転生したら武天老師って呼ばれるようになったんだが? 作:JOJI
あと、話の後に簡単なアンケートを取ります。よかったら参加してね
第32話 異星人襲来!!
ピッコロと悟空との因縁を絡め、そしてワシこと亀仙人兼武天老師と悟空が激戦を繰り広げた天下一武道会からかれこれ5年あまりが過ぎた。あれ以降、まだ次の天下一武道会が開かれてはいない。聞くところによると、史上最高の対決とか言われているあの闘いの余波で家とかが吹き飛んでしまった近隣住民がいたらしく、その対応に追われたり、更に会場周辺や近隣住民などへの根回しなどで開催の目処が立っていないらしい。その事については本当に申し訳ないとワシと悟空は反省した。
今日は悟空の息子である孫悟飯くんの4歳の誕生日にわしの家で誕生日パーティを開く予定になっている。悟飯の名前は原作通りの名前となった、ワシも名づけの際には立ち会ったがチチや牛魔王が考える名前を聞いて必死にまともな案へと近づけながら悟空へ話を流す作業には疲れたわい。
しかし、4歳の誕生日…今ではもう原作の知識がだいぶ薄れてもはや役には立たないが、何かあったような…復活したガーリックJrのやつは悟空とピッコロのやつがドラゴンボールで永遠の命を願う前にサクッと倒したしな…。
サイヤ人編が始まる時期が分からんし、考えても仕方がないか…。
「まさか、今日だったか…」
そう呟くのは、邪悪な気が1つ地球へと近づくのを感じたためだ。よりにもよって誕生日パーティの日に来るとは、間の悪いヤツめ。
「仕方がない、余計な犠牲が出る前に何とかするかのう…」
ワシは邪悪な気が降りてくる上空へと待ち構え、白い玉のようなものが降ってくるのを確認するとそれを誰もいない荒野へと蹴り飛ばす。
「よし、さてどうするか…」
悩むことは今降ってきた物に乗ってきた人物を生かすか殺すかの事である。ここで殺すのは簡単だ、実力差は感じた限りでは大きく開いているため逆立ちしてても勝てる。原作通りの知識ではワシがここでサクッと殺してしまうと後のメインキャラであるベジータらがここに来るフラグが折れるかもしれない。いや、ベジータなら興味本意で来るかもしれないが確定では無い。
「ま、悩んでも仕方ない。相手をしながら考えるか…」
そう決めると、さっき落とした場所へと飛び立つ。飛んでそうしない内に落とした場所へと辿りついた。その場所ではクレーターの中からちょうど想像通りの人物が飛び出してきた。
「い、一体何が起こったんだ!?」
腰まで伸びる長髪を生やし、髪型は似ても似つかないが顔つきはどこか悟空を思わせる風貌。手足を露出させた鎧のような物に身を包んだ男が宙に浮いて辺りを見渡している。
男の名はラディッツ。孫悟空の実の兄で弟を探しに来たサイヤ人だ。字面だけで見れば良い兄っぽいが実態は違うというか、価値観の違いというか…まぁ、ワシらから見ればはた迷惑な悪人みたいなものだな。
「遠路はるばるよう来たのう、宇宙人殿?」
「っ!?」
ラディッツの後ろに降り立ったワシはそう声掛けるとラディッツはバッと後ろへ振り返って距離を取る。
「な、何者だ! 貴様!?」
「ただの地球人じゃよ。すまんのぅ、あのままお主の乗り物を落としておったら農家に落っこちて要らぬ被害が出るとこじゃったから蹴り飛ばしてしもうた。」
「な、なに? 蹴り飛ばしただと?」
すると、ピッと音を立てて目にかけている機械を作動させる。おそらく、あれがスカウターと言うやつだろう。おそらくワシの戦闘力を測り終えたのだろう、ニヤリと笑って見下すような顔をし始めた。
「ふん、戦闘力たったの100か…ゴミめ。どうやってアタックボールの着地地点をずらしたかは知らんが、蹴り飛ばしたなどとつまらん嘘をつきやがって。」
「だってまぁ、本当の事じゃし。」
「バカを言え、たったそれだけの戦闘力でできるはずがないだろう。ちっ、カカロットのやつ星の侵略が出来ずにくたばったのか? こんなクズが、生きているとは…まぁ、いい。貴様は消えておけ、目障りだ」
