ダンガンロンパ ロストワード   作:りょうぴー(創作論破書き)

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転がる岩、君に絶望が降る 学級裁判編 その2

学級裁判 再開

 

木崎「どうしよう…完全に議論が行き詰まっちゃった…」

 

海道「さっきの足跡の話で全部ってことは…もしかして、これで詰みってこと!?」

 

嗣宮「まずい状況になったね…何か他に手がかりがあるといいんだけど…」

 

麦畑「でも、調べたものは全部調べたのですよ?」

 

映雪「もしかしたら、今まで私たちが調べてきたことに見落としがあるのかもしれないわね…」

 

新城「見落としか…お前たちがうっかり忘れてしまったせいでまた事実をいちから拾い上げることになるとはな。まぁ、仕方ない。今から追々掘り下げるとするか。」

 

豪徳寺「いちいち鼻につく言い方をするな、君は…」

 

星野(議論の中で俺たちが見落としてること…)

 

星野(俺らがまだ話し合ってないことをなんとか思い出して話を持ってければいいんだけどな…)

 

ノンストップ議論

 

映雪「私たちが今まで議論してきた中で見落としてきたこと…」

 

坂田「現場にまだ手がかりが残っとったかもしれへんで?」

 

木崎「けど、あの時現場は星野くんたちがもう調べ尽くしたはずだよね?」

 

豪徳寺「僕も考えてはみたが…新しく分かることは見つかりそうにないな…」

 

海道「じゃあ、現場の被害状況の見落としはなしか…」

 

海道「いや待てよ、犯人の姿や特徴を見かけた人がいるんじゃないかな?」

 

犬木「けど、それは''誰も犯人を見てねー''んなら無理じゃねーか?」

 

坂田「確かにそれはせやろな…人影は見えても姿ははっきり見えるわけでもないんやろ?」

 

木崎「でも、犯人の特徴が分かるだけでも進歩にはなると思うよ。」

 

豪徳寺「手がかりとしては不確かだが、可能性としては考えてみてもいいだろうな…」

 

【嗣宮の証言】→''誰も犯人を見てねー''

 

星野「それは違うぞ!」

 

BREAK!!

 

星野「犯人の姿なら、実際に犯人に襲われてた相棒が見ていたはずだぜ。そうだよな?」

 

嗣宮「うん。姿が隠れててはっきりとは見えなかったけど…それでも、それらしい人影みたいなのは僕が気絶させられる前に見たから、間違いは無いと思う。」

 

映雪「私は後ろから襲われて気絶させられたから見えてなかったけど…嗣宮くんは一瞬だけ姿を見てたのね。」

 

嗣宮「うん。犯人の姿は陰に隠れてて…それに、分厚い服で姿を隠してたみたいだけどね。」

 

麦畑「でも、体全体を隠せるほど大きな服なんてあるのです?」

 

星野(姿を隠してた服か…何かそれっぽい怪しいものがあったはずだよな?)

 

【黒い布切れ】→提出

 

星野「これだな!」

 

星野「服…じゃないけど、犯人が姿を隠すために使った道具があったはずだ。それが、この黒い布切れだ。」

 

豪徳寺「確か、映雪さんに覆いかぶさった布だったね。」

 

木崎「じゃあ、嗣宮くんの話が正しいとすると、犯人はその黒い布をかぶって自分の正体を隠してたってことになるね。」

 

坂田「こないな分厚い布、いつの間に用意したんや…」

 

新城「おそらく元々はどこかの部屋にあったんだろう。それを犯人が部屋の主がいないのをいい事に盗んだんだろうな。」

 

嗣宮「盗まれた黒い布の正体…部屋の主がいないのを…ってなると、怪しい部屋は…多分、光明寺さんの研究教室かもしれないね。」

 

豪徳寺「思い返せば、僕が調べた時の彼女の研究教室は分厚く黒い布と言えるようなものがあったな。部屋の雰囲気は薄暗かったし、あの布は彼女の研究教室にかかってたものだと推測できるな。」

 

犬木「でもあの布って結局なんだったんだ?無理やり引きちぎって使ったとしたら顔や体が隠れられないサイズになるかもしれねーじゃねーか。」

 

海道「人の力加減によるけど、布全体を綺麗に取ろうとすると破けちゃうかもしれないよね…」

 

