涼宮の弟on the 自転車(稀)   作:覚め

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パソコン部長の奴でございます。


第6話

試験。それはめんどーでめんどーで、めんどーな感じの出来事である。だが俺は知らん。逃げる。鉛筆コロコロと言う伝統的なあれこれで…。逃げれるわけないか。真面目にやろう。そう決意したのは、試験終了5分前である。

 

「いー」

 

「あー」

 

「…ちょっと」

 

「ほら、お呼びだ」

 

「ここは弟であるお前が」

 

「キョン!」

 

「…はぁ…」

 

「俺も行く〜」

 

「結局来るのかよ!」

 

「…何これ」

 

「SOS団のエンブレム」

 

「そうよ。我らがSOS団のエンブレ」

 

「蛇の間違いだろ」

 

「ふんっ!」ゲシィッ

 

「お゛っつ゛!!」

 

「で、これなにすんの?」

 

「何すんのって…SOS団サイトのトップページに載せようと思うのよ」

 

「トップページしかないのに?」

 

「あんたの作ったサイトじゃ、訪問者が増えないのよ」

 

「ひでー言い草」

 

「奴には尊敬と労うと言う言葉はない」

 

「おお、おとうとよ…」

 

「折角みくるちゃんのエロ画像で客を呼ぼうと」

 

「は?」

 

「あっ」

 

「…家帰ってから聞いてもいいかな。それ」

 

「い、いや!違うのよ!?決して、安易な釣りサイトを作ろうとしたとかじゃ」

 

「座れ」

 

「だ、だからそんなに怒ることは」

 

「座れ」

 

「…」

 

まじもんの気狂いと化してるなこの姉。朝比奈さんのエロ画像と言ったら恐らく俺の知っているアレであろうな。うん。じゃあブチギレ不可避ですね。うん。殺すぞこの姉…まあそれを阻止したキョンさんには賞賛の拍手と軽蔑の目を送ろう。

 

「と、とにかく…!これを貼り付けて人を呼ぼうと思ってるのよ!」

 

「日記とかは」

 

「いやよ面倒くさい」

 

「誰だってそうだろうな」

 

「と、言うわけでキョン!このシンボルマークをサイトの頭に表示するようにしなさい!」

 

「…長門さんや、本貸して」

 

「推奨できない」

 

「なぜ」

 

「全て古代メソポタミア文明の壁画だから」

 

「…oh…」

 

「一部を翻訳する。『くたばれと叫んだ」

 

「ちょ、ちょっと待って、メソポタミア文明ってそんな野蛮なの?」

 

「そう…」

 

「メソポタミアってくたばったのかな」

 

「…ダンベルならありますが?」

 

「お、20kgだ」

 

「…?」

 

さて、そんなこんなでサイトに貼った画像によることか、なんなのか知らんが画像がぐちゃぐちゃになったり、客が来たりした。んー?パソコンの所のアレコレが変になったりしてんだ。そんなこともあったんだねー。わー。

 

「私の彼氏が行方不明になっちゃって…」

 

「…?」

 

「夜中に尋ねても真っ暗で…」

 

「…ながっとさん」

 

「何」

 

「あの人…」

 

「私の座っていた席を取られた。不覚」

 

「今ギャグやるつもりはねーんだよ」

 

「とにかく!我々で調査するので!」

 

「あ、はぁ…」

 

と言うわけで現場。ちなみにアレから何日も経ってないと思うのだが。アパートに来た。部長氏の家である。高校生のくせに、一人暮らしとは…寂しくないのか、そこらへんの感性が滅んでいるのかの二択だな。間違いない。

 

「持ってきたわね?」

 

「何を」

 

「アレよ!」

 

「…これ?」

 

「なんだそれは」

 

「最悪、鍵が開いてなかったりしたらピッキングするわよ!」

 

「オメーが最悪だよ!!」

 

「…開いてる」

 

「あーよかったーピッキングしなくてよかったー」

 

