天才は妖精の尻尾にいる。   作:田中滅

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マキナ「前回のあらすじ、妖精の尻尾の魔導士にして天才科学者であるボクことマキナは……ニルヴァーナに支配されちまったどうしようもないバカ猿をボコボコにしてやったかな」

スコル「ちっとは手加減しろや!もやしが!」

マキナ「は?なんで、オメーに手加減しなきゃならないかな。出来ることなら、そのまんま八つ裂きにしてやっても良かったかな」

スコル「んだとゴラァ!!」

ディンガ「やれやれだ、キミたちは本当に仲が悪いね」



第七十七話 花竜ちゃん、怒りの蹴りを放つ

「うみゅ?わわっ…!」

 

「きゃっ!」

 

「この辺なら、変なのも追っては来ねーから安心するし」

 

マキナがスコルと激戦を繰り広げている頃、レティの瞬間移動で離れた場所に移動していたマナツたち。見事に着地を決めたリアンたちとは異なり、頭から落下したマナツは地面に頭をぶつけ、ルーシィもお尻を盛大にぶつけた

 

「うみゅ〜……頭打ったぁ〜」

 

「レティ!少しは優しくおろしてよぉ〜!お尻が……」

 

「は?知らんし。つーか、ここは感謝してもらいたいくらいだし」

 

頭をさするマナツの隣で、お尻を痛そうにさすっていたルーシィはレティに抗議するが彼女は冷淡にあしらい、あまつさえ感謝の言葉を催促していた

 

「………イッシュに言うわよ?」

 

「なっ…!そ、それはヒキョーだし!」

 

「ふぅん?私がなに?」

 

「ぴえ……!!」

 

姉の名を出された瞬間、涙目になるレティ。そして、その声は唐突に背後から響いた、今の発言を聞かれたと思い、レティは更に両眼を涙で潤ませる

 

「レティは瞬間移動魔法を使う、怒った姉が苦手、戦闘能力は低め。情報収集完了」

 

「は?イッシュねぇ?なにいって……」

 

意味深に笑い、レティに関する情報を呟くイッシュ。姉の異変に驚きを隠せない彼女は首を傾げながらも、その距離を詰めようとする

 

「一尾二尾複合・狐火雪景色!!」

 

「ちょっ!!なにやって!」

 

刹那、辺り一面が氷の世界に変化したかと思えば、蒼くゆらめく蒼炎がレティたちを取り囲む。突然の裏切りにも似た行動に誰もが驚きを隠せない

 

「花竜の咆哮!!」

 

しかし、それは唯一人を除いての話だ。何かに気付いたマナツは口から花の息吹を放ち、イッシュの技を相殺しようとする

 

「マナツ!アレはイッシュよ!?攻撃なんかしちゃダメよ!」

 

「いや、もしかしたらスコルくんのようにニルヴァーナの影響下にあるのかもしれない…!」

 

「は?鬼ヤバじゃん!なんとかしねーと!」

 

突然の行動に驚きを隠せないルーシィ、それにヒビキがニルヴァーナの影響を受けた可能性があると仮説を提唱するとレティは姉を正気に戻そうと提案する

 

「違う……アレはイッシュじゃない!ロキとおんなじ匂いがする…間違いないよ…!あのイッシュは人間じゃない!星霊(・・)だよ!!」

 

しかし、返ってきたマナツの答えは違っていた。目の前に立つイッシュは星霊の匂いを纏う別の誰かだと判断していたのだ

 

「ふぅん?滅竜魔導士は鼻が良いのは知ってたけど、アンタみたいなお子ちゃまもそうなんて意外だゾ。ジェミニ(・・・・)閉門……開け、天蠍宮の扉」

 

「ジェミニ!?それに天蠍宮って!星霊魔導士!?」

 

そして、マナツの言い当てた星霊のジェミニは戻され、代わりに別の星霊を呼び出すための声が響く。その声に同じく星霊魔導士のルーシィは本日何度目になるから分からないが驚きを隠せなかった

