転生先が悪逆非道の血みどろ騎士モンスターで詰んだ男、過酷な迷宮で救いを見つける   作:飛び回る蜂

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51 悩める少女達

 ヴァズとガロンの2人が魔術師に協力を要請しているのと同時刻、『騎士捜索隊』の5人はダンジョン傍の待合所に集まり会議中であった。

 ミリアムは幾つかの資料を並べながら、憂鬱を滲ませた気だるさを吐き出した。

 

 

「あーあ、遂にこの時が来たなーって感じね。思ってたよりかなり早いけど」

 

「俺達が6階に行く前に事態が動いちまったからな。これも時流って奴かね」

 

 

 『徘徊者』の地上進出を受け、彼ら5人は当然ながら呼び出しを受けていた。

 今後の身の振り方を考える為にもこの数日間はヘレスやゴウカフ達と相談を繰り返し、『徘徊者』に対するスタンスを確定させなくてはならなかったのだ。

 そしてこれから行われる『徘徊者』との対話、歴史上初となるモンスター化した人間へのインタビューを前に彼らは様々な心境で迎えていた。

 

 

「でも私達はもう6階でも通用するパーティだと思いますよ。自惚れでなく、客観的に見てです」

 

「フェニエの加入から随分立ち回りも変わった。更に練度を上げれば先輩達にだって見劣りしない」

 

「私の助力が皆さんの支えとなれているなら光栄です。……はぁ、今回も落ち着いてお話を伺うことはできそうもありません……」

 

 

 『徘徊者』との対話を心待ちにしていたフェニエにとって、今回のインタビューはもどかしいものであった。

 このインタビューはダンジョン協会が公的に行うものであり、その内容は質問内容に限らず反応から周囲の状況まで全てを事細かに記録する必要がある。

 いくつかの魔道具式記録媒体も併用することで確実に、明確な形として残すものとなっている。音声、文章、そして証言。その全てが公的な歴史として残るのだ。

 彼らは現時点で長いダンジョン史の中で、この時代における歴史のキーパーソンとしてその名が刻まれることが確定している。

 そんな彼らにとって今回の事は寝耳に水……というわけでもない。もし『徘徊者』が公的に関わることがあれば、いずれはこうなるとは理解していた。

 ただそのシーンが予想より遥かに早かったというのは事実だ。自分達はもっと下積みをして、努力をして、いずれ彼と対等の関係で対峙できる時が来てからこうなるものだとどこかで願っていた。

 

 

「心配しなくてもまた次の機会が来るわよ。きっと思ってるよりずっとすぐね」

 

「これからアイツはちょいちょい街にも顔出すわけだろ?となりゃ普通俺達はお役御免な訳だが……そうもいかねぇんだろうな」

 

「当然だ。いくら例外的とはいえモンスターが地上に現れるのは危険なことに変わりない。俺は今でも疑ってるぞ」

 

「そんくらいが普通だろうな。とはいえなんだかんだ付き合いが長い俺達が対応することになるだろ……ってのは楽観的か?まぁ何にせよこの後のインタビュー次第だな。ほら見ろよ」

 

 

 アジーの言葉につられて4人が寄り合い所の中を見渡す。

 予定の時刻にはまだ早い筈だが、壁に寄りかかっている学者の様な風貌の男が2人、探索に備えて道具の再確認と購入を検討しているのが3人、自分達と同じように席に座って話をしている武装をしていない4人。

 武装をしていない者達は2人組でそれぞれ意匠が全く異なる服装をしている。ケインとミリアムから見て分かる範囲では商会とダンジョン協会職員が2人まで。残る席の2人と壁際の2人は判らなかった。

 しかしクローカは壁に寄りかかる2人が誰かにすぐ気づいたようだ。

 

 

「あれは……魔術研究所(ウィズダム)の?」

 

 

 視線にすぐ気づいたのか、4人に向けて2人は小さく会釈を返した。

 クローカが微笑んで礼を返すと、2人は少し小声で会話をしてから静かに建物を出ていった。

 その仕草を不思議に思いながらもアジーは言葉を続ける。

 

 

「今回の件は連中が担当することになったか。まぁ妥当だな」

 

「妥当ってなによ?他2つじゃダメだったの?」

 

「声がデケェ、少し抑えてくれ。……ダンジョンに対する意見思想の違いだな。かいつまんで話すが、ダンジョンは神の芸術作品か?それとも人に与えたもうた慈悲か?ってところから話が始まる。その中でも魔術研究所(ウィズダム)の連中は神秘とは人の手にあるべきで、その為ならダンジョンは一資源として見るべきってな方針だ。その点は現場主義のヘレスと相性がいいんだろうな」

