ダンガンロンパ ロストワード 作:りょうぴー(創作論破書き)
【ボウガンセット】
倉庫から持ち出され、保健室の棚の中で見つかった、櫻坂香子の命を奪った凶器。犯人はこれを使って櫻坂を殺害したことは確かだが、詳しい殺害方法までは判明していない。
【血痕】
櫻坂の首筋から床に流れている血痕。犯人はこの血痕を処分し損ねたらしい。
【ボウガンの置き場所】
犯人は櫻坂を殺害した後にボウガンを棚の中に放置したらしい。しかし、凶器を放置すれば出処から犯人を特定されるというのに、犯人がそれを放置した理由は…?
【切られた裁縫糸】
ボウガンを発射する時に切られた裁縫糸だ。この糸でボウガンの発射を固定していたらしい。
【置型監視カメラ】
設置タイプの監視カメラ。犯人が殺人の様子を観察するために置いたんだろう。
【改造カメラ】
スピーカーが取り付けられた改造カメラ。スピーカーをカメラに取り付けて犯人はこれをどう殺人に利用しようと思っていたのか?
【麦畑の証言】
時計がズレていたかもしれないという証言。果たして信用できるのか…?
【電子生徒手帳(?)】
ニセモノの電子生徒手帳。何故櫻坂の手元にこれがあったのか…?
【新城の証言】
新城が櫻坂と会っていたという証言。
【映雪の証言】
映雪と木崎は具合の悪い櫻坂のためにおかゆを作っていたという。映雪と木崎のアリバイを証明している。
【おかゆの入った鍋】
映雪と木崎が櫻坂のために作ったおかゆ。中のおかゆはまだ少しだけ暖かかった。
【木崎の証言】
櫻坂を心配して保健室に連れてゆき、そしておかゆを作るためにキッチンを借りていいか坂田と麦畑に相談したという証言。木崎自身の行動を説明している。
【豪徳寺の証言】
豪徳寺曰く、急に監視カメラが増えたらしい。
【無くなったノートパソコン】
浜垣が無くしたと騒いでいたノートパソコン。浜垣はカバンの中に入れっぱなしだったと話していたが…
【カメラのスピーカー】
改造カメラに取り付けられていたスピーカーの正体。
【遠隔カメラ】
改造カメラの素体となったカメラ。
【踏み台】
犯人が超高校級の工芸士の研究教室に入った際に使ったと思われる道具。ちなみに麦畑は他の人におんぶしたとのことで使っていないらしい。
【散らばった小道具】
犯人が番号準備の際に片付けそこねた小道具。
学級裁判 開廷
モノクマ「ではまず、学級裁判の簡単な説明をしておきましょう。学級裁判では『誰が犯人か?』を議論し、その結果は、オマエラの投票により決定されます。正しいクロを指摘出来ればクロだけがおしおき、もし間違った人物をクロとした場合は…クロ以外の全員がおしおきされ、生き残ったクロだけがこの学園から卒業出来ます!」
星野「ほ、本当に…オレたちの中に犯人がいるんだよな…?」
モノクマ「その通りです!オマエラの中にクロは間違いなくいます!確実に公正なルールの元、裁判を実施させてもらってるからね。間違いないよ。さ、という訳で早いとこ議論を始めちゃってくださいな!」
新城「フン、黙っていてもどの道死ぬだけだ。なら、やるしかないだろ。」
浜垣「うるせーなぁ…んなこたぁオメーが言わなくても分かってるっつーの!!」
嗣宮「と、とにかく…まずは気になったことから話し合おうよ。」
木崎「そうだね。出来ることから犯人を突き止めなくちゃ。」
坂田「ちょっと待って!始める前に少し気になったことがあるんやけど…あの櫻坂の遺影みたいなんはなんや?」
モノクマ「死んだからって仲間外れにするのは可哀想でしょ?魂だけでも裁判に参加させてあげようというモノクマ流の粋な計らいだよ!」
車木「悪趣味なヤロウだな…!」
相沢「まぁ、前置きもこれくらいにして…さっさと喋りましょうか…」
星野「だな。とりあえず今わかってることから話してみてくれよ。」
ノンストップ議論
豪徳寺「それでは事件の概要から振り返ってゆこう。」
豪徳寺「殺されたのは櫻坂香子さん。」
木崎「香子ちゃんの遺体は保健室で見つかったよね。」
相沢「殺された時刻は確か、午後8時でしたな…」
星野「血痕の出処を見るに、うなじの所に刺し傷があったみてーだな…」
犬木「誰かに保健室に忍び込まれて…んで、首筋を''ナイフで刺された''んだ!!」
映雪「そして、そのまま死亡した…どうやら即死だったようね。」
麦畑「香子お姉ちゃま…可哀想なのです…」
嗣宮(…あれ?今の犬木さんの発言…何かおかしいぞ?)
