「ここは通さねえ・・・」
そこには両手両足を土で固めた人が立っていた。
「でかいな・・」
身長は2mくらいありそうでがたいも良く、筋肉質なところに大きな土直撃すれば常人なら即死だろう。
「俺行くから何でもいいよ」
「じゃあ見てるわ。よろしく神威」
「おけー、っと名前を名乗ってほしいがそんな雰囲気じゃないな」
すると大きな土の塊をつけた拳で押しつぶそうとする。神威はかろうじて避けるが木造建築である床はいとも簡単に穴が相手しまう。さらにただでさえ大きな拳が土によってさらに巨大化しているのである。故に神威は1mほど遠くまで避けなければならなかった。
「これは避けるのはきついな・・・場所が狭いし迎え撃つか」
神威は避けるのをあきらめ、土のかたまりを砕く。だがこわしてもこわしてもすぐに集まってなおってしまうばかりか出来た穴から土を手に入れてしまい、逆に巨大化してしまう。
「めんどくさいな、仲間で振動を伝えて攻撃したいが発勁は知らないから無理矢理ぶっ込むか、土を壊した瞬間にぶち込むか・・・面倒くさいや。土ごと壊しちゃえ」
すると後ろの足を軽くあげ歩くように前に持ってくると同時に相手は振りかぶって殴り掛かる。神威は拳が当たると同時に足を踏み込み脚力も追加する。すると土は崩壊したがそれで威力を逃がされてしまう
「となると土からまっすぐ衝撃を伝えて関節をつぶしにいくか、それか引いて脱臼狙うかだな・・・でも倒れ込むのが落ちか・・」
すると相手は大きく振りかぶって押しつぶそうと土を叩き付ける。それを避けた神威はその土ごと地面にめり込ませ、肘の部分を蹴り砕く
「これでどうだ!」
「ぐぅ・・・おおっ!」
もう片手で攻撃するが一発一発が弱いためあたってもダメージにはならず逆に砕かれてしまう。そのときめり込んだ腕が抜けたようでまっすぐ勢いよく殴り掛かってくる。それに対して神威は殴り掛かった瞬間一歩だけ後ろに下がり、まっすぐになると同時に手のひらで強くまっすぐ押すように叩くとまっすぐ構えたせいもあり、衝撃が肩までの骨を粉砕し腕の骨を完全に失ってしまう。
「まだやるか?」
「がああああああああああああああああっっっっっっっっ!!!くそぉ降参だ・・で・・出口は・・わ・・分からないからそこを曲がった・・要人会議室で聞け・・」
「わかった。じゃあな」
そのまま要人会議室へ行くと偉そうな人たちが十数名いる事が分かる。そこでは能力を軽く解放したらあっさり出口を教えてくれた。しかし外に出ると軍隊が屋敷の出口を囲んでいる。
「これを殲滅すんのかよ、多分あいつらだろうがめんどくさいな。全員つぶせるか?」
「出来る事は出来るが嘘をついたのは嫌だな、全力でつぶさせて貰うよ。そうだ、上司にいやいやつれてこられたものは下がれ!10秒待ってやる!その後は・・・殲滅の時間だ。いくぞ!1・・・2・・・3・・・」
(心理戦は辛いな、さっきの時点で相当強い事はここの全員が認識している、それで迷いが生じるがどうなるかな・・・)
「19・・・20!答えは決まったか?」
すると全員刀を抜き構える。その先は俺らではなく・・・上司に向けられていた
「お前ら何のつもりだ!」
「無理矢理つれてこさせられた恨みですよ。私たちは反乱を起こします!」
「人間はあんなもんだろう、じゃあ帰るぞ」
「だな、あんな馬鹿みたいに従ってた恨みを晴らすだけにするかね、しかし小部隊だからすぐに本部隊がきてつぶされると思うんだけどそれでもやるんだよね、正直逃げた方が生存率が高いのに」
「そんなもんだよ、目の前の生にすがるノがこいつらだ」
「それでも混乱は起こすかもね」
「だな、っていい加減帰ろう」
「うぃっす」
そして二人は帰りながら確信していた。これから全面戦争になる事を、そして確実にいくら士気が低くても蘇我側が勝つ事を。
「おれ忘れられてるー(´・ω・`))