星野(確かに、布を直接剥ぎ取るってなら布自体が破ける可能性の方がでかいもんな…力を入れれば破かずに布を確保出来る道具として、思いつくものは…)

 

閃きアナグラム

 

カ ー テ ン

 

星野「よし、分かったぜ!」

 

COMPLETE

 

星野「多分あれは遮光カーテンじゃねーか?カーテンはクリップで挟んでるだけだし、多少の力を入れるだけで全部引っぺがせるだろ?」

 

新城「カーテンでも強く力を入れすぎれば破けるだろうが…その推理は間違いないだろう。引っ張るだけで取れて、尚且体全体を隠せるほど全長が長い道具は、カーテン位しか思い当たるものがないからな。」

 

麦畑「これで道具の話は解決なのです!」

 

犬木「後は他の手がかりを追ってくだけだな…って、他の手がかりは?なんかねーのかよ?」

 

嗣宮「ま、待って!多分あるはずだよ…今から僕も何か手がかりになるものを思い出してみるから…」

 

嗣宮(いくら僕が怪我で動けなかったとはいえ、ここまで星野くんに頼りっぱなしだ…このまま星野くんの足を引っ張るわけにはいかないな。)

 

嗣宮(どうにかして星野くんに手がかりを伝えなきゃ…)

 

嗣宮「僕が手助けするよ!」

 

賛同ピックアップ

 

星野「あ、相棒?」

 

嗣宮「今までの議論の中で僕が考えられる答えを、上手く導いてみせるよ。」

 

嗣宮「事件を深く知らないと答えるのは難しいかもしれないけど…僕なりに答えを導き出すつもりでいるから!」

 

手がかりになるもの…

 

音?←

物?

証言?

 

どんな音?

 

人の声?

物音?

外部の音声?←

 

音声の種類は?

 

自然音

時報←

 

「音」 「外部音声」 「時報」

 

結論?

『死体発見アナウンス』

 

嗣宮「よし、分かったぞ!」星野「助かったぜ!」

 

COMPLETE

 

星野「そうか…死体発見アナウンスの鳴ったタイミングで、犯人を導き出せるんじゃないか?」

 

木崎「死体発見アナウンスのタイミング?」

 

星野「あの時はさほど気に止めていなかった…ってか、死体の発見でそれどころじゃなかったけどよ、死体発見アナウンスが鳴ったタイミングは違和感があったんだ。」

 

新城「ついでに補足しておくと、星野が感じていたその違和感とやらは、星野と豪徳寺が音無の死体を見つけた時に死体発見アナウンスが鳴り、星野と海道が死体を見つけた直後にはアナウンスは鳴らず、遅れて来たオレ達が死体を見つけた時に少しの遅れがあって初めてアナウンスが鳴った…というものだ。」

 

坂田「アンタ…ちゃんと聞いとったんやな…」

 

犬木「けどさ、モノクマがうっかり鳴らし忘れたから後から慌てて鳴らしたって可能性もあんじゃねーのか?」

 

モノクマ「いやいや、何言ってるのさ!ボクはきっちり音無さん、光明寺さんのそれぞれの死んだタイミング通りにアナウンスをちゃんと鳴らしたよ!」

 

新城「…だそうだ。」

 

犬木「じゃあ死体発見アナウンスの鳴ったタイミングは正確だってことか…」

 

豪徳寺「モノクマの発言だが、ルールに則った事項なのだからそれは確かなようだね。」

 

坂田「けど、これで何がわかるっちゅーねん…」

 

木崎「みんなが集まってから少し遅れてアナウンスが鳴った、って所が引っかかるんだけど…」

 

豪徳寺「じゃあ、光明寺さん殺害の際に集まった人達が怪しいということになるな…」

 

坂田「は、はぁ!?一気に容疑者3人に絞りこめるんかいな!?」

 

映雪「確か、光明寺さん殺害の際に先に集まっていた人物は…」

 

海道「えーっと…新城くん、坂田さん、犬木さんの3人だね。」

 

新城「フン…今度はオレが容疑者か…こいつは結構なことだな…」

 

嗣宮「よ、余裕そうだね…追い詰められてるのに…」

 

犬木「おい、待てって!!アタシは犯人じゃねーぞ!!」

 

坂田「なんでやねん!なんでウチが犯人扱いされなあかんのや!!」バン!!

