陽子の家
陽子「ただいま!」
綾子「お帰り!陽子。」
陽子「お母さんもお帰りなさい。」
綾子「えぇ。」
陽子「ねぇお母さん、ちょっといいかな?」
綾子「どうしたの?」
陽子「入って」
クラリス「こんにちわ」
綾子「陽子のお友達?」
クラリス「はい、クラリスっていいます。」
綾子「外国の子?」
クラリス「まぁ一応」
陽子「お母さん、クラリスをしばらく家に泊めたいんだけど」
綾子「別にいいけど」
陽子「ありがとう!お母さん!」
クラリス「ありがとうございます!」
陽子の部屋
陽子「ここが私の部屋だよ、ゆっくりしてね。」
クラリス「ありがとう。」
ニチリン「けど随分狭い部屋だヨウ。」
ゲツリン「クラリス姫の部屋とは大違いツキ。」
クラリス「2人とも、失礼な事を!」
陽子「まっ、お城にいたんだもんね。では、あなた達は王国の家来?」
ゲツリン「ゲツリン達はウェザー王の召し使いツキ。」
陽子「そうなんだ。ねぇ、夢で見た出来事とクラリス達の出来事、何があったのか聞かせてくれない?クラッシュサイクロンってあなた達の王国を襲った連中なの?」
クラリス「えぇ、私達の国、ウェザー王国を襲った彼らは世界を支配する異空間海賊、クラッシュサイクロン!」
陽子「異空間海賊?それがさっきのゴライって人なの。」
ニチリン「そうだヨウ、だがあいつはただの幹部にすぎない。」
陽子「それでどうしてウェザー王国を?」
クラリス「クラッシュサイクロンの狙いはダイナモンド」
陽子「ダイナモンド?これってクラリスが持ってるその宝石?」
クラリス「はい。ダイナモンドはウェザー王国の秘宝で心の正しき者が手にすれば国は平和になります。でも逆に悪い心の者に渡れば世界を破壊するほどの力て手にする事ができるでしょ」
陽子「世界を破壊するほど・・それでクラッシュサイクロンはその宝石を狙ってたんだね。」
ニチリン「今宝石はクラリス姫が持っており、もう1つは敵の手に」
陽子「えっ!それじゃ世界が危ない!」
ゲツリン「少なくもともまだ大丈夫ツキ」
陽子「どうして?」
クラリス「ダイナモンドは全部で10個あります、力を発揮するのは10個揃ったときですのでまだ大丈夫なんです。クラッシュサイクロンの野望を阻止しウェザー王国の平和の国に戻せるのは伝説の戦士プリキュアだけ」
陽子「それが私なんだ、ん?確か夢ではバッジはまだあったはず」
クラリス「はい、それがこれです。プリキュアは全員で5人、あと4人探さないと。」
陽子「クラリス、私に任せて!」
クラリス「ありがとう!陽子さん!」
陽子「陽子でいいよ。」
クラリス「はい!陽子!」
その頃
ボス「プリキュアだと?」
ゴライ「はい。間違いありません!」
ヒデリ「プリキュアってただの噂と思いたがが本当に存在するとはな。」
ヒョウ「でもプリキュアなんて所詮ただの子供でしょう?」
キリサメ「だが子供でも伝説の戦士だからな。」
ボス「その事はいい、大嵐四天王!ゴライ!ヒデリ!ヒョウ!キリサメ!一刻も早くダイナモンドを10個手に入れるのだ!」
大嵐四天王「「御意!」」
次の日
クラリス「スゥ~スゥ~、ん?陽子?」
居間
綾子「あら、クラリスちゃん。おはよう。」
クラリス「おはようございます。」
綾子「よく眠れたかしら?」
クラリス「はい。お陰さまで、あの、陽子は?」
綾子「あの子なら学校に行ったわ。」
クラリス「学校ですか」
綾子「あら?陽子ったらノート忘れて。だけどこの後私用があるし」
クラリス「あの?私が届けて来ますが」
綾子「いいの?じゃ地図描くからお願いね。」
ぽかぽか中学校
クラリス「地図によるとここですね。」
ニチリン「大きな建物だヨウ。」
クラリス「ニチリン、ゲツリン、見つからないように隠れてて」
ゲツリン「ツキ!」
クラリス「陽子はどこに」
校長先生「キミ、そこでなにしてるのかな?」
クラリス「!」
校長先生「ここは関係者意外入れないんだが知り合いでも入るのかな。」
クラリス「あの~」
陽子「クラリス!」
クラリス「陽子!」
陽子「どうしてここに?」
クラリス「これを届けに」
