ミツルギとの絡みから翌日。
ブレーザーに関して、気になる事は多くあったが、話を詳しく聞こうとした時だった。
以前、城に爆裂魔法を放った事もあって来ていた魔王軍幹部であるベルティアが再び来た。
それによって、多くの冒険者達が警戒する。
「ここは、やはり、私とブレーザーさんのコンビでやるしか「お前はまた問題を起こすつもりかぁ!!」痛い痛い!!」
前回の戦いで、森に大きな被害を出した事もあり、この2人の合体はカズマ達は警戒していた。
そんな様子を見ていたベルティアも、爆裂魔法による地獄が来ない事に安堵していた。
「ここは、俺とブレーザーさんがって、ダクネス!!」
「ここはっ、私に任せろ!!」
そう、カズマが呟いてる間に、ダクネスが真っ直ぐと走っていた。
「あいつ、攻撃が当たらないのに、あぁ、こうなったら、めぐみん、それを貸せ!」
「えぇ、あぁもぅ、仕方ないですね」
さすがのめぐみんも仲間の危機を救う為にと、カズマにブレーザーブレスを渡す。
同時に、それを真っ直ぐとダクネスに向かって投げる。
「ブレーザーさん、頼む!」
「シュワァァァ!」
ブレーザーもまた、それに答えるように叫ぶ。
それと共に、ダクネスの腕にはブレーザーブレスが装着される。
同時にカズマの幸運によって。
「■■■■■■■■■■■―――!」
見事にブレーザーへと合体する。
それと共に、ブレーザーは真っ直ぐと、その手には何時の間にか二重螺旋状の槍を手に持っていた。
「なっ!」
そのまま真っ直ぐとベルティアに向かって、振り下ろされる。
その一撃はかなり大きかったのか、ベルティアは大きく後ろに下がる。
すぐに、馬による攻撃が襲い掛かるが、正面から馬の蹄を受けてもびくりともしなかった。
それ所か、馬ごとベルティアを蹴り飛ばした。
「カズマさん、カズマさん、ブレーザーさん、なんだかいつもより強そうなんだけど」
「あぁ、もしかして、これは」
「ぐっならば、アンデット達よ!!」
そう叫ぶと同時にベルティアの周囲には、大量のアンデット達が現れる。
アンデットは、そのままブレーザーや、街へと向かおうとする。
だが。
「■■■■■■■■■■■―――!」
ブレーザーの叫びと同時に、アンデット達の視線は全て、ブレーザーへと向ける。
「あれは、もしかして、ダクネスのデコイ!」
「これは行ける!皆、ブレーザーさんを援護だ!」
「おぉ、これだったら、いけるかもしれない!」
「ぐっ」
その戦況に、カズマは思わず手を強く握り締める。
元々、ブレーザー自身が野性的であるが、素早い動きと高い攻撃力を持っている。
それに合わせて、ダクネスの驚異的な防御力と腕力が加わった。
本来ならば、攻撃が当たらないダクネスの弱点も、ブレーザーの合体によって、なくなっている。
さらには、ダクネスのスキルも使う事によって、最強の前衛が誕生する。
「これだったら、おぉ!!」
そうしていると、ブレーザーは、そのまま大きく後ろに下がる。
同時に、合体が解除される。
「・・・どういう事だ」
「可笑しいです、ブレーザーさんとの合体は3分は保つはず」
それはめぐみんも疑問に思ったのか、口に出す。
「ダクネス、どうしたんだ!」
「・・・痛くないんだ」
「んっ?」
それと共にダクネスの言葉に、カズマは思わず首を傾げる。
「ブレーザーさんと合体している間、奴らの攻撃がほとんど痛くないんだ!しかも、ブレーザーさんの身体だから性的な目には見られない。あまりにも早すぎて、アンデット達からの視線も感じられない!これでは、これではぁ!!」
「馬鹿野郎!!」
ここに来て、本人の性癖で台無しになってしまった。
「ねぇねぇ、カズマさん、次、私がやってみたいんだけど」
「お前は、マジで止めろ」
「どうしてよぉ!!」
そう、アクアが提案するが、すぐにカズマは止める。
アクアの能力は確かに強いが、全てを台無しにする駄女神っぷりに、カズマは知っている。
もしも、そこにブレーザーの暴走が加わったら、どうなるのか分からない。
「■■■■■■■■■■■―――!」
そう考えている間にも、ブレーザーは、そのまま真っ直ぐとベルティアと戦っていた。
「くそっ、どうすれば」