 

坂田「痛ったぁ…机叩いてもうた…」

 

モノクマ「ちょっと!校則違反にはしないけど無闇に机を壊さないでよ!!新しく注文するのが金と時間かかってめんどくさいからね!!」

 

星野「おい、大丈夫かよ坂田?」

 

麦畑「あ!包帯が巻いてあるのです!」

 

嗣宮「坂田さん、手の所怪我してるよ!」

 

坂田「あ、あぁ…ウチ実は怪我してもうて…本棚持ち上げる時に手の怪我悪ぅなって血ぃ出てもうたわ。」

 

木崎「うん。英美里ちゃんは裁判の前に手の所の怪我を見せてきたの。一応、応急処置程度だけどちゃんと止血しておいたよ。」

 

海道「あまり傷口を余計に広げない方がいいよ。余計に悪化するからね。」

 

坂田「心配かけてごめんな。せやけど、ウチは大丈夫やで。」

 

新城「…」

 

星野(新城が坂田の怪我を見てるが…あいつの怪我に何か怪しいところでもあったってのか?)

 

嗣宮「ま…まぁとにかく、坂田さん、新城くん、犬木さんのアリバイを教えてくれないかな。何にせよまずはみんなの容疑を晴らせるかどうか確かめなくちゃ。」

 

星野「だな…とにかく、話を聞かせてくれ。」

 

ノンストップ議論

 

海道「2人とも、事件が起きる前は何をしていたのかい?」

 

新城「オレは校舎一階にずっといたぞ。」

 

坂田「ウチはずっと1人で自分の部屋におったで。」

 

犬木「アタシは''食堂から菓子を拝借してた''ぜ。」

 

麦畑「夜時間にお菓子はダメなのです!太っちゃうのですよ!」

 

木崎「3人の中の誰かを見かけた人はいないの?」

 

麦畑「ひなは見てないのです。」

 

海道「ごめん、僕も見てないんだ。」

 

映雪「私と嗣宮くんはそもそも襲われて気絶させられていたから…」

 

坂田「アカンやん!ウチら3人容疑者のまんまやないか!」

 

【ゴミ袋】→''食堂から菓子を拝借してた''

 

星野「それに賛成だ!」

 

BREAK!!

 

星野「犬木の研究教室のゴミ箱には菓子が入れてあった空袋があったんだ。犬木の証言は信じていいと思うぜ。」

 

犬木「だろ?アタシのアリバイはこれで証明されたな!」

 

木崎「夜時間の規則は破ってるけどね…」

 

星野「ま、まぁいいじゃねーか、この際…それより、本題に戻すぞ。」

 

星野(それに、あの時の犬木と新城のやり取りから、アイツのアリバイも証明出来るはずだ…)

 

1.犬木の買い置き

2.新城が作った←

 

星野「これだな!」

 

星野「犬木が言うに、あの菓子は新城が作ったみてーなんだ。だよな?」

 

新城「フン。そういうことだ。」

 

麦畑「柊弥お兄ちゃまってお菓子作れたのです?凄いのです!もっと早くひな達にも教えて欲しかったですよ!」

 

豪徳寺「おや…?ということはつまり…残りで怪しいのは…」

 

映雪「…容疑者の2人のアリバイが晴れた以上…あの人をどうしても疑わざるを得なくなるわね。」

 

星野「………そうか。そうだよな。」

 

嗣宮「星野くん…まさか…?」

 

 

 

 

 

 

 

黒指名

 

【サカタ エミリ】

 

星野「お前しか…いない!」

 

 

 

 

 

星野「あんまりこういうことは言いたかねーけどよ…」

 

星野「坂田…お前が今、一番怪しいと、オレは思ってる。」

 

坂田「………はぁ!?ま、待って!!なんでウチが疑われんとアカンの!?」

 

木崎「え…英美里ちゃんが…犯人?」

 

海道「そ、そんな!いくらアリバイがないからって、坂田さんが犯人だなんて!」

 

星野「出来ることなら、オレだってそうじゃないと思いたいっての!!けどよ…あの時の不自然な死体発見アナウンスの鳴ったタイミング、アイツのアリバイが証明できないこと、それにアイツの姿を他の誰も見かけてないことを考えると、坂田しか当てはまらないってことになるんだよ…」