 

「スコーピオン!!」

 

「ウィーアー!!イェイ!!」

 

現れたのは蠍座の星霊のスコーピオン。褐色肌に整った顔立ち、左が白で右が赤の坊主に近いほど短い髪の男性。腰部からはサソリの尻尾を模した鉄製のバズーカを生やしており、呼び出された瞬間、両手の中指と薬指を除いた三本の指を立てながら腕を交差し、テンション高くポーズを決める姿はマナツの幼馴染と交戦中の獣少年と似通った面がある

 

「ルーねぇ!離れて!花竜の踵落!!」

 

驚きが勝り、体が動かせないルーシィの前に躍り出たマナツは素早い動きで木々を蹴り伝い、一定の高さに滑空し、利き足を頭上近くまで上げ、スコーピオン目掛け打ち下ろす

 

「サンドバスター!!」

 

「しまっ--わぷっ!口に砂が…っ!!」

 

「マナツ!開け、宝瓶宮の扉!アクエリアス!!」

 

妹分の危機に我に返ったルーシィは自分の契約している星霊の中でも最強に位置するアクエリアス。その呼び掛けに応えるように姿を見せたのは、明るい水色の長い髪をした、上半身は水着を着た女性。外見だけはマナツの憧れである幼馴染の姉に似た雰囲気の大人の女性に見える

 

「やっちゃって!あたしたちも一緒で構わないから!!」

 

「最初からそのつもりだよ」

 

「は?ちょっと待てし、なんか今あたしたちとか言わなかった?」

 

不穏な事を言い放つルーシィに対し、聞き逃さなかったレティは異議を唱える。それに対するルーシィの答えは「ごめん!」とジェスチャーを送っていた

 

「取り敢えずは回避ね。ちんくしゃも手伝いなさい」

 

「うるせぇ、アバズレ」

 

「ちょっと!ケンカはやめなさいよ!メスネコども!」

 

「レティさん、俺はウェンディを背負っているから力になれないが許してくれ」

 

「アンタには期待してないし」

 

しかし、巻き込まれる訳にはいかないとリアンが回避を促すも、トリガーが反論した事により火花が散り出したのをシャルルが仲裁に入り、ウェンディを背負うバレルをレティは冷たく突き放す

 

「わぁ〜、おねーさんの声ってカナねぇに似てるね!」

 

「黙ってろ、チビ。胸だけじゃなくて頭にも栄養がいってないのか?」

 

「………ルーねぇ、この人魚邪魔だから送り返して」

 

最初こそは憧れの人に声が似ていたアクエリアスを相手に花が咲いたように笑いかけたマナツだったが、禁句を口にされたことで笑顔が黒いものに変化する

 

「ウィーアー、元気かい?アクエリアス。久しぶりだな、イェー」

 

「スコーピォおおん♡ 私…さみしかったわぁ…!ぐすぐす」

 

「「はいいっ!!?」」

 

スコーピオンが話し掛けた途端、先程までの険しい表情から一変。甘えるような声を出したかと思えば、顔を赤くしたアクエリアスは近づいていく、その変貌に所有者のルーシィは勿論ではあるが失礼な事を言われたマナツも驚きの声を挙げた

 

「ま、まさか……!」

 

「私の彼氏♡」

 

「ウィーアー!初めまして、アクエリアスのオーナー。イェー」

 

その変わりようにまさかと指を差せば、返ってきたのは予想通りの答え。恋する乙女と化したアクエリアスを抱き寄せながら、スコーピオンはルーシィに挨拶を返す

 

「いいか?小娘にチビ。スコーピオンの前で、余計なことを言ってみろ?………わかるな?」

 

「「あ……あい…」」

 

その反面、アクエリアスは自分の素が露見させないようにとルーシィたちに釘を指す。明らかに甘えていた時よりも殺意に満ちた眼にルーシィたちは震えながら返事を返す

 

「ねぇん、お食事に行かない?」

 

