ブラック鎮守府と自由人の喜劇な日常 作:一般通過提督
「──みんな、ちょっと来てくれ」
「「「……?」」」
昼ごはんも食べ終わり、鎮守府へと帰ってきた俺たち。
食後の休憩という形で片付けた執務室の地面に直接座り談笑していた御三方へと声をかけた。
「俺な、さっき俺の自室に行って来たんだよ。そしたらな……いや、ここからは直接見てもらった方がいいか」
「「「……?」」」
首を傾げる3人をパーティに加え、執務室を出て我が自室となる場所へ。
と言っても提督の自室は執務室からさほど離れていない。
歩いて数十歩の場所にある。
その自室の扉の前、ドアノブに手をかけ中へと入るとそこには、
「……え」
「これは…」
「執務室に負けず劣らず、ですね」
ボロボロのベッド、破壊された壁、穴だらけの床、ライトは外れ配線によって宙ぶらりん。酷い有様だ。
何よりも目を引いたのが、
「荷物が…」
「泥まみれ、ね」
「洗礼ってやつですか」
加賀が送っておいた荷物が見るも無惨な状態に。
着替えはもはや使い物にならず、小物は粉々に。
そんな状態を前に明石提督は、
「見てみろよ外!めっちゃ綺麗な水平線!」
「「「んー、たくましい」」」
そんなもの、気にもとめず窓から見える外の景色に感動していた。
「素晴らしくない?とても素晴らしくない?」
「……たしかに!」
明石は考えるのをやめた。
「なんかもっとこうあるでしょう。気にすることが」
「そうですよ提督。なにか食べ物とかありませんで「赤城さんも違います」」
「着替えなんて、人間初めは裸だったんだ。なら服なんてあってもなくても変わらんよ」
「いや着てください」
「分かった、後で山の方で葉っぱをいくつか見繕って天然素材100%のお洋服作っとく。明石頼んだ」
「任せてください!」
「この人たちは…!ほんとに、もう…!」
加賀はどこにぶつけていいか分からない怒りが込み上げてきていた。
私が異常なのかしら。いいえ、あなただけが正常です。
「さあ!お掃除の時(ry
執務室と同様のため、省かせてもらう。
「お風呂ってあったっけ?」
自室を片付けること1時間ほど。意外と早く片付き俺は腰を落ち着かせ休む加賀にそう聞いた。
「ありますね。正式にはドックですが」
「男風呂とかないの?」
「……資料を見た感じだと艦娘用のものしかないですね」
「では提督、一緒に入りましょうか!」
「お背中お流ししますよ」
「乗った!」
「ダメです」
「ああああああああ!!!!ブリブリブリブリュリュリュリュ!ブツチチブブブチチブリリイリブブゥゥッッッ!!!」
「再現度が……凄いです…!」(恍惚)
「これがボイパ……ってコト?!」
口であの音をリアルに再現。
声真似(?)は俺の十八番だぜ?
「……あの、話進めてもいいですか?」
「「「あ、はい」」」
「……基本的に提督は自室や執務室に備え付けてある浴槽で済ますようです。浴場ほどではないにしろ広々としてるので不便は無いと思います」
「えー、俺ぼっちー?」
「じゃあ私も提督と一緒に入ります!」
「ダメです」
「ああああああああ!!!!ブリブリブリブリュリュリュリュ!ブツチチブブブチチブリリイリブブゥゥッッッ!!!」
「腕を上げたな、明石…!」(感涙)
「感動、ですね…!」
「あの、この流れ何回やるつもりです?」
「え?でもシャワーの水流してみたら脱糞みたいな茶色いのが出てきたよ?」
「時間を分けて入ることにしましょう」
臨機応変、素晴らしい。
流石できる女だ、面構えが違うね。
「よし、着替えを持ち、総員風呂場へ急げ!」
「「「わぁー!」」」
「提督は私たちの後です」
「ぐぇ…!」
走り出した人の襟首掴まないでー?
首ギュンってなるから、首ギュンって。
そうしてみんなは風呂場へと向かっていった。
俺ぼっちになっちった。
……みんな戻ってくるまでカバディの練習でもしとこ!
ノリと勢いとテンションで書いただけ。
キャラ崩壊はデフォルトだぜ…。