ダンガンロンパ ロストワード   作:りょうぴー(創作論破書き)

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〜深夜〜

超高校級のゲーマーの研究教室

新城「…なるほど。一通りデスゲームに揃える道具は揃っているし、使えるようだな。」

新城「武器や毒薬に爆弾…隠し扉にはありとあらゆる凶器がずらりと並んでいるようだが…やはり、こんなものを使っても面白くない。」

新城「凶器をチラつかせて脅しに屈して白状するとは思えないな。もっと相手の核心に迫るような道具が欲しいところだが…」

新城「…?何だ、この白黒の箱は…」

新城「…白黒の腕輪か。機械のようだが…腕にはめたらどうなるんだ?」

「ほほう、いいものに目をつけてくれたね、新城クン!」

新城「…モノクマか。最初から死角に隠れてないでオレに声をかけたらどうだ。」

モノクマ「いやぁゴメンゴメン!キミがなにやら探し物をしてたみたいだからつい…ね!ところでその箱にお目当てのものは入ってたかな?」

新城「まだオレはそいつを手に取ったわけじゃない。まあ、使えると判断すれば使うまでだ。」

モノクマ「ふーん…じゃあその道具を新城クンがどう活用してくれるのか、ボクはこっそり眺めさせて貰うとしますよ!うぷぷ…!」

新城「…フン。」

新城「さて…こいつがこのコロシアイにどう作用するのか…存分に試させてもらう。」



絶望フェチに悪い奴はいない (非)日常編 その2

〜翌朝〜

 

僕らは昨日のことを忘れるように一心不乱にトレーニングに打ち込んだ。僕も、星野くんも、豪徳寺くんも、みんないつも以上に体を動かして嫌な気分を晴らす。

 

映雪さんもそれを眺めていたけど、僕らに影響されたのか、途中から参加したいと言い出したのだ。

 

映雪「ふっ…ふっ…ふっ…ふん…!!」

 

映雪さんは素早いスピードで腕立て伏せを繰り返す。

 

豪徳寺「き、君!?早くないかね!!?」

 

星野「やるじゃねーか映雪!!おっし、オレもペース上げていっか!!」

 

星野くんも火がついたのか、映雪さんに負けないスピードで体を素早く動かした…

 

なんだかんだで僕らは今日も日課の筋トレを終えて、いつものように食堂へ向かう。

 

嗣宮「ふぅ…今日も疲れた〜…」

 

映雪「お疲れ様。あなた達はいつも体を激しく動かしてばっかりで大変ね。」

 

豪徳寺「それは、僕も最初は疲れたには疲れたよ。けど今じゃあ日課みたいなものさ。」

 

星野「へへへ、豪徳寺もすっかり慣れたみたいだな!」

 

〜食堂〜

 

麦畑「わぁ!ちょっとオシャレなのです!」

 

木崎「モノクマのカラーリングだから悪趣味だとは思ったけど…こうしてつけてみると意外とオシャレかも…?」

 

星野「おーっす…ってあれ?お前ら何やってんだ?」

 

犬木「お、星野達も来たのか?」

 

海道「昨日新城くんがこんなブレスレットを見つけてきたらしいんだ。」

 

そう言って海道くんが見せてきたのは、白黒のブレスレット的な機械だった。

 

映雪「それは…何かしら?」

 

犬木「色的にモノクマが開発した学校の備品っぽいぜ。よくわかんねーけど。」

 

新城「『モノバングル』とかいったっけな…そいつは宝探し用のツールの1種らしい。」

 

新城くんが残りのブレスレットをクルクル回しながら口をはさむ。

 

映雪「宝探し…ダウジングマシンの1種かしら?」

 

嗣宮「それって凄いね!けどこれってどんなものを探知するの?」

 

星野「金属探知機の要領で使うのか?」

 

新城「いや、こいつが探知するのは金属だけじゃない。なんでも、データの痕跡やエネルギーのカケラなどの微量な電気反応をキャッチして目には見えないデータを読み取る代物だと。とはいえ試作段階らしいから複雑怪奇なデータは読み取れないようだがな…」

 

豪徳寺「な、なんだと…!!?そのデータ探知技術は…我が豪徳寺エンタープライズが研究に研究を重ねていた最先端技術じゃあないか!!なぜこの学園が我々の開発した技術を先に完成させているのだ…!?」

 

犬木「ははは!豪徳寺、先越されちったみてーだな。」

 

木崎「まさか学園が特許侵害してるってわけじゃないよね…?」

 

豪徳寺「そ、そうか!!それ以前の問題だ!!なぜあの技術をこの学園が用いているんだ?」

 

星野「で、そいつはどうでもいいとして…これ使って新城は何しようって考えてたんだ?今からこれで宝探しゲームでもしようってか?」

 

豪徳寺「ど、どうでもいい!?くそっ…くそっ!!」

 