 

坂田「待ってや!せや、まだ新城の方のアリバイかてまだハッキリしとらんやろ!!」

 

海道「そ、そうだよね…確かに、お菓子作りをしてたってアリバイも無理やり臭いから…まだ坂田さんが犯人だとは言いきれないんじゃない?」

 

豪徳寺「けど、彼の犯行だと証明するものがなく、彼の無実を証明する証拠品が出ている以上、新城くんを犯人だとは疑いきれないはずだ!」

 

麦畑「はわわ…またケンカが始まったのです…」

 

モノクマ「ちょっと待ったー!!!」

 

モノクマ「こうして意見が三度分かれたということは…そう、変形裁判場の出番ですね!!」

 

モノクマ「というわけでスイッチオン!議論スクラムのお時間でーす!!!」

 

嗣宮「変形か…これで三度目だね。」

 

星野「とにかく、やるしかねーだろ。相棒、気を引き締めていこうぜ!」

 

議論スクラム・NEXT

 

怪しいのはどちらか?

 

新城だ!

坂田、麦畑、海道、木崎

 

坂田だ!

星野、嗣宮、犬木、映雪、豪徳寺、新城

 

START

 

【犯人】

坂田「ウチが人を殺すわけないやろ!犯人は新城以外おらんやないか!」

 

星野「新城!」

 

新城「それがどうした?オレが犯人だという証拠は結局見つからなかったじゃないか。」

 

【不自然】

木崎「英美里ちゃんに不自然なところなんて、特に無かったような…」

 

星野「頼むぜ相棒!」

 

嗣宮「いや、坂田さんの不自然な行動や部分なら、どこかにあったはずだ!」

 

【アリバイ】

海道「坂田さん以外の二人にまだ、アリバイに怪しいところが残ってるんじゃないかな?」

 

星野「映雪!」

 

映雪「今まで一連の流れで彼女以外のアリバイは証明されたわ。」

 

【証言】

麦畑「柊弥お兄ちゃまに関わる証言は、はっきり言って怪しいのです!」

 

星野「オレがやる!」

 

星野「待てよ、新城に関係のある証言は、犬木が裏を取ってるんだぜ!」

 

【裏付け】

海道「でも、犬木さんの証言を裏付けする人もいなかったはずだよね?」

 

星野「犬木!」

 

犬木「裏付けるやつがいなくても、関係する証拠がアタシの部屋にあっただろ!」

 

推論

坂田「そもそも、星野の推論そのものが間違っとるかもしれへんやろ!」

豪徳寺「彼の推論が事件の核心を突きかけてる以上、間違いとは言いきれないさ!」

 

CROUCH BIND

 

【坂田だ!】

 

「「「「「「これがオレ(僕)(私)達の答えだ(よ)!!!!!」」」」」」

 

 

 

 

 

星野「やっぱり…怪しいのは坂田だ!」

 

豪徳寺「認めたくは無いが犬木さんに明確なアリバイと証人、新城くんに物証が揃っている以上、現時点だと坂田さんの容疑が晴れないのはいたし方あるまい…」

 

坂田「な…なんでや…ウチちゃうて!!ウチやないって!!なんでアンタ達信じてくれへんの!?」

 

木崎「え…英美里ちゃん、落ち着いて!!私たちは何も英美里ちゃんを責めたいわけじゃなくて…」

 

坂田「アンタらはもう黙ってて!!もうええわ…ウチ、アンタらに愛想尽きたわ…せやから、ウチはウチの無実を証明するわ!!」

 

麦畑「ひぅっ…!!英美里お姉ちゃま、怖いのです…」

 

木崎「うん…いつもの英美里ちゃんじゃ…ないね。」

 

映雪「彼女、そうとう頭に血が上っているようね…私も、追い詰めるのが心苦しくなってきたわ…」

 

豪徳寺「そうだな…だからこそ彼女が無実であることを願いたいが…逆にそれだと犯人の正体から遠ざかってしまう…」

 

新城「真実から目を背けていることになるからな。さぁ星野、お前はどうする?どの道選ばないとオレたちは全員等しく処刑になるんだぞ?」

 

星野「変なプレッシャーかけてくんなよ…ま、…どっちみち、行く先は限られてんだ。」

 

