予定通りに投稿することができてよかったよかった。
ピンコロさん
アルバート・シュペーア軍務省雑務員さん
兎山万歳さん
コメントありがとうございます!
誤字報告
忠犬友の会さん
ネコを崇めよさん
ありがとうございます!
さて諸君。どうも、私はターニャ・フォン・デグレチャフと。
アーデルハイト・フォン・デグレチャフです!
今は、アメリカの海兵隊から習い水中順応訓練ならぬ高高度順応訓練を行い、帰ってきたところで寝起きドッキリを仕掛けようと思います!
さてさて、そのため彼らが戻ってくるまで待機しているのだが…。
あ、姉さん来ましたよ!
「いやはや、訓練と来て早々高高度飛行とは、双銀殿も厳しいようで」
「はっはっは!」
気がゆるんでますね姉さん。
ああ、全くもって同意だ、だがその幻想をぶち壊す!
ーーーーーーーーーーーー
「現刻を持って、本日の訓練過程を終了とする!各自割り当てられた宿舎で休むように」
アルペン山脈の訓練場宿舎内には、先ほど高高度訓練を終えたヴィーシャとバートリーが部屋に戻ってきていた
「いや〜、相変わらずシャワーはないけど、フカフカのベッドがあるだけいいね〜」
「そうですね、やっぱり、少佐殿も優しいのですね」
と、談笑していると魔力反応を二人は感じ取り、瞬時に身の回りにあるものの内何かを回収し対ショック体制をとる。
刹那、大量の術式弾が飛んできて宿舎を破壊した。
「(`0言0́*)<ヴェアアアアアアアア!!」
「なんだ!何事だ!!」
瓦礫と化した宿舎内からなんとか這い出て一番最初に見たのは、少佐と大尉殿の、あの笑顔だった。
「おはよう諸君!良い朝だな、まさか、さっきので起きず。逆に寝てしまった者はいないだろうな!」
「おはようございます。起きれない人は言ってくださいね〜」
大尉殿に関しては片目を少し開けていて、その片目がニヤリとこちらを薄気味悪い目で見ている。スゴイコワイ。
「さて、ここから君たちにはこれから一週間、諸君らには戦域機動訓練をしてもらう」
「僕と姉さんが手ずからしおりを作ったので各人一部持つように」
そう言って、少佐と大尉は皆にしおりを配る。
そのしおりに書かれたおそらく二人の文字を見る。うわ〜、二人とも字が可愛い。
「さて、制限時間は四十八時間、あの丘陵を超えてくるように」
「戦車部隊の皆さ〜ん」
大尉がニタニタ笑顔で戦車部隊に連絡していた。
「な、なんでしょう…」
「各中隊それぞれに一両ずつケッテンクラートを配布します。それを使って物資輸送をしてくださいね〜。使い物になるかは微妙ですが」
どうやら、装甲部隊は車両が使えるらしい。ただなんか不穏なことが聞こえたのは気のせいだろうか。
そして大尉のニタニタ笑顔…、燃えるわ。
え、まさかバートリーさんそう言う趣味ですか…?
「では、我々は君らの無事を祈る」
「むぅ…、輪をかけて装備の喪失が激しいな、貴官らは何を持ち出せた」
「身につけていたものとシャベルです」
「私は同じく身につけていたものとトレンチナイフです」
「貴官らは運がいい」
仲間のうち一人がしおりに書かれた所を示す
「ここに書かれている魔力反応を見つけ次第砲兵隊による観測砲撃および魔力誘導砲撃を行うと書かれているのは…」
そうだろう、それが指し示すところは。
「非魔導行軍を強いられると言うことか、辛いな」
おそらく、地図に書かれている今は開始時刻を持って、四十八時間の内に第一ポイントに魔道に依存せず全力で向かう。
「(魔力を使えば砲弾の雨。魔道に依存せず行軍をするには…、すなわち)」
「「「「「「「「「「(サバイバル!)」」」」」」」」」」
川越え山越え、時には洞窟で野営しつつ目標の第一ポイントまで欠員なくたどり着いた。
…うーん、これなら実戦の方がまだ楽だったと思ってしまうぐらいにはキツかった。
そして、何とかしてたどり着いた時、我々を迎えたのは少佐殿の恍惚とした笑顔と大尉殿のニタニタとした薄ら笑いであった。
「ふむふむ、諸君、ただの一人も欠員がないとはまさに喜びである」
「さて、その君らの優秀さ余りに砲兵隊は弾を余らせているようです」
大尉殿のその言葉に私たちはビクリと飛び上がってしまった。
どうやらお二方は我々のあまりの優秀さに訓練メニューを厳しくすることを決めて下さったらしい。
現実とは、無情な物ですね…。
「なぁ諸君、仲間外れは良くないなぁ?砲兵隊とも遊んでやらないと」
「君らは実に優秀な技量をお持ちでした、その為に訓練とはいえど砲兵隊の魔道観測から逃れたのですから」
そう言い放った後、周囲からドドドォンと砲撃音がする。これはおそらく…、
ターニャ少佐とアーデルハイト大尉の魔導反応を目標とした砲兵隊の定点砲撃!