陽子「あっ!忘れてたノート!ありがとう!」
校長先生「日高さんの知り合いかい?」
陽子「はい。外国から来た友達です。」
校長先生「ほぉ~、外国から。」
雫「陽子!」
陽子「雫!今行くから!ありがとうクラリス。気をつけて帰ってね。」
クラリス「えぇ。」
雫「誰だろ?」
陽子の家
クラリス「ただいま帰りました。」
綾子「あら!クラリスちゃん、お帰り。」
クラリス「陽子にノート届けて来ました。」
綾子「ありがとう!助かったわ。こっちも用は済んで戻ったわ。今マフィン焼いたんだけど食べる?」
クラリス「マフィン?」
綾子「これよ、どうぞ。」
クラリス「ありがとうございます、いただきます。」
パクっ
クラリス「美味しい!このフワフワとしたやわらかさ、天に上るような気持ちに」
綾子「食レポ上手ね、はじめて食べるの?」
クラリス「はい、このようなお菓子、食べたことありません!」
綾子「気に入って何よりだわ。」
クラリス「あの、陽子は毎日のように学校行ってるのですか?」
綾子「えぇ、もちろんよ。」
クラリス「どんな所なのですか?」
綾子「もしかしてクラリスちゃんは学校に行ったことないの?」
クラリス「はい、産まれて1度もありません。本当は私も行ってみたいと思ったのですが・・あっ!ごめんなさい!こんな話になって、お散歩に行ってきます!」
綾子「・・・」
住宅街
クラリス「学校か」
ゲツリン「クラリス姫、そう落ち込まないでツキ」
ニチリン「そうだヨウ、クラリス姫はウェザー王国のプリンセスだから」
クラリス「えぇ、学校に行ってみたい事が叶わなかったけどそうじゃないわ」
ニチリン「どうしましたヨウ?」
クラリス「私別の事で考えていて」
ゲツリン「別の事?」
クラリス「私・・・プリキュアになりたい!」
ニチリン ゲツリン「「えぇ~!」」
夕方 陽子の家
陽子「えっ?クラリスが散歩に行ったきり?」
綾子「えぇ、まだ戻らないのよ。」
陽子「心配ね。クラリスを探してくる!」
スマホの着信音
綾子「はい?あっ!先生・・・えっ!本当ですか!ありがとうございます!今そちらにうかがいます!」
公園
陽子「あっ!クラリス!」
クラリス「陽子?」
陽子「よかった、探したよ。」
クラリス「ごめんなさい、心配かけましたわ。」
陽子「いいよ。それよりなんか悩んでたようだけど。」
ゲツリン「クラリス姫がプリキュアになりたいって言い出したツキ。」
陽子「プリキュアに?」
クラリス「私もウェザー王国のプリンセスとして故郷を守りたい、陽子がプリキュアになってそう思ったの」
陽子「クラリス」
クラリス「陽子、聞いてもいいですか?」
陽子「なに?」
クラリス「学校に行って楽しい事がありますか?」
陽子「えっ?うん楽しいよ。勉強は大変だけど友達が居てみんなが居るから。クラリスは学校行ったことないの?」
ニチリン「クラリス姫は産まれて1度も城の外出たことないヨウ。」
陽子「えっ!それじゃ」
クラリス「そう、お父様は私を守るために町に行く事を許さなかった、だから私には友達がいませんでした。でも居るとしたらニチリンとゲツリン。この世界に来て陽子が羨ましくなって」
陽子「心配ないよ。」
クラリス「えっ?」
陽子「私達、もう友達でしょ?」
クラリス「陽子」
陽子「お母さんに頼んであげる。クラリスを学校に行けるように。」
クラリス「頼めるんですか?」
陽子「うん!」
クラリス「陽子」
ゴライ「いい友情ですね。」
陽子「あなたは!」
ゴライ「さて、昨日は油断したけど今度はそうはいきませんよ。」
女性「もう!遅れてきて!」
ゴライ「ふふ、憎しみエネルギー注入!」
女性「キャアアアア!」
ゴライ「いでよ!ニックイゾイ!」
ニックイゾイ「ニックイゾイ~!」
クラリス「また!」
陽子「任せて!プリキュア・ウェザーフュージョン!」
キュアクラート「世界を照らす暖かい日差し!キュアクラート!」
ゴライ「やりなさい!ニックイゾイ!」
ニックイゾイ「ニックイゾイ!」
キュアクラート「たあ!」
ゴライ「昨日の行動を見てキミの事はわかりましたよ。」
