転生したら武天老師って呼ばれるようになったんだが?   作:JOJI

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お待たせしましたー。最近忙しくてなかなかかけない日々が続いてしまいました。頑張ってフリーザ編までは今年中に書きたいな…このペースだと無理か…


9/27 15:17 後半部分に掛け声を追加し1部変更ました


第22話

 

 

「ハァハァ…ゼェゼェ…」

 

「ふー、ようやっとばてて来おったか。全く、体力おばけじゃなお主。」

 

今、悟空がバテて倒れている場所は聖地カリンという場所に凄まじく高くそびえ立った塔、カリン塔そのてっぺんである。そこに居るカリンという仙人に超聖水という自身の力を倍にする聖水を求めて悟空が登ってきたのだ。

 

様々な冒険を経験した悟空はやっと目的である四星球を聖地カリンで見つけたが、そこへ襲来してきた殺し屋桃白白に襲われる。そして、聖地カリンを守護をしていた部族の者が殺されてしまう。

次に悟空が狙われるが、天下一武道会での経験のおかげで悟空は何とか桃白白を相手に互角の戦いに持ち込む。

しかし、思いもよらぬ苦戦を強いられた桃白白が不意に先程殺された部族の者の息子であるウパに狙いを定め、それを庇った悟空は桃白白のどどん波という気功波を食らってしまい意識を失ってしまった。

 

桃白白は悟空を殺したと思い、悟空の持っていたドラゴンボールを奪った後その場を後にしたが、悟空は偶然懐に仕舞っていた四星球によってどどん波の直撃を免れ一命を取りとめていた。しかし、悟空は己の力不足を憂いまた襲ってくるであろう桃白白を返り討ちにするために超聖水を求めてカリン塔へ昇ったのだ。

 

そして今、悟空はその超聖水を飲むために仙人カリンのテストとしてカリンから超聖水を奪うという試練を受けていた。

 

「な、なぁ…ここまで登ってきたのオラが初めてなんか?」

 

「いいや、お前が初めてでは無い。数百年も前には何人もの者たちが登って来おったよ。しかし、ワシからこれを奪えたのは2人だけじゃったのう。」

 

「へ、へぇー…おめぇ歳いくつなんだ?」

 

「800歳とちょっとじゃ。」

 

「いい!?お、オラよりずーと、ずーと歳上なんか!?」

 

「そろそろ尊敬しても良いのじゃぞ?、でじゃその、これを奪えたという者の1人はお主の師匠の弟弟子である鶴仙人というやつじゃ。」

 

「鶴仙人?へぇー、じっちゃんに弟弟子なんかおったんか〜」

 

「そして、そのもう1人はお主の育ての親である孫悟飯じゃ」

 

「え!? それどういう事!?」

 

「お前の動きを見ていればわかる、あやつの動きの癖がよう似とるわ。」

 

「じゃあ、じっちゃんも昔ここに来たのか!? ここで不思議な水を飲んでもっと強くなったのか!」

 

「そうじゃ」

 

「……ひょっとしておめぇ、すごくすげぇやつなのか…?」

 

「やっと分かったか! これからはカリン様と呼べ!」

 

「なぁ、オラのじっちゃんはどのくらいでその水の壺を奪えたんだ?」

 

悟空の感心によってぽっこりしたお腹を張っていたカリンは悟空の質問に指を三本立てた

 

「すげー! 三分か!?」

 

「いいや、3年じゃ」

 

「ええ!? 3年!?」

 

武術において右に出るものはいないとされるほどの武道家である孫悟飯。その強さは悟空はよく稽古をしてもらっていたので知っていた。その動きは既に全盛期を大きく過ぎていたのにも関わらず素早く力強い動きだったのを覚えている。

 

「もちろん、武道家として大成する前の話じゃ。むしろ、ここで超聖水を飲んだからあやつは武道家としての高みへと登ったのじゃろう。」

 

「へー、そうなんか…。じゃあさ、亀仙人のじっちゃんはどうなんだ? ここ登ったのか?」

 

「ああ、登って来おったよ。なんなら、遊び感覚で何回も来よるわ。」

 

「え…そうなんか…じゃあその水は飲んだのか?」

 

「いいや、飲んどらん。」

 

「え? じっちゃんはその水奪えなかったんか!?」

 

「いいや、そもそも試練を課すまでもなかったのよ。あやつがここに初めて来たのは200年ちょっと前かの、その時には既にワシを大きく超えた力や技を持った武道家じゃった。じゃから、意味は無いと判断してこの水は飲んどらんのじゃ。」

