私は公開日の翌日に見てきました!
もー最高ですね!二回目いけたらな〜と思っております。
モンストコラボも来ましたし、
見てない方は是非見にいってみて下さい!
それでは13話、どうぞ。
[奨真side]
ひとしきり奨真が自分の心情を語り終えると、
暫く沈黙が流れる。
「はぁーぁーー。」
少しした後、輝は大きなため息を吐く。
そして、
「なんだそれ、つまんな。」
「‥‥はっ?‥‥」
思わず奨真は隣にいる輝の顔を凝視する。
「お前‥‥何言って‥‥。」
座っていた輝は立ち上がり、砂埃を払うと
奨真を殴りつけ、奨真は軽く吹き飛ぶ。
「っつ!なんだよ!」
「結局、怖いだけだろ?自分で進んできた
癖に死ぬとわかった途端それか。つまらないな」
軽くそういうと、輝は懐から
赤黒い色をして、2つのスロットが付いた
ベルトを取り出した。
「お、おい!何だよそれ!輝!」
「お前はもう戦いたくないんだろ?じゃあ俺が
戦わなくていいようにしてやるよ。
お前を殺してな。」
輝は懐から2本の
小さな筒を取り出して振ると、
ベルトのバックルにさす。
『コブラ!ライダーシステム!
エボリューション!』
そしてドライバーの取手を回すと、
輝の周りにはドライバーから
赤黒い色をしたパイプ『EVライドビルダー』
が張り巡らされ、
それが同じ色のアーマーを形成する
『Are you ready?』
ベルトからの問いかけに、輝は
腕をばつ印に前に組んで、答える。
「変‥‥身。」
『コブラ!コブラ!エボルコブラ!
フッハッハッハッハッ!』
アーマーが輝に被さり、蛇のような複眼、
体の箇所箇所にあるリング、頭にある
星座早見表のような装飾がある
ライダーへと変身した。
「なんだよ‥‥それは!」
「お前が知る必要があるかな?
これから死ぬってのに呑気だねぇ〜。」
そう言って輝は振り返る。
「まぁいい、俺は‥仮面ライダーエボル。
そんな事より戦わないのか?
これからお前を殺すんだぜ?ドライバーも
ロックシード?も持ってるんだろ?
なら戦ってみせろよ。なぁ?」
そういいながら少しずつ奨真へと近づいてくる。
奨真は後退りしながら懐から
ドライバーとロックシードを取り出す。が、
「くっ‥‥‥!」
「そうだよなぁ、震えちまうよなぁ。
怖いんだもんな、戦って死ぬことが!」
震える手を押さえ、戦国ドライバーをつける。
「うぉぉぉぉぉぉ!」
『リンゴアームズ!
デザイアフォビトゥンフルーツ!』
リンゴアームズに変身すると紅一文字を
エボルへと上段から振るう。しかし、
「ふん。」
「なっ!うわぁ!」
エボルは刃先を2本の指で挟んで受け止め、
無防備なら腹に蹴りを入れ、刹那は
工場の壁に叩きつけられる。
「くっ‥‥。」
「どこに攻撃しようとしてんのか
丸わかりだよ、まだまだだねぇ。」
肩をすくめてエボルはそう言う。
「くっそ!なにを!」
「脳がないんだよなぁ、脳が。」
刹那は立ち上がり、
刀や拳を連続してエボルに振るうが
それをことごとく避けられて、
カウンターを喰らい膝をつく。
「つっ‥‥くそ!」
「はぁ、まだまだだな。これじゃあ面白くない。
もっとやる気を出してくれよ。」
ふらつきながらも刹那は立ち上がるが、
エボルは黄・緑・赤のパイプとバルプなどが
ついた小型の剣「スチームブレード」を
取り出して刹那を切り付ける。
「うわっ!くぅっ!」
『エレキスチーム!』
「うわぁぁぁぁ!」
エボルはスチームブレードのバルプを捻り、
スチームブレードに電撃を纏わせて
切りつけてから、取り出したパイプまみれの小銃
「トランスチームガン」で撃つと、
奨真の変身が解かれ、地面に転がる。
「うっ‥‥。」
「変身が解けたか‥‥これで終わりだな。」
エボルは奨真の首根っこを掴み、持ち上げる。
そのまま右手でドライバーの取手を回すと
右足の周りに星座図のようなものが
現れ、エネルギーが溜まる。
『Ready go!』
『エボルテックフィニッシュ!