星野「坂田にはわりーけど、オレらだって命が掛かってるんだ。アイツが犯人だってんなら、オレはそれを証明しなくちゃあなんねー。こうなりゃ、答えが出るまでとことんやるしかねぇだろ!!」

 

嗣宮「そうだね…彼女が本当に無実か、それとも犯人かはもっと話し合わなきゃ分からないはずだ。」

 

ノンストップ議論

 

海道「やっぱり本当は坂田さんは犯人じゃないのかも…」

 

坂田「せや!ウチは犯人ちゃうで!!」

 

坂田「そもそもウチは音無と光明寺を殺しに行けへんのやで!!」

 

坂田「光明寺はウチのこと入れてくれへんかったし…」

 

坂田「音無も部屋で''ずっとピアノ弾いとった''し…」

 

坂田「思い返せば、ウチらはあの2人から特に拒絶されてたやんけ!!」

 

麦畑「じゃ、じゃあ英美里お姉ちゃまに殺人はやっぱりできないのです!!」

 

豪徳寺「確かにあの二人は、特に僕らのことを避けていたような気がするが…」

 

嗣宮「でも、彼女の言うことも信じ切れるかどうかは怪しいかもね…」

 

木崎「何か''犯人しか知らない事実''があるといいんだけど…」

 

映雪「そう都合よくはいかないでしょうね、恐らく…」

 

新城「だが、坂田の焦りようは、犯人も内心焦っていることを意味するだろうな。その犯人の正体が坂田なら尚更のことだがな…フッ。」

 

''犯人しか知らない事実''→【犯人しか知らない事実】

 

【犯人しか知らない事実】→''ずっとピアノを弾いとった''

 

星野「その矛盾、ぶっ壊す!!」

 

BREAK!!

 

星野「坂田…お前、今致命的な失言をしちまったみてーだな。」

 

坂田「は…?何言うとんのや星野…ウチが失言なんてそないなことするはずないやろ!!」

 

新城「喚くな…そいつの言うことは確かだ。お前は既に自分から墓穴を掘ってるんだよ…気づいてないのか?」

 

星野「あの時お前はひとりで部屋にいたとか言ってたよな。だとしたらお前が音無の研究教室の近くにいたのはおかしいんだ!!」

 

坂田「せ…せやけど、ウチやて気分転換に散歩くらい行くやんか!!それに他にも音無がピアノ弾いてたって言えるような奴、おるかもしれへんやろ!!」

 

星野「相棒のことか?けど、相棒もそれを答えられる確証はないぜ?」

 

新城「…だそうだが、おい嗣宮。お前は確か星野と豪徳寺に発見される前は音無の研究教室の近くにいたんだったな。その時にお前はなんの音を聞いてたんだ?」

 

嗣宮「え、えっと…ピアノっぽい音だったけど…けど、そうじゃないかもしれない…レコードの曲かもしれないし…うーん、分からないかな…」

 

新城「一番音無の研究教室の近くに居たはずの嗣宮ですら音無が曲を聴いてたのか弾いてたのかすら分からないんだ。それなのに、お前が「ピアノを弾いてた」と言い切るのは妙な話だと…そうは思わないか?」

 

坂田「うっ…!!!」

 

木崎「そ、そんな!!」

 

麦畑「英美里お姉ちゃま…?」

 

映雪「じゃあ…やはり貴女が…」

 

坂田「だ、だから違うって言うてるやろ!!それにウチは元々手ぇ怪我しとったんやで!!血ぃ出したのは流石に捜査中やけど…どっちみちウチに凶器持てる位の力は出せへんて!!」

 

新城「本当にそうか?もしかしたらその手の怪我も本当に元からあったものか…疑わしいものだろうな。」

 

豪徳寺「ま、まさか…」

 

星野(坂田の手の怪我の正体…まさかとは思うが…)

 

1.本棚を持ち上げて怪我した

2.音無と争って怪我した←

 

星野「これだな!」

 

星野「なぁ、オレ…思ったんだけどよ…もしかして坂田のその手の怪我…本当は、音無と争った時に出来た怪我なんじゃねーか…?」

 

坂田「なっ…!!」

 

