転生したら武天老師って呼ばれるようになったんだが?   作:JOJI

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前回からたくさんの感想や高評価ありがとうございます!とても励みになります!また、前回から誤字修正をしてくれた方々とても助かりました!ありがとうございます!



第5話 前編

 

さて、どうやるか…ピッコロ大魔王は原作の関係上悟空の経験値として封印しておきたい、しかし俺は魔封波を習得してないから何とか気絶させて師匠に魔封波を教えてもらうとしよう。それで行くか、殺したら神様も死んじゃうしな。

 

「フゥー…ハァッ!!」

 

気合砲で牽制して駆け出す。いい感じに砂埃が舞い上がり目くらましになっているので、砂埃を利用して後ろに回り込む

 

「くっ、小癪な! 何処へ行った!?」

 

「セェイ!!」

 

「グホォ!?」

 

無防備な背中に渾身の正拳突きを放ちピッコロ大魔王を吹き飛ばす、更にその背を追いかけて追い打ちをかける。

 

「ダダダダダダッ!」

 

「グッ、ガッ、ッ! 舐めるなぁ!?」

 

追い打ちをかけてるとピッコロ大魔王は我武者羅に気を爆発させて俺を払い除ける。

 

「くそ、ぐッ」

 

外気術は外のエネルギーを自身に上乗せすることができ理論上は自身を消耗せず更に気の総量を増やして格上相手にも有利にことを運べる技だ。しかし、人の気と自然が発する気は性質が異なるので互いに反発し合うのだ、そのため気のコントロールの練度がかなり求められ、常時気を反発させないようにコントロールしないといけない。そうしなければ俺の気と外気功で上乗せした気が反発し暴発する恐れがあるのだ。

 

俺はまだこの外気術を十分に扱えるほど習熟しておらず、ぶっつけ本番なため少しでも集中を乱すと気が暴れてしまう。

 

「ハァッ!!」

 

ふき飛ばされて体勢が不安定な俺に向けてピッコロ大魔王が気功波を撃ち出す、それを何とか体勢を立て直して避けるがピッコロ大魔王はそれを読んでいたのかその俺に突っ込んでくる。

 

「デリャァ!」

 

「ぐはっ!?」

 

俺はまんまとピッコロ大魔王の一撃をもらい地面に向けて吹き飛ばされる。

 

「くそ、っ!」

 

「ほぁぁああ…爆力魔波ッ!!」

 

吹っ飛ばされて怯んでいる俺に気功波の技を撃ってくるピッコロ大魔王。

 

「やるしかねぇ! かめはめ波っ!!」

 

自身の気と外気術で上乗せしたかめはめ波をピッコロ大魔王の爆力魔波にぶつける。一瞬拮抗するが、徐々に俺が押され始める。

 

「くそ、仕方ねぇ! MAXパワーだっ!!」

 

俺は自身の気を解放する。すると、気が共鳴し筋肉が膨れ上がり上着が破れ散る。自慢の一張羅だから脱いでからなりたかったが、しょうがない。

 

「波ぁぁぁああッ!!」

 

「な、なに!? 急に押されっ!? ぐわぁぁあ!?」

 

本気になった俺のかめはめ波はピッコロ大魔王の技を一気に押し返しピッコロ大魔王に直撃する。

 

「やべ、死んでねぇよな?」

 

爆煙から黒焦げになったピッコロ大魔王が落ちてくる、そして地面に激突して動かなくなった。確認してみると気は衰弱しているが息はしているようだし気絶しているだけのようだ。放置してもピッコロ大魔王なら大丈夫だろう。

 

「さて、次はお前だなガーリック。」

 

「クククク、驚いたな。分体とはいえピッコロを倒すとはな…」

 

ガーリックはローブを脱ぎ捨てその素顔を晒す、こう言ってはなんだがまんま等身がでっかくなったガーリックJrだな。

 

「どうだ? 俺の部下にならないか? 俺が神になった暁には世界の半分をくれてやろう!」

 

うわ、それマジで言うやついるんだ。ちょっと感動した。

 

「世界の半分かぁ、俺だけのピチピチギャルハーレム作ってみたいな」

 

「ぴちぴち? ちょっと何言ってるか分からんが、世界の半分が手に入るのだなんだって手に入るぞ?」

 

「いやぁ、気が惹かれないと言われたら嘘になっちゃうなぁ〜」

 

「お、おい亀!」

 

俺は高速で移動し無防備なガーリックの鳩尾にパンチをねじ込む

 

「カハッ!?」

 

「だが断る! 」

 

そのまま5連撃のコンボを叩き込んで蹴り飛ばす。

 

「この俺の最も好きな事のひとつは自分の方が強いと思っているやつにNOとぶん殴ってやることだ…!」

 

ぶっちゃけ言ってみたかっただけ、この言葉を受け取ってかガーリックの顔が怒りで歪みタコのように真っ赤になる。

 

「そうか、ならばお望み通り殺してやるッ!!」

 

ガーリックはそう吠えると気を解放し一気にムキムキマッチョになる。

 

「ズェアッ!」

 

ガーリックは一気に俺に向けてかけ出すと体当たりの構えで突っ込んでくる。俺はその場で腰を落とし気を溜めてどっしりと構える

 

「ふははっ!この俺相手に力比べとは!」

 

ギリギリまで引きつける、ここだ! 俺は気の膜を張りガーリックのタックルを受ける、そして気の膜で受けたエネルギーを流すように回転させ俺の気も拳に上乗せしてガーリックにぶち込む!