''ナイフで刺された''←【モノクマファイル1】
嗣宮「それは違うよ!」
BREAK!!
嗣宮「待って犬木さん!今の発言はおかしいよ。モノクマファイルによると、死因は射殺って書いてあるよね?」
犬木「んぁ?そういや見てたような…見てなかったような…」
豪徳寺「そんな事、モノクマファイルを見ればすぐ分かることだろう!!君は何を調べていたんだね!?」
犬木「めんどくせーから適当に見て流しただけだろ!!」
映雪「…この学級裁判には、あなたの命もかかっているという自覚はあるのかしら…」
車木「射殺か…射殺ってことはなんかしらの飛び道具で殺したってことになるが…どんな飛び道具を使って櫻坂を射殺したんだ?」
音無「ピストル…じゃ…ないですよね…?」
嗣宮(櫻坂さんを殺害した凶器…僕なら知っているはずだ…!)
【ボウガンセット】→提出
嗣宮「これだ!」
嗣宮「小型のボウガンセットだよ。これを使って犯人は櫻坂さんを殺したんだ。」
相沢「ボウガンセット…何だかどっかの推理漫画で見た事ありますなぁ…」
光明寺「え〜?なになに?気になるなぁ…」
音無「ぁ…私も、知ってます…!なんかあれ…実現できるか不安ですよね…」
海道「うん、それで間違いないはずよ。このボウガンは保健室で見つかったものだからね。もっと前まで遡ると…これは校舎の倉庫から持ち出されたものに間違いないよ。弓道具の棚の中からクロスボウ一式が無くなってたからね。」
浜垣「なるほどなー…それが凶器ってわけか…」
車木「じゃあ犯人はボウガンを撃った奴ってことになるが…その線で考えると会場とステージに立ってなかった奴が怪しくなるな。」
木崎「会場とステージにいなかった人って…」
麦畑「ひな達の事なのです!?」
坂田「ちょお、そこ!言いがかりはやめぇや!!」
映雪「木崎さんと麦畑さんは私達が姿を見かけてるわ。アリバイはお互い証言できるわよ。」
坂田「せや!ろくな証拠も用意せんで人をいきなり犯人扱いだなんて、失礼なやっちゃな!」
車木「おいおい、俺はまだ犯人がお前らの誰かって思ってるわけじゃねーよ。もう少し犯人を絞り込めねーかと思っただけだ。とりあえず、次は何を話すんだ?」
新城「殺害方法について…だな。」
浜垣「殺害方法って…ボウガンを使って殺す方法なんて、持ってるやつが撃てばいいだけだろ!」
音無「たしかに引き金を引けば…それだけで簡単に殺せちゃいますよね…」
光明寺「普通に考えるとそれしかないよね〜…」
新城「さぁどうかな?お前たちが気づかない落とし穴が眠っているかもしれないと思うけどな…」
嗣宮「…殺害方法か。」
嗣宮(新城くんは僕らの議論を誘導しているのか…?彼にはなにか確信があるみたいだけど…その確信が何なのか、僕には分からないな…)
嗣宮(殺害方法が普通にボウガンを撃っただけなのかは議論の余地があるかもしれない…よし、もう少し議論してみよう。)
ノンストップ議論
音無「は、犯人はどうやって…櫻坂さんを殺したんでしょうか…」
豪徳寺「どうやっても何も…''殺す手順はただ一つ''だ。」
車木「犯人が''こっそりボウガンを持ち込んで…''」
車木「足音一つ立てずに''背後にから撃ち殺した''…」
車木「そうすりゃ犯人の目的も達成されるだろ。」
海道「確かにそう考えるのが普通だよね。」
星野「ま、普通ボウガンは引き金を引いて撃つものだからな。」
犬木「けどよ、それをやった犯人は結局誰なんだよ?」
海道「えっと…それを今探してるんだよ…」
新城「これだけで分かっても別に面白くもなんともないがな…」
嗣宮(新城くんが僕らに気づかせようとしている盲点の正体…それを今の議論の矛盾にぶつけながら考えなくちゃな…)
【ボウガンの置き場所】→''こっそりボウガンを持ち込んで''
嗣宮「それは違うよ!」
BREAK!!