 

「へぇー! やっぱり、じっちゃんはすげぇんだなぁ!」

 

「…同じ仙人でも、わしの方が偉いんじゃぞ?」

 

その話を聞いてますますやる気を出した悟空は僅か3日で超聖水を奪い取って見せた。しかし、カリンが持っていた超聖水はただの水であり、力を数倍に引き上げるという伝承の正体はカリンの試練という名の修行にあったのだ。

 

そうしてカリンの元でパワーアップした悟空は意気揚々とやってきた桃白白を返り討ちにし、ウパの父親を生き返らせるために残りのドラゴンボールの元へ向かったのだった。

 

 

一方そのころ、亀ハウスではブルマが家にある余り物やらなんやらで自作ドローンを作り出して悟空の行方を追っていた。一向に戻ってこない悟空に痺れを切らしたのだ。亀仙人は悟空の事だからドラゴンボールを取り返した後にワシらのことを忘れて次のドラゴンボールの場所に向かってる事だろうと思っている。

その予想は当たっておりブルマが見つけた悟空は筋斗雲に乗って次のドラゴンボールの方角へと向かっていた。

 

ブルマは悪態を吐きながらも無事な様子の悟空の姿に安心して、次に向かっている2つのドラゴンボールの場所にドローンを飛ばしてみると、何とその場所はレッドリボン軍の基地であったのだ。そしてドローンは基地の見張りにミサイルで堕とされる。暗転したモニターを前に呆然とするブルマを他所に亀仙人はあー、こんな展開だったなぁと思い出していた。

 

「いくら孫君でも1人でレッドリボン軍に行けばやられちゃうわ! 助けに行きましょう!!」

 

「ん〜、そうじゃろうか?」

 

「そうよ! みんなで孫君を助けに行きましょう!」

 

そんなこんなで1人で盛り上がるブルマが電話でヤムチャを呼び出したり、買い出しに行っていたクリリンとファンファンを呼び戻したりして準備を整えていった。亀仙人とファンファンは遠くで感じる悟空の気を感じてあまり危険は無いだろうと踏んでいるが、世界最強と恐れられて政府でも手に負えない軍団だし、何か隠し玉があるかもしれないと思った。

 

「ブルマよ、ワシが先に行って見てこようか?」

 

「え? あ、そうよ! じいちゃん飛べるじゃない! うっかり忘れていたわ!! 孫君をお願い!!」

 

「おーけー」

 

とおっ!っと飛行機よりも何倍も速いスピードで飛んで行った亀仙人を見てクリリン達はもうあの人だけでいいんじゃないかなっと思った。が、念の為と自分たちも飛行機に乗り込んでレッドリボン軍へと飛んで行った。ちなみに座席の関係でファンファンは舞空術でついていっている形である。もう一度、クリリンとヤムチャはもうあの二人だけでいいんじゃないかなっと思った。

 

 

亀仙人がレッドリボン軍の上空に着いた頃には悟空がレッドリボン軍へと乗り込んで数分の事だった。悟空の凄まじい快進撃をレッドリボン軍は受けきれず次々と倒されていっていた。悟空には銃も爆弾も効かず、目に追えないスピードで次々と仲間が倒されて行っている様はまさに悪夢だろう。

 

「心配は無用じゃったな。しかし、世界最強の軍団もこんなんじゃあのう…」

 

警察も政府の軍も手に負えない悪の軍団。しかし、その軍団は最強のイレギュラーによって壊滅に追いやられていっていた。更に数十分後には悟空の恐ろしい強さに逃げ出すものまで現れ始めた。すると突然、建物に穴が空いたと思ったら巨大なロボットが現れたのだ。

 

「んん?」

 

真っ赤な色をした20mはあるであろう巨大なロボットは基地を飛び出すと腹の部分のハッチが開き何らかの兵器が飛び出して何やらエネルギーのようなものを溜め始めた。

 

「これは不味いかもしれん…」

 

機械であるため気は何も感じないが、嫌な予感がビンビン感じるため飛び出しロボットの横っ腹を軽く蹴り飛ばした。ドゴンっと重い音をひびかせて、腹の何かの兵器の照準がズレて基地ではなく森林に向けて放たれた。兵器から放たれたビームは森を切り拓き焼き払い着弾時には凄まじい爆発を起こした。その1発で基地の大半は焼き払える程の火力である。

 

「なかなかえげつないものを作りおるわい。」

 

『だ、誰だ!? まだ、このブラック様に歯向かう奴がいるのか!?』

 