新城「端的に言えばそういうことだが…そいつを提案したのはオレじゃない。」

 

嗣宮「え?じゃあ誰が…」

 

麦畑「ひななのです!」

 

木崎「私も最初聞いた時ビックリしちゃった!ひなちゃんが新城くんの腕輪が探知機だって聞いてピンと閃いたみたい!」

 

海道「あはは…自由な発想の持ち主だね。」

 

映雪「それで…何か探すものは決めているのかしら?」

 

麦畑「んと…ひな、実はいいこと聞いちゃったのです!それはですね…」

 

麦畑さんは手を挙げて僕らにアピールする。

 

星野「はぁ!?データを探知してこの学園の謎を解き明かして、脱出して外の世界へ行くためのヒントを探すってか!?」

 

海道「ほ、本当にそんなことが出来るのかい…?」

 

麦畑「出来るのです、えっへん!」

 

新城「あくまでも理論上はだ。実際に学園の中に脱出の手がかりやこの学園の謎に関するヒントが落ちているという保証はない。」

 

豪徳寺「はぁ…それなら使う必要は無いだろう。データから脱出の手がかりを見つけられるというのも保証は無いだろうからな…」

 

犬木「待てよ!逆に言えばこれで脱出のための手がかりが見つかるかもしんねーだろ!!」

 

嗣宮「それは…そうだけど…」

 

木崎「と、とにかく、ひなちゃんを信じてみようよ!」

 

映雪「そうね。根拠もないのに疑うのは良くないことだもの…」

 

海道「僕ももちろん信じるよ。もし本当に脱出の手がかりが得られるのならそれに越したことはないだろうし…みんなも麦畑さんのことを信用して貰えないかな?」

 

嗣宮「うん、分かったよ。」

 

星野「しょうがねーな…とりあえずオレもその話、乗った!」

 

豪徳寺「君の思いを無下にする訳にはいかないだろうし…上に経つ人間の模範として君の采配を信じるさ。」

 

麦畑「ありがとうなのです!それじゃあ早速これをつけて欲しいのです!」

 

麦畑さんはまだバングルを付けてない僕ら4人にもバングルを渡し、僕らはそれを付けることにした。

 

新城「着け心地はどうだ?」

 

星野「いや…よくわかんねーけど。」

 

豪徳寺「…今更だが、これは怪しいものでは無いのかね?」

 

新城「万一アクシデントが起きればその時だ。例えば…ハッキングとかな。」

 

犬木「え、縁起でもねーこと言うんじゃねーよ!!」

 

木崎「と、とにかく、宝探しゲーム開始ってことで…よーし、皆で一緒にヒントを見つけよう!!」

 

麦畑「おーっ、なのです!!」

 

嗣宮「も、もう!?使い方もまだ分かってないんだよ!?」

 

新城「使ってくうちに学べるだろ。オレは先に行くぞ。」

 

星野「お、おい新城、お前先に行くつもりか!?」

 

新城「フン…お前らはそこまで馬鹿じゃないんだ。使い方は使ってくうちに学べるだろ。そういうことだから勝手にひとりで探させてもらう。お前らとつるむくらいならオレ一人で行動した方がマシだ。」

 

犬木「じゃー好きにしろよ!!アタシらは知らねーぞ!!」

 

木崎「ちょ、ちょっとみんな…落ち着いて!」

 

豪徳寺「生憎だが木崎さん、犬木さんの言う通りだ。彼のことは放っておくほかあるまい…」

 

木崎「そ、それでも…」

 

星野「…しゃーねーよ。アイツは結局そういうヤツだからな。」

 

麦畑「柊弥お兄ちゃま…寂しくないのです?」

 

こうして僕らは新城くんを除いて2人4組ずつに分かれ、宝探しと題してこの学園の謎を解き明かすことにするのだった。

 

超高校級の動画配信者の研究教室

 

星野「データの痕跡っつーくらいだし…機械とかある部屋を探した方がいいよな。」

 

犬木「豪徳寺と海道が自分の研究教室探してるし…他に思いつきそうなのはここしかねーだろ。」

 

星野「そうかもな。オレの研究教室に反応は無かったから、何かしらここにデータの反応がありゃいいが…なぁ犬木、お前の方は見つかったか?」

 

犬木「んにゃ、まだ見つかってねーよ。アタシが調べたとこには無かったから星野、お前の所手伝うぜ。」

 

星野「悪ぃな。じゃあそっちのパソコンケースを…」

 

ピコンピコンピコンピコン!!

 

犬木「うぉっ!?な、なんだよこの音…」

 

星野「うぉぉ!?オレの方もだ!!こ、この腕輪からか?なんか近づけるとどんどん音が強くなってくような…もしかしてこの近くにデータがあるってことか?」

 

犬木「わーっ!!うっせーよ!!早くデータ回収して音止めてくれー!!」

 

星野「んなこと言ったってどうやってデータを回収するか聞きそびれちまったし…お、なんだ?」

 

犬木「音が収まった…?って、おい!なんだこの文字…?」

 

星野「データゲット…?ってことは…この腕輪にデータが転送されたってことか…?少しの間近づけると、勝手にデータ回収されるみてーだな。」

 

データゲット!