嗣宮「いや、犯人が持ち込んで撃ったとは限らないんじゃないかな?」
光明寺「お?どういうことかな〜?」
嗣宮「あのボウガンは棚に隠されてあったんだ。あそこにボウガンが隠してあったから、ボウガンは元々棚に置かれてあったって考えた方が正しいんじゃないかな?」
犬木「なるほどなぁ…ボウガンをワナみたいに置いたってことか…」
車木「いやでもそれだって、撃った後に棚に隠しとけば良いだけじゃねーのか?」
嗣宮「でも、ボウガンで撃って殺した後の凶器の処分のことも、犯人は考えなきゃいけないよね?」
星野「確かに、殺しに使った道具なんてそこら辺に放り投げる訳にもいかねーだろうからな…」
坂田「むしろ手がかりを与えるだけやし、撃ってからわざわざ凶器だけ棚に隠しとく理由が分からんわ。」
車木「そ、それもそうか…」
音無「じゃ…じゃあ…どうやって…櫻坂さんを、ね、狙ったんですか…?」
相沢「参りましたなぁ…この中じゃあ互いに一緒にいる状況から掻い潜って櫻坂さんを撃ち殺すなんて…誰にも出来ませんぞ?」
新城「いや待て。まだそう決めつけるのは早い。」
浜垣「はぁ?どういうこったよ?」
新城「本当に櫻坂は撃ち殺されたのか…もう一度違う可能性を考えてみろ。」
車木「今更何言ってんだよ?モノクマファイルでも書いてたよな?死因は射殺だって、だから誰かが撃ったとしか考えられないんじゃねーって事になったんだろ!」
映雪「ボウガンが''誰に''撃たれたものなのか…という可能性以外にも探るべきことがある…ということかしら?この場にいる人たちの中の誰かではない、何らかの外的要因を探れということだと思うわよ。」
光明寺「外的要因ねぇ〜?いや、本当に有り得なくもない…かも?」
音無「ど、どうなんでしょう…なんとも言えませんから分かりませんけど…」
豪徳寺「ずいぶん曖昧な議論だな…この調子で本当に何か手がかりが見つかるのか?」
嗣宮「…いや、見つかるかもしれない。」
星野「マジか、嗣宮!!」
光明寺「え〜?なになに〜?早く教えてよ〜。」
嗣宮(僕なら分かるはずだ…犯人が櫻坂さんをどうやって殺せたか…)
1.矢で直接刺して
2.遠隔操作で←
3.逆に弓で殴って
嗣宮「これだ!」
嗣宮「遠隔操作だよ。」
犬木「んぁ?遠隔操作?」
相沢「遠隔操作は、一般的な意味合いではリモコンを使って行う操作方法を指しますが…」
木崎「今回の事件の場合だと、保健室に入らないで遠くからボウガンを仕掛けて殺す方法って言い換えれるよね?」
坂田「んなアホな!いくら何でも無理やろ!!」
海道「でも、どうしてボウガンに手をつけないで殺人が出来たって考えられるんだろう?」
嗣宮(遠隔で殺人を行った事が考えられる理由…)
【血痕】→提出
嗣宮「これだ!」
嗣宮「櫻坂さんの血痕は拭かれた形跡が無かったんだ。」
星野「血痕を掃除し忘れた…って訳じゃなさそうだな…犯人的には物証になるもんは片付けなきゃ不味いだろうしな。」
光明寺「したくても出来なかった…的な?」
嗣宮「うん。もし犯人が現場にいたなら、矢や櫻坂さんの首元に付いていた血を処理して遠隔からのボウガン殺人以外の事件にも見せかけられる事は出来たはずでしょ?だけど、犯人は保健室にいなかったからそれが出来なかった。それが遠隔操作殺人によって櫻坂さんを証明にもなるはず…」
車木「その推理はトラベリングだ!!」
嗣宮「く、車木くん!?」
車木「そんな反則行為のような推理、俺に通じると思ったら大間違いだぜ。お前の推理には隙があるんだよ。」
