高橋。お前が選ばれた。俺たちの分まで生きろ。」
すぐには理解できなかったけどどうやら僕が生き延びるようだ。学級委員と共に他の人は教室の後ろのほうにいき掃除用具入れに順番に入っていった。1分もしないで鍵の開閉音と放送が入った。
「いやはやおめでとう高橋光行君。キミは他の人とは違うようだねぇ。実力じゃなくて『運』がある。しかもずば抜けたものがある。今後が楽しみだよ。」
そして放送は終わった。僕は教室を出た。けどあまりに教室の外は眩しかったためどこか暗い部屋を求めて少し歩いて図書館に向かった。
はい、少し苦労した17話目です。
高橋は他の二人に比べて実際の戦闘力はあまり無いけどその代わり運が良いというラッキーボーイという感じのキャラです。しかもおどおどしているから派手に動かしにくいです。
後、とうとう本編のほうにかすかなジョジョネタが入ってきましたねw
まぁ、そんなことより(そんなこと?!)
しばらく小説投稿できなくてスンマセンデシトウァアア!!!
4月「う~ん、学校始まるし月一ペース崩さないように最後の週に頑張るか!」
結果、課題やら理不尽なテストによって時間が無くなった。
5月「う、う~し!GWだからそのときに頑張るぞー!」
結果、『良いフラグだ!これから毎日ドゥンドゥンフラグを建てようぜ!』と言わんばかりのバイトや友達と遊んだり親戚と・・・はなかったな
とりあえずマジスンマセンデシタ。反省はしています。
「人間無茶はよくないってね!」(^v^(○三(グフッ
とりあえず今後は無茶しない程度に月一ペースでやって生きたいと思います
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(こんなていたらくで怠惰な奴の作品にお気に入りや感想くれる人は神だと最近思っておりますw)