一番星の息子は大空   作:胡瓜の浅漬け

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謎の少女「ん?カミキヒカルと星野アイが結ばれてない?どういうことだろ?」

謎の少女「せや、遺伝子等は違うけど星野アイには双子を産んでもらわなくちゃ」

謎の少女「処女だけど仕方ないネ。物語には双子が必要。処女のまま妊娠出産か。可哀想だし膜は痛くないように無くしてあげよ」

謎の少女「女の子の方は転生させることが出来たけど男の方は別人が入ってる」

謎の少女「どんな子供だろ?」

謎の少女「え、ちょっと待って。異世界から呼び寄せとるやん。なにあの身体能力化け物。あ、手を出すのやめとこ」



流石にこれはアカンですかね?


2話

俺たちもスクスクと成長し、今は1歳を過ぎたところだ。

 

 

 

ミヤコさんも調和の炎のお陰でメンタルもだいぶ回復し斎藤社長の右腕としてバリバリ働いているようだ。

 

 

 

俺とルビーも喋れる年齢となったので簡単な言葉などを使いながらコミュニケーションをとるようにしている。

 

 

 

裏では現在の情勢などを確認したり言語の勉強などに時間を当てている。

 

 

 

前世ではイタリア語や英語を中心に学び、ボンゴレファミリーのボスとしてたくさんの会談や業務をこなしていたが他の国の言語も学んでおいて損は無いだろう。

 

 

 

そんな考えもあり、母さんが眠ったあとはひとり黙々と勉強をしている途中なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

母さんはモデルやラジオなど様々な分野で活躍するようになっている。

 

 

 

今日はドラマの撮影で地方に向かっているところだ。

 

 

 

俺やルビーも子役候補という形で現場にいっしょに向かわせてもらうことになった。

 

 

 

「ママの初ドラマすごい楽しみ!」

 

 

「うーん。まだちょい役だけどね〜」

 

 

 

それでもすごいと思うけどなぁ。17歳でドラマでしょ?

 

 

 

「いいですか2人とも。どうしてもと言うから連れてきてますけど…。現場でアイさんの事をママなんて絶対に呼ばないでくださいよね?」

 

 

 

俺は大丈夫だけど、ルビーは心配だなぁ。

 

 

 

「現場では私の子どもという設定を忘れないでください」

 

 

 

「分かってます。ミヤコお母さん」

 

 

 

「あ!ママ!なでなでして!」

 

 

 

「ママ、私にはお小遣いちょーだい!」

 

 

 

「くっ…」

 

 

 

母さんとルビーは何を言っているんだ。お金を集るんじゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「苺プロのアイです。本日はよろしくお願いします」

 

 

 

なんかめちゃくちゃ母さん見られてないかな?

 

 

 

「どうかしました監督?」

 

 

 

「いや、別に」

 

 

 

「なんか怖いね」

 

 

 

「現場なんてこんなもんじゃないかな?ピリピリもするだろうしね」

 

 

 

ん?こっちを見てる?

 

 

 

「この子どもは?」

 

 

 

「あっ、この子たちは私の子で」

 

 

 

「マネージャーが子連れで現場にねぇ」

 

 

 

ルビーが脅えてる。

 

 

 

俺はスっとルビーの前に立ち守るような形を取っておく。

 

 

 

「働き方改革ってやつか!?」

 

 

 

なんか誤解をしてくれたみたい。それもいい方向で。

 

 

 

「時代だなぁ。まぁ、現場に犬を連れてくる人も居るしなぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後は俺とルビーはドラマに出演する女優さんやモデルさんたちに撫でられたりあやされたりしていたがルビーは心を許したようでバブバブ言っている。

 

 

 

途中で疲れたので少し離れたところで休んでいるとドラマの監督が近づいてきた。

 

 

 

「ん、マネージャーのガキじゃねぇか」

 

 

 

目つき悪いなぁ。

 

 

 

「居るのは構わねぇが泣き出して収録止めたら締め出すからな」

 

 

 

「大丈夫です。僕はここで待っていてとお母さんに言われてますので、アイお姉ちゃんや他の演者さんのお仕事を見学させていただきます」

 

 

 