車木「さぁかかってきな!ここからは1on1の議論勝負だ!」
反論ショーダウン・極
車木「犯人は遠隔操作でボウガンを使って…」
車木「櫻坂を殺したって言うんだな?」
車木「そんなの、無理があるに決まってんだろ!」
車木「百歩譲って道具は用意できたとしてもだ。」
車木「ボウガンの引き金には指をかけなきゃ無理だろうが!」
EXCEED 発展!
嗣宮「いや、指を直接かけなくても…」
嗣宮「ボウガンを発射する方法はあるよ!」
車木「じゃあ聞かせて貰おうじゃねぇか。」
車木「指をかけなくても引き金を引く方法ってのをよ。」
車木「先に言っとくが、オレは無理だと思うぜ。」
車木「引き金以外でボウガンを発射するなら発射装置しかねーだろうが…」
車木「発射装置に細工なんて無理があるからな。」
車木「下手にいじると壊れちまうじゃねーか!」
【切られた裁縫糸】→''発射装置への細工''
嗣宮「その言葉…斬ってみせる!」
BREAK!!
嗣宮「あのボウガンには細工があったんだよ。ボウガンの近くに落ちていた白い裁縫糸だ。」
車木「あったのか…」
麦畑「あ!この糸…ひなの教室にあった糸と同じやつです!」
麦畑「でも、どうやって糸を使えばボウガンを発射できるのです?」
嗣宮「ボウガンの発射装置を糸で固定して、殺害時刻になるタイミングで糸を切ればいいんだ。」
相沢「しかし、ハサミとかカミソリとかの切る道具は棚に落ちていたんですか?」
海道「ううん、無かったと思うけど…」
犬木「刃物の替りになるやつかぁ…どんな道具なのかアタシにゃ分かんねーや。」
新城「おい嗣宮、教えてやれ。お前なら答えは分かってるはずだろう?」
嗣宮「僕が…答えを?」
新城「お前もあの棚の中を覗いてボウガンを見つけただろ。ボウガンの近くに発射に使われた道具があったはずだ。」
嗣宮(ボウガンの近くにあった、発射のために使われた道具…)
閃きアナグラム
と け い の は り
嗣宮「よし、分かったぞ!」
嗣宮「ボウガンを発射するために…というか、固定している糸を切るために時計の針を使ったんだよ。」
豪徳寺「と、時計の針だと?」
犬木「へー、じゃあ犯人はそいつを使って、ちょうど時間が来た時に針が勝手に動いたことで糸が切れたってことか。」
相沢「なんか、某何とか田一少年の事件簿で見た事あるトリックですなぁ!!」
木崎「確かに、時計の針なら先端部分が尖ってるか、カミソリみたいに薄くなってる部分で切断することも出来るから、考えられるかもしれないね。」
豪徳寺「だが、時計の針でボウガンの発射装置の糸を切れなかったらどうするつもりだったのだろうな…?」
嗣宮「それに関しては、予め切れやすくなるように何かする必要があるとは思うけど…今回の場合はカッターの替刃を折って針部分に付けたみたいだね。とにかく、時計の針に糸が絡まってたのもちゃんと確認できたんだ。あれが糸を切ったのは間違いなさそうだよ。」
坂田「なるほどなぁ…あ、でもウチはまだ疑問に残ってることはあるで!」
浜垣「疑問?」
坂田「ボウガンの矢の発射のタイミングや!犯人はそれ知っとったんかまだ分からんのやけど…」
車木「そういやそうだな。当たらなかったら犯人としちゃ意味ねーしな。」
豪徳寺「発射のタイミングか…確かに偶然当たるのを狙ったとは考えにくいしな。」
音無「じゃ、じゃあ…次は…発射タイミングについて話してみます?」
ノンストップ議論