【凍結中のひみつデータ1】

 

犬木「そうらしーな。おっ、アタシの腕輪もちゃんとデータを入れてるぜ。」

 

星野「はぁ…まぁ無事に回収出来て良かった。そういや他の奴らはどうしてっかな…」

 

犬木「なぁ星野、このデータ開けねーぞ?」

 

星野「はぁ?マジかよ…ホントだ、オレのもだ。弄るとデータ書き換えられるかもしんねーし、あとで豪徳寺に聞いてみるか?」

 

犬木「だな。とりあえず残りの部屋も探してみよーぜ。」

 

超高校級の小説家の研究教室

 

嗣宮「1階の教室にデータはなかったみたいだね…」

 

映雪「2階は星野くんと犬木さんが探索してくれてるみたいだから…嗣宮くん、私たちは3階を探しましょう。」

 

ピコンピコンピコンピコン!!

 

映雪「きゃっ…!?な、何なの、今の音…」

 

嗣宮「映雪さんのバングルから音が…あ、僕のも反応してる…!?」

 

映雪「えっと…この近くにデータがあるということなのね…?」

 

嗣宮「あ、音が止んできた…データのある場所にかざすと音が止むみたいだね…」

 

データゲット!

【凍結中のひみつデータ2】

 

嗣宮「けど、このデータは僕のバングルからだと凍結されてるみたいだね…映雪さんの方は開ける?」

 

映雪「…いいえ、嗣宮くん。私の方もダメみたい。下手に解凍するとデータその物が壊れてしまいそうね。」

 

嗣宮「そっか…どうしよう…」

 

映雪「豪徳寺くんに1度聞いてみましょう。データの取り扱いなら彼が1番詳しいはずよ。」

 

嗣宮「そうだね。他にデータが無いか探し終えたら、彼の所に送信しよう。」

 

超高校級のお笑い芸人の研究教室

 

木崎「うーん…4階にはなかったか…」

 

麦畑「友梨奈お姉ちゃま、どうして2階を探すのです?」

 

木崎「5階は新城くんが探してるけど、新城くんと会うとあとで星野くん達から詰め寄られそうでしょ?3階は今嗣宮くんと雪菜ちゃんが探してるとして…2階は星野くん達がまだ探してない部屋があるかもしれないからだよ。」

 

麦畑「ははーん…由宇樹お兄ちゃまと律花お姉ちゃまはちょっとうっかり屋さんだから心配なのですね!」

 

木崎「そ、そういうのじゃないけど…でもあの2人が見落としそうなのは本当だからなぁ…星野くんは勘が冴えてるからそうでもなさそうだけど律花ちゃんはちょっといい加減な所があるし…」

 

ピコンピコンピコンピコン!!

 

麦畑「ひゃっ!!?う、うるさいのです〜!!耳がガンガンするのです〜…」

 

木崎「何この音!?あ、もしかしてバングルからの反応…!?」

 

麦畑「そうなのです〜…!と、とりあえず、音のする方にバングルを向けるのです〜!!」

 

木崎「わ、分かった!!これでいいよね…?」

 

麦畑「ふぅ…収まったのです…これで、ちゃーんとデータをいんすとーる出来たのです。」

 

木崎「私の方もインストール出来たよ。」

 

データゲット!

【凍結中のひみつデータ3】

 

木崎「あ、でも…これ、開けない…凍結されてる…」

 

麦畑「とーけつ…?」

 

木崎「データが読み込めないってことだよ。1回、豪徳寺くんに相談しよう。」

 

麦畑「はいなのです。ひなも凍結してるデータの解除の仕方までは聞いてなかったのです。」

 

木崎「解凍には気をつけなきゃいけない情報も入ってそうだからね…豪徳寺くん達も何か見つけられたかな?」

 

超高校級の社長の研究教室

 

豪徳寺「うーむ…ダメだ!どうしても見つからないな…」

 

海道「ねぇ豪徳寺くん、もしかしてこの教室にはないってことなんじゃないかな?」

 

豪徳寺「しかし海道くん、データのありそうな部屋で思いつくところと言ったらパソコン類などの機械を大量に搭載している僕の研究教室しか思い浮かばないのだよ?ひとつやふたつくらいポロリとこぼれ落ちても…」

 

ブーッブーッブブブブーッブブブブブブブーッ!!

