仮面ライダー刹那   作:KJI

4 / 32
実は体調を崩してしまいまして‥‥
投稿が遅れました‥‥
今は元気なので、どんどん書きまくろうと思います!
それではどうぞ!


第4話「龍の咆哮」

セイリュウインベスに向かって行く刹那。

それに対して、セイリュウインベスは

左手を振り上げる。

その手を狙って、刹那は紅一文字を振るう。が、

 

「!?硬い!うわっ!」

その硬い皮膚には刃は通らず、

逆にその鋭い爪で何度も切り裂かれ

転がり、紅一文字を手から落としてしまう。

 

「しまった!」

取りに行こうとするが

時すでに遅く、紅一文字の前に

セイリュウインベスが立ち塞がる。

「くっそ!」

そう言って、刹那は自分に向かって来る

セイリュウインベスに対して構えた。

 

[輝side]

「はぁ‥はぁ‥ここまでくれば大丈夫か?」

森を抜けて、空き地にやってきた輝は

肩で息をしながら周りを見渡す。

空き地なため、誰もいないことを知り

ホッとする輝。だが、

 

「!?なんで!なんでだよ!」

ホッとしたのも束の間、周りには

クラックが出現し、そこから

初級インベスやシカインベス、

虎のようなビャッコインベスが出てきた。

 

「っ!(あいつと一緒にいれば良かったか?

いや‥‥あのままじゃ足手纏いか‥‥)

そんな事を考えながら、こちらに向かって来る

インベスの攻撃をギリギリで避けて行くが、

遂に壁際に追い込まれてしまう。

「!?(やべぇ‥‥俺、終わったかな‥‥)」

迫って来るインベスを見ながら

そんな事を考えていると、突然。

「頭を下げろ!」

「!?わっ!」

そんな声が聞こえ、頭を咄嗟に下げると

横から黒スーツの男性が飛び出して

きて、迫って来る初級インベスに

蹴りを入れる。

 

「あ、あんたは一体‥‥。」

「その話は後だ!君は隠れていろ!」

その言葉を聞き、輝は背後にある土管の裏に

隠れる。男性は懐から、

両脇にグリップが付いている赤いドライバーを

取り出した。

 

[奨真side]

「くっそ!このままじゃこいつを倒せねぇ!」

セイリュウインベスの鉤爪を避けながら

蹴りや拳をその硬い体にいれていくが、

全く効いているそぶりを

見せないセイリュウインベス。

逆に反撃され、木に叩きつけられる。

「くっ‥‥!?」

 

痛みを堪え、セイリュウインベスの方を向くと

口元に火球を作り出していた。

「っつ‥(何か‥‥何かないか!)」

それを見た刹那が周りを探していると、

「これは‥‥ヘルヘイムの実!」

そこには蔦になったヘルヘイムの実があった。

「これなら!」

それを手に取ると、ヘルヘイムの実は

赤いロックシードへと変化した。

 

『ドラゴンフルーツ!』

そのロックシードを解錠すると同時に、

セイリュウインベスの口から火球が放たれる。

『ロックオン!』

火球が近づくなか、それをドライバーに装着し

カッティングブレードを倒す。

『ソイヤ!』

『ドラゴンフルーツアームズ!

双・龍!セイ!ヤッ!ハッ!』

上に開いたクラックから赤いアーマーが出現し

回転しながら落ちて、火球を打ち消す。

そのまま刹那にかぶさり、電子音と共に開く。

 

それは、龍の意匠の赤い薙刀に

両籠手に黄色い鉤爪のついた中華風のアーマーだった。

 

「かっこいいな、これ。行くぞ!」

そのまま走り出し、

セイリュウインベスが横になぎ払った鉤爪をかわして

懐にもぐりこみ、炎を纏った鉤爪で切り裂く。

 

「ギャアアア!」

苦痛の声をあげ、引き下がるセイリュウインベス。

その腹には焼き切れたような傷がついていた。

その声を聞きながら刹那は間合いを詰めて行く。

それに向けてまた火球を放つインベスだが

それを薙刀を回転させ防ぐ。

 

そのまま柄でインベスを殴り、くるりと回って

炎を纏った薙刀で切り裂く。

インベスは痛みに耐えながらも左腕を振るうが、

それを受け止めて、流れるように背後に周り

切り付け、蹴り飛ばす。

 