音無「えと…保健室のボウガンの発射タイミングは…どのようにして作られたんでしょうか…」
星野「犯人が保健室の外で見張ってたとかじゃねーか?」
犬木「もしかして、棚の中で待ち伏せしてたりしてな!」
相沢「いや、それだと普通に気づかれますぞ…」
光明寺「もしや、予言の力!?なわけないか〜…」
映雪「発射タイミングと合わせるように、''犯人が時計を合わせた''んじゃないかしら?」
車木「それか、いっその事運だよりか…」
木崎「うーん…謎だね…」
浜垣「こんな調子で、何か分かんのか?」
坂田「さぁ?ウチには分からんわ…」
嗣宮(犯人が矢の発射のタイミングを合わせられたのは偶然じゃない…意図的に引き起こされたものだって証明できる、その根拠があるはずだ…!)
【麦畑の証言】→''犯人が時計を合わせた''
嗣宮「そうかもしれない!」
BREAK!!
嗣宮「映雪さんの言う通りかもしれない…もしかしたら、犯人が時計を意図的に合わせてた可能性があるはずだ。」
音無「は…犯人が時計を意図的に?」
海道「確かに、犯行時間を撹乱させる目的でなら犯人が時計をこっそりいじったのも納得はできるね。」
嗣宮「うん。ただ問題は、保健室の時計の方が正確で食堂の時計の方がズレてるかもしれないっていう可能性があることだけどね。」
星野「どっちにしろ時計がズレてたってのは確定みてーだな…」
モノクマ「あれ?保健室に時計なんていつの間に用意されてたの?」
光明寺「およ?なんかキョトンとしてるね、モノクマ。」
麦畑「クマさん、何で疑問形なのです?保健室に時計くらい普通置いてあると思うのですよ?」
モノクマ「いやいや、今の保健室に時計は置いてなかったはずだよ。だって、今保健室の時計は修理に出してるもん!」
車木「はぁ!?テメー、それ初耳だぞ!!」
映雪「…それ、操作の時に言いなさいよ。」
浜垣「じゃあモノクマファイルに書いてある死亡時刻、あれはなんなんだよ!?あれはどこの時刻を参考にしたものなんだっての!?」
新城「答えろ。裁判を正しく進めるために必要な情報だからな。公正なルールに則ってやるなら、説明してやるのが筋だと思うんだが?」
モノクマ「えー、オホン!静粛に静粛に…話さなかったことについてはボクの情報管理に詰めが甘かったかもしれないよ。だけど、人間って生きている限り間違う生き物でしょ?ボクはクマだけどね!文句ばっか言われるとボクも精神的に参っちゃうから、さっさと答えて、それからオマエラには早いとこ裁判に戻って貰うよ!えーと…今回の事件だと…保健室の時計の方が犯行時刻の 情報源になってるよ!以上!」
新城「そうか。」
浜垣「んだよ、いい加減なクマだな…」
犬木「どっちがズラされてたかは分かんねーんだな…」
海道「それが分かればいいんだけど…モノクマとしては教えたくないんだろうね。多分それを言ってしまうと犯人が分かるかもしれないし。」
モノクマ「どきっ!?さ、さぁ?そんなことはないよ〜?」
坂田「動揺してるやん!怪しいやっちゃな…」
車木「おおかたテメーの言うことだ。信用はしねーからな。」
新城「いいから議論を続けるぞ。そんな事で犯人が分かっても面白くない。」
嗣宮(新城くんの口ぶり…まるでゲームを楽しんでるみたいだな…いや、それより今は話し合うべきことを話し合わないと。)
コトダマ獲得!【ズラされていた時計】
星野「犯行も殺害方法も分かったけどよ…次は何を話し合えばいいんだ?」