「ウィーアー。オーロラの見えるレストランがあるんだ。そういう訳で帰っていいかい、エンジェル?」

 

「どうぞ~」

 

「えっ…!?」

 

予想外の展開、アクエリアスはスコーピオンと共に星霊界に帰還する。それを軽く了承したエンジェルとは違い、ルーシィは驚きでまたしても固まった

 

「敵を前に帰るとかウケる〜!ってウケてる場合じゃねーし!どーすんの!?ルーシィ!」

 

「いやーーー!!」

 

最初こそは大笑いしていたレティも予想外の展開を我に返り、ルーシィに意見を求めるが彼女も予想していなかった出来事に悲鳴を挙げていた

 

「霊同士の相関関係も知らない小娘は、私には勝てないゾ」

 

「させないっ!花竜の舞踊脚!」

 

呆然と立ち尽くすルーシィにエンジェルが攻撃を叩き込もうとした瞬間、間に割って入ったマナツが花弁を纏う蹴りを叩き込む

 

「斬撃竜の咆哮!」

 

「がっ……!?」

 

しかし、それよりも早くにエンジェルはジェミニを召喚し、マナツの幼馴染である白衣の少年に変身させ、斬撃の咆哮を喰らわせる。背後からの攻撃故に気付かなかったマナツの体を無数の斬撃が斬り裂く

 

「マナツ!」

 

「マキ!?って違う違う……アンタねぇ…!!」

 

地面に倒れるマナツに駆け寄るルーシィは彼女を抱き起こし、名を呼ぶが反応が無い。変身を得意とするジェミニの攻撃を前に一度はマキナに怒りを覚えた彼女だったが、直ぐに彼でないと自分に言い聞かせ、エンジェルを睨みつけた

 

「次はコレかな………スパナスラッシュ!!」

 

「にゃっ!?」

 

次にジェミニが変身したのはディンガ、飛ぶ斬撃がリアンを襲い、川の中に吹き飛ばされる。S級魔導士に名を連ね、実力は高い筈のリアンまでもが翻弄される現実にルーシィは震えが止まらない

 

「大丈夫だよ、ルーシィ。ここは僕に任せてくれるかい?キミの王子様にね」

 

彼女を落ち着かせるように肩を叩き、優しく名を呼ぶ青年。ルーシィは彼を知っていた、仲間であると同時に星霊でもある頼もしい存在が其処には佇んでいた

 

「ロキ!!どうやって!?」

 

「僕はゲートを自在に潜れるからね、マキナから事情は聞いてるよ。なんとかしたいんだよね?あの星霊魔導士を」

 

名を呼ばれ、ロキは優しく笑いかけると今はここにいない少年に事情を聞いたことを告げ、エンジェルを真っ直ぐと見据える

 

「お前は……レオ…!」

 

「なんだって……アンタが…」

 

「星霊界に戻ってやがったのか…!」

 

「ヒビキにバレル、トリガーか……久しぶりだね、キミたち」

 

ロキの星霊としての名を知っていたヒビキは彼の登場に驚愕し、同様にバレルとトリガーも仇を見つけたかのような眼差しで彼を見ていた

 

「久しぶりだと……?お前があの日、余計なことをしなきゃカレンは死なずにすんだ……!!姉さんも泣かずにすんだ!!それをどの面を下げて…!!」

 

「バレル!やめろ!今は!」

 

「黙ってろ!トリガー!!俺はコイツを……!」

 

何らかの事情があるのだろう、ロキに対する憎しみにも似た感情を声にするバレルをトリガーは必死に止めようとするが彼は聞く耳を持とうとはせずに引き鉄を引こうとする

 

「やめて!!バレル!!」

 

しかし、その時だった。その声は確かに響いた。自分を抱き抱えていたルーシィを押し退け、ふらふらと立ち上がりながらも彼女はバレルの前に立ち塞がった

 

「マナツ!邪魔をするなら、お前から…!マキナの大事な人でも容赦はしない…!」

 