星野「もちろん、本当に本棚を持ち上げて手を傷つけたとしても、包帯を巻いてたら止血できるしついでに手の怪我も誤魔化せるって考えてたかもしんねーけどな。」

 

豪徳寺「だが、手の怪我を偽装するためにこうして包帯で欺いたというのは…」

 

新城「可能だろうな。木崎は人をあまり積極的疑わないタイプだ。それに包帯の扱いも手慣れていて嘘をついてないことの証明にもなりうる…その点も視野に入れて手の怪我を偽装したんだな。」

 

坂田「くっ…うぅ…ウチは…ウチは…!!」

 

木崎「え…英美里ちゃん…?」

 

坂田「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

新城「チッ…五月蝿い奴だ。喚くな、虫唾が走る。」

 

麦畑「英美里お姉ちゃま…へ、変なのです…!」

 

坂田「ウチは犯人ちゃう!!ウチは犯人ちゃうねん!!絶っっっっ対に!!!!ウチは犯人ちゃうでぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

 

星野「…坂田、オレはこれ以上お前を疑いたくはねーんだ。」

 

嗣宮「星野くん…そうだね。まずは坂田さんに納得して貰えるように、彼女の一番怪しい部分を指摘しなくちゃ。」

 

木崎「英美里ちゃん…」

 

理論武装

 

PHASE.1

 

坂田「なんでウチが犯人にされなアカンねや!!」

 

坂田「ええ加減にせぇやこのクソッタレ!!」

 

坂田「ウチは絶対認めへん!!」

 

坂田「アンタの推理なんか、絶対認めへん!!!」

 

PHASE.2

 

坂田「黙れやボケ!!アンタの推理は全部まちごうとるに決まっとるやろ!!」

 

坂田「絶対にウチは犯人ちゃう!!アンタ、そないなことも分かれへんのか!?」

 

坂田「ウチはアンタの推理なんか認めへん!!もう黙っとれ!!」

 

坂田「ウチは絶対犯人やない!!!アンタ、はよウチに謝れや!!!」

 

PHASE.3

 

坂田「ウチは何も信じられへん!!!絶対にウチは怪しないねんて!!!」

 

坂田「アンタの方こそ怪しいに決まっとるやろ!!」

 

坂田「アンタらが全部、ウチに罪擦り付けようとしとるんや!!!」

 

坂田「信じへんで…ウチは絶っっ対に信じへん!!!アンタらなんか信じられへんに決まっとるやろこの…アホンダラァァァ!!」

 

 

LAST PHASE

 

坂田「ウチは信じへん…証拠があるなんてウチは信じへんで…!!!」

 

□手の×指の△甲の○怪我

 

星野「これで終わりだ!!」

 

坂田「んなアホなぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

 

 

星野「坂田の手の怪我…それは間違いなく、音無と争ったときに出来たものだよな。」

 

木崎「えっ…!?それって…」

 

星野「坂田の包帯を見てみろよ。ほら、手の甲の所の方が手のひらよりグルグルに包帯巻き付けてるように見えるだろ?」

 

坂田「そ、それは…」

 

星野「音無に抵抗されて、引っかき傷みたいなのが出来たから、それを隠すために包帯を指の方まで巻いた…ってことになるんじゃねーか?」

 

坂田「っ…!!!」

 

新城「どうやら、図星のようだな…」

 

映雪「じゃあ…坂田さん…貴女が本当に…」

 

嗣宮「光明寺さんと、音無さんを…殺したんだね。」

 

坂田「……………」

 

坂田「ウチ…ウチは…!」

 

星野「なぁ坂田、もう認めてくれよ…お前が犯人だって証拠は全て出揃ったんだ。それでもどうしても受け入れられないなら…オレがこの事件を最初から振り返る。」

 

星野「これが事件の全てだ!」

 

 

 

 

 

クライマックス推理

 

Act.1

 

まず、最初にトゥモローアカデミー殺人事件の本を巡って光明寺達と対立した所まで遡るぜ。光明寺はコロシアイを防ぐために、音無、海道、麦畑、木崎と一緒になってこの本を処分しようと主張したんだ。それから、特にコロシアイを警戒していた2人…音無は自分の研究教室に、光明寺は相沢の研究教室に…それぞれ別行動で動いて、アイツらなりにコロシアイに巻き込まれないように細心の注意を払っていた。