豪徳寺「とりあえず、ここにいる僕たちみんなのアリバイを整理してみようじゃないか。」
犬木「へ?ララバイ?何だよ、子守唄でも歌うってのか?」
木崎「アリバイだよ、律花ちゃん…」
浜垣「そこのバカはほっといて、さっさとアリバイについて話し合おうぜ!って言っても、パーティが開かれるまではオレたちみんなでパーティの準備を手伝ってただろ?その間にコッソリ抜け出して犯行準備とかは出来たのか?」
海道「多分、その間の犯行は無理かもしれないね…」
車木「じゃあ犯行準備はパーティ開催前から行われてたってことになるな…」
豪徳寺「なるほど…ん?その線で考えてみると…どうやら直ぐに怪しい人物を絞りこめるな。」
音無「あ、怪しいって、誰がですか…?」
豪徳寺「パーティの準備をしていた人たちだよ。」
嗣宮(…えっ!?)
豪徳寺「この中にパーティの準備をしていたのは誰なんだい?」
木崎「私と、浜垣くん、嗣宮くん、星野くん、麦畑さん、坂田さんだね。」
浜垣「オ、オレは撮影機材の準備とかチャレンジ企画用の道具を研究教室で探してたぞ!」
坂田「ウチもや!ネタひねり出す為に考えたりコント道具用意したり…とにかく研究教室にずっとこもりっきりやったんやで!」
豪徳寺「そうか、確証がないのは気がかりではあるが、まぁ君たちがこの状況で嘘をつくとは思えないからな…とにかく、浜垣くんと坂田さんのアリバイは認めよう。となると道具を用意出来そうなのは…教室にこもりっきりじゃなかった後の4人だけになるね。」
嗣宮「えっ…僕たちの中の誰かが…犯人!?」
木崎「そんな!私たちは違うよ!!…私は、そう言いきれないかもしれないけど…でも他のみんなは違うよ!!」
麦畑「確かにひなもパーティの準備を手伝ってはいたですけど…ずっと友梨奈お姉ちゃまと一緒にいたのですよ!?お姉ちゃまもひなも犯人じゃないし、友梨奈お姉ちゃまがこっそり犯行を準備する様子を見たことがないのです!」
豪徳寺「でも、証拠品の情報を見てみると…倉庫にあった物以外の道具は麦畑さんの研究教室から見つかったものもあるんだよ?工芸士の研究教室の倒れた上の戸棚だって、君が犯行準備の時に倒した可能性だってあるじゃないか。」
麦畑「ひなは戸棚のものには触ってないのです!!」
豪徳寺「そうか?まぁ、下手な言い訳はよすんだね。さて次は星野くんと嗣宮くん。君たちの言い分を聞かせてもらおうかな?」
星野「オレと嗣宮だって、部屋の掃除とかで手一杯だったんだぜ!?犯行の余裕も何もある訳ないだろ!!勝手に犯人だって決めつけてんじゃねぇよ!!」
豪徳寺「まぁ落ち着きたまえ、別に僕は決めつけてなどいないよ。ただ、可能性としては大いに有り得るから切り捨てることは出来ないと思ってね。」
新城「もう犯人が決まりそうなのか。ずいぶん呆気なかったな。」
相沢「現時点で最も怪しいのはこの4人ですか…」
海道「まぁ、4人の言い分も聞いてみようよ?光明寺さん達じゃあ分からないパーティ開催準備の時のことを話してくれるだろうし…」
映雪「その時の状況証拠は彼らしか知らない…パーティの準備のことを知らない私たちだから彼らに聞けることはあるものね。」
光明寺「確かにそうだね〜。じゃあ説明よろしく〜」
嗣宮(どうしよう…豪徳寺くんは完全に疑ってかかってるみたいだ…)
嗣宮(どうにかして、僕らの無実を証明しないと…!それに、豪徳寺くんが絞り込んだ容疑者の中に、本当に犯人がいるのか…それも確かめなくちゃいけない!)
