皆さんあけましておめでとうございます。
最近ポケモンカードでSRのカエデさんを購入した記念もかねているかもです。(※300円ちょっとぐらい。バブルが弾けた影響か、一部の女性トレーナーのSRカードも安価になったなと感じております。)
【前回までのあらすじ】
・キキョウジムのジムリーダーツツジとのバトルに挑むと惨敗したトウ。ツツジとの再戦に向けて手持ちを鍛えることに・・・。
【トウの手持ちポケモン】
・レディバ(♂)LV10
・イトマル(♂)LV10
・コクーン(♂)LV7
※今回から手持ちのレベルも表記しようと思います。
キキョウジムのジムリーダーツツジとのバトルに惨敗したトウは、手持ちのポケモンを鍛えるためにキキョウシティ付近にある森林を訪れていた。森林の入り口のすぐ近くには「立ち入り禁止」と書かれた立て札が置かれている。
この場所では昔、一人の女性が事故死(また自殺)したと言われており、その女性の幽霊が出るという噂がある事や人身事故への懸念から立ち入り禁止になっているのだという。
その話を聞いたトウは恐怖心が一瞬頭によぎったものの、それでも勇気を出して森林の中へと入っていった。
森林の中にはキャタピーやコラッタ、オタチなどの原作シリーズの序盤で出くわすであろうポケモンが多く生息していた。トウはそれらの野生ポケモンと戦わせて手持ちを鍛えていた。
それからしばらく森林の中を探索していると、トウは濃い紫っぽい色の長い髪の女性の後ろ姿を目にする。(※読書の皆さんには、xyやorasに登場したオカルトマニア風と言った方が解りやすいかもしれない)
そしてその隣には、人魂らしきものもひとつあった。その正体は恐らくゴースであり、女性の手持ちポケモンだと思われる。
その姿を見てトウは、「森林の中でポケモンを鍛えている人も自分以外にもいる」のだと判断した。
「あの・・・、こんにちわ・・・。」
トウはその女性に対して声をかける。女性もゴースもトウからの呼び掛けに気がついたのか、彼のいる方向に身体を向けた。
「・・・・・ッ!!」
だがそれを見た瞬間、トウは思わず絶句する。1人+1体とも、この世の住人とは思えない表情をしていたのだ。
女性は目玉がなく口も裂けていた。女性の手持ちだと思われるゴースも通常の個体の様なかわいらしさはなく、スプラッター系のホラーゲームに登場していそうな禍々しい表情をしていた。
そう、彼らの正体こそこの森林を彷徨っていると噂されている亡霊であった。ゴースは亡霊の生前の手持ちなのであろうか。
そのおぞましい姿を見て絶句しているトウをよそに、亡霊はまるでこの世の住人とは思えない様な不快感と不気味さを感じ取れる様な声でトウに対してこう呼び掛けた。
「ネェ‥‥キミモ私ト一緒ニナロウ‥‥?」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
トウは前世も含めて今までの人生で出した事がない様な大きな悲鳴を挙げながら、その場から一目散に逃げ出した。
「逃ガサナイ・・・」
彼らもトウのことをそう簡単に見逃してくれるはずもなく、亡霊とゴースは彼の後を追った。
亡霊からの追っ手をなんとか振り切れたトウは、亡霊に見つからない様に森林の茂みに身を潜めながら、転生板の住人たちに助けを求めていた。
【緊急】亡霊に追いかけられてます【助けてください】
1トウ
こんにちわ
スレ名の通りです・・・
助けてください
2名無しの転生者
うぽつ
それは大変だな
今どこにいるんだ?
3名無しの転生者
亡霊ってどんな感じのやつなんだ?
4トウ
≫3
【目玉がない女性とゴースの画像】
5名無しの転生者
≫4
ひぇ・・・
6名無しの転生者
今どこにいるんだ?
7トウ
≫2
≫6
森林の茂みに隠れてます
8名無しの転生者
とりあえず見つかる前に森から出ろ!
もし逃げ切れなかったら、ポケモンを出して戦え!
必ず生きて帰れよ!
9トウ
≫8
分かりましたありがとうございます・・・
必ず生きて帰ります!
10名無しの転生者
≫3
オカルトマニアちゃんか
生前お世話になったけど、このオカルトマニアちゃんでは抜けないわ・・・
11名無しの転生者
≫4
≫10
何ビビってんの?
個人的には結構タイプやな
盛るぺこしているし
12名無しの転生者
≫11
じゃあ、トウくんの身代わりになって、どうぞ。
スレ内では危機的状況を茶化す様な書き込みや他のスレ民に対するレスバなども一部見受けられたものの、スレ民は基本的にトウの身を心配したり、適切なアドバイスを送ったりしてくれた。
状況は変わらなかったものの、そのスレ民の書き込みを見たトウの不安は少し和らいだ。
自分のことを心配してくれている転生板の住人や、
トウが出口を目指して森林を進んでいると、自分の背後から冷たい気配・視線を感じ取った。
(なんだろう?この冷たい視線と気配は・・・)
(・・・まさか、さっきの亡霊がもう近くに・・・!)
嫌な予感が頭によぎったトウは恐る恐る背後に顔を向ける。
「・・・・・ッ!!」
そこにはトウが思っていた通り、先ほどの亡霊とゴースの姿があった・・・、トウは亡霊に見つかってしまったのだ。
標的を見つけた亡霊は悪意と狂気に満ちた笑みを浮かべながら、トウに対してこう告げた。
「 ミ イ ツ ケ タ 」
(※『vsぼうれい・後編』に続く)
亡霊との戦いはこの話のうちに済ませたかったのですが、先延ばしにし過ぎるとエタりそうなために前編・後編に分けました。次回はトウくんと亡霊が戦う話になると思います。
あとお気に入り登録嬉しいです。相変わらず文章力が稚拙ですがご愛読して頂ければ幸いです・・・