 

けど、その警戒心の高さがかえって犯人の目に留まったんだ。あの2人をやっかんだのか、犯人は真っ先に2人を始末しようと今回の事件の計画を立てた…

 

Act.2

 

犯人は自分の姿を隠せるものがないか探してた所、光明寺が部屋に居ないのをいい事に犯人は光明寺の部屋に忍び込んでカーテンと武器を拝借して自分の姿を隠して殺人の準備をした。けど、その後映雪にうっかり姿を見られて、犯人は咄嗟に映雪を襲って締め上げてから気絶させた。始末しなかったのは、アイツは殺人のターゲットじゃないから、濡れ衣を着せる相手に選んだからのどれかだろうな。

 

そして、映雪を気絶させてから1人目のターゲット…音無を狙いに行ったあとは、着実にアイツの首を絞めて殺すことに成功した…音無が鍵をかけてりゃ殺されることは無かったろうけど…覆水盆に返らずか。首絞めに使われたピアノ線は、多分音無の研究教室で現地調達したんだろうな。けど、その時にアイツに抵抗されて手の甲や指に引っかき傷が残っちまったんだ。

 

Act.3

 

それでも犯行を続行していた所、今度は犯人にとって第1のアクシデントが起きたんだ。相棒に倒れてる映雪を見つけられた犯人は、急いで手に持った石版で相棒を殴って気絶させた。当たりどころが良かったお陰で相棒は死なずに済んだけど…その時に石版に返り血が付着したのはミスだったかもしれねーな。

 

既に2人に殺人現場を見られた犯人は焦ったからか、急いで光明寺の殺害を企んで、アイツのいる超高校級の小説家の研究教室へ忍び込もうとした…けど、警戒心が高かったアイツは本棚で入口を塞いでたんだ。犯人は他に殺害方法がないか考えたところ、犬木の研究教室の壁が脆いことに気がついたんだよ。

 

Act.4

 

早速犯人は、犬木の研究教室越しに壁を蹴って本棚を倒して光明寺を圧殺しようとした。光明寺はこの時に倒れてくる本棚を避けるなりなんなりして凌いでいたけど…運が悪かったのか、脱出用の通路を確保して窓を開けて、倒れる本棚から逃れようとした所で足を踏み外して転落死してしまった…

 

トゥモローアカデミーの見立て殺人に失敗した、殺人計画を勘づかれて追い詰められたとはいえ…結果的に犯人はターゲット2人の殺害に成功し、オレたちを追い詰めることに成功した…

 

そして、2人を殺してこの事件を巻き起こした犯人の正体…!!

 

星野「『超高校級のお笑い芸人』 坂田英美里…犯人は、お前だ!!!」

 

星野「これがオレたちが導き出した真実だ!!」

 

坂田「……ふふっ…」

 

坂田「うぷぷ…うぷぷぷぷ…」

 

坂田「アーッハッハッハ!!!大正解やで!!!流石は超高校級の才能を持つ人達やわ!!!恐れ入ったなぁ〜!!」

 

嗣宮「さ…坂田さん?」

 

星野「お前…認めるんだな…?けど、急にお前、いきなりどうしたんだよ…?」

 

坂田「せや。ウチが犯人…ってのは合ってるから、この学級裁判的には正解やで。けど星野、アンタが言うてることには一つだけ違うところがあるわ。」

 

星野「違うところ?」

 

坂田「ウチは『超高校級のお笑い芸人』やない…」

 

新城「…おい、お前。そいつはどういう意味だ?」

 

坂田「さあ?どういう意味やろな?うぷぷぷぷ…」

 

モノクマ「あれ?なんか坂田さん、ボクの笑い方急にまねしだしたけど…ま、いいや。とりあえず投票ターイム!」

 

学級裁判 閉廷

黒幕は誰だと思いますか?

  • 嗣宮新
  • 櫻坂香子
  • 海道瑞樹
  • 犬木律花
  • 相沢優馬
  • 坂田英美里
  • 浜垣純也
  • 映雪雪菜
  • 車木鉄矢
  • 光明寺朱里
  • 豪徳寺大夢
  • 音無仁梨
  • 星野由宇樹
  • 麦畑・ティファニー・妃乃
  • 新城柊弥
  • 木崎友梨奈
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