ノンストップ議論
豪徳寺「嗣宮くん、星野くん、木崎さん、麦畑さん…」
豪徳寺「僕はこの4人が怪しいと睨んでいる。」
犬木「マジでこいつらの中に犯人がいるのか?」
星野「こ、根拠はあるのかよ…!?」
豪徳寺「まずは木崎さんと麦畑さん…」
豪徳寺「作業中食堂に居たのなら犯行現場の近くまで近づける…」
豪徳寺「あの2人のどちらかなら…麦畑さんの教室から''道具を運ぶことが出来た''はずだ!」
音無「そ…そうなんですか…?」
車木「何か反論があんなら、言ってくんねーか?」
木崎「…ちょっとだけ反論させてもらうけど…私とひなちゃんはずっと食堂で作業をしてたよ。私もひなちゃんもあの道具を持ち出してないよ。」
麦畑「そうなのです!それに、ひなは道具なんて運べないのです!仮にひなが用意したとしても、荷物の持ち運びで大変なのですよ!?」
音無「じゃ、じゃああの木崎さん達には難しいですね…」
新城「次は嗣宮と星野を怪しむ根拠を聞かせてもらうぞ。」
豪徳寺「嗣宮くんは掃除の合間に時間を作って保健室へ忍び込めば良いだけ…」
豪徳寺「星野くんも掃除をサボる機会を利用すれば犯行は可能だ!」
星野「掃除の合間に犯行準備は出来んのかよ…いくらオレでもそんなダブルタスクなんか出来ねーぜ…?って、オレは掃除サボってねーよ!!」
【散らばった小道具】→''道具を運ぶことが出来た''
嗣宮「それは違うよ!」
BREAK!!
嗣宮「麦畑さんの研究教室の棚の道具は床に散らばっていたんだ。」
豪徳寺「ゆ、床に散らばってた?」
映雪「それと麦畑さんの無実に何か関係があるの?」
嗣宮「麦畑さんが犯人だと仮定すると、床に散らばった道具を片付けたりしないのは変だと思わない?」
音無「た、確かにそうかもしれません…!」
映雪「犯人が自分に不利になるような証拠を処分しないのは、どう考えてもおかしいわね。」
新城「普通、犯人は自分がいた痕跡を消したがるものだからな。だが今回の事件の犯人は散らかしたあとを放置した…余程の面倒臭がりか犯行を急いでいたかのどちらかだろうな。」
麦畑「ひなは面倒臭がりでもないし、パーティの準備も急いでなかったのです!」
浜垣「じゃあ、麦畑は犯人じゃねぇってことか…」
車木「でもよ、証拠品の中には踏み台があったじゃねぇか。」
音無「そ、そう言えばそうでした…!む…麦畑さんは本当に…その踏み台を使ったんでしょうか…」
光明寺「新くん、そこについてはどう思うの〜?」
嗣宮(麦畑さんが踏み台を使ったと考えられない理由…)
1.踏み台恐怖症だから
2.めんどくさかったから
3.他の人に手伝ってもらっていたから←
嗣宮「これだ!」
嗣宮「麦畑さんは高いところのものを取る時には坂田さんや木崎さんに手伝ってもらっていたらしいんだ。」
犬木「そういや坂田は話してたよな。アンタが工芸士の研究教室の棚の所から運んでたって。」
坂田「せや!ウチと木崎が証人やで!」
