…あー…うん、認めます。俺、なんか変な人間だわ。自転車シャァーッとかしてたら変なところに来ました。認めます。僕が悪いです。もう泣きます。でも同じ変な場所だし、フォ○スの力使えるでしょ。ほい、フォ○スの力!!…ん?あれ?使えない?
「それどころか、なんか変なデカいのこっち来てない?」
「だろうなぁ」
「うお、キョンさん」
「僕もちゃんといますよ」
「古泉さん」
「果たして、貴方は本当にただの人間なんでしょうかね?」
「むしろただの人間と言われることに憤怒した方がいい」
「自転車で空を飛ぶなんて、あまりやらないで欲しいんですが…」
「○Tみてえだなお前、ほんとE○みたい」
「そりゃないでしょ。宇宙人いないんだし」
「そこかよ」
「あの巨人の周りにある赤玉なに?」
「私の仲間です。皆、協力してあの巨人の制圧をしているんですよ」
「はえー」
「はえーってお前な…」
「朝倉の時みたいにフォ○スの力があると思ったらないしさ」
「朝倉涼子…?ああ、情報の。」
「ほら、全然掴めないし。なんなら巨人こっちに来るから自転車乗って逃げます!!」
「あ、おい待て!?」
俺は逃げる!なんか多分俺がフォ○スの力使おうとすると巨人さんがこっちに来る!多分俺これ鬼さんこちらとか言ってる感じだわ。鬼さんこっち来んな!!来ないで!!お願いします!!ウィリー走行!!あ、あっちの一歩の方が早いわ。
「のぉぉぉぉ!!」
「ぉおぉおお!」
「ええ!?」
「お前無茶苦茶な運転するな!?」
「うるさいうるさい!!ていうかなんであんなに巨人早いの!?」
「お待たせしまし…ちょ…ま、待ってください!!」
「巨人なんか嫌いだぁぁぁぁあ!」
「ちょ、古泉来てる!来てるって!」
「んぇ!?」ドガァッ
「お゛っ゛」
「…え?」
「き、緊急通報…!」ドサッ
「あ、やべ、タマキン打った?」
「ゔゔ…!」
翌 日 SOS団
「ノトーリアス」
「B.I.G」
「入れ…」
「思うんだが、これ必要か?」
「ええと…」
「涼宮ハルヒ曰く『SOS団とは機密情報以外持ち込んではならない』ということ」
「すごいな長門、聞いたのか?」
「涼宮ハルヒのシュミレーションを行った」
「相変わらずハイスペだな…」
「いえいえ、そういうキョンさんこそ。パソコンのフォルダをあーとかーとさーとやったらこんなものが」
「…頼む、誰にも見せないでくれ」
「二万で承知しよう」
その瞬間、扉が開く。我が姉、涼宮ハルヒのご登場だ。開始早々何やってんのと強い口調で登場し、開口2番目に『あんた、カツアゲする度胸あったのね』と言われた。うるせー、百姓は生かさず殺さずだと反論するとこの時代に百姓はいないと言われた。いや、そう、そうだけど…!
「着替えるから」
姉にしては珍しい言い草をした。着替えることを宣言するなんて、弟の俺が聞いたのは何年前だったか。しかしそれを聞いたキョンさんは好きにしろと言い動くつもりがない。…俺は動いとく。
「出てけぇ!」
「んなぁっ!?」
「…ふははは」
「これ、入る時になんで言えばいいんだ?」
「B.I.Gだろ」
「…姉さん、ノトーリアスとか知ってるかな…」
「え、あ、何?お前ら関係ないわけ?」
「姉さん、興味のないこと覚えてなさそうだし。」
「ああ、そういう…」
「いいわよ!」バンッ
「長門のシュミレーションも当てにならんとは」
「ムカついてんなぁ」
「手と肩は涼しいけど、通気性が悪いわねこの衣装!」
「そういや俺、クソみたいなコスプレさせられたんだわ」
「いつだ?」
「中学生」
「あれ?」ガチャッ
「お、古泉」
「今日は仮装パーティの日でしたっけ?生憎、そう言った類の服は持ってはいないんですが…」
その後、ご機嫌斜めどころか、平常時を0°とするなら恐らく今は30〜70を行ったり来たりしているところだろう。つまりどういうことかって?触らぬ神に祟りなしってことだね。さっきの出てけで少しは発散されたから…俺に飛び火することはないでしょ
「まるで、仲のいい姉妹ですね」
「残念だな、姉に仲のいい姉妹なんて言う関係は頭にない」
「なんか言った?」ギロッ
「なんでもありません」
「お前…」
「とりあえず、オセロでもしましょうか?」
「バトルドームだろ」
「三人でできるものって言ったら、ババ抜きだろ」
「長門さんも入れてできるバトルドーム」
「私は読書で良い」
「…実は三人でもできるバトルドーム」
「お前のそのしつこいバトルドーム推しはなんだ?」
「まあまあ、ここは間をとってトランプということで」
「…」
「…」
「な、なんです?」
「はぁ…それで良いか」
「だな」
「…?」
「ところで」
「?」
「ジジ抜き?ババ抜き?」
「ダウト」
「おや、番号の大きさで戦うアレではないのですか?」
「それ…名前なんだっけ」
「名前なんて良いでしょ」
「それもそうだな」
「…ババ抜き、ですか」
「あい」
その後、なーんか平凡な日々が続いた。家の姉はいつも通り(少し機嫌悪い)で、逆に気味が悪い。むすっとした顔でいつもの行動をするのだ。気味が悪くなくて何が悪くなるというのか。全く、これがわからないとハルト。いや、確かに言えばちょっとした違和感くらい。そんで、ある日目が覚めると…
「…」
「…」
「そこは真夜中の校庭だった」ボソッ
「それじゃあ俺たちは子供になってなきゃいけねえぞ」
「何ふざけてんのよあんた達」
「ざけんなよ自転車ねえし」
「自転車依存症め」
「…はぁ。とにかく、どうするの?」
「外に出てみよう」
「無駄だ」
「え?」
「簡単な話、出れない」
「なんでわかるのよ?」
「自転車依存症だから」
「おい、そこで引っ張らなくていい」
「それにあんた達が制服着てて、俺が制服着てない時点でなんかがおかしい」
「なんでよ?」
「待て、何か心当たりがあるのか?こう、前に何回か来たとか」
「…ない。でも、多分出られない。さっき適当に石投げてたんだけど、全然外に出なかったから」
「あんた起きてたんじゃない!!」
「二度寝したって良いじゃん…?」
閉鎖空間突入→ココドコ→出れねえ!→仕方ねえ出れないなら寝るしかないか。→姉やべえ!←イマココ