涼宮の弟on the 自転車(稀)   作:覚め

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あ、孤島終わったらそのままエンドレスなんですね…
うん…エンドレスかぁ…



第10話

孤島。そこから脱出し、帰った俺はなんと風邪をひいた!!あんな雨の中出歩けばそりゃ風邪ひくねぇ!!と思いつつ甲子園を姉と見ていると、姉は以前から計画していたかのようにプールの用意をしていたのであった…

 

「はぁ〜」

 

「じゃああんたも行くわよ!」

 

「…無理、風邪で…」

 

「うるさい!有希に看病させるわよ!」

 

「うぇえ!?」

 

プール場。甘い誘い、と言うよりは長門有希を我が家に招き俺の看病をさせる、なんぞさせてたまるかっつーの。恐ろしくてできねえわ。一瞬で治して帰りそうだし。姉ですら不可解に思うだろうね。絶対。うん。違いない。

 

「…」

 

「どうした?風邪だとは聞いているが」

 

「ながっとさんに看病させるかここに来るかを選ばされた」

 

「あいつなら一瞬で治して帰りそうだな」

 

「こんな人混みの中で泳ぐ意味がわからん…」

 

「同感だ」

 

「そろそろお昼にしましょう!なんとみくるちゃんお手製の弁当よ!」

 

「カツサンドとかって入れられない?」

 

「できない事はない。その分別の食材が消える」

 

「じゃあダメか…」

 

そう言いつつサンドイッチを食べた。サンドイッチ、サンドウィッチ、どちらでも呼ぶ人はいるだろう。俺はどっちかって言うとイッチの方だ。ウィッチは魔女だろう。魔女のサンド…サンドってなんだっけ。よく知らないわ。

 

「…夏は風にあたるよりエアコンに当たりたい」

 

「カフェに来て開口一番にそれか」

 

「夏休み自体後二週間しかないのよ!そこ聞いてるの!?」

 

「だってよ古泉」

 

「聞いてあげてください古泉さん」

 

「え、わ、私…ですか…?」

 

「違う!あんた達よ!」

 

「わお」

 

「後二週間だって言うのに、なんだかやり残したことがあるようでないようなぁ…そんな感じがするから、こっからは巻きで行くわよ!」

 

「弟と大喧嘩、姉としての威厳をなくす…」

 

「花火大会とか、バイトとか…そう言う感じね」

 

「長門さんに全部決めてもらったら良いんじゃないかな」

 

「長門だって嫌がるだろ。多分…なあ、長門」

 

「別に」

 

「…」

 

「じゃあまず!明日は浴衣を買いに行くわよ!みんなで!!」

 

「お前以外全員持ってたらどうするんだ」

 

「持ってるの?」

 

「私は…」

 

「持っていない」

 

「じゃあ良いわね!」

 

翌日

 

「浴衣かぁ…」

 

「人を待つのは苦手だな」

 

「僕も。まあ、それほどではないですが…」

 

「女性陣の着替えは時間がかかる…」

 

「とりあえずお前、なんか変だぞ」

 

「え?」

 

「そうですねぇ…よくある、典型的なバグり方をしていると言いますか」

 

「足が妙に長いぞ」

 

そんな話をしつつ待っていると、呼ばれた。俺の名前は呼ばれていないので振り向かなかったら、ぶっ叩かれた。何故だ?…何故、だ?

 

「どうよ!浴衣に着替えた姉は!」

 

「はいはい、麗しゅう麗しゅう」

 

「馬鹿にしてんの!?」ドスッ

 

「んっ…!?」

 

「姉に対する気遣いやらお世辞はないのかしら!?」

 

「…キョンさん」

 

「何故俺に振るんだ」

 

「とにかく。これで盆踊りに行けるわね!」

 

と言うわけでやってきた盆踊り会場。金魚すくいだったり、仮面だったりズラーっと並んでいる。姉は金魚すくいへ、長門っちは仮面を。その後はみんなで射的だったり綿飴だったり。俺は適当な焼きそば見つけて食ってたけど。ま、盆踊りってそんなもんでしょ多分