「ダメだよ……ロキはせっかく……新しい道を歩んでるのに……確かに…昔、ロキは悪いことをしたのかもしれない……でも……!!ロキはたくさん苦しんだの!!それをわかってあげて…!」

 

「レオが苦しんだ……?」

 

耳を疑うような発言、息も絶え絶えになりながら、ロキの事を語る彼女の瞳に嘘偽りはない、傷だらけの体で佇む彼女を誰がチビと呼ぶだろうか、其処には一人の魔導士が、マナツ・ドラグニルが立っていた

 

「そうだよ……マナツの言う通りよ!ロキは苦しんで、後悔してきた……だから、お願い……バレル……」

 

「バレル…銃を下ろすんだ。ルーシィさんに僕が魔法の知識を渡す…その間だけでも構わない!キミはマナツちゃんたちの援護を!」

 

その意思を汲み取ったルーシィ、ヒビキがバレルの説得に参加する。それを聞いたからだろうか、闇に落ちかけていた心は、反転しそうになっていた彼の光は輝きを取り戻す

 

「………わかった。トリガー!ウェンディとリアン、シャルルとレティさんを連れて、今度こそは安全なトコに移動しろ!」

 

「おう!たぬきオンナ!やってくれ!」

 

「命令すんなし……まぁでも、バレルだっけ?アンタの過去は知らんけど……マナを頼むし」

 

「任された」

 

指示を受けたトリガーはレティと共に瞬間移動で戦いの場を離れてゆく。移動前に僅かながら、バレルの何かに理解を示したレティが親友を任せると告げれば、彼は答えの代わりに手を軽く上げてみせた

 

「開け、白羊宮の扉」

 

「させるかよ……竜弾(ドラゴンブレット)!」

 

「くっ…!」

 

次なる手を繰り出そうとしていたエンジェルの手が動いたのを見逃さなかったバレルは、フリントロックピストルの引き鉄を引き、彼女の手にしていた羊を模した金の鍵を弾き飛ばす

 

「アリエスの鍵か。相関図は知ってるってワケかよ。姉さんが言ってたんだがな……カレンのヤツが亡くなった場所には羽が落ちてたらしい……まるで、天使の翼にも似た羽がな。ソイツはアンタの落とし物だろ?エンジェル」

 

「ふぅん?意外と物知りだゾ?キミ。そう、カレンを始末したのは私だゾ」

 

その鍵の名がアリエスだと言い当てると同時に元の持ち主であるカレンを始末したのをエンジェルだと推理するバレル。それに当の本人は悪びれもしない様子で、その推理が事実だと認めた

 

「アリエスの鍵もその時に……!」

 

「ヒビキ…アンタは集中しろ、やるんだろ?超魔法(アレ)を」

 

奥歯を噛み締めるヒビキを先程とは逆にバレルが咎め、彼が今からやろうとしていることを知っていると言わんばかりに彼の前に立つ

 

「すまない……バレル。レオ!マナツちゃん!バレルと時間を稼いでくれ…!ルーシィはこっちに!」

 

「う、うん……マナツ!無茶はしちゃダメよ」

 

「わかってるよ、ルーねぇ」

 

「いくよ!ルーシィ!」

 

「うわぁ!な、なにこれ…!」

 

ルーシィに何かを教える為、時間を稼ぐようにマナツたちに指示を飛ばしたヒビキは彼女の頭に触れ、魔法の知識を流し込んでいく

 

「なにをしようと無駄だゾ!お前たちじゃ、私には勝てない!!それに!星霊のことをなーんにもわかってないそのオンナじゃ尚更だゾ!ジェミニ!」

 

「スパナスラッシュ!!」

 

「がっ……はぁはぁ………ちが……違う!!戦いの勝ち負けなんか誰にもわからない!!最後まで立ってた方が!!諦めない方が!!勝つんだ!!」

 

エンジェルの言葉を否定しながらも、ジェミニから受けた攻撃を喰らいながらも、立ち上がることを止めようとしないマナツ。荒い息を吐く彼女を支える影が一つ、その手は優しく彼女を抱き止めた

