【完結】某海の超一流コックにドハマりした顔とスタイルの良いお兄ちゃんが歌姫先輩と硝子先輩に「絶対に逃がさないから」と死ぬほど追われてる件。 作:SUN'S
ふと思い付いた話をメモって、いっきに書き上げました。わりと疲れたけど、こういう終わり方も私はありだと思います。
ちなみに私の推しは伊地知さんです。
俺は炎代一茶、特級呪術師(31歳)だ。
どうやら俺は呪霊の術式で過去か平行世界に飛ばされてしまったようだ。かなり不味い状況なのは分かっているが、目の前にいる硝子ちゃんと歌姫ちゃんがキュートすぎて抱き締めたい衝動に身を焦がしている。
「おっさん、だれ?」
「ちょ、ちょっとだめよ、硝子!?」
おっさん、おっさんなのか。
まあ、そう呼ばれるのは仕方ない。五条や夏油がいるのを確認してから俺はスマホと呪術師の免許を取り出して二人に見せる。
「初めまして、君の旦那の炎代一茶だ」
「ハハッ、ウケる。2018年ってマジ未来だわ」
「う、うそよ!?私のかわいい硝子が、こんな………顔良し、スタイル良し、学歴良し、強さ良し、どれもこれも完璧な旦那を捕まえるなんて、そんな、うぅ……っ」
どうしよう、歌姫ちゃんを悲しませてしまった。
ふと呪力の波を感じて掻き消す。
五条のやつの攻撃にしてはずいぶんと弱いな。もしかして体調でも悪いのかと思いながら歩いてきた五条と夏油を見下ろす。
「おっさん、うちの歌姫泣かすなよ」
「そうだね、お仕置きが必要だ」
「まあ待て。お前らにも悪くないものを、むしろ素晴らしいものを見せてやろう」
「「ほほう?」」
俺は五条と夏油を抱き寄せてスマホを見せる。
そこに映っているのは硝子ちゃんと歌姫ちゃんが花嫁衣装を身に付け、その左右で酔っているのか顔を赤くしながらゴリラのごとく盛り上がった筋肉を見せつける五条と夏油、七海に灰原、伊地知といった面々のバカみたいな写真だ。
「「…んふっ、くっ……ダハハハハハッ!!」」
そりゃあそうなるよな。
俺も大爆笑だった。
まあ、麗しの燦ちゃんはすんごい軽蔑の視線で俺達のこと見てたのは辛かったけど。ああいうのもありだなと思えるようになったのはすごく良かった。
「ヒィーーッ、腹痛い!ってか、おっさんマジで未来の硝子の旦那かよ。うっはぁーっ、これから楽しみですわあ~っ」
「ふっ、ふふふっ、私があんなっ、んふっ」
二人の笑い声にわらわらと集まってきたみんなに写真を見せると笑ったり呆れたり恐怖したりと色んな反応をする。歌姫ちゃんは「私は二股された挙げ句、こんなのと!?」と言われた。
うん、かなしい。
そんなことを考えていると身体が薄くなっていくのが分かった。どうやらあの呪霊の術式の効果は数時間が限界のようだ。
「歌姫ちゃん、硝子ちゃん、愛してる!」
「うっせぇ、まだ会ってねえよ」
「私もまだ会ってないわよ!」
「ハハッ、そりゃあそうだ!」
まあ、でも昔の二人に会えて良かった。
〈いつかの幸せ〉
いつかの未来のお話。
これで未来が変わるのかは彼ら彼女らの頑張り次第だ。それでもみんなの幸せを願う心は消えないし、きっと離れずに進んでいけると信じている。