涼宮の弟on the 自転車(稀)   作:覚め

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ハルヒの極上スマイル←キョンにしては中々イカしてるネーミングセンス
と言うわけで笹の葉回です。


第5話

ある日。ある日といっても前回から1ヶ月も経っており、なんと7月。おい、秋。そろそろ出番だぞ準備しとけよ。花粉撒き散らす準備はするなよ。八月とか言う最終にして本丸がいるからな。配慮しろよ…俺が季節を操るなら永遠に冬か春にしてやる。

 

「7月7日…七夕かぁ…七夕…ばたばた…ばっなたば…」

 

「…あの、よろしいでしょうか?」

 

「?」

 

「今、当てられてますけど」

 

「あ…x=3088」

 

「古典ですけど」

 

「…レ点!!」

 

「古文ですけど!?」

 

「熱いなぁ」

 

「…」アゼン

 

 部室

 

「あ゛ー」

 

「お茶はいりますか?」

 

「熱中症警戒アラートを一つ」

 

「は〜い」

 

「…古泉」

 

「なんです?」

 

「熱中症警戒アラートってなんだ?」

 

「あっ」

 

「俺が今作った造語」

 

「えっ」

 

「…機密事項ですか?」

 

「あ、はい…」

 

「お、どうやら未来を当ててしまったようで」

 

「変な造語だな…」

 

「ところで、チェスとかはどうですか?」

 

「ルールを知らん。却下」

 

「貴方は?」

 

「知る知らない以前に存在を知らなかった。却下」

 

「残念」

 

「ふっふーん!」バンッ

 

「うわすっげえ笹」

 

そう言って出されたのはまあ笹。うん。七夕であるから笹がこの部室に追加されるのか?ならば…卒業するときには三本…!?いや、燃やすとかの処置を取れば…卒業するときは何もなく済むか…!?後処理押し付けられたくねぇ…!

 

「あそこは私有地だぞ、この笹泥棒が」

 

「短冊も勿論作ってきたから!願い事を書きなさい!」

 

「じゃあ姉ちゃんにゲーム機買ってもらうとかは」

 

「却下!自分で買いなさい!」

 

「…」

 

「それくらい自分で買え」

 

「姉の催涙スプレーへの耐性が減りますように」

 

「却 下」

 

「お許しを…」

 

「キョン。願い事は誰が叶えてくれるか知ってる?」

 

「織姫と彦星」

 

「10点。じゃ、それはどの星かわかる?」

 

「ベガとアルタイルでしょう」

 

「85点!つまり短冊はその星の方向に向かって吊るさないといけないの!」

 

「残りの15点はどこの部分だ?」

 

「…用意するから待ってて!!」

 

「相対性理論」

 

「ゔっ」

 

「それによって光の速さを越えることはできず、ベガとアルタイルへの距離を考えて〜って感じが15点」

 

「流石は我が弟…悔しいけど、大体その通りよ…!」

 

「お前、考えてることがわかるのか?」

 

「どうやら、同じ穴の狢だったようで」

 

「人のことなんだと思ってるのよ!」

 

そう捨て台詞を吐いた後、もう一回きちんと説明すると言って説明を始めた。なぜ説明するのか。なぜ説明されているのか。なぜなのか。わからん。これがわからないとハルト。なんでや…?なんでこうなってるんだ…?十六年後のアルタイルの場所…誰もわからんな。しゃーない

 

「…」

 

「条件は一つ!十六年後か二十五年後に叶えてほしいことを書くこと!以上!」

 

「俺の行く先全ての商店で75%セール始まりますように」

 

「しょぼい!却下!」

 

「姉上!?」

 

「私は…そうね、弟がまともな人間になってくれていることを願おうかしら」

 

「姉ちゃんの体のどっかにやべー傷が出来ますように」

 

「弟は事故ってくたばれ」

 

「殺伐としてんなぁ」

 

「願い事ですか…」

 

「…2枚書くのか、これ」

 

「当たり前よ!一枚なんてそんな無欲な奴、SOS団にはいらないわ!」

 

「長門さんくたばりそう」

 

「エラー」

 

「長門ぉ!?」

 

数分後

 

「フォ○スの力と空飛べるようにってくらいだな」

 

「ふん!」バチィンッ

 

「え、今なんで叩かれた?」

 

「キョン!?」

 

「…この日のためにカツラを買っておいたのだよ」

 

「この!」バチィンッ

 

「あ゛ぁ゛っ゛!?」

 

「さて…書いた内容はちゃんと覚えておきなさいよ!十六年後が最初のポイントだからね!」

 

「誰の願いを彦星に叶えてくれるか、勝負よ!」

 

「ぶっちゃけ俺はもう叶ってる」

 

「は!?」

 

表のみとは誰も言ってないから、裏に『はちゃめちゃになりますように』と『されど俺は安全圏にいられますように』を書いておいた。後者は叶ってない気がするが、あのクソでかい巨人の腕が止まったのは今願ったからと言うことにしておこう。

 

「あーあー、もうちっとはちゃめちゃになんねーかなー」

 

「お前はお前でハルヒの血があるな」

 

「すいません、少し気になるんですが…」

 

「ん?」

 

「あの…あなた達はなぜ二人でチェスを…?」

 

「パソコンでネトゲするために」

 

「俺は英単語を覚えるために」

 

「…愛とラブリーチャーミーな敵役」ボソッ

 

「長門さん、最近ポ○○○見たよね?」

 

「それはともかくとして、英単語ですか…そうですねぇ…テストも近いことですし…」

 

「残念だが俺は成績に困ってはいないので、英単語は調べない」

 

「お茶は如何ですか?」

 

「あ、どうも…」ペラッ

 

「…秘密の密会だな」

 

「しーっ」

 

「でかい声で言うなよ。反応する奴がいる」

 

「今現在進行形で足攣ってるからなんとも言えん」プルプル

 

姉は帰ってしまった。そんで持って短冊も見てしまったので俺も立ち去る。いや、秘密の密会なんて興味しか出ないじゃん。バチクソに興味あるんだけど。長門さんにそう言ったら『盗み聞きは推奨できない』と言われた。今後のなんやらに関係しているそうな。

 

「…今後、と言うよりも過去の、と言った方が適切かもしれない」

 

「なるほどねぇ…」

 

「何かわかったんですか?」

 

「中学…なん年だったかな?そんくらいの頃からずっと七夕の同じ時間に足を攣るなあって」

 

「それは恐らく涼宮ハルヒが原因である可能性が高い」

 

「…マ?」




数年前の弟
「さあ、行くわよ!!」
「やって帰ってきたらいくらでも足攣らせて良いよ」
「言ったわね!?」

と言う感じで、雑な挑発のせいで足攣ってる的な。
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