 

豪徳寺「な、なんだこの不愉快な音!?」

 

海道「腕輪からだ…えっ!?ご、豪徳寺くん!!」

 

豪徳寺「海道くん!?何があったのかね!!?」

 

海道「こ、これ…!!」

 

『ERROR 一人一人二行動二制限ヲ設ケル 1時間以内ニモノバングルヲ解除セヨ 失敗シタ場合、制限ヲ破ッタ場合、問答無用デ死ノ罰ヲ与エル』

 

豪徳寺「ど…どういうことだ…!!?」

 

嗣宮「な、何だ…これ…!?」

映雪「モノバングルが乗っ取られた…!?」

 

麦畑「あ、あわわわわ…」

木崎「誰がいきなりこんなことを…!?」

 

星野「1時間以内に解除しないと…」

犬木「全員死ぬってか!?嘘だろ…おい…」

 

僕らのバングルに受信された謎のエラーコード。

それは、僕らを確実に死へと近づけるための罠だったのだ。

 

僕らは一旦集まって作戦を立てるために豪徳寺くんのいる超高校級の社長の研究教室に閉じこもった。

 

嗣宮「みんなのバングルがハッキングされたみたいだね…」

 

豪徳寺「それくらいは…なんとなく察してたさ。」

 

木崎「新城くん以外は全員揃った方?」

 

豪徳寺「ああ。新城くんも一応呼んではいるが…まぁ呼んだところで彼は素直に来るとは思えないがね。」

 

嗣宮「それで、みんなが設けられたNG行動って…?」

 

海道「そうだね。それも説明しなくちゃ…みんな、モノバングルを見せて貰えないかな?」

 

僕らは今いるメンパー全員で一斉にモノバングルの画面を見せあった。

 

嗣宮『廊下を走る』

 

木崎『殺人を目撃する』

 

星野『睡眠を摂る』

 

映雪『星野由宇樹が死ぬ』

 

豪徳寺『パソコンを操作する』

 

犬木『物を壊す』

 

海道『才能を使用する』

 

麦畑『服を着替える』

 

豪徳寺「皆のNG行動はこのようなところか。どうやら致命的なNG行動を背負っているのは僕と嗣宮くんだけのようだな…」

 

犬木「アタシも物は壊しそうにねーし…」

 

海道「僕も現状才能を使わなくちゃいけない場面はなさそうだからね…」

 

麦畑「ひなもすぐにお着替えしようとは考えてないのです。」

 

映雪「星野くん、絶対に寝ないで頂戴。」

 

星野「オレは全然眠くねーから安心しろって!相棒、お前は廊下を走るんじゃねーぞ!」

 

嗣宮「わ、分かってるよ。とにかく、NG行動の違反は心配なさそうだね。」

 

豪徳寺「とはいえ…全員がこの緊迫状況であちらこちらへ頭が回らなくなると全滅の可能性も現実味は出てくるがね…」

 

海道「この道具はモノクマが用意した学校の備品だと考えると、それもこれもモノクマの仕業…っていうことになるよね…」

 

犬木「んだよーー!!結局モノクマの罠だったじゃねーかよ!!」

 

麦畑「ごごごごごごめんなさいなのですすすすすすすすす…」

 

映雪「む、麦畑さん、落ち着いて…あなたが狼狽えても今はどうにもならないわ。悪いのはあなたではないもの。」

 

星野「そうだぜ、麦畑。お前が謝る必要はねーよ。クソッ…!!やっぱりモノクマの作った道具だから怪しいって思えばよかったぜ…」

 

モノクマ「はぁ!?ちょっと待ってよ!!オマエラ、いくらボクがにくいからって何でもかんでもボクのせいにされるのは心外なんですけど!!」

 

嗣宮「も、モノクマ!?」

 

海道「このトラップは君が仕掛けたわけじゃないって…そう言いたいのかい?」

 

犬木「おいクマ野郎、テメー言い訳しにきたってか!?嘘つけ!!こんな悪辣なワナ仕掛けやがんのはお前しかいねーだろ!!」

 

モノクマ「もー、忘れたの?だいたいボクには殺人に直接干渉できないってルールがあるじゃないですか。何でもかんでもボクのせいにされるのは流石に言いがかりがすぎるよ!!」

 

犬木「言いがかりだ?ふざけんじゃねーぞ!!お前くらいしかいねーだろーが!!モノバングルのハッキングできんのはよ!!」

 

星野「お前がルールをひっくり返してこんなこと仕掛けたんじゃねーのか?いいか、言い訳すんならもっとマシな言い訳のひとつやふたつくらいしてみろってんだ!!」

 

海道「とにかくモノクマ、ちゃんと説明してくれないかな。君が僕らを抹殺するためにこの仕掛けを発動させたんじゃないのかい?」

 

木崎「黙ってないで答えてよ、モノクマ!」

 

星野くん達がイライラしながらモノクマの所へ詰め寄ってくる。モノクマも面倒くさそうにヤレヤレとため息を着くように鬱陶しがっていると、突然豪徳寺くんの研究教室の扉が開く音がした。