 

「そうだね、マナツの言う通りだ。それに星霊のことをルーシィがなにも知らないって?確かに彼女はなにも知らないかもしれない……だけど、彼女はこんな僕の為に涙を流してくれた……そんな彼女を悪く言われて、引き下がる僕じゃないよ」

 

「ロキ……今もロキは仲間だよね…?」

 

自分を抱き止めたロキに確認するように問いを投げかけると、彼は優しく笑いかけ、マナツの頭を優しく撫でた

 

「もちろん。僕は今も妖精の尻尾(家族)と共にある。これがその証明だ!獅子王の輝き(レグルスインパクト)!」

 

竜弾・火砲(ドラゴンブレット・フレア)!」

 

「花竜の横薙!!」

 

「ジェミニ!!やれ…!次はあのおチビちゃんに変身するんだゾ!がっ……!?」

 

エンジェルの指示で姿をマナツに変えたジェミニは迫る攻撃に対応しようとするが、ロキの拳とバレルの弾丸はジェミニではなく、エンジェルに命中。そして、マナツは自分と同じ姿をしたジェミニの膝関節に横蹴りを見舞い、体制を崩したのを好機と言わんばかりに組み伏せる

 

「ジェミニ!もう、やめよう……キミはホントは優しいんだね?だって、一夜さんを攻撃したけど、マキナが言ってたよ……致命傷は外れてたって…。だから、辛いなら、やめてもいいよ」

 

優しく笑う少女、花が咲いたように笑う彼女の笑顔にジェミニは自分の頬を伝うのが涙だと理解するのに時間は掛からなかった

 

「キレイな声が聞こえた……キミに変身した時……ルーシィや…キミ……仲間たちの声が聞こえた……出来、ないよ…!ルーシィたちは、心から愛してるんだ…!!僕たち、星霊を…!」

 

「消えろォ!この役立たずがっ!!」

 

思い寄らない裏切り、それに苛立ちを隠せないエンジェルはジェミニを強制的に送り返す。しかし、それが意味するのはただ一つ、マナツの優しい気持ちが、ルーシィたちの紡いだ想い出がジェミニの心を溶かしたということに他ならない

 

「ジェミニは役立たずなんかじゃない…!!ルーねぇが……ルーシィが言ってた!星霊は友だちだって!アンタには道具かもしれない……でも!!星霊だって生きてる!!心がある!!そんなこともわからないクセに誰かを役立たず呼ばわりする資格なんかアンタにはないっ!!」

 

「黙れ!小娘!!」

 

「今だ!ルーシィ!」

 

怒りで魔力を高めていくマナツ、彼女に迫るように走り出すエンジェル。その時、ヒビキが叫んだのは待ち望んでいた存在の名、祈るように手を合わせた彼女は瞳を閉じる

 

「天を測り天を開き…あまねくすべての星々…その輝きをもって我に姿を示せ…テトラビブロスよ…我は星々の支配者…アスペクトは完全なり…荒ぶる門を開放せよ…」

 

「花は気高く……美しく……咲き誇り…芽吹きを与える……」

 

ルーシィが詠唱を紡ぎ、マナツも高めた魔力を利き足に込めると軸足(左足)を高速回転させる

 

「全天88星…光る!ウラノ・メトリア!!!」

 

「滅竜奥義!花華乱脚(かからんきゃく)!!」

 

ルーシィの放った星々に裁き、更に決め技に放たれたのは魔力を帯びた右足の連続蹴り。闇に落ちた天使は翼をもがれ、無惨にも地に落ちた

 

「マナツ!ありがとう……あたしを信じてくれて」

 

「えへへ…だって、ルーねぇだもん。何があっても、アタシは信じるよ?こー見えても、妹分だからね」

 

「そうね、自慢の妹分よ」




会わせてはいけない、ジェラールとエルザを。そして、その会合が現実となった時、イッシュは………

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