「これで終わりだ!」

そう言ってカッティングブレードを倒す。

『ドラゴンフルーツスカッシュ!』

電子音が鳴ると、薙刀の刃に炎が纏われる。

そのまま薙刀を横に一閃すると、

炎が龍の形になり、セイリュウインベスに巻き付き

その体を焼き尽くす。

 

刹那が後ろを向き、パチンと指を鳴らすと

その炎の龍は爆発する。

「あとは輝と合流するだけ‥‥タフすぎだろ‥。」

そう呟きながら後ろを振り返ると

そこには焼き切れた傷が全身についた

ボロボロのセイリュウインベスが立っており、

その手にはヘルヘイムの実が握られていた。

「それは!?不味い!」

急いでインベスを倒そうと走り出す刹那。だが、

セイリュウインベスはその実を貪り食う。

「!?グオオオオオオ!」

すると咆哮と共にインベスの体が巨大化し、

神話に出て来るような巨大な龍の姿になる。

「しまった!うわっ!」

強化体になったセイリュウインベスは

さらに鋭くなった鉤爪で刹那に襲いかかる。

それをスレスレで避け、木の影に隠れる刹那。

「あんなの勝てるのか‥?」

 

そう呟くとセイリュウインベスは

刹那が隠れている木の周りをぐるぐると飛ぶ。

「逃がさないってことか‥やるしかない!」

そう言って飛び、インベスの横腹に薙刀を振る。

しかし、炎を纏った刃でも、

強化体になったインベスの硬い体表には

傷一つつかない。

「効かないか‥それなら!うわっ!」

背中に着地し、

カッティングブレードを倒そうとするが

振り落とされてしまう。

 

「痛った〜、っつ。!?やべぇ!」

痛みを堪えながら前を向くと

インベスは口元に巨大な火球を作り出していた。

そしてそれを刹那へと放つ。

「くっそ!」

それに対し、刹那はカッティングブレードを

2回倒す。

『ドラゴンフルーツオーレ!』

電子音と共に薙刀に炎を纏い、火球を縦に一閃し

二つに割り、火球はそのまま爆発する。

「このままじゃ‥‥。」

息を切らしてそう言っていると、セイリュウインベスは

再び巨大な火球を作り出す。

 

「おいおい、嘘だろ?」

そんな事を呟いていると、どこからか

何番かのオレンジ色の矢が飛んで来て、 

セイリュウインベスの体にあたり、火花が散る。

「!?誰だ!」

矢が飛んで来た方を向くと、赤いドライバーをつけた

白いアーマードライダーと、輝がいた。

「あ、輝!?なんで!?」

「話はあとだ!まずはそいつをやるぞ!」

「へ?は、はい!」

 

混乱する刹那だが、白いライダーに叱責され

薙刀を構え直す。

セイリュウインベスは新たな乱入者に

狙いを定め、尻尾を振るうが

白いライダーはそれを飛び上がって避け、

ドライバーについているロックシードを

手に持っている弓のような武器、

『ソニックアロー』に装着する。

 

『ロック!オン!』

電子音と共に矢にエネルギーが溜まる。

エネルギーが溜まりきると、白いライダーは

弓矢を引き絞り、放つ。

『メロンエナジー!』

放たれた矢は10本に別れ、インベスの体の

あちこちを穿つ。

 

「今だ!」

「はい!」

『リンゴアームズ!

デザイアフォビトゥンフルーツ!」

アーマーをリンゴに変えた刹那は

木を踏み台に飛び上がって、

カッティングブレードを3回倒す。

『リンゴスパーキング!』

「セイヤー!」

そのまま右足に力を溜め、飛び蹴りを喰らわせる。

するとインベスは一瞬動きを止め、爆散する。

「終わった‥‥それで?貴方は誰なんです?」

着地した刹那は同じく着地した

白いライダーにそう問いかける。

「‥‥。」

しかし、白いライダーはそれには答えず

ソニックアローの矢先を静かに刹那へと向け、

矢を放った。

 

 




果たして、白いライダーの正体は‥‥?
気づいている人もいるかもしれませんが、
気になる方は次回をお楽しみに♪
それでは!また次回!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。