 

新城「はぁー…まったく、喧しい奴らだ。ギャーギャー喚くことしかやることがないのか?そこのカス共は…」

 

星野「おい新城!!お前、何しに来たんだよ!!」

 

新城「そう怒鳴るなよ、オレは豪徳寺に来いと言われたから来ただけだ。それよりモノクマから手を離せ。オレはそいつに用があるんだ。」

 

新城くんは犬木さんからモノクマを奪い取ると今度はモノクマに謎のスイッチを向けて詰め寄る。

 

星野「お…お前…どういうつもりだよ!?」

 

新城「時間を掛けたくはないんだ。話すならさっさと話したらどうだ?」

 

新城くんはそう言うとモノクマの首元にどんどんボタンを押し付ける。

 

モノクマ「おいおい新城クン、穏やかじゃないねぇ…そんなガラクタひとつでボクを脅してるつもり?言っとくけど、オマエごときボクが手を出せばひとひねりなんだよ?」

 

木崎「や、止めて!!新城くん、危険だよ!!モノクマは新城くんのことを殺すつもりだよ!!」

 

麦畑「ムチャなのです!!柊弥お兄ちゃま、ストーップです!!」

 

新城「お前らごときに止められる筋合いはない。さぁモノクマ、どうする?答えないのならオレはこのボタンを押させてもらうぞ?」

 

豪徳寺「君…そうまでして死にたいのかい!?」

 

星野「アイツは…マジで何しでかすつもりでいんだよ…」

 

分からない…彼はモノクマを脅して情報を得るつもりだろうけど、何か引っかかる…

モノクマがあの脅しに屈するとは思えないし、新城くんも自殺行為に等しい行動を取っている…

あのボタンは…モノクマを屈服させるほどの効果がある代物なのか…?

 

新城くんは表情に焦り一つも見せずモノクマを睨みつけている。モノクマは新城くんを相手に余裕そうに爪を向ける。

 

モノクマ「新城クン、まさかとは思うけど、力の差が理解出来ないわけじゃないよね?」

 

新城「…首を掻き切るつもりか?やってみろ。もっとも、その時にはお前の手が、いや…体全体が真っ先にオレへの攻撃どころじゃなくなるがな…」

 

モノクマ「……」

 

新城くんは凄みをきかせてモノクマを強く睨みつける。

 

モノクマ「…ふん!まあいいよ。キミを敵に回してここで殺すのはゲームとしても面白くないからね!下手に手出ししてコロシアイそのものをめちゃくちゃにされたら、ゲームそのものがクソゲーになっちゃうもん。ヤレヤレ、新城くんは困ったヤツだね…」

 

新城「話が早いな。助かるよ。じゃあ早速聞かせてもらう、このモノバングルの解除パスワードをな。」

 

豪徳寺「な、何だと!?」

 

星野「そ、それがあるのか!?教えろよ、モノクマ!!」

 

モノクマ「分かったよ、まったく…けどすぐ教えたら流石にボクのメンツが丸つぶれだからせめてぼかして教えさせてもらうよ。」

 

海道「は、ハッキリ言ってよ!!」

 

映雪「最期まで抵抗するスタンスなのね…煩わしい…」

 

新城「まぁそれで構わない。少しのヒントさえ貰えれば十分だ。」

 

モノクマ「ヒントは…オマエラが今まで見てきた『死骸』の中にあるよ…じゃあね!ボクはもう帰る!オマエラのせいで機嫌悪くなったから、家帰って屁こいて寝よっと!!」

 

モノクマは捨て台詞を吐くと直ぐにどこかへと逃げ出して行った…

 

麦畑「死骸の中に…?訳が分からないのです…」

 

海道「せめてモノクマがちゃんと素直に教えてくれれば分かったと思うんだけど…」

 

木崎「でも、結局逃げられちゃったからまた聞き直せないよね…」

 

豪徳寺「くっ…まだ安心は出来ないってことか…!」

 

新城「…チッ、期待外れもいい所だな。もう少しお前らの頭に期待していた所だが…」

 

犬木「う、うるせー!!偉そうに言いやがって…」

 

嗣宮「死骸か…確かモノクマは僕らが見てきた…と言っていよね?」

 

映雪「私たちが見てきた、という部分がミソになるのね…」

 

星野「死骸…死骸…死骸つったら、このコロシアイに関係する言葉だとすると、被害者とか犯人の死体の様子…おっし、分かったぜ!」

 

犬木「星野、なんか分かったのか!?」

 

星野「オレらが見てきた死骸…それは多分、被害者や犯人ってことじゃねーか!?そいつらに関係する場所に隠されてるはずだ!!」

 

豪徳寺「そうか!!確かに僕らがこの学園で見てきた物の条件に当てはまるな!!」

 

嗣宮「部屋以外にも研究教室とか、被害者や犯人とゆかりのあるものも考えられそうだね。」

 

