俺のアイドル活動!   作:あるとりうむ

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 オリ主の制服はスカートではないくちゃんとした長ズボンとなっています。

 この時代ってみんな携帯なんだね。スマホかと思っていたわ。時代の流れが速い。


アイカツ!スタート!

 編入試験に合格してから二週間が経過した。この日はようやく俺たちがスターライト学園に入学する日となっている。

 

 そして、一緒に行こうという星宮のお願いにより、星宮のお弁当屋さんの中で制服姿で集合となっていた

 

 

「うわぁ~!制服凄い!もう!既にアイドルだ!!特に姐さん!特に姐さん!特に姐さん!特に姐さん!特に姐さん!」

 

「めっちゃ写真とるな、らいちの奴」

 

「ふふふ、らいち取り過ぎじゃない」

 

 俺たちは制服姿で並んでいたが、星宮いちごの弟であるらいちが霧矢のことを沢山写真に収めて始めた。………らいちの姉さんはいちごじゃないのか?

 

「うんうん、良いわよらいち。うん、いい」

 

「ですよね!」

 

 いいのかよ。しかも何気にポーズまで取っているし。

 

「今日は私たちのアイカツが始まる記念すべき日。いずれ有名になったらその写真は資料的価値が高いものになるわ」

 

「ですよね!」

 

「そっか!」

 

「アイドル意識たけなぁ~」

 

 そんなことを言っていると奥から星宮のお母さんである星宮りんごさんがおしゃもじを手に持って顔を隠しながら現れた。

 

「じゃあ私も入れてもらおうかな」

 

「ご無沙汰しておりますりんごさん」

 

「久しぶりね流星くん。この前来たのは小学校以来かしら」

 

「そうですね。そちらも元気そうでなりよりです」

 

 りんごさんはここの弁当屋を営んでいる、夫の太一さんは世界中を飛び回っており、現在はここにはいない。が、家族思いのいい人である。

 

「また一緒の学校に行くんでしょ。いちごのことよろしくね」

 

「まぁ、ほどほどに」

 

 その後、皆で写真を撮ることになったので玄関の前で写真を撮ったが、まさかの俺以外の全員がポーズをとったため、俺だけ立ち尽くしている写真となった。

 

 

 そして、学園に行く時間となった。スターライト学園は全寮制なため家にもどってくることはない。俺と霧矢は既に家族に言ってあるため、星宮の言葉で行くことにした。

 

「じゃあ、……言ってきます」

 

「行ってらっしゃい」

 

「アイドル活動頑張ってね!」

 

「うん!」「はい!」「はい!」

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 そうして、俺たちはスターライト学園の門の前までやってきた。前に来た時も思ったが、やっぱり広いな。スターライト学園。

 

「ついに来たわね」

 

「うん美月ちゃんもここにいるんだね」

 

「星宮は神崎さんのことばっかりだな」

 

「ここを通れば私たちの本当のアイカツが始まる」

 

 霧矢はこちらへ体ごと振り返り、右手を差し出す。

 

「いちご、流星。……一緒に頑張ろうね」

 

「うん」 「あぁ」

 

 俺と星宮も右手を出し手を重ねる。………思ったがこれって、手を触っているよな。………うあぁ、星宮と霧矢の手柔らか。………いやいやいや、そんな想像するな俺!小学生の頃は普通に手握っていただろうが。いくら思春期になったとはいえ、親友二人をそんな目で見るのはまずい。しかも、これからアイドルになるんだぞ。落ち着け………霧矢さん?なぜ頬を赤くしているのですか?………やめろ!!これは俺の勘違いだ!!アイドル意識の高い霧矢がそんな訳がない!あぁ!恥ずかし!!

 

「やるからにはやる。一緒にトップアイドルになろう」

 

 星宮はそんなこと気にせずにトップアイドルになろうと言っている。その言葉に霧矢は元の表情に戻って目を見開かせた後、顔を俯かせる。

 

「どんなことがあってもあっても友達だよ。いちご、流星」

 

 俺は霧矢の言葉の意味が分かったが、星宮は分かったおらずキョトンとしている。

 

「当たり前じゃん!…行こう」

 

 星宮が門の中に入っていく。

 

「ま、多分。気にしないでいいと思うぜ。俺はなんだかんだでずっと一緒だと思うけどな」

 

 霧矢にその言葉を残し俺も星宮に続き門の中を潜る。そして、後から霧矢もついてきた。

 門を潜ると校舎が見えるがその前は広い広場となっており、そこには女子たちが本を読んだり、ジャージを着て走っていたり、友達を喋ったりしていた。………お願いだから男子いてください。

 

「うわああぁ!!凄い!!ねぇ!あおい!流くん!」

 

「うん」

 

「そうだな」

 

 星宮に返事を返すと、霧矢が急に声を上げる。声を上げた方を見るとピンク髪の癖毛が凄い子が歩いていた。

 

「だれぇ?」

 

「めぐちゃんよ。3月21日生まれのB型。花がないと言われながらもそのたぐいまれなる寝癖が個性となり、年齢層問わず幅広い支持を得た、今注目されているアイドルの一人!!」

 

「流石アイドル博士!」

 

 霧矢がめぐちゃんとなる女子のことを教えてくれる。生年月日から血液型まで覚えているのか。………てか、あれって寝癖なのか。思いっきりハート型なんだが。

 

「ああぁぁ!!あれはなおみん!!従来の振り付けの枠を超えて奇抜なダンスが特徴!座っている子はすーみょん!異国情緒溢れる顔立ちが人気!」

 

「へぇー!!」

 

 アイドルオタク全開の霧矢に付いていけない。知らないアイドルだらけだったが、本当にここにいる生徒は全員アイドルなんだと自覚する。

 

「きゃあああああぁぁぁ!!ペロリン様もいる!!凄い!!

 あぁ、ここはやっぱり私の天国!アイドル好きの理想郷!ついにその一員になれるなんて」

 

 そして、絶頂中の霧矢が携帯を取り出し、ウィンクして自分を撮る。何やってんだあいつ?星宮も「ふぇ」という声を上げている。

 

「霧矢あおい。入学初日の学園に感激するの図。資料的価値が高くなるはず」

 

 星宮と俺に自分の行動の意味を説明する。………それって高くなるのか?と疑問を持つが、アイドル博士である霧矢が言うのだからそうなのだろう。………俺も取った方がいいのか?……八神流星。入学初日の学園で女子しかいないことに戦慄するの図。………やめておこう。

 

「流石!」

 

「と、驚くいちごの図。そして、女子の数に圧倒されている流星の図」

 

 霧矢は自分だけでなく俺たちまで写真を撮る。いちごは驚きすぎて口が鳥みたいになっている。そして俺は、目を見開いて驚いた顔となっている。

 

「これもレア」

 

 そんなこんなで俺たちの学園生活初日が始まった。

 

 

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