血塗りの監獄 -Bloody School-   作:蟲之字

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監獄生活1日目AM:8:50

殺し合いというなのゲームの開幕


2話目 「完全なる閉鎖空間」

 それからさらに放送が続いた。

「私からの放送は以上です。この後の放送は私の助手がしてくれますのでご安心を。それでは皆さん、殺し合いを楽しんでください。そして、真実を知りたければ生き残り私のところへ来てください。お待ちしています。」

 「はい。ここからは僕がいろいろ話すよ~。あ、ぼくはマスターが言っていた助手だよ。名前はえーっと、アキでいいよ。君づけでもちゃんづけでもそこら辺は自由にしていいよ。自己紹介はこんなもんでいいかな。じゃっ、あとはご自由に~。」

 やっと放送が終わったがここから出るにはやはり殺し合いをしなくてはならないようだ。クラスメイトや先生に思い入れはないから殺したり殺されてもあまり悲しみはないがやはり今は武器の調達をしたいところだ。早く、ここから出たい。じゃないと・・・。けど今は周りのやつと同じ行動しとくか・・・。

 

 放送が入ってから約1時間がたった。暦のいる教室はまだパニックになっている生徒はいるもののほとんどの人が落ち着きを取り戻していた。そしてクラスで今後のことや出る方法につ入れの話し合いをしていた。

 

 「まず、みんな落ち着いたな。」

 一番に口を開いたのはこの中で唯一の大人である担任の田中先生だった。こんな状況でもしっかり自分の教え子を思っているのは素直にすごいと俺は思った。

「これからについてだけど、まずは携帯電話で外部に連絡を取れるか試してみよう。みんなも頼むよ。」

 その言葉を聞いてクラスメイトは全員携帯を開いた。が、俺の携帯は圏外と表示されていた。だが、俺の携帯だけではないようだ。

 「先生私の携帯圏外なんだけど!」 「先生俺もなんだけど」

 という声が響いてきた。どうやら、流石にマスターと呼ばれているやつはバカではないということか。そんなことを思っていると放送が入ってきた。

 「ハイハーイ、みんなのアイドルのアキちゃんだよー、え、自分でちゃんづけするなって?こっちのほうがかわいいんだもん」

 こんなふざけた放送したのはホームルームの時に自己紹介したアキというやつだ。

 「君たちがやろうとしていたことは僕らにはバレバレだよ~。今、この学校は電波を完全にシャットダウンしているから外部と連絡をすることはできない。さらに、この教室も防音だから隣のクラスとの連絡を取ることもできない。さぁさぁ、この状況で君たちはどうする?」

 確かに、アキの言っていることは、不覚にも正論だ。いろいろふざけているのに悪役ぽいところでは正論を言う。これは少し腹が立つな。

 「テメェ、いいのかよこんなことして。警察がすぐに気づいてここに来るぞ。俺の親父は警察だぞ。」

 俺が少しずれていることを思っているとクラスメイトの斎藤がアキに向かってそんなことを叫んでいた。

「け、警察か・・・」

 斎藤の言葉でアキは少し動揺しているようだ。しかし、スピーカーから少しづつ笑い声が聞こえた。

 「警察?警察だって~?あっはっはっはっは!!あー腹筋が痛い。良いジョークだよ斎藤君。でもそんな君に僕が特別にいいことを教えてあげるよ~。」

 なんと、斎藤の言葉で動揺していたとおもわれたアキはいきなり笑い始めた。しかし、

「くだらないね、警察ごときでなんとかできるとでも思っていたのかよ。頭の中はまだまだガキだな。お前、バカだろ。バカはさっさと殺されちまいな。」

 さっきまでウザったいぐらいのふざけた声だったのにいきなり刃のような鋭い口調と声になった。

「おっと、失礼失礼。つい言ってしまったよ。あぁ、後いいことを教えてあげるっていたのに教えてなかったね。君たちのロッカーに面白いものを入れておいたよ。後で見ておいてね~。じゃ、僕はまた失礼するよ」

 やっと放送が終わった。電波も繋がらない。外部からの助けもない。それを再確認することができた。やはり教室から出るには殺し合いをするしかないようだ。しかし、ロッカーの中になにかを入れてあるよだな。見てみるか。

 

 暦は教室に自分のロッカーを見た。そこにはリボルバー式の拳銃とナイフが入っていた。それらを見たとき思わず笑みが浮かんでしまった。暦が望んでいたものをなんとこの状況で用意されていたからだ。

 

 まさか、俺が欲していたものを、皮肉にもこの状況にした黒幕側が用意してくれているとはな。しかし、これで決行するだけになったか。さて、いつ殺るかが問題だな・・・




はい。二話目です。

なんか今回は堅苦しいというかなんというか説明的なのが多いなと思います。

しかも、文章能力がない私の文章はたいへん読みにくいと思いますので最後まで読んでくれるとうれしいです。

さて、今はタイトルみたいな血みどろなことが起こってないどころが、血一滴も出ていません・・・。詐欺はしていません。

ネタバレになるかもしれませんが、次の話で一気に進みます。

冷蔵庫から取り出したこれも、腐ってはいないかもしれないという錯覚に陥ていながらしばらくは執筆していきます。

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