仮面ライダー刹那   作:KJI

6 / 32
体調を崩しました‥‥
もしかして前回の前書きがフラグだったんでしょうか‥‥?
今はもう元気です!
それでは気を取り直して第6話!
どうぞ!


第6話「束の間の日常」

「ん、もう朝か‥はぁ〜あ。」

貴虎と会った次の日、奨真はいつものように

起床し、大きく伸びをする。

「身体中が痛いな‥やっぱ変身しての戦闘は

体にくるのか?」

そう言いながらベッドから降り、朝の準備

をし始めた。

 

[40分後 通学路にて]

「おう、奨真。おはよう。」

「‥‥あ、輝、おはよう。」

「どうした?なんか元気ないな。」

虚な声をしている奨真に輝が心配そうに声をかける。

「なんか身体中がだるくてよ‥正直歩くのも

少し辛い‥今日は休んじまおうかな〜。」

「いやいや、お前ただでさえ授業寝てて

聞いてないんだからテストやばくなるぞ。」

「うっ‥‥いや‥でも、テストってもなぁ〜

俺別に高校に居たいわけじゃないし。」

「えっ‥お前高校嫌いなの!?」

「いやいや、そもそも高校なんて好きな奴が

いるのか?それは。」

「いるだろ、探せば。で、なんでそんな事

言うんだよ。」

 

2人がそんな事を話しながら歩いていると、

横道から小春が歩いてくる。

「おはよー、2人ともどうしたの?」

「お、はよー。いやさ、奨真が

学校行きたくないって言うからさ。」

「えっ、奨真高校来ないの?」

「まぁ、そんなところだな。」

「まじ!?本気なの!?」

「‥流石に冗談だよ。」

「そっか〜、良かった〜。」

そんな事を話しながら歩いていると、

沢目高校に着く。

 

「俺達はこっちだから、じゃあな。」

「はーい、じゃあね〜。」

二股に分かれた廊下で別れ、

奨真と輝は自分たちのクラスへ入る。

暫く雑談していると、始業の予鈴と共に

担任の先生が入ってくるが、

その表情はどこか楽しげだ。

「どうしたんだろうな、先生。」

「さぁ?なんかいい事でもあったんじゃね?」

 

そんな事をボソボソと話していると、

始業の鐘が鳴る。

「みなさん、おはようございます。

今日は体育祭の準備委員を決めてもらうので

立候補するかどうかしっかり考えておいてください!

じゃあホームルームは終わりです。」

そう言うと先生は出て行った。

「え、もう体育祭か!楽しみー!」

「俺何に出ようかな?」

クラスメイト達が騒いでいる中、

奨真達はそっとクラスを出る。

 

「もうそんな季節なんだな、輝。」

「まぁうちの高校は結構早い方かと思うけどな、

奨真は何か出るのか?」

「どうだろうなぁ、運動はそこまで得意じゃないし、

なんだったら輝は何出るんだよ?」

「んーとな、バスケとかバレーか?」

「‥‥お前な、自分の運動神経の良さを

しっかりとわかっててその発言か?」

そう、奨真と輝はどちらも帰宅部なのだが、

運動神経抜群の輝は、あちこちの部活動から

助っ人を頼まれることが多々あるのである。

「お前多分だけどさ、種目決め大変だぞ?」

「は、はは。」

そう言って輝は苦笑すると、頭を少しだけ掻いた。

 

[授業中]

「それでは今から体育祭準備の為の

話し合いを行います。

それじゃあクラス委員さん!よろしく。」

「はーい。」

いつもよりテンションの高い先生が

学級委員に進行を任せ、黒板近くの

椅子に座る。

 

それと同時に、学級委員である輝が前に出る。

「んじゃあ、体育祭の準備をしてくわけ

なんですけど、

まずは出たい種目から決めていきます。」

輝はそう言うと、テキパキと話し合いを

進めていく。

「(ああいうところもすげえよなぁ‥。)」

その様子を見ながら奨真は心中感心する。

(ちなみに、奨真はあまり動かなさそうな

卓球と、経験のあるサッカー。

輝は男子の強い要望によりバスケとバレーを選んだ。)

しかし、そんな輝も準備委員決めには

時間がかかっていた。

準備委員は男女1人ずつ選ぶのだが、

面倒な事が多い為、中々やりたがる

人がいないのだ。

「(大変だな〜、輝も。)」

奨真が他人事のように思っていると、

輝がおもむろに手を挙げる。

「えーと、どうやら決まらないようなので、

僕から推薦をさせてもらってもいいですかー?」

その推薦に奨真は目を見開いた。

 

[放課後]

「なんだって俺が‥‥。」

大量の書類を抱えて歩きながら、奨真はそうぼやく。

そう、輝が推薦したのは他でもない奨真だったのだ。

その結果、他にやりたい人もいなかった為

奨真に決定した。

 

「そんな事をぼやいてないで早くやりますよ。」

そんな奨真に声をかけるのは、

同じくらいの量の書類を持った女性。

長い髪を流し、背筋をピンと伸ばしたその姿は

一目で真面目そうな印象を受ける彼女の名は

雪代 薫(ゆきしろ かおる)

と言って、奨真のクラスの副学級委員である。

彼女自身とても優秀で、真面目な性格で

テストの順位は毎回一桁、それでいてクラスメイトから

は信頼を多くよせられている。

無論、奨真はそこまで仲が良くない為、

あまり知らないが。

 

その彼女が何故奨真の手伝いをしているか

というと、彼女曰く

「いつも授業中寝ている桐生君に

この役目を果たせると思いません!」

と言い、それに「はぁ!?」とつっかかった

奨真と一触即発になり、それを見かねた輝が

調停に入った結果、彼女が奨真を監視するという

理由で委員になったのだ。

 

「(はぁ〜なんでこんな奴と‥‥。)」

そんな事思いながら彼女の後ろ姿を見ていると、

とある事に気づく。

「‥‥なぁ、ここって2階だよな?」

「?ええ。」

「‥はぁ〜あんた、俺達がどこ向かってるか

知ってるのか?」

「‥‥生徒会室でしょう?」

「その生徒会室は3階だ。」

「‥‥え?」

奨真の言葉に前を歩いていた薫の足が止まる。

「‥本当?」

「マジの大マジ。あんたもしかして

この階にあると思ってたのか?」

そう聞くとゆっくりとこっちを向き、

薫はこくんと頷く。

「まじかよ‥まぁいいやさっさと行こうぜ。」

「えっ‥‥。」

奨真の言葉に薫は驚いたような顔をする。

「ほら、さっさとしないと仕事終わんなくなるぞ。」

「え、ええ。」

そうして2人は3階へ続く階段へと歩いていくのであった。

 

 




あ、ありのまま今起こった事を話すぜ‥
お、俺は小説を2000文字で終わそうとしたら
気づいたら2,000文字を軽く超えていた‥‥
 催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ、
断じてねえ…
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。