「うぉぉぉぉ!!」
刹那とビルドはエボルを森の奥へと押し込んでいく。
「おっとぉ!このまま分断する気か!」
エボルはスチームブレードで2人の剣を弾くと、少し距離をとる。
「分断したところで俺に勝てるかな?」
「勝てるさ!そのために今までやってきたんだからな!」
刹那は距離を詰めると中段突きを繰り出すもエボルはそれをスチームブレードで上に弾くとそのまま刃を返して切り掛かる。
「させるか!」
ビルドがドリルクラッシャーから打ち出された弾丸でその手からスチームブレードを弾き飛ばすと、左足のスプリングで飛びあがり、飛び蹴りをくり出す。それを避けたエボルは炎を纏った拳を繰り出すが、刹那が鞘で受け止める。
「今だ!」
『ready go!ボルテックブレイク!』
「なっ!」
その隙にビルドはタンクボトルをドリルクラッシャーに装填、エボルに密着させトリガーを引くと、戦車型のエネルギーが放たれてエボルは吹き飛ぶ。
「よっし!」
「ほぉ?なかなかやるなぁ?楽しめそうだ!」
エボルはスチームブレードを拾い、トランスチームガンを取り出して撃ってくる。
「それなら!」
弾丸の雨を掻い潜りながら、刹那はエボルへ接近、拾った紅一文字で切り掛かる。エボルはそれをスチームブレードで受け止め、回し蹴りをする。
「くっ!」
一度は耐えるも、何度も同じ場所を蹴られ刹那は横に受け身を取る。
『海賊列車〜発車〜!』
その背後から海賊レッシャーになったビルドがカイゾクハッシャーから電車型の矢を放つも避けられてしまう。
そのままカイゾクハッシャーで切り掛かるもエボルにそれを受け止められいなされる。
『エレキスチーム』
スチームブレードに電気を帯びて切り掛かってくるエボルを避けながら、
隙を見てカイゾクハッシャーを撃っていくも、当たらずに背後の木が粉々になっていく。
「ちょろちょろと避けるんじゃないよ!」
「あててみろぉ!」
「くっ!」
腹を蹴られ後退し、膝をつくビルド。その背中を乗り越え、ホワイトベリーアームズにチェンジした刹那が飛び出してくる。
「はっ!」
ダガーを二刀流に構え、エボルに迫るがすれ違いざまに切られてしまう。
「っつ!ふん!」
「おっと!」
すぐさま回し蹴りを繰り出すもエボルはのけぞってそれをかわす。
しかし刹那はすぐに足を下げ、体勢を低くすると、ダガーでエボルの胴体を切り裂く。もう片方のダガーを振り下ろすもスチームブレードで受け止められ、トランスチームガンで近距離から撃たれて後ずさる。
『スチームブレイク!コブラ!』
トランスチームガンから巨大なコブラのエネルギーが飛び出してくる。
「それも対策済みだ!戦兎!」
「ああ!」
『ソイヤ!ホワイトベリーオーレ!』
『海賊列車〜!発車〜!』
刹那が横に飛び退くと、その後ろからカイゾクハッシャーのエネルギー弾が発射され、コブラを貫く。それに続いて刹那が背部のユニットを取り出し、刃を露出させて横から切り裂くとコブラは消滅する。
「このまま行くぞ!」
「あぁ!」
『オクトパス!ライト!ベストマッチ!』
『Are you ready?』
「ビルドアップ!」
『稲妻テクニシャン!オクトパスライト!イェーイ!」
オクトパスライトになったらビルドはレバーを回す。それと同じく、刹那もカッティングブレードを3回倒す。
『Ready Go !』
電子音とともにタコの触腕が伸び、エボルに巻きつく。
「お前これが苦手だったよな!」
『ボルテック!フィニッシュ!!イェーイ!!』
『ホワイトベリースパーキング!!』
墨がエボルを覆うと、そこに刹那が飛び蹴りをくらわして、エボルは吹き飛ぶ。
「どうだ!」
「‥‥‥なかなかやるなぁ。だが。」
そう言ってエボルは立ち上がると、全身から赤いオーラを発する。