「あれ!? じっちゃん! なんでいんだ!?」

 

そこへ筋斗雲で飛んできた悟空が亀仙人に合流した。

 

「お主が一向に帰ってこんもんじゃから探しに来たんじゃ。」

 

「あ、ごめん。忘れてた!」

 

てへへっと笑う悟空に呆れる亀仙人だが、ロボットが地上へ降り立ちこちらへ向けて無数のロケット弾を放ち始めた。

 

「話はあとじゃ、まずはあやつを倒すぞ!」

 

「おう!」

 

悟空と亀仙人は同時に飛び出し、悟空は筋斗雲を亀仙人は舞空術で巧みに無数のロケットの弾幕を掻い潜り同時にロボットへ飛び蹴りの姿勢をとる

 

「たぁー!」

「ほぉー!」

 

飛び蹴りは見事にロボットの上半身を捉え確かなダメージとともに吹っ飛ばした。蹴った時の反発を回転することで逃しながら2人は同時に地上へ降り立つと同時に構えた。

 

「悟空よ、合わせよ!」

 

「へへっ! いっちょやってみっか!!」

 

ロボットが立ち上がる隙に両腕を腰だめに構えて気を両腕に集める。

 

「「か…め…は…め…」」

 

ロボットがようやく立ち上がって先程の兵器を放つためにハッチを開くが、それは同時に弱点を晒すことに他ならない。そして、それをぶち抜く力は既に溜め切っていた。

 

「「波ァァァァアアッ!!」」

 

悟空と亀仙人が同時に放ったかめはめ波はロボットを容易く貫いて空へと消え去っていった。そして、腹にどデカい風穴を開けたロボットは所々から爆発を起こしてついに内側から爆発四散し粉々になった。乗っていた者の気も消え去ったことから脱出はしてないようだ。まぁ、同情する気もないが

 

「何とかなったのう。」

 

「いえい! ピース!」

 

こうして世界最強と恐れられた悪の軍団レッドリボン軍は2人の子供と爺によって壊滅した。いくつかの残党を残して

 

 

 

 

「ひーふーみーよー…あとひとつだな!」

 

「ふむ、確か悟空は四星球を見つけるんじゃなかったのかの? そこにあるようじゃが?」

 

「うん!だけんど、かくかくしかじかで」

 

「ほう! そんな事が…確かに桃白白は鶴のやつの弟なだけあってなかなかの腕をしておった、そこらの武道家では歯が立たんほどな。鶴からは自分が決着をつけると言われておって手出しはせんかったが…まぁ、そんな事情ならしょうがない。そして、その殺されたウパの父親とやらを生き返らせるためにドラゴンボールを集めておると…立派な事じゃ! 流石は悟飯の孫じゃな!」

 

「へへっ! じゃ、次のドラゴンボールはっと…あれ?」

 

悟空は何回もドラゴンレーダーをポチポチと押すが全く反応がない。

 

「壊れちゃったかなぁ? ずっと懐に入れてたし…」

 

「ならブルマに直してもらえば良い。ちょうどこっちに向かってきておるはずじゃ。」

 

「そうだな!」

 

悟空と亀仙人は飛行機でこちらへ向かってきているはずのブルマ達へ向けて飛び出して行った。

 

 

 


 

巨大ロボット

 

劇場版ドラゴンボール最強への道で登場したレッドリボン軍の最終兵器。パイロットはブラック。レッド総帥の自分勝手な欲望である身長を伸ばすという願いのためにドラゴンボールを集めていたと知ったブラックはキレてレッド総帥を撃ち殺して巨大ロボットに搭乗し悟空を圧倒的な質量で追い詰めた。しかし、あと一歩のところで悟空を助けに来たはっちゃんを握り潰して壊し、その様子を見た悟空を更に煽り散らかしてブチ切れた悟空の特大かめはめ波によってぶっ壊された。

 

劇場版ドラゴンボール最強への道は1900年代のドラゴンボール最後の映画を飾った作品であり、当時の最新の技術でドラゴンボールをリメイクするというコンセプトのためその作画は必見である。原作の1巻から8巻までの物語を凝縮して入れたためか1部キャラが出てこなかったり展開が簡略化されたりしている。

初期から悟空が異様に強かったり一瞬でかめはめ波を使いこなしたりと生まれたばかりで戦闘力たったの2とは思えない力を発揮している。滅多に泣かない悟空が泣いたシーンはこっちまで貰い泣きしてしまった。

 

 

 

 

 




続きはただいま一生懸命筆記しております! もうしばらくお待ちをぉ〜
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