涼宮の弟on the 自転車(稀)   作:覚め

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第27話

帰ってきた北高。と言うわけでなんとも変な感じに帰って来たわけだが。道中変な話をした。属性がどうのこうのと、なんだそれ、眼鏡っ子属性?そう言うことだな??…いや、違うか。ガチ恋勢だろうしな。古泉君は。あっちの古泉君もそうなのかね?

 

「姉ちゃん、俺面倒なこと嫌いなんだけど」

 

「教師に見つかったらそれはそれは面倒だしな」

 

「そうねぇ…作戦を伝えるわ!」

 

「待った、我々のジャージを使おうってわけではないよね?」

 

「…良く分かったわね」

 

「わぁ」

 

「そうねぇ…私は…あんたので。古泉君は、ジョンの奴で我慢してくれる?」

 

「きゃー」

 

「承知しました」

 

…どんな羞恥プレイだろう。そんな言葉が自然と出てしまう目の前の光景に、流石の警察もダンマリである。警察いないよね!?警戒しつつ周りを見渡しても人はいなかった。良かった〜、身内が逮捕とか補導されたら俺が死ぬところだったよ

 

「あ、姉ちゃん」

 

「何?」

 

「ポニーテールにしたらジョンさん喜ぶよ?」

 

「…なんで?」

 

「運動部っぽく見えて面倒事が減るから」

 

「まー…それもそうね。結んどくわ」

 

「バッチリ。ジョンさんの好みになった」

 

「スカートでも履かせてやろうかしら」

 

「ご勘弁」

 

「古泉君、準備できた?」

 

「出来ました…」

 

「いくらジャージとは言え、寒そうだな」

 

「ええ、流石に…」

 

「ぬぉっ」

 

「サービス」

 

「良くやった…でかした…!俺にはついさっきよりも魅力度36%上がったハルヒが見える…!」

 

「好きな女の好きな髪型は良いもんだね」

 

「ああ…っておい」

 

「くはは」

 

「じゃあ、これから、ランニングから帰って来ましたよ〜って感じで入るわよ!」

 

「…承知であります」

 

そうして潜入した。あまり良い気分ではない。何しろ、短距離は速いが長距離は無理なのだ。さっさと部室につけ〜…ついてくれ〜…!と念じたらあら不思議、体力が底をついて頭がちかちかクラクラグラグラして来たと思ったらコンピューター研究部に入っていた。すまん、間違えた

 

「おっし!…あれ?後ろのみんなは?」

 

「…知らない」

 

「うん、俺も知らないんだもん。長門っちは知らなくて当然だよね」

 

「その…」

 

「呼び方?これはね…多分癖じゃない?すんごい前にあんたと同じような人に助けられたからね」

 

「そ…そう…?」

 

「長門!」ガチャッ

 

「どーもどーもー!」

 

「失礼します」

 

「ひー!」

 

「こんにちは!」

 

「え?あの…?」チラッ

 

「ストーブ君ストーブ君…」カチッ

 

「ここ、どこですか…?」

 

「…」ガチッ

 

「なななな、なんで鍵締めるんですか!?」

 

「黙りなさい」

 

「っ」ビクッ

 

「こっちの子が長門有希さん?よろしく!私は涼宮ハルヒ!そっちの奴の姉よ!この胸だけでっかいちっこい子が朝比奈さん!で、そっちの体操服が古泉君!」

 

「どうも」

 

「…?」

 

「で、そっちはジョンスミス!」

 

…ナチュラルに昔(時間軸的に)名乗った偽名を未だ扱われるのも彼としては恥ずかしいことなんだろうか?いや、違うな。酸っぱくて口の中でパリパリ言う青春とやらだろうか。すごいぞ、高校一年生でそんなこと出来るのは君だけだぞ、キョン君。

 

「良い部屋ね〜、色々持ち込み甲斐がありそうだし」

 

「ストーブあったけぇ」

 

「でさ、これからどうする?」

 

「はぁ?何も考えずにここまで来たのか?」

 

「朝比奈さん、別に鍵は内側から開けれるんだから出ても良いんだよ」

 

「あっ、そ、そうですね!それでは」

 

「駄目よ」

 

「ひぅっ」

 

「ここ、交通の便悪すぎじゃない?」

 

「なんだと?」

 

「いつもは駅前の喫茶店あたりで集合これにて決定さっさと帰りましょう」

 

「それで良いわね!」

 

「ん?待て、SOS団を作るつもりか!?」

 

いや、良いじゃん。初期印象は違えど、古泉と涼宮ハルヒがこっちに転校すれば、今まで通りの生活…まあSOS団が作れる。だから別にそんなに怒らなくたって…もぅ…あーキョンさんそんな目を向けないで。ストーブで温められた前面と視線で冷やされる背面の温度差が激しいっす。その後謎の話し合いをしていたらパソコンが鳴った。ピコンっと。

 

「勝手に電源のつくパソコンかぁ」

 

「…!」

 

「YUKI.Nかぁ…いやぁ全く持ってあの時と一緒。逆にやばい」

 

「どういうこと?」

 

「良かった…!」

 

「え、何?本当にどう言うこと?」

 

「あー、鍵ってこの三人のことだったのか」

 

「何?」

 

「偶然にも幸運を引いてしまったのか…」

 

「…!」

 

俺はもう知らん。寝る。この前例があったのは世界がガチで崩壊しかけ、キョンさんと我が姉二人がアダムとイブになろうとして失敗した時である。アダムは楽園を拒否して残り続けると言ったので、イブも残ったって感じ。つまりは今とてもヤッヴァーイって感じなのだ。プログラムの心当たりを長門さんに聞いても無駄だ。そこの長門さんは人だからな。

 

「ねえジョン、いったいどう言うこと?全然わからないんだけど」

 

「ちょっと黙っててくれ」

 

「!?」

 

「すまん、今考えをまとめてるんだ」

 

「…?なんでしょうか…?」

 

「いや、なんでも…」

 

「姉ちゃん、帰ったらジャージ洗ってよ」

 

「何?私が汚いとでも?」

 

「そんなぁ、世界の創造主なり得る天下のハルヒ様に向かってそんなこと言えるわけないでしょう。いやでもね、自ら察してやってくれるんなら良いんですよ。別に」

 

「おらっ」ドスッ

 

「ぉぅっ」

 

「長門、これは返すよ。すまない」

 

「…っ…そう…」

 

「だがな、長門。俺は元々ここの住人だったんだ」

 

「?」

 

「わざわざ入部するまでもなかったんだよ。何故ならさ、何故なら俺は…SOS団の団員その1だからだ」

 

「いや、その一は部室の付属品として付いてきた長門さんでは?」

 

「うるさい!ったく…」カチッ

 

「あ、エンター押したのね。結局。」

 

「…ぇ?」グラ

 

その瞬間、キョンさんがグラついた。…ん?あれ?これ、もしかして…いや、もしかしなくても…俺もグラッて来てる?あれ、あーれー…?あーーれーー…?そんな、そう言う系の影響を受けないのが俺の取り柄だったのに。どうしてこんなことに。長門さん、この世界の案内役は俺にとって難しいよ?

 

「別の時空に飛んじゃったかな…?」

 

「暑いからな…多分、そうらしい」

 

「とりあえず、タイムトラベル成功時のお約束として、今日が何年何月何日何時何分かを知らなければなるまい!」

 

「そうだな」




すんごい前(600年以上前)
重い。重すぎる。すんごい前から600年も助けてくれた人物だ、重くても仕方ない。
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