この超人のバーサーカーに祝福を!   作:ボルメテウスさん

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ブレーザーの隠し芸

「それじゃ、かくし芸大会をやるよぉ、ここには皆の名前が書いてある紙があるから、名前を呼ばれた子から、隠し芸を見せてくれたまぇ、名前はぁ」

 

そのまま、ロズワールは箱から一枚の紙を取り出すと。

 

「レルゲン先生」

「・・・はい?」

 

それは副担任という事もあり、隠し芸を行わないと思っていたレルゲンからしたら、衝撃的な発表であった。

 

「ろっ、ロズワール先生、なんで私が隠し芸をやらないと」

「それは、ロズワール先生が楽しそうじゃなぁいかいと言っていたかと思ったから」

「なら、仕方ないわね」

 

レルゲンはすぐに断ろうとしたが、コキュートスからの発言と、レムの言葉。

それらが、重なって、断れる雰囲気ではなかった。

 

「仲良くなるのは皆だからねぇ、皆の模範になる為にも、まずは先生からやるので、どうぞぉ」

「ぐっ」

 

既に断れる雰囲気ではない。

そう感じたレルゲンもまた、覚悟を決めたように前に出る。

 

「私は二組副担任エーリッヒ・フォン・レルゲン、それでは僭越ながら…我らが帝国国家を斉唱します!」

 

その言葉と共に、その場にいた全員が目を見開いた。

それと同時に、レルゲンは、歌い始めた。

 

「見たか?カズマ」

「はい見ましたカズマです」

 

そう、レルゲンの歌が歌い始めたのとタイミングを合わせるようにカズマとダクネスの会話もまた始める。

だが、それを止める者はいなかった。

 

「あの圧倒的に滑った様を…」

「滑ってるね」

「誰もが…人や人でない者誰もが軽蔑の目で彼を見てるぞ」

「かわいそー」

 

なぜならば、その場にいた全員が同じ意見だったからだ。

 

「私もこのような目で皆に見てもらいたい…!」

「は、始まった…」

「何故貴様はおめおめと生きていられるのか、と言わんばかりの目で!」

 

それは、レルゲンもまた同じであり、心の中では殺してくれと言う程の恥があった。

そうして、全てを歌い終えた後、レルゲンはそのまま教室の端で四つん這いになって、落ち込んでいた。

その際には、ブレーザーが慰めるように肩を叩いていた。

そうして、ブレーザーがレルゲンの心のケアを行っている間も、スバル、レムの隠し芸が発表されていく。

尚、ヴァイスが隠し芸を行おうとした際には、ターニャが止めた。

 

「次はダクネス君だぁね」

「わ…私は…一人では、出来ないので…だ、誰か協力してはくれないか…?」

 

それと共に、次の番になった瞬間、カズマとブレーザーは直感的に理解した。

 

「はっ」「ジュワッ!」

 

それと共にカズマとブレーザーの動きは素早かった。

カズマはすぐに窓を開ける。

そして、ブレーザーも構えた。

 

「じゃあ俺…俺が手伝いますよ」

「なんであいつ立候補してるんだ?」

「さぁ…」

 

その言葉と共にグランツが立候補する。

 

「わ、私は…体が丈夫なのが取り柄で…そ、それを証明する為に…い、今からこの屈強な男に鞭で‥正に鞭で思うように叩かれるのを耐え「ジュワアアァァ!!」あぁれぇ!!」

 

ブレーザーの、その叫び声と共に、窓の外へと放り投げられた。

その一瞬の出来事で、何が起きたのか、分からなかった一同。

 

「すいません、うちの変態が…ホントすいません!」

 

そのまま、カズマが前に出て、そのまま謝った。

 

「いや、そのダクネスは、無事なのか」

「あぁ、それは特に気にせず、既にブレーザーさんが迎えに行っているので」

 

見ると既にブレーザーに回収したダクネスが席に座っていた。

その際には、頬を赤くしていたが、全員、それ以上は聞かないようにした。

 

「そろそろ良い時間だぁね。みんなにやってもらいたいけど、あと二人にしておくかぁな。誰かやりたいひぃとは挙手でぇ」

 

それと共に自信満々に手を上げたのは、めぐみんだった。

 

「これ以上俺を困らせるのはやめてくれめぐみん」

「はっ!何を言っているのです。このような場で私がおとなしくするはずないじゃないですか」

「だってお前、かくし芸って何も出来ないじゃないか」

「私だけではなく、ブレーザーさんも一緒にやるんですよ、ねぇ、ブレーザーさん」

「・・・ブレーザーさん、ストッパーとして、お願いしますよ、どうせあれですから」

「さすがに教室でやられたら大変だぁからね。目標はこちらで用意しぃたよ」

 

その言葉と共に察したカズマはため息を吐く。

 

 

 

「結局、いまいち分からないけど、あのブレーザーさんって、何者なんだろうか?」

「宇宙人らしいぞ」

「えっ、マジで」

 

そうブレーザーの事について疑問に思ったスバルに対して、通りかかったターニャが答える。

そうして、校庭に立つと。

 

「それでは、行きますよ、ブレーザーさん!」

 

同時にめぐみんは瞬時にブレーザーブレスを取りだし、構える。

 

「んっ、あれは一体って」

 

そう考えている間にも、めぐみんがブレーザーブレスにブレーザーストーンを入れると共に、ブレーザーの身体が身体が粒子となる。

そのままめぐみんの身体を包み込むと共に、そこには巨大なブレーザーが現れる。

 

「なっなぁぁ!!」

「巨大化!?」

「合体って」

「まあ、初見だと、そうなるよな」

 

それと共に、考えている間にもブレーザーはそのまま光の槍を取り出す。

光の槍を、そのまま身体を思いっきりねじってから放った。

そのまま、空に放たれた槍は、そのまま爆散する。

その威力は、かなり大きく、凄まじかった。

 

(この威力、超位魔法と同等)

(これまで意味不明だったが、ここまでとは!?)

 

そう、ブレーザーに対して、別の意味で警戒を強くさせた。

 

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