木崎「モノバングルでひみつデータを探知した時は研究教室で見つけたよね?もしかしたらそれと同じで研究教室に置かれているか、また新しく追加されてるんじゃないかな?」

 

映雪「なら、被害者か犯人の研究教室に解除パスワードの手がかりがあるのは間違いなさそうね。」

 

犬木「じゃあ片っ端からそこら辺でデータを探しゃいいんだな?」

 

海道「これで助かる糸口が見えてきたね!」

 

新城「ほう?こういう時はやけに冴えてるじゃないか、星野。」

 

星野「へっ、うるせーな!オレはこういう状況でこそ輝く男なんだよ!!」

 

嗣宮「でも、星野くんのその考え通りに解除パスワードが見つかるのならみんな助かるかもしれない…!!」

 

木崎「そうだね、急いで探そう!残り40分しかないみたいだし…」

 

麦畑「由宇樹お兄ちゃま、ありがとうなのです!!じゃあ急いでひな達は探しに行くのですよ、ばびゅーん!!」

 

犬木「お、おい先に行くなよ!!アタシも行くぜ!!」

 

海道「あ、バラけて行動しちゃダメだよ!!」

 

犬木さん、麦畑さんのような走っちゃいけないという制限を設けられていない人達は急いで被害者や犯人の教室におのおの向かった。

 

新城「手間をかけさせるな、お前らは…さて、オレも行くとするか…」

 

嗣宮「あ、新城くん…」

 

新城「…どうした?まだオレに何か用でもあるのか?」

 

嗣宮「用ってほどじゃないけど…その、新城くんが持ってたあのボタンって…何のために使うものだったの?」

 

新城「…お前に話す義理はない。」

 

嗣宮「そ、そっか…」

 

新城「と言いたいところだが、今のオレはモノクマとの駆け引きに勝てて気分がいい。お前には特別に教えてやる。」

 

嗣宮「ほ、本当に…?」

 

新城「あのボタンは…オレが寄せ集めの機械の部品で作ったただのガラクタだ。別に学園を爆破させるとかそんな効果はないただのゴミ…というわけだ。」

 

嗣宮「えっ…ガラクタ!?じゃ、じゃあ学園がふっ飛ぶとかどうのこうのって…」

 

新城「当然オレのハッタリに決まっているだろう。オレは口先だけのハッタリひとつで数々のゲームを渡り歩いてきた。今回もそれを実践してみただけのことだ…」

 

じゃあ…僕らは新城くんの話術に丸め込まされ、それをモノクマも飲み込んでしまったわけか…けど、ハッタリひとつでモノクマ相手にここまで立ち回ったなんて…

 

新城柊弥くん…彼は恐ろしいトリックスターだな…犯人に回したくないタイプだ…

彼のハッタリの裏には、なんとなくそのハッタリを実現させる力がある…そんな気がするんだ…

 

超高校級のバスケットボール選手の研究教室

 

星野「さてと…ここのどこかにデータがありゃいいんだが…」

 

映雪「星野くん、もしかしたら苦し紛れに犯人があなたを殺そうとするワナを仕掛けているかもしれないから、データを取り扱う時には注意してくれるかしら。」

 

星野「わかったから落ち着けよ、焦ってオレが死んでお前が死んだところで死期が1時間早まるか早まらないかじゃねーか?」

 

映雪「わ、わかってるわよ…!ただ…」

 

星野「…ただ?何だよ。」

 

映雪「な、何でもない。早く見つけ出しましょう。」

 

星野「そうだな…おっ!ラッキー、見つかったぜ!」ピコンピコン!

 

映雪「なら、すぐに確認しましょう。」

 

『鍵は死の儀式の中にある』

 

星野「し、死の儀式だぁ…?」

 

映雪「死の儀式…それだけの手がかりでは何とも…あら?今度は電子生徒手帳に何かが送られてきたみたい。」

 

星野「何だこれ…円柱がズラリと並んでるみてーだな…それも16本。」

 

映雪「円柱…16本…!ねぇ星野くん、もしかしてこれって…学級裁判の席を表していると思うの。この学級裁判の席に隠された謎を解き明かせば…解除パスワードが見つかるはずよ。」

 

星野「学級裁判?そ、そうか!死の儀式ってのは学級裁判のことか!!やるじゃねーか、映雪!」

 

映雪「あ、あまり褒めないでもらえるかしら。」

 

データゲット!

【解除パスワードのヒント1】

 

映雪「これを他のみんなに送信しましょう。」

 

星野「あぁ。ところで、他のヤツらはどうしてっかな…」

 

超高校級の作曲家の研究教室

 

木崎「ここだよ、嗣宮くん!早くこっちに来て!!」

 

嗣宮「ぜぇ、ぜぇ…ま、待ってよ…はぁ…僕、走れないから…」

 

木崎「そ、そうだった!ごめんなさい、焦ってたから嗣宮くんのNG行動のこと、考えてなかった…。とりあえず中に入ろう。」

 

嗣宮「ふぅ…とりあえず手がかりがこの中にあるはずだけど…」

 

木崎「手がかりになるデータはどこにあるんだろう…音の鳴り方でだいたいの位置は分かるんだけど…」ピコンピコン!