海道「麦畑さんは身長が低いから高いところに手が届かないけど、坂田さんが麦畑さんを抱っこすれば届かなくはないね。坂田さんより身長の小さい木崎さんでも麦畑さんを肩車して抱えれば届く高さでもあったからね。」
木崎「そ、そうだね…実際そうしてたし。」
車木「そうなのか…なぁ木崎、重くなかったか?」
麦畑「むっ!ひなをぽっちゃりさん扱いするなんて、失礼なのです!」
車木「いや、道具の話だ…オメーの体重の話じゃねーよ。」
海道「星野くんは身長が高いからわざわざ踏み台を使う必要もないし、嗣宮くんもギリギリ届く高さみたいだね。」
星野「だとしたらオレたちが犯人じゃないってのが証明されたってことだな。オレらは踏み台を使うわけねーし、道具を持ち運ぶのに焦ってたってことはねーんだからな。」
豪徳寺「そうなのか…じゃあ僕の推理は間違っていたということになるのか…?」
光明寺「あはは、ドンマ〜イ。」
星野「じゃあこれでオレたち4人の容疑は晴れたな!いや〜良かった良かった!はは、そんじゃあ改めて仕切り直しと行きますか…」
新城「おい、待て。」
嗣宮「!?」
星野「んだよ新城、まだ何かあるのか?」
新城「大アリだ。お前ら3人はともかく、木崎の容疑はまだ完全に晴れたわけじゃない。」
木崎「わ…私の…!?」
星野「おい新城!何言って…」
新城「パーティの開催も役割分担も、櫻坂の様子観察も全部こいつが仕切っていたことだろ?お前らが木崎の手のひらに乗せられてると考えたら…辻褄が合うと思わないか?」
星野「そ、そんな訳ねーだろ!!」
木崎「せや!大体木崎が櫻坂を殺す理由なんかどこにあんねん!!」
車木「ま、確かにパーティの言い出しっぺの木崎は怪しいかもしれないけどよ…」
光明寺「うーん…どうなんだろ?」
浜垣「…悪ぃ、オレ…今になって木崎が怪しく思えてきた。」
星野「な、何言ってんだよ…本当に木崎が犯人なのか…!?」
浜垣「だってそうだろ!!今回の事件の原因、木崎が作ったみてーなもんじゃねーか!!」
音無「あの…その…分かりません…けど…でも…」
犬木「アタシは分かんねーけど、パーティの主催が木崎だってことは…うーん…」
相沢「うーむ…自分もそんな気がしてきました…」
海道「や、やめようよ!証拠だってまだ見つかってないんだよ!?」
木崎「私が…犯人!?」
映雪「彼女が怪しいと言うには否定はできないけど…だからといって賛同も出来ないわね。」
麦畑「ひなも信じられないのです!優しい友梨奈お姉ちゃまが犯人だなんて、信じたくないのです!!」
嗣宮(き、木崎さんが疑われてる…!)
嗣宮(確かに唐突にパーティを開くと宣言したのは木崎さんだし、木崎さんの行動にもちょくちょく気になるものはあったけど…)
嗣宮(本当に…木崎さんを犯人に仕立てあげてもいいのか…!?)
学級裁判 中断
黒幕は誰だと思いますか?
-
嗣宮新
-
櫻坂香子
-
海道瑞樹
-
犬木律花
-
相沢優馬
-
坂田英美里
-
浜垣純也
-
映雪雪菜
-
車木鉄矢
-
光明寺朱里
-
豪徳寺大夢
-
音無仁梨
-
星野由宇樹
-
麦畑・ティファニー・妃乃
-
新城柊弥
-
木崎友梨奈