仮面ライダー刹那   作:KJI

5 / 32
9月になり、ようやく秋になってきたって感じですね
正直、寒暖差が激しくて体調壊しそうです(笑)
さて!それでは第5話、どうぞ!


第5話「この世界の事実」

白いライダーはソニックアローの矢先を

静かに刹那へと向けて、矢を放つ。

「なっ!?」

それを避けようとする刹那だが、

何故か体に力が入らず、

横にごろりと転がってしまう。

 

「あっぶねぇ!(なんだ?力が‥‥)」

そんな事を考えていると、白いライダーは

連続して矢を放って来る。

「うわっ!?」

それを避け、木の影に隠れる刹那。

 

その様子を見て、白いライダーは

ドライバーのグリップを1回押し込む。

『ソーダ!』

『メロンエナジースカッシュ!』

するとソニックアローの弓の部分についている

刃にエネルギーが溜まり、ソニックアローを振るうと

エネルギー刃が飛び、刹那が

隠れている木を切り倒す。

 

「!?なんなんだよ!一体!」

そう言って木から離れ、落ちている

紅一文字を拾い、構える。

「そっちがその気なら!俺だって!」

 

そして白いライダーに向かって走り出す。

白いライダーはソニックアローから矢を放つが、

それを避け、あるいは刀で弾きながら近づいていく。

「はぁぁぁぁ!」

そのまま気合いと共に飛び上がり、

白いライダーに切り掛かる。

それを白いライダーはソニックアローの刃で

受け止める。

「うぉぉぉぉ!」

そのまま気合いで押し切ろうとするが、

白いライダーはそれを流し、飛び上がると

ソニックアローにロックシードを装着する。

『ロック!オン!』

『メロンエナジー!』

 

ソニックアローから放たれた矢は10本に別れ、

刹那へと降り注ぐ。

「またそれか!なら!‥っつ!(刀が‥?)」

その矢を防ぐ為、カッティングブレードを

倒そうとするが、刀を重く感じ、倒せない。

「!?うわぁぁぁぁ!」

 

防ぐ事ができないまま、矢を喰らってしまい、

体から火花を散らしながら吹き飛ばされ、

変身解除されて倒れる。

 

「くっそ‥‥な‥ん‥で‥。」

そう言って刹那は気を失ってしまう。

「‥‥すまない‥‥輝君、行こう。」

「は、はい!」

白いライダーは変身解除するとそう小さく呟き、

近くに隠れていた輝に声をかけると、

倒れている奨真を背負って歩いて行った。

 

[数分後]

「ん?‥‥ここは?‥‥」

奨真が目を覚ますと、そこは大きな部屋の

ベッドの上で横には輝がいた。

「おっ!奨真が起きた!貴虎さーん!」

それに気づいた輝は近くのドアの外へと呼びかける。

すると、閉じていたドアから、黒いスーツをきちっと

決めた男性が入ってきた。

 

「そうか、良かった‥。」

「へ?あ、貴方は?」

突然現れた男性に当惑する奨真。

「その前に、謝らせてくれ。すまなかった‥。

いくら力を測るためとは言え、

インベスと戦ったあとの

君をボロボロにしてしまった‥。」

そう言って頭を下げる男性。

 

「へ、え?」

「‥私は呉島貴虎、元ユグドラシル主任で

先程の白いアーマードライダー、

斬月だ。」

「貴方が!?」

先程の戦い方と見た目のギャップに驚く奨真。

「そこまで驚かれるとはな。」

「い、いや、なんでそんな凄い人が輝と一緒に!?」

「それは、俺の事を助けてくれたからだ。」

輝はそう言うと、奨真に近づく。

 

「なんで????」

「実は、お前から離れたあと、

クラックから出てきたインベスに囲まれてさ、

そこを助けてくれたのが貴虎さんなんだ。」

「そして輝君が君のことを教えてくれてね、

手助けついでに手合わせをさせてもらったんだ。」

貴虎は奨真にそう説明する。

 

「は、はぁ。でもなんで手合わせなんか?」

「それは最近沢目市で起こっている異変のためだ。」

「異変?もしかして‥!」

「そう、君も知っているようだな、また

クラックが現れてる事に。」

驚いた表情の奨真に貴虎はそう告げる。

 

「!?てことは、さっきのとこ以外にも!?」

「ああ、ここ最近クラックの発生が多発している。

まだ話題になっていないのは、私達の手でなんとか

できていたからだな。」

「私達?」

「ああ、昔の仲間のことだ。最初のクラックの

事も彼らが教えてくれたんだよ。」

そう言って貴虎は微笑する。

 

「君達は何か知らないか?」

「いや‥俺も輝もいきなり巻き込まれた

みたいなもんなんで‥訳がわからないですね。」

「そうか‥‥君達、今日は帰りなさい。」

「え?いや、なんで‥‥。」

「いや、急用があってね。

ここまで話してしまって悪いが、

君達を巻き込む訳にはいかん。」

「え、なら‥俺達は協力を‥。」

「その気持ちはありがたいが、

君達はまだ高校生だろう?

ここは私達がなんとかしよう。

もし何かあったら連絡をしてくれ。」

「‥‥わかりました、

今日はありがとうございました。」

奨真がそう言うと貴虎は微笑し、

2人を家の外に送ってくれた。

 

「‥‥結局蚊帳の外か‥‥。」

「まぁ、大体想像はついてたけどな。

悔しいけど、今は帰ろう。」

輝がそう言い、2人はトボトボと帰っていく。

 

[貴虎邸内]

「はぁ‥‥なんて事だ‥。」

「兄さん‥2人は返してしまって良かったの?

手伝ってもらえばいいんじゃない?」

自室でため息をつく貴虎に、ドアから入ってきた

白いスーツの青年は心配そうに声をかける。

「光実、さっきも言ったが、そんな事を

頼む事はできない。彼らはまだ子供だ、

この件は我々で処理しよう。」

貴虎はそう言うと、机に向かった。

 

[どこかの洞窟内]

暗い洞窟の中では、何人ともわからない人数の

人々が忙しげに動いている。

その中の1人の手にはパッドがあり、

そこには奨真を担ぐ貴虎とその脇を歩く輝の姿が

映っていた。

「へ〜、貴虎が出てきたか‥。これは

面白くなりそうだなぁ。」

そう言う男の手前には

何本かのの戦極ドライバーと

ガラスケースに入れられた

いくつかのロックシードがあった。

 

 




第5話どうだったでしょうか?
出てきましたね!貴虎さん!
記念すべき原作キャラ第1号です!
自分のキャラと原作キャラの絡みはいいですね〜
さて、貴虎さんはこれから
どう物語に関わってくるのか!
みなさん、乞うご期待!
次回もお楽しみに〜!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。