転生したら武天老師って呼ばれるようになったんだが? 作:JOJI
設定についてあと書きで補足があるので興味ある人は見てってください
茶を啜って一旦冷静になって状況を整理しよう。まず、俺はドラゴンボールの世界に転生した。俺が誰に転生したかだが、可能性がいくつかあるが候補は亀仙人。何の因果か亀ちゃんなんて呼ばれてるし、今のところ亀仙人らしい人物を見ていない。そして、おそらく師匠は原作やアニメで亀仙人が言っていたピッコロ大魔王を封印した人だろう。武泰斗さまって言ってた気がするし。
そして、何故かピッコロ大魔王はガーリックと手を組んで世界を征服しようとしている。あのガーリックは映画に出てきたガーリックJrのお父さんかなんかだろう、たしか原作の神様と神への座を争ったとかなんとだった気がする。くそ、転生してから18年も経っているから原作知識がうろ覚えだ! こっちに来て技の参考にするために良く思い出していたから良かったものの、細かい設定はほとんど覚えてないぞ。
「待てよ…東の都ってファンファンの実家があるんじゃ…ッ!!」
「なに? ファンファンがどうしたのじゃ」
急いでファンファンの気を探ると東の都で何かと戦っているファンファンの気を感じた。
「くそっ! 俺とした事がっ!! 師匠! ファンファンは今、実家のある東の都にいます!俺は直ぐに向かいます!」
「なに!?」
俺は師匠の返答も聞かずに廊下へ飛び出し外へ飛び出す
「まだあまり使いこなせていないが四の五の言ってられない!」
俺は
飛んでいる間にも
「一か八かでやるしかない…!」
ファンファンの気を探ると20以上の魔族に囲まれて戦っているようだ、しかし苦戦しているようでファンファンの気がどんどん弱くなっている!
「間に合え!」
消耗を避けるためにほとんど外気術で補っていた舞空術に自身の気を合わせて爆発的に加速させる!
「見えた!」
建物が崩壊しほとんど廃墟となっている東の都、その辺に無数の黒い影が集っている。そのどれもが邪悪な気を放ち、何かを攻撃している。ファンファンだ。
「ファンファン!! 邪魔だァァッ!!」
纏っていた気を前方に気功波として放ち空中に居た魔族を一蹴し、地上でファンファンを襲っていた魔族の背後に降り立つ。ダンと凄まじい轟音がなり降り立った地表が削れ地面が大きく揺れる
「な、なんだ!? ガッ!?」
裏拳で背後にいた魔族の頭を吹き飛ばし、更にファンファンを襲っていた一際大きな魔族をほかの魔族が集まっている方へ蹴り飛ばす
「ぐはぁ!?」
そして、周囲に漂っている気を両手に集め腰だめに構える
「かぁ〜め〜は〜め〜…」
俺が貯められる最大の
「波ぁぁぁああッ!!」
俺が放ったかめはめ波は集まっていた数十体の魔族を全て吹き飛ばし、周辺を更地に変える。
「ふぅ…ひとまずは何とかなったか。」
「あ、ありがとう亀ちゃん。助かったよ…」
俺の後ろに控えていたファンファンが肩を押えながら礼を言う。
「いや、間に合って良かった! 肩を怪我しているのか?見せてくれ」
「大丈夫、さっきまで肩を撃たれていたけど今は少し痛むだけ。不死鳥さまさまね」
押さえていた手をどけると肩に血が滲んでいたが、怪我はふさがっているようだ。俺たちは不死鳥の加護を得てから多少の怪我ならすぐに治るようになり、疲れにくくなった。どこまで再生するか試していないが修行中に腕が爆発四散した時は1時間ほどで生えてきた。たぶん気を集中して力めばピッコロみたいにすぐ生やせると思うが、実験はしていない。というかファンファンに止められた
「よし、直ぐにここから離れよう!ピッコロ大魔王やガーリックってやつに見つかる前に!」
「それが、お父さんとお母さんがまだ家に!」
「え!?」
なんとファンファンと両親は家の地下シェルターに近隣住民と一緒に避難して助けを待っているだそうだ。
「くっ、分かった。ファンファンは家に向かってくれ。奴らは全員俺が引きつける」
「そんな無茶よ! まだ100はいるわよ!?そんな数相手に1人だなんて!」
「1人ではない!」
この声は!?
「師匠!!」
黄色い雲、筋斗雲から飛び降り俺たちのそばに師匠が降り立つ
「2人でなら何とか時間は稼げるだろう。奴らは一人一人は大した奴らでは無い。なんとかなるじゃろう」
「で、でも」
「大丈夫!俺たちに任せとけって!お義父さんとお義母さんを頼んだよ!」
そのまま返事を聞かず俺たちは街を襲っている魔族の方へ飛び立つ
「それで? 実際勝算はどれくらいだと思います?」
「うむ、先程の戦いぶりは気で感じておった。周囲の気を自在に操り己の糧とする技、見事じゃ。どれほど使いこなせる?」
「実戦で使うのは初めてです。自由自在に使いこなせているとは言い難いですね」
「ふむ、有象無象ならなんとかなるじゃろうが例の彼奴等は別じゃな。特にガーリックという男。底が知れん…」
「師匠もそう思いますか」
腐っても映画版キャラのお父さん。ピッコロ大魔王よりも数段強いと予想しとかないといけないだろう。
そう話している間に街を破壊している魔族の集団の前に到着した。
「なんだぁ?人間がわざわざ殺されに来たぞ!」
「ギャハハハ!愚かなヤツらめ!」
カエルみたいな顔をした魔族の1人が俺の目の前に立つ。
「おい、人間!特別に選ばしてやる!最初は腕か足か、」
言葉を待たずに俺はカエルの顔面を気功波で消し飛ばす。
「くせぇな、ゲロみたいな匂いがしたぜ。お前らに選ばしてやる、ぶっ飛ばされて死ぬか、消し飛んで死ぬか」
選べよクソ野郎ども
不死鳥の加護
不老不死になる。自然治癒力が激増する、だいたいデットプールくらいの治癒能力がある。加護なのである程度自身で効能のコントロールが効くが、まだオリ亀は気づいていない
外気術
植物や木、大地から放出されている自然に漂う気を自身の気と合一しコントロールする技。使い慣れた自身の気ではなく自然に漂う気を扱うには精密な気のコントロールが必要で、少しでもコントロールをミスれば気が反発し合い暴発する。オリ亀は一度コントロールをミスって腕を爆発させている。