雫「う~ん、イメージはこんもんかな」
陽子「雫!」
雫「みんな?」
雷咖「どうしたんだ。何か悩んでたようだけど。」
雫「うん、私の家で新しいスイーツを作ろうと思ってるんだけど。」
雷咖「雫の家?」
クラリス「雫の家はカフェなんです。」
雷咖「そうだったのか。」
雫「それで私が新作スイーツを作ることになったんだけど。」
陽子「そうなんだ。雫が作るスイーツ、美味しいんだろうな。」
雫「よかったらみんな、今度の休み試食してくれない?感想聞かせてほしいの。」
陽子「いいよ。」
クラリス「どんなスイーツか楽しみですわ!」
雷咖「いいかどうかは本音で言わなきゃダメなのか?」
雫「えぇ、はっきり言ってくれなきゃスイーツができないわ。」
陽子「ねぇ、風助も誘おうよ。」
クラリス「それならお母様も呼んでもいいですか?」
雫「うん。メアリーさんにも家に来て欲しいな。」
陽子「ん?」
小雪「・・・」
陽子「天童さん!」
小雪「あっ、日高さん」
陽子「ねぇ、よかった天童さんも雫のカフェに来ない?」
小雪「いや、私は」
陽子「まぁ無理に誘わないけどせっかくクラスメートになったから。」
小雪「いいわ、私も行くわ。」
雷咖「決まりだな。」
小雪「(これはチャンスだわ、今度こそプリキュアを倒す)」
次の休みの日
カフェしずく
陽子「ここが雫のカフェだよ。」
雷咖「カフェしずく、クラリスが言った通り雫と同じ名前だ。」
メアリー「素敵なお店ね。」
風助「陽子、待たせたな。」
陽子「風助!あっ、紹介するよ。メアリーさん。」
メアリー「クラリスの母のメアリーです。」
風助「あっ、どうも、沢村風助です。」
小雪「ごめんなさい、遅れたわ。」
メアリー「あなたが小雪さんね。」
小雪「はい(ウェザー王国の女王)」
雫「みんな!いらっしゃい。」
風助「雫!」
陽子「来たよ!」
雫「では、こっちの席へどうぞ!」
デッキ
メアリー「素敵な景色ね。」
陽子「はい、雫の両親が来てくれたお客さんに景色を楽しめるようにしたんです。」
クラリス「私もはじめて来たとき景色に感動しました。」
雷咖「なるほど。確かに心があらわれるな。陽子と沢村はよく来てたのか?」
風助「よくではないがたまに遊びに来てたんだ。」
陽子「うん、遊びに来たときケーキごちそうになったよね。」
クラリス「そうなんですね。」
雫「お待たせ!これが私が作った新作で~す!」
クラリス「美味しそうです!」
雷咖「これはムースか?。」
雫「うん、オレンジで作ったムースなんだ。」
メアリー「雫さんって器用ね。」
雫「でもまだお店に出せるかわかりません。皆さん、試食どうぞ!」
陽子「いただきます。」
パク
陽子「これは!」
雷咖「なかなか!」
クラリス「オレンジの甘酸っぱさとムースの甘さが混ざり会い弾んでいく感じに!」
風助「食レポうまいな」
メアリー「美味しいわ。」
陽子「これならお店に」
小雪「どうかしら」
雫「えっ?」
小雪「味は悪くないにしてもすぐに飽きられてしまうほどだわ、見た目や味は良くてもお店に出せないわね。」
陽子「天童さん」
小雪「残念だけどこのムースは失敗作ね、悪いけど私は帰るわ。」
雫「私のムースが失敗作」
小雪「ふふ、あれだけ言われたら立ち直れない、キュアレインはおしまいだわ」
陽子の家
クラリス「陽子、雫は大丈夫でしょうか」
陽子「うん、いくら本音でいいらとは言え、天童さん、はっきり言い過ぎだと思うけどね」
ゲツリン「ゲツリンとニチリンも食べたけど美味しかったツキ」
ニチリン「うん。雫が心配だヨウ」
陽子「大丈夫かな、雫」
次の日
雷咖「陽子、クラリス。」
陽子「雷咖!」
雷咖「雫はいる?」
クラリス「えぇ、何か悩んでるようで」
雷咖「声かけたら?」
陽子「うん・・雫」
雫「陽子?どうしたの?」
陽子「雫、気を落とさないで」
雫「気を?どうしたの?」
クラリス「昨日天童さんにダメ出し言われて落ち込んで」
雫「ううん、むしろ天童さんの言ってた通りだったよ。」
雷咖「えっ?」
雫「あのムース、見た目や味は良いけどあれじゃすぐに飽きてしまう感じだったわ、天童さんが本音言ってくれなければお店に出しちゃうところだった」
クラリス「よかったですわ。」
雫「今日の放課後も昨日のメンバーで来て、味を再調整してみるから。」
陽子「うん!」
小雪「・・なぜだ・・なぜ落ち込んでない・・」
放課後
カフェしずく
雫「お待たせしました。」
メアリー「昨日のオレンジムースと同じね?」
風助「何か変わったのか?」