「礼儀正しいしめちゃくちゃ喋るなこの赤子!どこで覚えたそんな言葉!」

 

 

 

「お母さんの仕事を見てたら身につきました。礼儀を大切にしているお母さんですから」

 

 

 

「早熟な子役はよく見るがここまで礼儀正しい子どもをみるのは初めてだ。お前は演技はするのか?」

 

 

 

「いえ、僕はそういった事はした事ないですね。少しですがやってみたいという気持ちはあります」

 

 

 

「いやー。画面としておもしれぇな。なんかに使いたい」

 

 

 

なんか気にいられたんだけど。

 

 

 

「これは俺の名刺だ。どっかの事務所に入ったら連絡しろ」

 

 

 

「多分ですが僕が将来事務所に入るのでしたら苺プロになると思います。ですが今はアイお姉ちゃんの方に仕事をよろしくお願いします」

 

 

 

「あー、あのアイドルな。顔は抜群に良い。運が良ければ生き残れるだろ」

 

 

 

「やはり、芸能界となってくると運も必要な要素ですか」

 

 

 

「あぁ、役者ってのは3つある。1つは看板役者。客を連れてくることをまず求められる。広告塔の役割もあるからギャラもいい」

 

 

 

確かに視聴率や観客動員数などを取れる人は確実に必要だな。

 

 

 

「2つ目に実力派。作品の質を担保する役割。レーベルとしてのブランドを保つことが仕事だ」

 

 

 

これも分かる。クオリティが低ければ叩かれる原因にもなってしまうからね。

 

 

 

「3つ目に新人役者。ここに演技力なんて期待していない。画面に新鮮さを出してくれれば及第点。次のスターに経験を積ませる目的もある。業界全体での投資ってわけさ」

 

 

 

なるほど。こういったドラマや舞台で経験を積んでいく。地道な努力を積んでできることを増やしていくって感じかな?

 

 

 

「この現場にいる新人全員の中で、誰かひとりでも生き残れれば大成功。そういう世界だ。生き残るとしたら何かしらの一流だけだ」

 

 

 

「なるほど。でしたらアイお姉ちゃんは大丈夫だと僕は思います」

 

 

 

「何でだ?」

 

 

 

「アイドルって観客全員に向けて笑顔を出さなくては行けない。そんな中でもアイお姉ちゃんはその世界では超一流。その笑顔をカメラ1台に向けて出せばいいだけだから楽って言ってました」

 

 

 

「なるほど。そういった考え方もできるのか。いやー。時代だなぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラマの撮影が終わった1週間後、放送されたドラマを見ていたが母さんはワンカットしか写っていなかった。

 

 

 

「演技下手だったのかなぁ」

 

 

 

「そんなことないよっ!」

 

 

 

うーん。、たぶんあれだね。

 

 

 

一応監督にも答え合わせをしてもらおう。

 

 

 

電話をかけて数コール後、監督は出てくれた。

 

 

 

「もしもし」

 

 

 

『おお、早熟のガキか。どうしたんだ?』

 

 

 

「この間のドラマの件ですが少し答え合わせをしてもらいたくて電話を掛けさせて頂きました」

 

 

 

『わかった。どう言った結論になったんだ?』

 

 

 

「アイお姉ちゃんはあまりに強い光を放ってしまった。その結果、主演の方を食べてしまったのではないかと考えました」

 

 

 

『そうだ。流石早熟だな。脇役にしたらあまりに強すぎてしまったんだ。その結果、アイドル娘の出番を少なくせざるを得ない状況になったんだ。上からの圧力もあっただろうしな』

 

 

 

「やはりそうでしたか。あまりに強すぎる光は猛毒にもなってしまう。今回はその結果という事ですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな会話もあり話を終わらせたがあの監督、爆弾を1つ放り込んできた。

 

 

 

『アイドル娘を出したいのならお前にもやってもらいたいことがある』

 

 

 

「それは?」

 

 

『お前もドラマに出演しろ。そうすればアイドル娘も出してやる』




今回はここまでです。次回はアクア(ツナ)のドラマ出演。

重曹ちゃんとの出会い。

その他諸々となっております。感想や評価もお待ちしております。

それと本日末でアンケートは締め切らせて頂きます。そちらの方もよろしくお願いします。
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