謎のスイッチによって、突然の学園に転移されてしまった。
それは、この場にいる全員にとっては、まさしく困惑していた。
そして。
(あの人、さっきからずっとこっちを見ているのか?いや、睨んでいるのか?)
その集団の1人であるアインズは、その視線を送っている人物?であるブレーザーに対して、冷や汗を掻いていた。
この学園に転移して、初めて出会った集団であるカズマを含めた冒険者パーティ。
様々な特徴を持つ彼らだったが、その中でも一際、否、明らかに世界観の違うブレーザーに対して、アインズは先程から沈静が止まらない状態であった。
「ねぇ、カズマさん、カズマさん、やっちゃて良いかしら?
私もブレーザーさんも、結構我慢しているんだけど」
「お前は少しは落ち着け、ブレーザーさんもどうしてそんなにうなり声を出しているんだ?」
「ジュワジュワジュワジュワァァ」
「えっと、何々?「こいつらはくせえッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッーッ!」ですって」
「ブレーザーさんの言葉が荒い!えっ、なに、どういう状況なの!?」
そう、大騒ぎをしている5人に対して、アインズはそのまま俯く。
「アインズ様、殲滅しますか?」
「まぁ、待て、まずは情報収集からだ」
未だに、その集団の、特にブレーザーに対する謎が多い事もあり、アインズはそのまま止める。
そんな騒ぐ集団に対して、1人の少女が近づく。
「お前達、騒がしいぞ、少しは静かにしろ」
そう、声をかけた。
それは、アインズがこの教室に来た際に、既に着席をしていた少女であり、集団の中でも軍服を身に纏っていた事もあり、また別の世界の集団だと思われる。
「えっ、いや、それはまぁ」
「ジュワァ」
そう、困惑する少年を余所に、その内の1人である謎のブレーザーが立ち上がり、少女の前に立つ。
それは、まさしく圧をかけているような光景である。
これまで、まるで言葉が通じず、1人だけなぜか翻訳して、ようやく会話が分かる程度の謎の人物。
そして。
「シュワァ」
「頭を下げた」
そう、深々と頭を下げて、謝った。
それに対して、さすがの少女も反応に困ったのか、少し戸惑ったが。
「ふむ、分かれば宜しい?」
それと共にブレーザーはそのまま机に座った。
(・・・さっきから結構非常識というか、人として怪しい奴だと思っていたけど、以外とまとも?なのか、あの人は?
いや、まぁ俺達も、人じゃないんだけどね)
そう、心の中で呟いていたアインズ。
そんなアインズを余所に、教室のドアが開いた。
「毎日楽しい学園生活をって、なんだこの状況はぁ!」
そう、ドアを開いたジャージ姿の少年が驚きを隠せない状況であった。
そうしている間にも、まるでピエロを思わせる化粧をしている人物が、入ってくる。
「どうもぉ、私はこのクラスを担任するロズワールだぁよ」
(また、個性が強い奴が入って来たぁ)
それと共にアインズはそのまま頭を抱える事になった。
だが、そんな謎の教師であるロズワールから、この学園での過ごし方やルールを教えられる。
未だに情報が足りない状況ではあったが。
そうして、次々と自己紹介が行われている間に。
「それじゃ、次は私の番ね」
(来たっ)
おそらくは、この場にいる全員が疑問に思っているだろうブレーザーを含めた集団の自己紹介。
そこで、ブレーザーの正体が分かる。
だが。
「はい、こいつアクア、俺カズマ、こっちめぐみん、これダクネス、それでこの人はブレーザーさん、よろしく」
カズマは簡潔に、自己紹介を終わらせた。
「いや、あまりにも簡潔すぎて、分かりにくいのだが」
「そうそう、この中でも一際目立つ、そのブレーザーさんの事を教えてくれよ」
それに対して、アインズだけではなく、途中で教室に入ってきたスバルもまた同じく声を出した。
だが。
「そう言われてもなぁ」
カズマはそのまま腕を組む。
「ブレーザーさんはブレーザーさんとしか言えないからな」
「まぁ、それは確かに」
それに対して、先程まで騒いでいたアクアも頷いた。
「・・・どういう事だ?」
「だって、ブレーザーさんの正体、俺達もまるで知らないから。
本人から聞こうにも、「ジュワァ」この通り、言葉は分からない。
分かるのは、めぐみんだけだから」
「えぇ」
そのあまりにもの情報の少なさに、そのクラスの全員が同じ意見だった。
「おやおや、どうやらブレーザー君に注目は集まっているけど、彼への質問は、放課後にやるよぉに」
ブレーザーと異世界カルテット組の相性でこのすば組以外で一番良いのは、ターニャ達の幼女戦記の世界となります。基本的に人間である事もあり、ブレーザーとの合体には問題ありません。オーバーロード組とは、残念ながら、合体するのは難しいです。リゼロ組に関しては、スバル以外はなんとかできる状態です。スバルに関しては、本人同士の相性は問題ありませんが、スバルの能力関係で合体が不可能となっています。できるとしたら、本当に奇跡的な瞬間のみです。