キュアクラート「えっ?」
ゴライ「それはキミがニックイゾイだけ集中してる事です!」
キュアクラート「まさか!クラリス!」
ゴライ「よそ見しましたね。」
ニックイゾイ「ニックイゾイ!」
ギュウ
キュアクラート「キャア!」
クラリス「あっ!」
ゴライ「私を引っ掻けた仕返しですよ。ニックイゾイ、プリキュアを苦しめるのです!」
ニックイゾイ「ニックイゾイ~!」
ギュウ
キュアクラート「うぅ~!」
クラリス「やめて!」
ニチリン「クラリス姫!」
ゲツリン「危ないツキ!」
ゴライ「解放してほしいか?そうしたかったらダイナモンドを渡しなさい。」
キュアクラート「ダメだよ、クラリス!」
クラリス「陽子・・あなたは私の最初で大事な友達、あなたの命には」
キュアクラート「自分を信じて」
クラリス「えっ」
キュアクラート「プリキュアになりないんでしょ、クラリスなら絶対なれるよ!」
クラリス「・・・私も・・みんなの心をフワフワな気持ちにさせる雲のように!みんなを支えたい!」
キラーン
ゲツリン「はっ!曇りのバッジが!」
ニチリン「クラリス姫!受けとるヨウ!」
クラリス「えぇ!プリキュア・ウェザーフュージョン!」
キュアクラウディ「空を支えたい曇り空!キュアクラウディ!」
キュアクラート「キュアクラウディ」
ゴライ「バカな!あの姫がプリキュアに!」
キュアクラウディ「はあ!」
ドカッ
ニックイゾイ「ニックイゾイ!」
キュアクラート「あっ、ありがとう!クラウディ!」
キュアクラウディ「クラート、一緒に戦いましょう!」
キュアクラート「うん!」
ゴライ「おのれ!ニックイゾイ!」
ニックイゾイ「ニックイゾイ!」
キュアクラウディ「フッ!」
モフン
ニックイゾイ「ニックイゾイ!」
ニチリン「雲でガードを!」
ゲツリン「クラウディ!凄いツキ!」
キュアクラウディ「雲はこんな使い方もありますわ!」
モフン
キュアクラウディ「はあ!」
キュアクラート「雲をジャンプ台に!」
キュアクラウディ「やあ!」
ニックイゾイ「ニックイゾイ!」
キュアクラート「今だよ!クラウディ!」
キュアクラウディ「えぇ!プリキュア・モクモクスモッグ!」
スゥ
ニックイゾイ「心が晴れた」
ゴライ「くっ」
スッ
女性「う~ん、あれ私は?なんかスッキリしたな、後で電話で言いすぎた事謝らなきゃ」
クラウディ「私、プリキュアに」
陽子「やったね!クラリス!」
クラリス「えぇ!」
ニチリン「まさか姫がプリキュアになると思わなかったヨウ。」
ゲツリン「素敵だったツキ!」
クラリス「フフ。」
陽子の家
陽子「ただいま。」
綾子「お帰り、クラリスちゃんも。」
クラリス「遅くなってごめんなさい!」
陽子「お母さん、お願いがあるの」
綾子「話は後よ、クラリスちゃんにプレゼントがあるの。」
クラリス「プレゼント?」
居間
陽子「お~!」
クラリス「うぁ~!」
陽子「私の学校の制服だ!」
純平「話は母さんから聞いたよ。クラリスちゃんの事。」
綾子「学校に行きたいって言うから先生に事情を話して転入手続きすましておいたわ。」
純平「明日から陽子と学校に通えるぞ。」
クラリス「本当ですか!」
綾子「えぇ、それからここにいつでも居てもいいわよ。」
クラリス「ありがとうございます!」
陽子「やったね!クラリス!」
純平「娘が増えたみたいだな。」
綾子「えぇ!」
ゲツリン「クラリス姫、嬉しそうツキ!」
ニチリン「あんなに喜ぶ姫を見て僕達も嬉しいヨウ!」
クラリス「あはは!」
つづく
次回予告
クラリス「私も学校に行けるのですね!」
陽子「うん!でも勉強大丈夫なの?」
クラリス「お任せを。」
お天気ニッコリプリキュア
第3話 ワックワク!クラリス初登校!
陽子「今日も気持ちは晴れ晴れだよ!
キャラクター設定
クラリス・ホワイティ
ウェザー王国のお姫様
礼儀と言葉使いは正しく使う
陽子と出会い居候して暮らす。
母親のような女王になるのが夢。
曇りのプリキュア キュアクラウディに変身する
イメージカラー、白に近い薄いピンク