 

嗣宮「詳しい位置までは分からないし、なかなか…あ、あった!!」

 

木崎「見つかって良かった。それで、ヒントは…」

 

『鍵となるのは生徒の字名』

 

嗣宮「生徒の字名…僕らの中の誰かの名前ってことか…」

 

木崎「じゃあそれをパスワードに変換して入力すればいいんだね。とりあえずみんなに情報を共有しよう!」

 

データゲット!

【解除パスワードのヒント2】

 

超高校級の予言者の研究教室

 

犬木「くっそー…麦畑のやつあちこち探して先行きやがって…アタシ完全に出遅れちまったじゃねーか!!」

 

犬木「しゃーねぇ。アタシの勘を頼りに探すしかねーみてーだ。一応ヒントは嗣宮たちが先に集めてきてくれたみてーだし、ヒントの内容はアタシでも分かるな。」

 

犬木「とりあえずどっかにありゃいいんだけどなぁ…まさか、水晶玉の中にヒントが隠れてる…とかないよな?」

 

ピコンピコン!

 

犬木「音の鳴った所を近くまで辿ったら…ほぅら、見つかったぜ!ビンゴ!こういう時のアタシの嗅覚は冴えてんだよなぁ…へへっ、星野の直感にも負けてねーぞ、アタシ!!」

 

犬木「なーになに?何が書いてあんだ…?」

 

『鍵は星を起点に2つ目の人間の正面にある』

 

犬木「お、そういや星野から図のデータを受け取ってるんだったな…電子生徒手帳で確認すっか…」

 

犬木「んー…んにゃ、分かんねーや。とりあえず一旦他のヤツらんとこに送るか。」

 

データゲット!

【解除パスワードのヒント3】

 

超高校級の社長の研究教室

 

海道「結局思い当たるところを探し回っても見つからなかったか…」

 

豪徳寺「仕方あるまい。今は他のみんなに任せていち早くパスワードを打ち込めるようにスタンバイしておこう。」

 

ピコン!

 

豪徳寺「…おや?3人がヒントを見つけたみたいだね。では確認するとしよう。」

 

海道「えっと…あ、要約されたものが送られてきたよ。学級裁判の席…生徒の名前…2つ目の位置の正面…どういうことだろう?」

 

豪徳寺「そうか…分かったぞ!!」

 

海道「え、もう分かったの!?」

 

豪徳寺「図に描かれている星というのは、星野くんを指しているのだよ。彼の席を起点に2つ目の位置は坂田さんの席…そしてその正面は僕の席だから…僕の席で僕の名前を数字で打ち込めばいいのさ!灯台下暗し…ヒントは僕の近くにあったようだな。」

 

海道「豪徳寺くんを数字に変換すると…51094か!じゃあそれを打ち込んでみるよ!」

 

豪徳寺「頼んだよ。僕は今NG行動でパソコンが使えないからね。」

 

海道「…あれ?パソコンが起動しない…」

 

豪徳寺「何だと…?海道くん、右下のコードを開いて配線を確認したまえ…」

 

バチッ!!

 

海道「わっ!!」

 

豪徳寺「な、何だ!?」

 

海道「み、見て…!!配線が!!」

 

豪徳寺「絡み合ってる上にショートで煙が発生しているのか…くそっ…これでは迂闊に触れられないではないか…」

 

海道「な、何か絶縁グローブみたいなものはないかな…?」

 

豪徳寺「効果があるとは思えないが…ロッカーに作業用の服があったぞ。海道くん、これを着て配線を繋ぎ直してくれ。」

 

海道「分かったよ!よし、これで多少安全に配線を確認できる!えっと…それで配線の位置は…」

 

豪徳寺「何か目印になるものはないか?」

 

海道「数字みたいなのが書かれてあるよ。配線にも数字が記されてるものがある。」

 

豪徳寺「ではおそらく、数字通りに配線を繋げば解除されるはずだ。」

 

海道「よし…これを…ここに繋いで…」

 

海道「よし、じゃあ打ち込んでみるよ!」

 

豪徳寺「番号は51094だ!早く打ち込みたまえ!!」

 

海道「51094!これで…」

 

バチン!!

