俺のアイドル活動!   作:あるとりうむ

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アイカツ!見ていたら二日ほど期間が開いてしまった。


学園内探索

 

 まだ学園長に会う時間があるので星宮と霧矢と一緒に校舎を探索することにした。霧矢が言っていた通り、スターライト学園は全員が現役のアイドルなのでダンスレッスンしていたりや授業でステージや衣装のセルフプロデュースを学んでいたりしていた。しかし、生徒たちを見てみたが男子が一人も見当たらなかった。

 

 そして、講堂に言ってみると何人もの人の像が置いてあった。

 

「そんな風にスターライト学園で学んだアイドルは星のような輝きを見せることが昔から証明されているわ」

 

「これは?」

 

 霧矢の説明中に星宮が像について霧矢に説明を求めた。

 

「みんな卒業生。トップアイドルの称号を手にした先輩たちよ」

 

 俺は像を見ながら像たちを確認する。像の数は全部で10人なんだが、正面にある像だけは二人組だった。星宮もその存在に気づいたようで一人つぶやく。

 

「二人組もいたんだ」

 

「これは伝説のアイドルユニット『マスカレード』。左側のヒメは今の学園長よ」

 

「え!?そうなの」

 

「あの人アイドルやっていたのか」

 

「えぇ。ヒメともう一人のミヤはかつて国民的な人気を誇っていたアイドルだった。でも二人は人気絶頂だった時に突然、謎の引退を遂げたの。ヒメが学園長になった一方、ミヤは表舞台から完全に姿を消した。その後の足取りは今日に至るまで誰にもつかめていないわ」

 

「へぇ~」

 

「そうなのか」

 

 その後、霧矢から歴代のトップアイドル達話を聞き、講堂をあとにした俺たちは荷物を置くために学生寮へやってきた。 

 

「で、あれが私が今日から生活する寮」

 

「ふぇ、………いこいこ!」

 

「え、ちょ、俺入っていいのか!?」

 

「特にそんなルールはなかったけど、私たちの部屋知っていた方がいいわ。集まるかもしれないし」

 

「……それもそうか」

 

 男子寮は別にあるが女子寮も入って男子は入っていいらしいので星宮に付いていく。そして、中に入って階段を上り、星宮と霧矢が過ごす部屋までやってきた。

 星宮が扉を開けると、中は案外広く、学生二人が生活するなら申し分ない広さとなっている。

 

「結構広いな」

 

「そうだね。あおいと寝るのも起きるのも一緒だ」

 

 星宮たちが部屋の準備を開始したので俺は外に出て待っておく。男子には見られたくないものもあるからそう言った配慮は必要だ。そして、十分ほどすると扉が開き星宮と霧矢が出てきた。

 

「片付け終わったか?」

 

「うん!それじゃ次は流くんのお部屋に行こう!」

 

 女子寮を後にした俺たちは、俺が生活する男子寮まで歩いていった。男子寮は女子寮までそんなに遠くなく、すぐさまついた。しかし、男子寮は俺が思っていた寮とは少し違った。

 

「………家だ」

 

「………家だね」

 

「………家ね」

 

 男子寮の外観は女子寮より小さくてちょっと大きめの一軒家みたいだった。まだ男子の数が少ないので女子寮みたいに大きいとは思っていなかったがまさか一軒家だったとは思わなかった。

 

「中に入ってみるか」

 

「そうだね」

 

「えぇ」

 

 玄関を開けると、廊下が続いており、扉が4つと階段が一つあった。一つはリビングとなっておりキッチンと合わせとなっていた。二つ目と三つめはトイレとお風呂となっていた。トイレとお風呂が別々になっているのはありがたいが広さがうちの家より大きい。しかも使っている形跡がない。………やばい、本当に男子いない説が出てきたぞ。そして、最後が物置となっていたが、中には何にも入っていなかった。

 

「なにもないな」

 

「キッチンも使っている形跡がなかったわ」

 

「洗面所も綺麗だったし……流くん。もしかしたら……」

 

「言うな星宮。まだ希望がある。二階の部屋だ」

 

 俺が先導して二階に上がると結構の数の扉があった。数えてみたが全部で15程あり、トイレの部屋以外すべて生活部屋となっていた。大きさは女子寮の部屋より小さいが5畳ほどあるため問題はなかった。しかし、他の部屋も調べてみたが、全て誰も使っていなかった。

 

「スターライト学園に男子がいないことが決定したな」

 

「そ、そうだね。で、でも流くんが人気が出れば男子生徒が増えるかもよ」

 

「私もここまでとは思っていなかったわ。他のアイドル学校だと割といるのに」

 

 リビングのソファーに座って黄昏ていると、ふと学園長に会う時間を思いだし時計を見る。会う時間まで残り15分もなかった。

 

「やべぇ!おい星宮!霧矢!もう時間ないぞ!」

 

「えぇ!?ほ、本当だ!急がないと!」

 

「アイドルが初日から遅刻は穏やかじゃない!」

 

 そしてダッシュで男子寮を後にした俺たちは急いで校舎内にある学園長室まで駆け抜けていった。今は授業中なのか生徒とは一切会わず、誰にも邪魔されないで走ることができた。

 

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