「それで俺に勝てるかな?」
2人はそのオーラに圧倒される。しかし
「‥‥そろそろ俺も本気を出すか!」
その言葉と共に戦兎は大きな缶を取り出すと軽く振って、栓を開ける。
『シュポン!』
『ラビットタンクスパークリング!!』
それをドライバーに装填、レバーを回していく。
『Are you ready?』
「ビルドアップ!!」
スナップライドビルダーに形成されたアーマーがビルドに装着される。
『シュワっと!弾ける!ラビットタンクスパークリング!イェイイェイ!』
「勝利の法則は‥‥決まった!」
スパークリングフォームへ変身したビルドは勢いよくエボルへと迫る。
「ふん!」
「はっ!」
エボルのくりだしたパンチを受け流し、泡を纏いながら腹に一撃を加えるビルド。
「なっ‥‥なめるなぁ!」
『四コマ忍法刀!!』
「はっ!」
スチームブレードを四コマ忍法刀で防ぐとそこに刹那がダガーで切り込む。
「くっ!!」
「よし!これなら行けるぞ!戦兎!」
「‥‥‥。」
「戦兎?」
「‥‥あ、あぁ!行くぞ!」
ビルドはドリルクラッシャーと忍法刀、刹那はリンゴアームズに姿を変え、紅一文字を手に、エボルへと向かっていった。
[斬月、龍玄side]
「はっ!はっ!」
「!?ふん、なかなかやるな。」
「そちらもな。」
斬月と玄武の2人はソニックアローとショットガンの応酬を続けながら距離を取る。
「はぁぁぁぁ!」
2人は並走しながらお互いの獲物で狙い撃つ。
一方、龍玄とローズは。
「っつ!ちょこまかと動くな!」
「はっ!やっ!」
大振りなローズのハンマーを龍玄は軽々と避け、ブドウ龍砲で的確に反撃をしていく。
「(あのハンマー、振るたびに地面や木が抉れてく。喰らっちゃだめだ!)」
そんなことを思いながら龍玄は距離をとってブドウ龍砲を構える。しかし、
「‥‥やめだ。」
「‥‥何!?」
ローズはハンマーを手放すと、懐からバラ色のロックシードを取り出し、開錠する。
「仕切り直しだ。」
『ローズ!!』
『ロックオン!』
ローズのアーマーが消え去り、上空からバラ色のアーマーが降りてくる。
『ソイヤ!』
『カモン!ローズアームズ!美しい薔薇には棘がある!』
バラ色のアーマーを纏ったローズは鎧からイバラのついた鞭を取り出し、払う。
「なっ!?」
龍玄が咄嗟に身をかわすと、その背後の木が粉々になる。
「はっ!」
ブトウ龍砲を撃つが、弾は鞭に弾かれてしまう。
「はっ!」
「何!?」
鞭が龍玄に巻きつき、そのまま勢いよく龍玄を引っ張る。
「うわあああ!!」
龍玄のアーマーから火花が散り、龍玄は膝をつく。
そこにゆっくりとローズが近づいてくる。龍玄は目を瞑った。
[刹那&ビルドside]
「やっ!はっ!」
「はっ!はぁぁぁぁ!」
刹那とビルドは交互にエボルへと切り掛かり、次第に押していく。
「くっ!、人間風情がぁ!!」
エボルトはスチームブレードを払うが、四コマ忍法刀で受け止められる。
『アイススチーム』
スチームブレードから冷気が発せられる。しかし、
『火遁の術!!』
ビルドは忍法刀に火炎を纏って相殺、2人で腹に蹴りを入れてエボルを後退させる。
『カモン!リンゴスカッシュ!!』
「やぁぁぁぁ!!」
「何!?」
電子音と共に飛び上がった刹那が紅一文字でエボルを縦に切り、ビルドがすぐさま飛び蹴りを喰らわせエボルは膝をつく。
「今だ!」
ビルドはボルテックレバーを回転させ、刹那はカッティングブレードを3回倒す。
『カモン!!』
『Ready GO!!』
「なっ!!」
ドライバーから出た泡が空中にエボルを拘束する。
「戻ってこい!輝ぁ!」
『リンゴスパーキング!!』
『スパークリング!フィニッシュ!!』
紅と青の飛び蹴りがエボルに直撃した。