ひゅるひゅると迫る砲弾に目もくれずに少佐たちは話し続ける。
「まぁそれはいいとしても、対砲兵防御がお粗末なのは頂けない」
「いついかなる時も、万が一を予想して動くのも訓練ですよ?」
そして、そういうと両方は手を上に上げ、広範囲制圧術式を展開、起動する
刹那、向かってきた砲弾を1発残らず叩き落としてしまったのです!
「まぁ何だ、諸君らと砲兵の合同訓練の一環として。この拠点で防衛訓練を行う」
「一応、防衛戦です」
その光景に私セレブリャコーフ、バートリーさん含めた訓練兵の皆さんは背筋が凍りつく勢いでした。
「さて、今から十五分間は陣地構築の準備をしてもらって結構です、何、三十六時間もすれば砲弾も尽きるでしょう」
その言葉で皆様さぁ大変、今からたったの十五分間で防御陣地を構築しなければならないのです。
それで皆さん大慌てで構築しようとしますが…。
「じっ…!陣地構築!陣地構築急げ!!」
「そんな…、資材なんかないぞ!工具は…」
「宿舎と共に焼失している!」
「シャベルを持っているの者は蛸壺を掘れ!!!」
そうだそうだとシャベルを持っている自分は蛸壺を掘ろうとシャベルを地面に突き立てましたが…。
突き立てた瞬間、がつんと硬いものに当たった感触がしました。
まさかの、万年雪の下は石灰岩に覆われていたのです!
「雪の下は石灰岩です!掘れません!」
「何!?」
そんな我々の慌てぶりをよそに少佐殿たちは開始の合図をします。
「さぁ諸君、死にたくなければ迎撃するように」
「主よ、汝の僕を守りたまえ。その全能を、その誉を、我らが友に示したまえ」
キィィィィと言う宝珠の起動音と共に少佐と大尉の後ろに魔法陣が現れ、魔導反応を発生させます。
束の間、ドドドドドドゴォという音と共に稜線奥から無数の砲弾が飛来してきました。
我々はそれぞれ持ったMG18マシンガンやモンドラゴン小銃で迎撃、自動車化部隊もケッテンクラートに半ば無理やり搭載した2cm機関砲で
迎撃しています。
[side:ターニャ&アーデルハイト]
ふむ、素早い迎撃網の構築は問題なしと。
付近の砲兵隊を動員してまでやりましたが、問題はなさそうですね。
ああ、そうだ、魔道訓練兵は七十二名で規模に治すと二個大隊、自動車化部隊訓練兵は百八十名で規模に直すと二個連隊弱と言ったところか。
総員二百五十二名ですね。それにしても、夜間も降り注ぐ砲弾の雨を迎撃するとはなかなかです。
そうだな、疲労と視認領域の低下により引き起こされる精神的負担。そして。
「(誰かが打ち漏らせばこの迎撃網は崩れる。仲間を信頼するしかない)」
そうやって連帯性を養う。…ん?なんか編成しようとする方法にシフトしてる気がしているな。
まぁいい、これを抜けられるのは生粋のウォーモンガー共だけだろう。
[side:バートリー&ヴィーシャ等訓練生]
そんなこんなで三十六時間みっちりと一睡もできないまま我々は連帯性を叩き込まれた後。
笑顔の少佐殿達がやってきた。
「お疲れ諸君、さて知らせだ」
「砲兵隊が砲弾を余らせているようですね」
それに我々は半ば自暴自棄に笑うも、段々とその笑い声も薄れていき、遂には笑い声も絶えた。
その後、砲兵隊にボッコボコにされてこの時点で二百五十二名いた候補生は二百名ぐらいに絞られた。
ーーーーーーーー
「さて、残った諸君らには第二ポイントへ移動してもらう」
「即席のツーマンセルを組んで小隊単位+車両部隊で向かってくださいね〜」
そんな指示をもとに、バートリーさん達とツーマンセルを組んで小隊で向かう。
だけど…、軍用ドーベルマンやら爆撃機やらが飛んでくるのは聞いてないです!
今はそんな爆撃機の偵察をやり過ごした所です。
「ふぅ…、急降下爆撃機から身を隠しているのが一番の小休止とはな」
「車両を隠すのも一苦労です」
ちなみに今回はケッテンクラートが先ほどの訓練で多数破損したのでハーフトラックが配布されましたが…。
「全く、ハーフトラックでは小回りが効かないし何より隠すのに苦労がかかる。ぶっちゃけ足手纏いにしかならん」
「まぁ、もしかしたらそれが狙いかもですね」
「そうかもな、とはいえもうすぐ第二ポイントだ、車両は面倒だがそれを抜いても普通でしたな」
「双銀殿なら何かして来るかと思いましたが」
そんなことを言いつつ第二ポイントへ我々は到着しましたが…。
そこにいたのは悪魔でした。
「さぁさて諸君、対尋問訓練を始めようか」
「ほら、とっとと身に付けた物をはずしなさいな。抵抗するなら容赦はしませんよ?」
「もうこの時点で訓練は始まっている。さっさとしたまえ」
貼り付けたようなニタニタ笑いでこちらを見る大尉殿。
ヒッ、大尉殿が怖い!