チャーオー!」
電子音と共にエボルが回し蹴りをしようとする。
その瞬間。
『Ready go!』
『ボルテッークフィニッシュ!
イェーイ!』
電子音が鳴り響くと、
脇から立体的な白い線が2本、エボルを挟み込む。
「何ぃ!」
その線に沿いながら半身半身が赤と青のライダーが
現れて、エボルと蹴りの競り合いをする。
「舐めるな!」
競り合いは五分五分のまま2人は吹き飛び、
エボルは奨真の前方に、ライダーは奨真の横に立つ。
ライダーの腰には、エボルのドライバーを
黒色にしたようなものが巻かれている。
「誰かと思えば戦兎ぉ、お前かぁ。」
「エボルト‥‥何故お前が!」
「さぁなぁ?それをお前に言うと思うか?
お前も良かったなぁ、『新世界』で
「葛城巧」でも「佐藤太郎」でもない
「本物」の桐生戦兎になれたんだからな。」
「ふざけるな!」
赤と青のライダーはドライバーから呼び出した
先端がドリルになっている剣
『ドリルクラッシャー』でエボルに切り掛かる。
エボルはスチームブレードで受け止め、逆の手で
トランスチームガンを撃つ。
赤と青のライダーは首を動かして避け、
後退すると青色の右足で蹴りをする。
エボルはそれを腕で受けるが、
足の裏にあるキャタピラが回転してエボルに
ダメージを与え、エボルは少し後退する。
その隙にライダーはドリルクラッシャー
のドリル部分を反対向きに接続、
ガンモードへと切り替え、ボトルを装填。
エボルもトランスチームガンにボトルを装填する。
『ハリネズミ!Ready go!』
『スチームブレイク・バッド』
『ボルテックブレイク!イェーイ!』
トランスチームガンからは大量のコウモリ、
ドリルクラッシャーからは大量の針が飛び出して
お互いの攻撃を相殺する。
「(何なんだ一体。『新世界』?桐生戦兎?
エボルト?何の話をしているんだ?
何でこの2人は戦ってるんだ?」)
目の前で繰り広げられる激戦に
奨真は混乱する。
すると、エボルは困惑している奨真を
狙い撃つ。
「なっ!」
奨真にあたるすんでのところで
ライダーが左足で蹴り飛ばす。
「危なかったなぁ。おい戦兎、そいつを守りながら
俺と戦えるかぁ?」
「おい!君!早くここから逃げろ!」
ライダーは奨真にそう声をかける。が、
「そいつは逃げられねぇよ、だってこの体は
そいつの親友の体だからなぁ!」
「なっ‥‥‥!」
その言葉に、ライダーは奨真とエボルを
交互に見る。そして懐から新しいボトルを
取り出し、振る。
「させるか!」
エボルが切り掛かってくるも、それを受け止め
鍔迫り合いをしながらドライバーの左スロットの
ボトルを抜き、振っていたボトルを挿す。
『コミックス!』
「はっ!」「くっ!」
エボルに膝蹴りを入れ、引き離して
ドライバーの取手を回す。
エボルが再び近づこうとするが、
ドライバーから形成された
「スナップライドビルダー」にはじかれる。
『Are you ready?』「ビルドアップ!」
「ラビットコミック!」
そこに黄色のアーマーがつくられ、
ライダーの体にハマると、青かった部分が
黄色くなる。さらにドライバーから
小刀の形をした武器『四コマ忍法刀』を
呼び出すと、トリガーを一度引く。
『分身の術!』
電子音と共にライダーが4人に増え、
3人がエボルに向かっていく。
その隙にライダーは奨真の手を取り、立たせる。
「逃げるぞ!」
「え?ええ?」
ライダーは奨真の手を握ったまま、
四コマ忍法刀のトリガーを4回引く。
『隠れ身の術!』
すると、煙がライダーと奨真を包み、
煙が晴れると2人は全く別の場所にいた。
「えっ‥何でここに?」
「細かい話は後だ!君は今すぐ逃げろ、
俺は戻ってあいつを倒す。」
そう言ってライダーは歩き去ろうとする。
「ちょっと!あんた一体誰なんだよ!」
「‥‥自己紹介がまだだったか。
俺の名はビルド、作る、形成するって意味のビルド。
以後お見知りおきを。」
そう言ってビルドは煙幕を使ってどこかへ消える。
「ビルド‥‥?何なんだよ、一体‥‥。」
奨真の小さなつぶやきは夜の闇の中へ消えていった。
一応解説。トキシック→有害な、中毒性の。