 

「昇龍拳ッ!!」

 

「ぐはぁ!?」

 

自身の攻撃と俺の気を上乗せした渾身のアッパーはガーリックの鳩尾を抉りガーリックを撃ちあげた。

 

「決まった…いてて、まだまだ練度不足だな…」

 

受け止めきれなかった反動で身体中がキリキリ悲鳴をあげている。それだけガーリックのタックルの威力が物語っているわけだ。

 

「く、くそ…この俺を一撃でここまで追い込むとは…ッ」

 

ガーリックは鳩尾を押さえて空中に留まり俺を睨みつける。余程、先程の一撃が効いたのかかなり気が乱れている。

 

「どうした? もう終わりか? 神様になるとか言っていた割に大した事ないんだな。」

 

「な、なにィ! 貴様ァ、人間ごときがこの俺をどれほど侮辱する! もう遊びは終わりだっ!本気で消し飛ばしてやるっ!」

 

 

 

 

 

 

 

「な、なんという戦いだ。わしらが入る隙がまるでない!」

 

「な、なんてやつだ…俺とやつになんでこんな差が!?」

 

その場に残った武泰斗と鶴は目の前で繰り広げられる戦いに驚く。ガーリックは巨体ゆえか攻撃のほとんどが大ぶりで大雑把であり亀は攻撃を避け防ぎながら的確に攻撃を加えている

 

しかし

 

「む! 徐々にだが亀が押され始めておる!」

 

「え!?」

 

徐々にだが亀がガーリックの攻撃を防ぎきれずくらい始めて来た。

 

「むぅ、連戦での疲れが出始めたか…!」

 

「そ、そんな!」

 

ここまで魔族の集団にピッコロ大魔王と連戦続きであり、スタミナがとうとう切れ始めてきたのだ。ただでさえ使い慣れていない技を使っているのでその消耗は計り知れない。

 

「むっ! いかん!」

 

 

 

 

「くっ、ふっ、はっ、っ!」

 

「ふははははっ! 先程までの威勢はどうした!!」

 

「ちぃ!」

 

くそ、とうとうスタミナが切れ始めた。外気術の操作への集中もおぼつかない。しかし、ここで外気術を切らせば素の力で負けている俺はこいつに敵わない! 何とかして隙を突いて渾身の一撃を与えないと

 

「もらった!」

 

「しま、ぐはぁ!!」

 

防御を崩された俺はガーリックの一撃をもらい耐えきれず吹き飛ぶ、ビルの破片を巻き込んだ後、ビルの瓦礫に突っ込んだ。

 

「ぐっ、はっ、はっ…」

 

「これで終わりだッ!」

 

ガーリックは怯んでいる俺に向けて気を込めた一撃を放とうとする。不味い、このままじゃやられる!

 

「やらせん! たぁッ!」

 

「おい! 立てるか!」

 

そこに師匠がガーリックに一撃を与えて、鶴が俺を引っ張って距離を取らせる

 

「くっ! 貴様らッ!」

 

「ぜぇあっ!」

 

師匠は気を爆発させてガーリックを巻き込んで目眩しをさせる。その隙に俺達は少し離れたビルの裏に避難する。

 

「た、助かりました。」

 

「なに、弟子のピンチに駆けつけるのは師匠の務めよ。こっちこそすまん、奴らの力にしり込みして弟子に戦いを任せるとは、師匠失格じゃ」

 

「い、いえそんな事は!」

 

「…」

 

ガーリックが俺達を探す声を聞き、一息ついている余裕は無いだろう。

 

「一つだけ、やつを倒せる技があります。」

 

「なんと、それは本当か!?」

 

「はい、しかし俺はこの技を使うには集中しなければなりません。だから」

 

「わしらがやつの足止めをしなければならないか。分かった、任せなさい」

 

「な、俺は無理だぞ! あんな化け物!触れるだけで吹き飛んじまう!」

 

「鶴…」

 

確かに、鶴にはやつの攻撃を防ぐ程の力はないだろう。時間稼ぎをさせるには力不足だ。

 

「大丈夫だ、わし1人でも何とかやって見せよう!」

 

「すみません、お願いします!」

 

「う、くそ」

 

俺達はいっせいに走り出しガーリックの前に躍り出た。

 

 

 

 

 

 




簡単なイメージで戦闘力を書いてみます。

オリ亀
戦闘力300
MAXパワー600
既に原作以上の戦闘力、そこに外気術で気を操作しているので実際の戦闘力はもっとあります

ピッコロ大魔王
戦闘力360
原作よりもイケイケの最全盛期なのでちょっと盛ってます。

ガーリック
戦闘力850
ガーリックJrの実際の戦闘力がどれくらいか分からないけど恐らく1000くらいはありそうだなと思ったので、ちょっと弱めました。魔族なので人間よりタフでスタミナがあります。なのでオリ亀はスタミナと想定以上のタフさに押されてます。

無泰斗
戦闘力300
オリ亀の影響で修行し直しているので原作よりたぶん強めです。


戦闘力100
原作時より若くて未熟なので、適当にこんくらいでって感じです。

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