監視されながらもとりあえず身につけた物を外しますが…。
「おい、私は身につけた物を全て外せと言ったはずだが?」
「し…下着もでありますか…」
「当たり前だ、何、貴官等の縮こまった一物に隠すだけの価値はないだろう」
震えながら疑問を呈した訓練生に無情にも脱ぐことを指示する少佐殿。
そしてバートリーに近付き、ニタニタ目でその双丘を見る大尉殿。
「それに何ですかぁ?あなたはそんなでっかい物をぶら下げて、けしからんですネェ?」
ぐわしと、バートリー少尉の胸を掴んで少し怒り目になる大尉殿。
ちょっとちょっと、これは流石に不味いのでは???
「姉さんだってこんなに立派な物はっていないのに」
「(やめろアーデルハイト、その攻撃は私に効く)」
あ、少佐殿が珍しく狼狽えてる。
流石に少佐殿も女なんだなぁこんな時でも私はと感じた。
「ぐっ…」
大尉殿は少し乱暴にその手を離し、軟性のゴム棒を手に取る。
「まぁいいです。ちなみに寒いのでしたら外でジョギングでもしてきたらどうでしょう?雪の上を転がれば一週間分の汗と垢を落とせますよ?」
そう言い残し、我々は尋問場所へ案内される。
あ、でもバートリー少尉大丈夫かなぁ?
「バートリーさん、大丈夫ですか?さっきかなり乱暴に扱われていましたけど…」
「大丈夫です。何というか、気分が高揚しました」
そして、隊の中で数少ない同性の新たな性癖が目覚めた瞬間に立ち会ってしまいました。
ですが、それ以上に少佐殿の尋問訓練は苛烈を極めました。
自白剤投与、暴行等…、拷問と言っても差し支えないような内容でした。
そんな尋問…いや拷問訓練で疲労困憊の中我々はアルペン山脈へ放り出され、第三ポイントへ向かいました。
そして、私はバートリー少尉とゼェハァ豚のように喘ぎながらも一緒に歩いていた所で少佐殿と大尉殿が軽やかに尾根を登っているのが見えました。
あんなことができるなんて、やっぱりお二人は神か悪魔の手先なのだろうかと思いました。
そんなことを思っていたら、思わぬアクシデントが起きました。
落石です。
「落石だ!頭上注意!」
「岸壁に貼り付け!!」
落石が終わった後、各員それぞれが点呼や被害状況の確認をしていました。
「おい!大丈夫か!」
意識不明になっている訓練生で騒いでいるとお二人が降りてきました。
「おい、さっさと起きたまえ」
といい、岩の下敷きになった訓練生の頭を蹴り上げると、なぜかその訓練生は意識を取り戻したのです。
かく言う私もバートリー少尉も、色々と事故で生死の境を彷徨いましたが。その度に大尉殿や少佐殿に起こされておりました。
雪崩に巻き込まれ、足を折って動けないところにもお二人は助けに来てくれました。
その二人はまるで天が遣わした天使のようで、銀の羽を持つ双翼の天使…。
その名を、また私は思い知った。
第三ポイントまで到着し。そこでまたもや苛烈な訓練を施され、ついに後日。
私たちは高高度飛行訓練をやっていました。
「はぁ〜、全く冗談じゃない、あんな小さな足で面罵されるとは、大人を何だと思っているのか。なぁバートリー少尉」
「いや、私は嬉しかったですよ?何せあの大尉にゲシゲシ踏まれて色んなところ弄られて」
「(えぇ…)ま、まぁいい、貴官は少佐殿が大人になったら美人になると思うかね?」
「いくら豊満になろうとあの性格はお断りだ。第一、あの少佐殿が豊満になるとは思えんがな」
「全く持ってその通りだな」
こんなに私たちや戦車訓練兵は少佐殿や大尉殿の悪口を言っているのに、皆の顔は笑顔だった。
すっかりお二人に染められてしまったのかはわからない。けど、そんなお二人は信心深く、いつでも神への祈りと"胸元の十字架"を忘れない。
この訓練が終われば、我々は神の軍隊の先兵として戦う始まりの連隊となるのだ。
お読みいただきありがとうございます。
さて今回は五千字超えてしまいましたがキリが良くするためにはこうなりました。
また、次回で戦車のアンケートは終了といたします。投票してくださった方々。ありがとうございました。
アンケートを元に編成を考えていきますのでそれは次回!
ではでは。また次回
戦車の種類
-
二号戦車のみ
-
III号戦車のみ
-
二号戦車と短砲身IV号戦車の混合
-
三号戦車と短砲身四号戦車の混合
-
長砲身IV号戦車
-
ティーガー重戦車