血塗りの監獄 -Bloody School-   作:蟲之字

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監獄生活1日目AM:10:00

教室の密室化について

武器の配布について


3話目 「小さな亀裂」

 アキからの放送でクラスメイトのほとんどがロッカーに向かっていった。そして、ロッカーの中身を見て全員ざわめいた。この状況でこの反応は当たり前だ。しかし、暦だけはこれを見たときに笑みを浮かべた。そう、暦はこのクラスの中で唯一ここから出る決意をすぐにしているからだ。己の欲望のために。

 

 (この状況で武器を得た。あとは決行するだけか。だけど、ほかのやつらのロッカーにも入っているわけだよな。なら、狙うとするとしたら夜か。)

 そんなことを思って武器をすぐに自分のカバンに隠しているとさっき切れたはずの放送が再び入った。

 「あ~、言い忘れていたことがあるけど、まず、ロッカーを開けたら10秒以内に中に入っているやつを取ってね。じゃないと没収しちゃうからね。ま、既に没収されちゃってる人もいるから一応言っとくよ。」

 俺はその放送が入る前にロッカーを開けていたので少し冷や汗をかいた。もし、すぐに取らずに考えていたら二度と武器は手に入らなかったようだ。そして後ろのほうでロッカーを開けて放送を聞いていたやつは、もちろん10秒以上たって武器を没収されているようだ。

 「ふざけるな。お前が放送したせいで10秒経っちまたじゃないか。どうするんだよ。もう手に入らないのかよ。俺にもう一回贈りなおせよ。おまえなら余裕だろ。」

 ロッカー側にいるクラスメイトの一人、大谷が斎藤と同じようにアキに向かって叫んでいる。だが、この発言を聞いて

 「おやおや、大谷君は武器が欲しかったんですか?ということは君はクラスメイトを全員殺して、自分だけ自由になりたかったんですか?お~怖い怖い。今、この状況で自分の考えを素直に言えることはすごいと僕は思うよ。でも、クラスメイトのみんなに、俺はお前らを殺すぞって言ってるようなもんだよ。バッカだね~!」

 アキは大谷の言葉に対してそう答えた。今の状況だとそう解釈するしかないはずだと俺も思った。武器を欲しているといことは全員殺すといっているようなものだ。しかし、大谷はアキの言葉を聞いて、

 「当たり前だ!こんなふざけている状況で誰かに殺される可能性があるなら俺が先に殺してやればいい。」

 なんと、全員に殺人予告をした。だが、武器はすでにないしクラスメイトも危険視している。

「うわっ、大谷キモ」「あいつが先に死んじゃえ」「あいつだけ殺そうぜ」

 など教室中そのような言葉が響いてきた。この状況になるのは当たり前だ。しかし、一人だけ違っていた。

 「大谷、そんなこと言ってどうするのさ。今、ここで誰かを殺すなんて言っちゃだめだよ。みんなが怖がるし、信用を無くしてしまうよ。今はみんなでここを出ること考えよう。」

 大谷にこのようなやさしい言葉をかけたのは、担任の田中先生だった。担任であるという立場だけではこの状況でこのような言葉をかけることはできないだろう。大谷はこの言葉を聞いてもおそらく先生に暴言を吐くと俺は思った。しかしその予想は外れた。

 「・・・・すみませんでした」

 なんと、大谷は苦い顔をしながらも謝った。しかし、クラスメイトは大谷をまだ危険視をしている。

 「おっと、感動的な空気の中失礼するよ。いや~、田中先生、あなたはとても素晴らしい人間だ。僕は感動してしまったよ。あなたみたいな人間をあまり巻き込みたくはなかったなー。ま、ここにいる以上参加してもらうけどね。それでは、さっきの放送の続きだけど、他人のロッカーは開けちゃだめだよ。しっかり自分のロッカーから出しましょう。もし、他人のロッカーを開けた場合は、恐ろしいことが起きちゃうかもよ~。ハイッ、僕が言いたかったのはこれで全部かな。僕は何かあるたびに放送を入れるからね~。」

 これで放送は終わった。たった数分の間だったか、クラスで亀裂が入った。そして、俺と同じようにここから出ようと考えていた一人がほぼ決行できない状態になっって、少しは楽になった。しかし、いまだにロッカーを開けていないやつや、俺みたいにもう武器を持っているやつもいるかもしれない。そして、アキが言っていた他人のロッカーを開けてはいけない。開けたら恐ろしいことが起きる。これについては俺にはあまり関係のないことだった。しかし、大谷が先生の言葉で改心しているかは、今は分からないからやりかねないことだ。

 

 そしてさらに時間が進み正午となった、しかし、また、新たな問題が発生した。




はい、なんやかんやで3話目です。

2話目を挙げてからまだ1週間も経ってないけど書いてしまった。

えー、前回のあとがきで一気に進むといいましたけど、全然進みませんでした。

いやー、いざ文章にすると予定と全然かみ合わず、1話目は初めてで、全然文字数が足りなくて大変でした。

2話目以降は結構いろいろ考えたおかげで少し書けました。

 ここで言ってしまっていいのか、実は文章の中で細かい設定などが入っていないことが多いと自分で思っているので、ここで書かせてもらうことがあります。
 
できる限る本文書くようにはしたいですけど、いかんせん自分は文章能力がないので、後は察してください。

まず、初めに、秋染高校のクラスについてです。
1,2,3年生ともに5クラスで、A~E組のようにしています。

ちなみに暦がいるクラスはB組です。

後は、いらないと思いますけど、田中先生は50歳、バツイチの男性です。

そして今後の展開は、自分でもわかりません。

なにせ、思った以上に話が膨らんできているのでどうなるか、て感じです。

最後に、前回のあとがきを見て楽しみにしていた方へ

(いなっかたらどうしよう・・・。てか、あとがき読む人いるのかな。・・・そもそもこの作品読んでくれている人いるのかな・・)

話進む詐欺をしてすいませんでした!そして・・・

「なんの成果も、あげれませんでしたぁぁー!!」
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