そう言うや否や、気弾をワシに向かって打ち放つラディッツ。だが、ワシはそれをデコピンで弾き飛ばした。
「な、なにぃ!?」
「まぁ、落ち着け」
「ば、馬鹿な。俺の攻撃をデコピンで弾き飛ばしやがった…間違いなくやつの戦闘力は100のままのはず…貴様、どんな手品を使いやがった!?」
ようやく警戒することにしたのか、隙だらけの姿勢から構え出して力を解放しだした。
なんてことは無い、外気術で集めた気を指に集めて文字通りデコピンしただけである。まぁ、戦闘力が全てらしい奴に取って気が変動せずに圧倒的格上のはずの自分の攻撃がいなされた事がとても衝撃なのだろう。
「まぁ、今のお主に教える義理はないわな。」
「舐めやがって、殺してやる」
そう言うや否や、飛び掛かってくるラディッツの大振りのパンチを亀仙人は外気術で気を纏って掌で受け止める。
「なんだと!?」
「物騒な挨拶じゃな。よかろう、相手をしてやろう。」
亀仙人は受け止めたラディッツの手をひねり上げて逆の手で鳩尾に一発撃ちこんでそのまま気弾で吹き飛ばす。いくつもの岩々を貫きながら吹っ飛んでいくラディッツの背中に回り込んで蹴り飛ばし、空へと打ち上げる。
「くそ、調子に乗るな!」
ラディッツは空中で態勢を整えてエネルギー弾を練り上げる
「プレゼントしてやる!」
ラディッツ渾身の技が放たれる。亀仙人は腕を組んでぼぉーと立って向かってくる様を眺めていたがおもむろに気弾を練り上げると、それをラディッツの放った技に撃ち放つ。
「バカめ!俺の技にかなうと…ナニィ!?」
亀仙人の放った気弾はラディッツの技をあっという間に貫いていき、ラディッツに迫る。ラディッツはギリギリのところで体をズラすことで躱すが、同時に接近してきた亀仙人に地面に叩き落とされる。
「馬鹿な…地球人なんぞに戦闘民族であるこの俺が…圧倒されている!?」
四肢を地面について着地し、驚愕といった言葉を漏らすラディッツの近くに亀仙人は静かに降り立つ
「まだ、やるかい?」
「ほざけぇ!!」
バッと飛び上がったラディッツはエネルギー弾をいくつも放ちながら後退すると両手を突き出しエネルギーを練り上げる
「くらえッ!!」
両の手から放たれたエネルギー波は亀仙人がいた箇所を飲み込み、大爆発を引き起こす。
「ククク、これでは死体も残らんな…ッ!?」
立ち昇った土煙が突然晴れ、中心には無傷の亀仙人の姿があった。
「ば、馬鹿な…そんな…」
「芸がないのう…底が知れた事じゃし終わりにするかのう…」
いまだ驚愕から立ち直れていないラディッツに亀仙人は高速で近づいて外気術で気を宿して渾身のボディーブローを打ち込む
「ガハッ!?」
その一撃によりラディッツは気を失い倒れこむ。白目をむいて倒れたラディッツの姿を見ながら亀仙人は考え込む、生かすか殺すか…しかし少し悩んでラディッツを担ぐと自身の自宅へと飛んで行った。
「く…ここは…?」
ラディッツは目が覚めると見知らぬ部屋に寝かされていた。アーマーは脱がされてシップなどで簡単な手当てをされていた。
「目が覚めたか?」
「!?」
ラディッツは声が聞こえた瞬間に飛び起き、距離を取った。先ほど自分を叩きのめした男を視認するとエネルギーを練ろうとするが
「な、なんだ…力が出ない!?」
ラディッツはエネルギーが練られず、それどころか力が体感10分の1以下まで落ちており、全く力が出ないことに気が付いた
「無駄じゃよ、今のお主では気を扱えんじゃろう」
「!? お、俺の体に何をした!?」
「”気流絶”…お主の力の流れを乱して気を抑え込んだ。今のお主はただのガタイのいいおっさんにすぎん」
「な、なんだと!?」
ラディッツは驚愕してさらに力を籠めるが一向に力が湧いてこない。
「少し、話をしようか…異星人よ。」
「っ…」
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