この超人のバーサーカーに祝福を!   作:ボルメテウスさん

4 / 49
湖の串焼き

その日、アクアの提案によって、とある依頼を受ける事になった。

「湖の浄化」湖の水質が悪くなりブルータルアリゲーターが住みつき始めたので水の浄化を依頼したい。報酬30万エリス。

その報酬を得る為に、カズマ達は、その湖へと向かう事になった。

その湖はかなり濁っており、そこに鉄格子の中にアクアを入れた状態で、しばらく様子見を行っていた。

だが。

 

「なんか来た!ねぇなんかいっぱい来たあああ!」

 

そう、鉄格子の中にいたアクアは叫び始めた。

 

「うぅん、さすがにこのまま放っておく訳にはいかないですしね」

「カズマ、カズマ」

「んっなんだ?」

「ブレーザーさんが、さっきから息を荒げていますが、どうしますか」

 

そうめぐみんが、カズマに指をさした。

そこには、ダクネスがなんとか抑えているが、すぐにでも狩りに行こうとしているブレーザーの姿がいた。

 

「ふむ」

「うわぁぁあん、お願いだから早く来て!!ブレーザーさん、このワニ達、狩っちゃって!!」

「まぁ、良いだろう。

臨時収入がいけるかもしれないからな、という事で、やっちゃえ、ブレーザーさん!」

「■■■■■■■■■■■―――!」

 

そのカズマの合図と共にダクネスが手を離すと同時に、そのまま、真っ直ぐとアクアの周囲にあるブルータルアリゲーターの一体に飛びつくブレーザー。

 

「ブレーザーさん、助かってぇ?!」

 

そう、アクアがブレーザーにお礼を言おうとした瞬間、思いっきり引いた。

 

「んっ、どうしたんだぁアクア!」

「えっ、嘘、なにそれ、きゃあぁぁぁ!!」

「えっ」

 

丁度、カズマ達からは死角になって見えなかった。

だが、丁度、アクアの眼前で、何かが起きた。

見ると、既に仕留めたブルータルアリゲーターの上で、何かを行っていた。

 

「んっ、何をしているんだ?」

「分かりません、ですが、なんでしょう?

ブルータルアリゲーターから、何か流れているようですが」

「おそらくは血だろう。

ブルータルアリゲーターを倒した際の返り血だろう」

「まぁ、それはあり得るか」

 

そう、カズマは納得している。

だが、その間、アクアは思いっきり顔を青くしていた。

だが、それと共にブレーザーは、そのまま手には必殺の光の槍を取り出すと同時に、次々とブルータルアリゲーターを刺していく。

同時に刺したブルータルアリゲーターを思いっきりカズマ達の近くまで投げる。

 

「うわぁ、あぶねぇ!

こいつら、死んでいるよな」

「おそらくは大丈夫でしょう、見てください」

 

そうして、見ると、見事に串打ちにしていた。

 

「これ、食べれるんでしょうか?」

「ふむ」

 

その最中、めぐみんは一つまみで食べてみる。

 

「あっ、なかなかおいしいですよ」

「本当か?」

 

それと共に、少し疑いながら、カズマも少し食べてみる。

 

「おぉ、本当だ!ワニって、結構旨いんだな」

「本当なのか、私も」

 

カズマの言葉に釣られて、ダクネスもまた、思わず食べてしまう。

 

「カズマしゃぁぁぁん助けてぇ!!」

 

そんな彼らに助けを求めるアクアは、その髪型のチャームポイントとなる部分に丁度、光の槍が通り過ぎる。

それと共に、振り向けば、ブルータルアリゲーターと戦っているブレーザーの姿が。

そして、オリの近くには、何やら食われた後が目立つブルータルアリゲーターの死体が浮かんでいる。

それから7時間後。

ブルータルアリゲーターを堪能したカズマ達は、アクア達の元へと向かう。

 

「お疲れ様、ブレーザーさん、アクアは」

「じゅわぁ?」

 

そう、首を傾げるブレーザー。

それに釣られて、カズマも見ると、何やら怯えている様子だった。

 

「カズマさん」

「なんだ?」

「ブレーザーさんって、肉食系だって」

「お前、今更、何を言っているんだ」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。