 

「花火するわよ!せっかくこの格好してるし!」

 

「河原にでも行くか…」

 

「じゃあ俺かえ」

 

「帰さないわよ」ガシッ

 

「かえして」

 

「かえさない」

 

「キョン!無理矢理にでも連れて行くわよ!」

 

「嘘だろ!?」

 

河原

 

「あ゛ー」

 

「気持ちは分かるが」

 

「川気持ち良い〜」

 

「流されないようにね〜!」

 

こうしてなんと一日で2個もタスクを終えてしまったのだ。だが俺は家で寝ていたかった。家で寝て、そのまま永遠に閉じこもりたい。姉ちゃんが願えばできるんだろうけど、多分無理だろうなぁって思うんだ。俺は。

 

「…明日、昆虫採集?」

 

「そうよ!」

 

「セミはいらん…不味いから…」

 

「食ったのか!?」

 

後日聞いた話では、長門さんはヘラクレスを捕まえてきたらしい。子供の頃の夢、ヘラクレスオオカブトを捕まえる事だったなぁ。今思っても遅いか。次のタスクはバイトらしい。バイト…?バイトって着ぐるみ着るっけ?と思ったら俺は免除らしい。

 

「…」

 

「涼宮さんも、弟には優しいみたいですね。」

 

「弟だけだろ」

 

「かもしれませんね」

 

「いや、毎年夏休みは熱中症で看病してもらってたから…多分それが嫌だったんでしょ」

 

「なるほど。涼宮さんは過去の経験から外したわけですか」

 

「うらやましい奴め」

 

「うるさい」

 

事務所

 

「あっつー…」

 

「お前は俺よりマシだろ」

 

「お疲れ〜!おっちゃんも感謝してたわよ〜!」

 

「感謝はいらん。バイト代は?」

 

「これよ!」スッ

 

姉が言うにはカエルの着ぐるみがバイト代らしい。熱中症だな。倒れ込みます。

 

「…」バタッ

 

「お前のバイト代発言に対して弟が!!」

 

「嘘!?」

 

次のタスク、天体観測。それに対して俺は面倒だからと蹴ろうとしたが、連れて行かれた。火星なんぞ知らんと思いつつ話を聞いていたら、次バッティングセンターな!と言うことになったらしい。俺からすれば守備も大事だと思うんだが。それから怒涛のタスクをこなして行く。俺はそれで死にかけた…のだが。

 

「8月31日だ…」

 

「夏休みも終わるけど…こんなんでよかったかしら?」

 

「こんなもんでしょ。何をもとめてんだがっ!?」

 

「これ以上何か言ったらコーラを喉に直でぶっかけるわよ」

 

「ごめんなさい」

 

「あんた達、やりたいことある?」

 

「ない」

 

「ないですね」

 

「特には」

 

「ないねぇ」

 

「それじゃ…また明後日、部室で会いましょう!」

 

そう言って、夏休みが終わると言う事はアニメ第一クールが終わったのと同義で、明日からは第二クールが始まる。ん?じゃあ二年生はどうなるんだ?…シーズン2が始まるのか。シーズン2ではなくシーズン1の第一クールを延々と放送してほしい。

 

「…いやー、最高最高。愉快愉快。さーて今日から…」ドサッ

 

「プールに行くわよ!!」

 

「はいはい。それは土日に」

 

「今からよ!!」

 

「…夏休みはもう終わるはずじゃ…」

 

「はぁ?あんた、二週間をそんな短期間に感じちゃうの?年寄りみたいで嫌ね」

 

「…わぁ…?」




涼宮(弟)君は、閉鎖空間だろうが宇宙人が作った空間だろうが、涼宮ハルヒが関与した結果生まれた出来事ならばその中にいる特殊な人間と同じような力を持ちます。(例:んもっふ!の赤玉、情報制御空間での自由行動等)(巨人化もまた情報制御の一種)
え、つまりどういうことかって?
…長門有希のお友達が増えますね! !
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