オークを見事に撃退する事が出来た。
その騒動と共に、既に紅魔の里へと向かっていたゆんゆんと合流していた。
だが、それは新たな危機を呼び寄せる事になった。
「なっなんだぁ!この奇妙な奴は?!」「魔物でもこんな奴は見た事がないぞ!」
それは、紅魔の里を襲っていたと思われる魔物達。
大きさはバラバラであるが、その手には武器を持ち構えていた。
しかし、彼らは、攻める事は出来なかった。
「ルロロロロロロロロロロィ!!」
ブレーザーがカズマ達の前で立ち、構えていた。
ブレーザーが前に出ている間に、カズマ達は絶賛、後ろに隠れていた。
「いや、カズマ、なんで隠れているんですか!ブレーザーさんが絶賛、戦っているのに」
「ルロロロロロロロロロロィ!!」
手から発射する、赤と青のエネルギーが渦巻く光弾。
それによって、魔王軍は吹き飛ばされる。
「いや、無理。まだオークの心の傷が癒えていないから」
「癒えていないって、何を言っているんですか!ブレーザーさんをたった一人で戦わせるんですか!」
「ルロロロロロロロロロロィ!!」
頭部左側の結晶体からゆらめく炎のような光を発しながら口を開き、猛々しく咆哮することで強烈な衝撃波を放つ。
それによって、魔王軍は吹き飛ばされる。
「・・・いや、普通に一人で圧勝していない」
その光景を見ていたカズマは改めて、呟いてしまう。
改めて、チート過ぎないか、あの人は。
そうカズマが考えていた時。
ブレーザーの横に4つの転移魔方陣が現れる。
それに驚いた一同は構えていたら。」
「先程の声で、まさかとは思ったが!」
それと共に魔王軍を前にした紅魔族の一人がブレーザーに気づく。
そして。
「師匠!」「先生!」「親方!」「インストラクター!」
一斉にブレーザーに向かって、叫んだ。
それを聞いたカズマは。
(全員、同じ意味じゃねぇかよとはここでは言わないでおこう)
「まさかとは思ったが、師匠だったとは、では、あれをやらなければな!」
「「「あぁ」」」
それが何なのか疑問に思っていると、ブレーザーは既に構えていた。
それはブレーザーの最も得意とする右手から発生させた光り輝く二重螺旋状の槍、スパイラルバレードを構えていた。
その時。
「「「「ライトオブセイバーァァァ!!!」」」」
「えっ」
それと共に、他の紅魔族もブレーザーを真似るように魔法を放った。
放った魔法に関しては、ゆんゆんの使っていた魔法と同じライトオブセイバーであった。
だが、魔王軍を全滅させるには十分だった。
そして、戦いが終わると、紅魔族の4人は、まるでブレーザーを真似るようにオジキする。
「・・・おい、めぐみん。なんでブレーザーさんの真似をしているんだ」
「えっ、知らなかったんですか、最近、紅魔の里ではブレーザーさんブームが起きているですよ。これまでにないスタイルに格好良さもあり、ブレーザーさんの戦い方を真似する者がかなりの数、現れました。
まぁ、最も、魔法職のエリートである紅魔族ではブレーザーさんの野性的な戦い方を真似たら、筋肉痛で三日間、動けませんが」
それと共に、ブレーザーの真似をした影響で、腕をつった様子の紅魔族をジト目で見るカズマ。
「それにしても、靴屋のせがれのぶっころりーじゃないですか。里の危機と聞いて来たのですが?」
「ん?」
「「「「「「「「「ん?」」」」」」」」」
だが、何か話が噛み合わないぞ。
紅魔族の内の1人、めぐみんにぶっころりーと呼ばれた紅魔族が前に出て。
「我が名はぶっころりー!アークウィザードにして紅魔族随一の靴屋のせがれ!そして、ブレーザー一門の一人!」
紅魔族はこれをやらないと気が済まないのだろうか。
「これはどうもご丁寧に。私はサトウカズマと言います。魔王軍の幹部を打ち倒し者であり、ブレーザーの変身者の一人。どうかよろしく。」
「おおーー!まさか外の人も同じ返しをやってくれるとは!」
「しかも、ブレーザー師匠に認められるとは」
ブレーザーに認められたという事で、さらに盛り上がっていた。
「せっかく師匠も帰ってきたし、とにかく里へと戻って報告しないとな、テレポート!」