血塗りの監獄 -Bloody School-   作:蟲之字

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監獄生活1日目 PM:7:00

掃除用具入れについて


8話目 「永き一日の終わり」

 北野の埋葬が終わった。しかし、田中先生は泣き止まなかった。そして、クラス全員が泣いていた。先生からのもらい泣き、でもあるかもしれないがほとんどは今の自身の感情であろう。暦自身もこの状況であるためか少しだけ目が潤んでいた。ほんの数時間前までは何も変わらない日常を過ごしていたのにいきなり殺し合いをする羽目になり、さらには人が死ぬ姿を見、現実ではありえないような光景を見た。流石に泣きたくなるだろう。

 

 (ダメだ、今このクラスの空気は俺の決意をダメにする。でも、涙が止まらない…どうしろっていうんだ)

 クラスメイトの全員が泣いてる中、俺は涙をこらえようとした。このまま泣いてしまったらきっとこのままでいいと考えてしまいそうだからだ。けど、涙で本を汚したくないから俺は今は、ただ涙をこらえることしかできなかった。なぜなら、俺の生きる意味、そしてここから出る理由でもあるからだ。

 

 Bクラスはそれから少しづつ泣き止む人が出てきた。全員が泣き止んだのは8時半ぐらいだ。最後まで泣いていたのは、田中先生であった。先生が泣き止んだ時を見計らったようなタイミングで放送が入った。

 

 「え~、皆さん泣き止んだかな~?ここで、アキちゃんからの放送だよ~」

 クラス全員が泣き止んだタイミングでアキが放送を入れてきた。時間は大体8時半ぐらい、特別何か起こったわけじゃないからきっと別のクラスが何かをやったのか、黒幕どものルール説明だろう。

 「今回ボクが言うのは~、消灯時間についてで~す。」

 放送は消灯時間についてのようだ。閉じ込めておいて消灯時間があるのはどうだろう…

 「今の学生は夜更かしをするのが当たり前になっているから僕たちなりの気遣いだよ~。ここから出れた後まただらけきった生活に戻るのが目に見えているからね。社会に出ても大丈夫なように早寝早起きの習慣をつけないとね。ま、それもここから出れたらの話だけどねぇ~。あっはっはっは!あ、でも電気は使えるからね~。勝手に使っていいよ~」

 消灯は本当だとしてもきっと早寝早起きについてはアキのジョークなのだろう。にしても、電気が使えるのは初耳だ。カバンの中に非常用、というか読書用のペンライトとその充電器があったはず。俺は隠してあるパンがばれないようにカバンの中を探した。ま、もちろんあった。

 「消灯は9時半だからね~。じゃ、僕は一足早めにお休み~」

 きっとアキは寝ないと思うけど一応そういって放送を切った。消灯まであと45分ぐらいだ。みんなはさっそくねる準備を始めた。教室に布団やまくらなどの寝具なんてないからみんな床で寝れるように机や椅子などを教室の端っこや黒板側に寄せている。俺も寝る準備を始めるか。黒板側にある机を何個か使って壁を作った。壁の内側にはコンセントもあるからこれで夜も本を読むことができる。なにより、殺し合いをしている状況だ。暗闇の中だと襲われてもおかしくないから俺は生活リズム自体を少しいじろうと考えた。朝や昼間などに寝て夜に起きる。朝や昼だとそうそう殺し合いにはならないと思う。なにより明かりがあるからすぐに気づき防御ぐらいならすぐにできるだろう。逆に夜は何もできずに殺されるなんてことがあるからできれば起きていたい。何より、俺の計画は夜にしか決行できない。できるかぎり集中力があるときに決行できるようにしたい。

 そう考えながら俺は自分の寝床を作った。クラスメイトは俺の行動をまねするやつもいないし文句を言うやつもいなかった。しかし、もう寝ている人が数人いた。まぁ、今日だけで相当いろいろなことが起きたから当たり前か。そんなことを思いながら今日のことを振り返ってみた。

 (今日は登校の時に図書館の貸し出しについて考えていたのにいきなり教室に閉じ込められて殺し合いをしろなんてふざけた放送が入った。そして飯はないわ凶器をみんなに配られるわ人が死ぬわありえない光景を見たり、か。にしても、ほんといろいろ起こりすぎだろ…、でもこんなに一日を長いと感じたのは初めてだな。)

 

 暦がそう思った時と同時に教室の明かりが消えった。消灯時間になったのだろう。B組の生徒はみんな眠りについた。暦以外は。暦は消灯時間の後すぐには本を読まずに消灯後30分後にライトをつけて本を読みはじめった。やっと長い1日が終わった。

 

 そして、監獄生活は2日目になる。




 「人気でぬ 書かねば。」と思いやっと書きおえた8話目です。

 今回は結構間が空いてしまいました。

 今後は一ヶ月に一本ペースになるかもしれません
 (かもですW)

 遅れた理由としては学校やバイト、東○VOCAL集めやカード○ァイトヴァンガードの大会です。

 「趣味に走るより先にあげろや!」 「そんなことしてんじゃねーよ!」
と思う人もいるかもしれませんが学校やバイトな合間には書いたりはしていました。
 (いちおう)

 今後はできれば早めにあげるように努力はします。

 しかし、本当に月日が経つのは早く、ブラスクを上げてはや二ヶ月。
 
 夏休み半ばにあげ始めたせいか、八月中盤のUAが九月のUAより上で人気がないのかな、と思って少し鬱になったのは秘密です。

 でも、こんな作品でも読んだり感想を書いてくれる人のために書き続けています。

 やっぱり誰かに読んでもらえるとうれしいです。

 今後も私とブラスクをよろしくお願いします!!



 (後、お気に入り登録や感想もお願いしますw)


















 (ここだけの話、今、絵の練習をしているのでもしかしたらキャラクターの挿絵などがある、かもしれませんねw
でも、本当に書けるようになったらあげてみたいですね~)
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