転生したら武天老師って呼ばれるようになったんだが?   作:JOJI

10 / 36
感想と評価ありがとうございます!皆様のおかげでなんと日間ランキングで3位になってました!

この話で少々賛否が別れそうな話題が出てきます。ご注意ください。


第9話

 

ワシ、亀仙人には悩みがある! 本名があるせいで亀仙人と自称しにくい事と武天老師という敬称が広まりすぎて今更亀仙人と名乗る意味があまりない事と禿げない事である!

 

いや、他にも悩みはあるよ? 悟飯の死亡フラグである悟空のしっぽ問題とか牛魔王がガチでプロレス方面で活躍しちゃってるとか。でも、前者は悟飯本人にそれとなく注意して助力しようと掛け合ったが断られちゃったし、牛魔王は別に悪いことしとらんし原作通りフライパン山に住んどるらしいからいいかなって思ってる。

 

まぁ、悟飯はけっこう強いし何とかするじゃろ。

 

それより、ワシが禿げない問題じゃ。そろそろつるっパゲになる頃だとは思うがめっちゃ毛根ピンピンしとるし、髪も切ってもけっこうすぐ伸びてしまう。たぶん、不死鳥の加護が毛根の維持に務めとるのじゃろう。ワシが禿げないとどうなるのか……特にないな。せいぜいオープニングでの登場シーンで光らないくらいか。ちなみに髪型はオールバックでまとめておる。確か天下一武道会で変装した時の見た目にそっくりじゃな。

 

それにしても最近カメのやつを見ないのう? え? 山に松茸狩りに出掛けた? ウミガメなのに?

 

 

カメのやつが松茸狩りに出掛けて1年が経ってしもうた。流石のカメの足でも遅すぎる。ファンファンも心配して落ち着かない様子だ。仕方の無いやつじゃ、ちょっくら探しに行くかの。

 

と、思った矢先にカメのやつが戻ってきた。

 

「ウミちゃん!」

 

ファンファンがカメが戻ってきたのを見ると駆け寄って抱き上げた。

 

「もう…1年も戻ってこなくて、心配したのよ?」

 

「ご心配をお掛けしました…松茸狩りへ向かう最中で道に迷ってしまいまして…ご親切な方が背負って連れてきてくださったんです。」

 

「まぁ! その人にお礼しなくちゃ!」

 

「カメよ。その者達の名は聞いておるのかの?」

 

「ああ、海へ戻れた感動で忘れていました。ですが、お礼のために岸で待ってもらってます。」

 

ふむ、思い出した。確か道に迷ったカメを悟空達が発見して海へ連れていきそこで初めて亀仙人と会うイベントじゃったな。確か、そこで筋斗雲をやるんじゃったか。

 

「そうか…よし、ワシが礼へ出向こうかの」

 

「あら、なら私も行くわ!大事な家族を助けてくれたんだから!」

 

「え?まぁ…良いかの」

 

原作にはファンファンはもちろんおらんかったが、些細なものかの。さて、流石に寝巻きのままじゃといかんからの。パパっと身支度を整えるとするか。

 

 

 

 

 

 

「うーん、遅いわねぇ。そろそろお昼過ぎちゃうわ」

 

「ブルマぁ、オラ腹減っちまったぁ…」

 

「もう、しょうがないわね。ここでお昼ご飯食べちゃいましょ」

 

そういうと緑色の髪を伸ばした少女ブルマはカプセルの入ったパレットを取り出す。その隣で腹をさすっている跳ねた髪が特徴的な少年孫悟空は飯の調達へ行こうと勤しんでいる。昨晩のご飯が口に合わなかったためである。

 

「あら?」

 

パレットから顔を上げて海の方面を見ると人影が見えてきた。近づいてきたのは先程助けた亀に乗った白髪を後ろへまとめヒゲを伸ばし、オレンジのカンフー服に身を包んで亀の甲羅を背負った老人と黄色い雲に乗った紫色のショートヘアで薄紫色のチャイナ服に身を包んだ美女だ。

その異色な組み合わせを見てブルマはピンときた。

 

「あれって亀じいちゃんとファン姉さんじゃない?」

 

「へ? カメのじいちゃん?なんだそれ?」

 

「あだ名みたいな物よ。家のパパとママの友達でたまに遊びに来るのよ。よく知らないけど凄い人らしいわよ。」

 

「へー、そうなんか」

 

そう話していると亀じいちゃんとファンファンは岸に着いてそれぞれ乗ってきたものから降りる。

 

「ハロー!待たせてすまんかったの」

 

「お待たせしました」

 

「ごめんね、遅くなって」

 

それぞれ待たせてしまったブルマと悟空へ謝る。

 

「久しぶりー、亀じいちゃんとファン姉さん! 元気してたー?」

 

「おぉ、誰かと思ったらブルマじゃないか。」

 

「ブルマちゃん!久しぶり!私も亀ちゃんも元気よ!」

 

そう挨拶したブルマとファンファンは手を繋いでキャッキャと再会を喜ぶ。そこに不思議そうに見てた悟空が声をかける

 

「なぁ、じいちゃん達なにもんだ?」

 

「ん? おぉ、こっちは初めてじゃな。すまんの、ワシは亀仙人と呼ばれておる。気軽に亀じいちゃんと呼んどくれ。」

 

「私はファンファンよ、坊や。ウミちゃんを助けてくれてありがとう!」

 

「オラは孫悟空ってんだ!よろしく!」

 

 

 

 

 

 




亀仙人禿げない問題。全く予定してませんでしたが不死鳥の加護で再生力がナメック星人並にある状態の亀仙人だと毛根も勝手に再生しちゃうんじゃないかと思いまして、あと普通にジャッキーチュン状態が私が好きと言うのもあります。

短いですが切りが良いので次回から本編に本格的に介入していきます。
感想と高評価よろしくお願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。