それからギルドの酒場から屋敷に帰ってきたカズマ達。
カズマ達はゆんゆんの宣言の訳を聞く。
「えっと・・・さっきギルドで俺の子供が欲しいってどういうことだ?」とカズマが訊ねると、ゆんゆんは顔を赤くしながら答えた。
「あっ!そ、その・・・」
それと共にゆんゆんはその手にある手紙があった。
それを渡されためぐみんは疑問に思いながら、手紙を読む。
それに目を通しためぐみんは、はっと目を見開くとわなわなと震え、次にはぎゅっと手紙を握りしめた。
「紅魔の里が壊滅!」
「っ」
それは、その場にいる全員が驚きを隠せずにいた。
手紙を読んでいくめぐみん。
手紙の内容は、紅魔の里が壊滅し、ただ一人の生き残りになったゆんゆん。
「えっ、私、死んでいますか!?言っちゃ悪いですけど、私、かなり生存率が高いと思いますよ!」
「なんで、そう思うのって」
すると、普通に横に鎮座しているブレーザー。
「あぁ」
基本的に高い戦闘能力を持つブレーザーが近くにいる。
下手すれば、魔王も狩れるのではないか光の蛮族。
そんなブレーザーがいれば、それには納得する。
すると、ブレーザーが。
「ウロロ?」
「んっ」
ブレーザーは、手紙の違和感に気づいた様子。
それにめぐみんは見ると。
「ゆんゆん、手紙、最期まで読みましたか」
「えっ」
ジト目でめぐみんが呟く。
その言葉の意味がゆんゆんは首を傾げる。
「著者、あるえって書いていますよ」
めぐみんの言葉を聞くと共にゆんゆんは手紙を思いっきり投げ捨てた。
「あるえって、誰だ?」
「紅魔族の作家を目指している者ですよ。まだ、紅魔の里にいる時に私を通してブレーザーさんの戦いを結構聴きましたからねぇ。
そう言えば、ブレーザーさん、紅魔の里に確か、剣を置いていましたねぇ」
「・・・えっ、ブレーザーさん、剣持っていたの」
先程までの衝撃で驚いていたが、カズマは思わず訪ねた。
「えぇ、ブレーザーさんの剣は凄いですよ、かなりビリビリっとしていますから。ただ村長が村のオブジェクトにしたいからどうしてもと言われて、飾っていましたが」
その言葉にブレーザーは、少し照れながら微笑む。
「・・・ブレーザーさんの謎、未だに多すぎるだろ」
思わず呟いてしまった。
「そう言われましても、ブレーザーさんにはよく分からない言葉が色々とあるんですよ。なんだかふぁーすとうぇーぶとか地球防衛隊とかにほんとか」
それらの単語を聞いて、カズマは冷や汗を掻いてしまう。
「もっもしかして、ブレーザーさんって、日本出身!?」
まさかの同じ異世界転生者なのか。
そんな疑問にブレーザーを目を向けてしまう。