【完結】苺プロで働くしがない普通の事務員なのですが仕事に復帰したら某トップアイドルに「お母さんっ!!」と抱きつかれました 作:SUN'S
ルビーちゃんハッピーエンドです。
雨宮先生とお兄ちゃんに取り合われながら幸せになってほしい。
私は星野瑠美衣、3歳7ヶ月です。
そろそろアクアとせんせの二人をメロメロにする作戦を考えないといけない。せんせは定期的にお家にやって来て健康診断や身体測定なんかも無料でしてくれるくらい私たちを可愛がってくれる。
ママもせんせのことを「おじさん」とか「親戚の人」なんて言っているし、その気になればいつでも会いに行くことができるのだ。
「ルビー、おじさんと居てもた「ルビーはせんせと一緒にいるの楽しいよ!」……はは、そうか、それはうれしいなあ………」
私は休暇を取って来てくれたせんせの膝の上に座りながらママの生放送ライブを一緒に見ていると「なんか複雑だな、これ」と呟くアクアににっこりと微笑んでしまった。
そっかーっ、アクアは私とせんせが仲良くしてると複雑なんだ。ふーん、へぇーっ、ふふふっ、そんな顔してもダメだよ?私は聞いちゃったもんね、アクアってば私が取られちゃうのがいやなんだぁ。
「ん。どうかしたのか?」
「ううん、なんでもないよ。それよりせんせ、もっとぎゅーってして!」
「こうか?」
私はムスゥーーッとしているアクアに笑顔を向ける。すると、なにを思ったのかアクアは私の手をつかんで今度はアクアにぎゅーーってされる。
「ルビーは僕の!」
「そっか、ルビーはアクアのかぁ…」
アワワワワッ、どうしよう!?
さすがにこうなるのは予想してなかった。
おばあちゃんやママは微笑ましいものを見るような眼差しだけど。こっちはこっちでかなりの修羅場だよ!?えっ、どうしよ、このまま私だけの雨宮アクアハーレムつくっちゃう!?
そんなことを考えているとせんせが私を抱き上げ、ゆっくりと抱き締めてくれた。あっ、せんせの顔がすごく近い………じゃなくとぅえ!?
「ルビーは俺と結婚するんだもんなぁ?」
「しゅりゅうっ!」
やばぁーっ、せんせがかっこいい。いや、いっつもかっこいいけど、こういう強引でワイルドなところもすごくいい。どうしよう、私の心臓が痛いくらいキュンキュンしちゃってる。
「ルビー、僕じゃだめなの?」
「おにいちゃもしゅきっ!!」
「じゃあ、先生は?」
「せんせもしゅきっ!!」
そう言うと二人の動きが止まった。いや、二人だけじゃなくてママもおばあちゃんも頭を抱えている。なぜかヒカルだけは嬉しそうだ。
「どうしよう、ママ。ヒカルの悪いところをルビーが引き継いじゃってるんだけど」
「そうね、どうしましょうか?」
「僕に似てるところがあって嬉しいよ」
「「ちょっと黙ってなさい」」
ママたちのそんな話を聞きながらアクアとせんせに挟まれて私は幸せを堪能している。ここが私だけの天国なんだ。
〈星野家〉
幸せな家族。
どこぞの幼女は「クソ、どこで失敗した!?」とか文句を言ったりしてそうだけど。誰もが笑っていられる幸せで平和な世界です。