転生したらDIOだったのに超次元だった件 作:舞波@現在進行形ゴールデン
「…何だこれは」
強烈な違和感で目が覚めて、起き上がってみれば知らない天井と見知らぬ両手。古さを感じる部屋を見回すと鏡を見つけて、覗き込んでみればそこにはどう見ても日本人では無い少年の顔があった。年齢的には小学生…になったばかりだろうか?
ついでに言えば見覚えのある顔でもあった。超人気作『ジョジョの奇妙な冒険』の人気キャラ『ディオ・ブランドー』のそれだった。覚えているそれより違うと感じる部分はまだ自分が知るディオより幼いが故だろう。
前世の記憶は勿論の事今世の記憶もあるが両親の顔に覚えが無い。これは間違いなく複雑な事情があるなと溜息をつけば祖母らしき女性が呼んでいる。兎に角今は色々と調べる必要がありそうだと考えながら呼びかけに答え、記憶に従い食卓へ向かった。
結論から言えば俺はディオ・ブランドーで間違いなく、今住んでいるこの家は日本の稲妻町だった。…勿論今世の記憶がある以上知ってはいたが…知ってはいたが。
「イナズマイレブンの世界だとは…」
一見何の関わりも無さそうな世界だが、GOで初登場した『化身』はスタンドのオマージュである、というのは割と囁かれていた話だ。
だからと言って何故ディオなのか。まあ、これは考えても無駄な話である。一応イナズマの原作知識は充分ある。
尚、今のこの身体の中身が俺だというのは祖母にすぐにバレた。明らかに振る舞い方が違う、と指摘された時には普段からこの人は何を見ているのかと戦慄したものだが、お陰で話は早かった。
中身が既に成人を迎えていると知った祖母はこの家の複雑な事情をアッサリ説明してくれた。何でもこの家は母方の実家であるらしく、母は既に病死、父…ダリオ・ブランドーは莫大な金を残して謎の失踪をしたらしい。
…正直今後の生活に問題が無ければ取り敢えずはそれで良いと考えていたが、この世界で失踪というと大体影山とかガルシルド絡みでは?とも思った。
「お前はこれからどう生きるんだい?中身が大人なら色々と出来る事もあるだろう」
「なら…サッカーをしたい。俺なら頂点に立つ事が出来るだろう」
何でこんな事を言ったのか、と言われればただ単に出来るとそう確信していたからだ。根拠は無いが。それに折角ならその方が楽しいだろうとも思った。
「そうかい。なら必要な物を用意しなきゃね」
「ああ、ただサッカーチームに入るのはやめておく。中学からだ」
「おまえに考えがあるならそれを尊重するよ」
これに関しては万が一サッカープレイヤーとして名が知れてしまったが為に影山に干渉されるのを防ぐ為だ。どうせ中学に入ったら思う存分暴れてやるつもりだ、それまでに徹底的に基礎を固めてやる。
取り敢えずこの後キンクリします。
プロトコル・オメガと戦う?
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戦う
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戦わない
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『遭遇は』する