転生したら武天老師って呼ばれるようになったんだが? 作:JOJI
勝手ながら、前回の最後を少し改変しました。と言っても最後の日付などを消しただけです。あと、あらすじ(笑)をアップデートしました。
今回はオリ亀視点でお送りします
「スゥー...フゥ〜、まずは風呂だな」
下山して深呼吸して入ってきた新鮮な空気と共に自身の香ばしい香りを嗅いでそう思う。山でも川で水浴びをしていたが如何せん限界がある。その気になれば秒で下山できるんだが1度山篭り修行を決めてその日のうちに下山して風呂いくのってダサいなって思ったからなんだけどな。まぁ、ファンファンはちょくちょく風呂に行ってたけど
まぁ、そんな事はどうでもいいか。さて、久しぶりの風呂と洒落込む前に道場に顔を出すかな。鶴のやつ破門になってねぇかな〜
今、ファンファンは実家に呼ばれてて丁度いないしいてもいいんだけど
「ただいま〜、一番弟子が戻ってきましたよっと…どうしたんだ師匠も皆もそんな辛気臭い顔して」
久しぶりに道場に入ると道場で古参組の門下生と鶴のやつ、そして師匠が険しい顔を浮かべて座っている。気もいつも以上に高ぶっている。
師匠は俺を見ると驚いたかのような顔をして立ち上がった
「...亀か?いや、見違えたぞ! 気が以前とは比べ物にならんほど高まっているではないか!そして驚くほど静かだ、ここに来るまで気づかなかったほどに。一体、どんな修練を積んだのだ?」
亀というのは俺のあだ名だ。ここで修行している間ずっと亀の甲羅の重りを背負って修行していたのでそう呼ばれ始めたのだ。ちなみに今も亀の甲羅を背負ってるし本名は某アクション俳優に似た名前をしてる。
「いや、気術を中心に修行してめっちゃ捗ったとしか言えないんですが、修行の成果見ます?きっと腰抜けますよ?なーんて」
「うむ、見ずとも分かる。良い修練を積めたようじゃな。こっちへ来なさい、少し話そう。お前たちはもう休んでいなさい。」
「「「はい…」」」
師匠がみんなに声をかけるとゾロゾロと道場を出ていく。普段はあんな元気もクソもない返事をすると師匠は怒鳴るんだが今回はそんな事はせずに弟子たちが出ていくのを静かに見て最後の1人が出ていくと扉を静かに閉める。
「ワシの部屋に来なさい、そこで話そう」
「わ、分かりました」
師匠のいつもと違う雰囲気に戸惑いながら、師匠の背を追いかける。
師匠は何かに凄まじく怒っている。やばいな、修行しに行く前に師匠が大事にとっていた人気店の茶菓子を勝手に拝借したこと怒ってんのかな。賞味期限間近だったしいらないのかなって思ったんだけど。
そんなことを思いながらビクビクして師匠の部屋に入って椅子に座る。
「茶を出そう、少し待っていてくれ」
「ありがとうございます」
「うむ」
師匠が茶を注いでいる背を眺め、師匠の気を観察する。やっぱり以前より気が上がっているな。どうやら修行し直しているみたいだな。だが、なんだか今なら師匠に勝てる気がする。いやいかんな、また悪い癖が出てしまった。
「またせたな。」
「いえ、それで話とは?」
「うむ、まずはこれを見なさい。修行している間、ニュースは見ておらんのだろう?」
「えぇ、山では電波もクソもないので」
師匠はリモコンを取るとテレビをつけてニュースを流す。
「臨時ニュースです。ただいま東の都を襲っている正体不明の怪物達を討伐するべく政府が軍を派遣することを宣言しました。」
「怪物が東の都を?」
映像が切り替わりおそらく襲われている東の都の上空に映像が切り替わる。そこでは緑色の怪物達が建物をエネルギー波やパンチや体当たりやらで崩し都を破壊している様子が映し出される
「なっ」
その光景に絶句していると、カメラに何者かが話しかける
『それはカメラというものかな?』
『うわっ!いつの間に!』
カメラが動くとそこには緑色の肌で耳はとんがり触覚が生え胴体の真ん中に魔と書かれた道着をきた巨体の男と青白い肌をし黒いローブをきた男が向かい側に座っていた
『我が名はピッコロ大魔王!この世界を征服し悪が蔓延る最高の世にする者!』
『我が名はガーリック、ピッコロ大魔王の同士にして次期神である!』
ピッコロ大魔王。ドラゴンボールの初代ラスボスにして地球を恐怖のどん底に陥れた敵キャラだ。そして隣のはたしかドラゴンボールの映画の敵キャラだったはずだ、いやあれはJrだったか。いや、そんな事はどうでもいい!
「なっ、なっ!?」
なんでお前らが!? こいつらはドラゴンボールの敵キャラだろ!? ドラゴンボールは漫画でアニメでゲームじゃないの!? 2次元じゃないの!? いつ3次元になったんだよ! いや、薄々おかしいなぁとは思ってたよ! 修行したらクソほど強くなるし、気術の修行をすればビームを撃てるし飛べるしでドラゴンボールぽいなとは思ってたよ! でも、まじだとは思わないじゃん!
まじかー、俺ドラゴンボールの世界に転生しちゃったかぁ。いや、好きな作品なんやけど、この世界で生まれ変わってって言われたら全力で拒否するわ。だって新しい話し始まる度に地球や宇宙規模で危機が訪れるじゃん、おやつ感覚で都道府県規模の人数死ぬやん。嫌だよそんな世界。
俺が絶望している間にピッコロ大魔王達が話し始める。
『世界征服の第1歩に手始めにこの東の都を破壊する!』
『恨むのなら我に刃向かった神を恨むのだな』
ピッコロ大魔王の腕がブレるとそこで映像が途切れた、おそらく殺されたのだろう。
『えー、先程の映像が東の都を襲っている怪物たちの長と思われるもの達の映像です。先程の映像でガーリックと名乗った男が発した、恨むのなら我に刃向かった神を恨めとはどう言った意味でしょうか?』
『えー、そうですねぇ』
そこからニュースキャスターと専門家らしい人物のやり取りを聞き流し、師匠に向き直る
「これが話...ですか」
「そうじゃ、東の都を襲っている奴らの気を感じてみよ」
そう言われ慌てて奴らの気を探るとすぐに見つかった。邪悪で、感じるだけでもおどろおどろしく気持ち悪くなるほどの気だ。どちらも師匠の気の総量以上で片方は俺と同等、もう片方は俺だけでは底がしれない。今の俺より強いかもしれない。ここからではどっちがピッコロ大魔王かは分からないが、おそらく俺と同等のやつがそうではないかと思う。ガーリックは映画キャラなだけに強かったイメージだ。
わりぃ、俺しんだ
感想と高評価よろしくお願いします!主に私のやる気のために(、._. )、オナシャス