 

海道「痛っ…!!」

 

豪徳寺「ぐっ…!!」

 

海道「は…外れた…」

 

豪徳寺「ぐっ…外す時に電気ショックが発生したのか…?腕がヒリヒリしたぞ、この欠陥品め…」

 

海道「と、とにかく…ほかのみんなは解除出来たのかな?」

 

豪徳寺「む…嗣宮くんと木崎さんからだ…」

 

ツグミヤ『解除してくれたの!?ありがとう!』

 

エイセツ『解除が間に合ったみたいね。無事で良かったわ。』

 

キサキ『バングルが解除されたよ!入力してくれたんだね!』

 

ホシノ『オレもきっちり解除されてんな…助かったぜ、サンキューな!』

 

イヌキ『アタシのもちゃんと解除されてっぞ!』

 

シンジョウ『オレのも外れたぞ。』

 

海道「これで全員分無事に外れたみたいだね…」

 

豪徳寺「…いや、待ってくれ!!まだ麦畑さんからの連絡が来ない!!」

 

海道「…えっ!?」

 

僕らは豪徳寺くんから連絡を受けて麦畑さんを探すことにした。

 

1階、2階、3階、4階…

 

あちらこちらを探したけど彼女の姿は見当たらなかった。

 

星野「くっそ…どこ行きやがったんだよ麦畑のやつ…!」

 

映雪「彼女が無事であればいいんだけど…」

 

新城「…何だ?まだこんな所で彷徨いていたのか。」

 

犬木「おい新城!アンタどこいってたんだよ!!」

 

豪徳寺「まったく君というやつは…麦畑さんが行方不明なのを知らないのかね?」

 

新城「麦畑か………」

 

豪徳寺「おい君…今は黙りこくっている場合じゃないぞ!本来の僕らはもっと急ぐべきなんだ。こうやって君にも探すように頼み込むためにおしゃべりしている余裕すらないのだから、そこは少しは汲み取ってくれたまえ、そしてまずは体を動かすんだ!!」

 

新城「…なぁ、本当にお前らは麦畑がどこに居るか、知る度胸はあるか?」

 

豪徳寺「……へ?」

 

木崎「え、縁起でもないこと言わないでよ…!!ひなちゃんは…ひなちゃんは…」

 

新城「まだ死んでない…とでも言うつもりか?オメデタイ奴らだな…」

 

星野「な、何だと…?」

 

新城「まぁ、気になるなら5階を早く覗いてみろ…合掌のひとつくらいでもしてやるんだな…」

 

嗣宮「し、新城くん…まさか、麦畑さんは…」

 

新城「後はお前らが見ればいい。オレはすでにアイツと''会った後''だからな…」

 

新城くんはそう意味深なことを呟くとまたひとりで出ていった。

 

嗣宮「む…麦畑さん…!!」

 

星野「…とにかく行くしかねーだろ!!」

 

豪徳寺「あぁ…僕は先を急がせてもらう!」ダッ!!

 

嗣宮「豪徳寺くん!」

 

星野「オレらも続くぜ!!」

 

勢いよく駆け出した豪徳寺くんを追うように、僕らも5階へ向けて走り出す。

 

そうだ…そんなはずはない…

 

麦畑さんはまだ生きてる…僕らはそう信じるしか無かった。

 

みんなにも5階を捜索するように連絡を取ると、

 

しかし、その希望は儚く潰えることになった。

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

嗣宮「今のって…」

 

星野「豪徳寺の悲鳴だ!!」

 

映雪「新城くんの研究教室からよ!!」

 

犬木「う、嘘だろ…なぁ…?」

 

不安に震える犬木さん。僕らも同じ気持ちだった。

僕らは満を持してゲーマーの研究教室の扉を開ける。

 

嗣宮「豪徳寺くん!!」

 

映雪「豪徳寺くん…何があったの!?」

 

豪徳寺「あ…あれ…あそこを…」

 

星野「あそこ…?あっちか!」

 

犬木「あれって何だ……っっ!!?」

 

真っ先に豪徳寺くんの指さす方を見た犬木さんの表情で、僕は全てを察した。

 

僕らが目にしたもの…

 

 

 

それは、バチバチと弾ける火花の中…

 

 

 

生気を失った表情で…

 

 

 

目を閉じたまま眠るように死んでいた…

 

 

 

『超高校級の工芸士』、麦畑・ティファニー・妃乃さんの姿だった。

 

 

 

 

犬木「む…麦畑…!!麦畑ァァァァァァァァ!!!!」

 

 

 

星野「…くそっ…クソが…くっそぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

 

 

新城「……」




Chapter.4 絶望フェチに悪い奴はいない 非日常編

黒幕は誰だと思いますか?

  • 嗣宮新
  • 櫻坂香子
  • 海道瑞樹
  • 犬木律花
  • 相沢優馬
  • 坂田英美里
  • 浜垣純也
  • 映雪雪菜
  • 車木鉄矢
  • 光明寺朱里
  • 豪徳寺大夢
  • 音無仁梨
  • 星野由宇樹
  • 麦畑・ティファニー・妃乃
  • 新城柊弥
  • 木崎友梨奈
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