雫「食べてからのお楽しみ!」
陽子「いただきます。」
パクッ
陽子「!、昨日より甘さがまして」
クラリス「中がとろりとしてます!」
雫「中に蜂蜜を入れてみたんだ。」
陽子「蜂蜜を?」
雫「うん、蜂蜜を入れて甘さをアップしてみたんだ。」
メアリー「あら?少し奥に茶色いのが?」
雫「それはチョコムースです。」
雷咖「ムースの中にムースが?」
雫「甘いオレンジムースに少しほろ苦いチョコムースをあわせてみたムースよ。」
クラリス「このチョコムースも美味しいです!」
陽子「うん!これならお店に出せるよ!」
雷咖「あぁ!」
雫「うん!天童さんにも食べさせなきゃ。」
ヒョウ「くっ、私のダメ出しがこんな結果になるなんて・・・失敗だ、ん?」
女子「待ったわよ!時間遅すぎ!」
男子「遅すぎって、ほんの3分だろ!」
女子「それでも遅刻じゃない!あんたはいつもいつも遅いのよ!」
男子「なんだと!」
ヒョウ「よし!憎しみエネルギー注入!」
男子 女子「「うあああ!」」
ヒョウ「出でよ!ニックイゾイ!」
ニックイゾイ「「ニックイゾイ~!」」
陽子「あれは!」
風助「またあの怪物だ!陽子!みんな!避難するぞ!あれ?」
メアリー「みんな、こっち!」
クラリス「お母様!」
ニチリン「みんな、返信だヨウ!」
陽子「うん!みんな!」
お天気ニッコリプリキュア「「プリキュア・ウェザーフュージョン!」」
キュアクラート「世界を照らす暖かい日差し!キュアクラート!」
キュアクラウディ「空を支える曇り空!キュアクラウディ!」
キュアレイン「大地を癒す天の恵み!キュアレイン!」
キュアグローム「心が痺れる稲妻!キュアグローム!」
お天気ニッコリプリキュア「「お天気ニッコリプリキュア!」」
キュアクラート「はあ!」
ニックイゾイ「ニックイゾイ!」
ヒョウ「現れたか!」
キュアレイン「ヒョウ!こんなことはやめなさい!」
ヒョウ「やめろと言って素直にやめると思うか?ニックイゾイ!プリキュアを倒せ!」
ニックイゾイ「「ニックイゾイ!」」
キュアグローム「相手は2体だ!分かれて戦おう!」
キュアグローム「うん!」
ヒョウ「分担したところで、ニックイゾイ!あのつまらんカフェをめちゃくちゃにしなさい!」
キュアレイン「あっ!ダメ!私の大切な場所に手出しさせない!」
ニックイゾイ「ニックイゾイ!」
キュアクラウディ「はあ!」
モフン
ニックイゾイ「ニックイゾイ!」
キュアレイン「クラウディ!」
キュアクラウディ「レインの大切な場所は私達の大切な場所!」
キュアクラート「うん!私達はここでレインの美味しいスイーツを食べるんだから!」
ヒョウ「くだらない!」
ニックイゾイ「「ニックイゾイ!」」
びちゃ
キュアレイン「そうだ!グローム!あの水溜まりに雷を!」
キュアグローム「そうか!はあ!」
ビリビリ
ニックイゾイ「「ニックイゾイ~!」」
ヒョウ「なに!」
キュアクラウディ「そうか!水は電気を通す性質があるから2体いっぺんに!」
キュアクラート「レイン!」
キュアレイン「うん!天の恵みよ、私に力を!プリキュア・ウォーターシャワー!」
ニックイゾイ「「心が晴れた!」」
ヒョウ「くそ!」
タッ
男子「う~ん、俺は何を?あっ!大丈夫か!」
女子「えぇ」
男子「よかった」
女子「さっきはごめんなさい、言いすぎたわ」
男子「いや、遅れた俺はがいけなかったんだ、気持ちを切り替えて行くか?」
女子「うん!」
ゲツリン「あの2人、仲直りができてよかったツキ。」
ニチリン「憎しみが消えてよかったヨウ。」
カフェしずく
風助「陽子!」
陽子「風助!」
風助「お前らどこにいたんだよ、怪物が現れていつの間にか居なくなってたから心配したぞ!」
陽子「ごめんね、心配かけて。」
小雪「みんな」
陽子「天童さん!遅かったね。」
小雪「ごめんなさい」
雷咖「丁度良かった、天童のムースもあるんだ。食べてみなよ。」
小雪「昨日ダメ出し言ったのに作り直したの?」
雫「うん。天童さんのおかげでね。」
小雪「・・・いただくわ」
パクッ
小雪「!、昨日より美味しくなってる」
雫「うん!お店に出せるかな?」
小雪「・・いいんじゃないかしら」
陽子「やったね!」
雫「うん!」
小雪「(なに・・心が嬉しくなる気持ちは)」
つづく
次回予告
小雪「笑顔ってどうしたらなれるの?」
陽子「それは心から楽しむ事だよ!」
小雪「心から」
お天気ニッコリプリキュア!
第11話 心の笑顔!小雪の友情!
陽子「今日も気持ちは晴れ晴れだよ!」