「ちなみにだが、やったことあるのか?」

 

「三回くらい。鍵忘れた時だけど」

 

「…古泉」

 

「犯罪歴はないですよ。この中の誰にも。」

 

「そうか…」

 

「何してるのよ、さっさと入るわよ」

 

「…パソコン部長してるくせに、そんな良い感じのパソコンではないんだな」 

 

「普通に物色してやがる」

 

「本も…至って普通ですね。南米辺りでもうろついているんでしょうか…?」

 

「そんなものなのか?」

 

「…出た方がいい」

 

長門さん、本日二度目の産声。と言うわけでさっさと出た我々一行は、頭を悩ましながらうんたらかんたらそんたらすることになった。ちなみにあの部屋、二度と行きたくない感じがする。幽霊的な何かでもいたのだろうか。以前幽霊的な何かを見たこともあるし…そんなもんか。

 

「…解散か」

 

「じゃ、ハルヒに見つからないように…」

 

「何でもいいけど、俺あの部屋二度と行きたくないんだけど」

 

「それは推奨しない。涼宮ハルヒを例外として、あの部屋にウィルスのようなものがあった場合の安全が保証できない」

 

「例えばコンピューターウイルスとか」

 

「おや、そうなんですか?」

 

「こいつは自覚症状のあるハルヒだからな」

 

「何を言っているんだお前は」

 

と言うわけで部長の部屋に戻って、諸々の説明を聞いて、ウンタラカンタラして、部長の行方不明の原因が判明し、そしてウンタラカンタラして、呪文をぶつぶつ読み上げ、今に至る。うん。意味がわからない。説明を聞いても意味がわからなかった。

 

「…とりあえず、あんた達の土俵を二つ混ぜて十で割ったような場所ってこと?」

 

「厳密には違いますが…まあ、解決してしまえばあんまり関係ないですし、そういうことにしましょうか」

 

「じゃあ…」スッ

 

「こんな砂漠みたいなところが隠し部屋としてあったのか〜」

 

「フォ○スの力!」グワッ

 

「!」ズドォンッ

 

「でかい…虫…?」

 

「明確な敵意を感じます」

 

「破ぁ!」ドォンッ

 

「!?」ドガアンッ

 

「やっぱ使えるわ」

 

「おかしいですね…僕と同じように弱体化を喰らうと思っていたのですが…」

 

「空も飛べるわ」

 

「逆に強化されているような印象を受けます」

 

「まあ、フォ○スの力が使えるってことは」スッ

 

「おま、砂で団子作るなよ!」

 

「砂団子アタック!」バッサァッ

 

「あんまり効果はありませんね」

 

「砂をかけただけ」

 

「酷いね」

 

「うわカナブンいるじゃん」ズガァッ

 

「治療の要を潰すとは、そう言った類のゲームがお得意で?」

 

「治療する奴は弱いだろ?」

 

「しかし、本体をどうにかしなければ…」

 

「俺デカくなっちゃお」ググググ

 

「うわ!?」

 

「閉鎖空間の巨人に似てますね…なんか、無茶苦茶になってる気がします」

 

「涼宮ハルヒの弟であることが関係していると思われる。」

 

「贔屓か!?」

 

「恐らくそう」

 

「虫なら踏めば終わりよ!!」ブチッ

 

「…アレが部長だったら?」

 

「私が作り直す」

 

「…」サーッ

 

と言うわけで帰ってきた俺。閉鎖空間に弾き出されたらどうしようとか思っちゃった。わーこわい、次からはフォ○スくらいで押さえておこう。原因について会話をしているとなんとも変な話になっている。あのシンボルがクソでかい容量を誇っているらしい。草。

 

「…あーあ、異次元の人間とか居ねーかなー」

 

「お前、ハルヒの前で軽々と言うなよ。次に入部する奴が異次元の人間になる」

 

「キョンさんが怪しいと思うけどね」

 

「俺はお前が怪しいと思っている」




異次元の人間「オッスオッス」
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