 

自然派学会(ネイチャー)の皆さんはその、本当にいい人達なんです。本当ですよ?けどダンジョンの事になるとちょっぴり、ほんのちょっぴり頑固なのは否定できません……」

 

 

 フェニエも歯切れが悪そうにしているが、この表現はかなりマイルドである。ことダンジョンという存在について、自然派学会(ネイチャー)は他組織とは全く相容れない立場と言ってもいい。

 彼らの中には心の底から「ダンジョンはこの世で最も尊く神秘に満ち溢れ、俗人が容易に触れざるものである」と主張する者が散見される。

 特に昨今の『ダイダロス』における急速なダンジョン攻略において何度も苦言を呈してすらいる。特にこの点がヘレスとの相性の悪さに拍車をかけているのだ。

 彼らはダンジョンを人の手で踏み荒らすような探索活動を全く以て良しとしていない。

 同時に、この世界で最も長く魔力や神秘といったものに触れ続けてきた組織である為、自分達の主張する起源が現存する証明の中で最も古く、つまり優先されるべきものであると主張してはばからないのだ。

 組織の歴史が古い事イコール、その主張が正しいこととは限らない。この世界の歴史と言う観点において、300年というダンジョン歴は未だほんの最近の事なのだ。

 古い魔法の知識研究において誰もが一目置き、彼らが一家言を持っているのは事実。しかしダンジョンという人の未来を左右する神秘は全ての人間に意見する権利がある、とするのが一般的だ。しかし彼らはそれすらも譲らないのだ。

 普段は手を取り合う魔法倫理会(メイガス)との談笑ですらも、ダンジョンの起源や在り方についての話になると突然人が変わったように自分達の思想を強く主張する。そこが3大機関が2大機関にならない理由でもあった。

 

 

「確かに神秘の探求は私達の本分ではありますが……それがクローカさん、そして皆さんの足枷となるなら、私は喜んで捨てます」

 

「私もフェニエさんと同意見です。仲間を蔑ろにして得た物には、価値はあっても魅力はありませんから」

 

 

 その点においてクローカとフェニエは、最も仲違いする要因であるダンジョンという場所で手を取り合う、両組織の中でもトップクラスの変わり者なのだ。

 自然派学会(ネイチャー)が起源を主張することに2組織も決して良しとはしていない。ダンジョンについて研究しているのは全員が同じなのだ。正義は組織の数だけある。 

 共通して3組織ともダンジョンの誕生より前から存在している組織だ。その歴史の深さで言えば自然派学会(ネイチャー)が最も古く、魔術研究所(ウィズダム)は最も浅い。この点もまた彼らの対立に一役買っていた。

 

 

「お前さんらは仲良くなったねぇ。特にクローカ、お前は大人になったよ」

 

「お恥ずかしい限りです。ありがとうございます」

 

「アジー、人の従者にセクハラか?買うぞ」

 

「何を買うんだよ!?いや言わなくてもいい喧嘩だな!?こえーよ!……とはいえそっちはそこまで重要じゃねぇ。おいミリアム、分かってんだろ」

 

「……うん」

 

 

 突然水を向けられたミリアムもまた予期していたようにアジーに返答する。

 神妙な顔つきで頷いたミリアムにアジーは先程よりも更に小さな声で問いかける。

 

 

「アイツが、いやあの人の中身が親父さんだってんならお前、どうすんだ?」

 

「今までと何も変わらない。これまで通り交流を続けてアイツのルーツを探る。依頼をこなすだけよ」

 

「……俺は家族ってもんに思い入れがねぇ。なんならここ最近組んだお前らの方が大切だ。だが死別した家族が生まれ変わってずっと近くにいたって状況が、普通じゃないってことくらい分かる。俺は……お前が心配だよ」

 

 

 ミリアムは先日『徘徊者』の中にいるのは父親ではないか?という事実に根拠を得た上で気付いてしまった。

 あの時は「そうなのかな?」程度にしか受け止めていなかったが、この数日間幾度もその事を考えていた。

 考えてみれば確信に至らずとも、ミリアムの脳裏にはそれを連想させる言葉が幾つも浮かんだ。

 

 

「おかしな話よね。心の声が聞こえるのは優しいけど知らない誰かで、何も聞こえないのがパパ。普通逆じゃない?」

 

「ミリアムさん……」

 

「考えてみたらすごく強いってこと以外、パパのこと全然知らないの。皆腫物扱うみたいに話さなかったし。それが今になって現れて、しかもモンスターで、突然目の前に現れて、私達をボコボコにして。今は他所の誰かと一心同体。数日で考えなんて纏まらないわ」

 

「それは、そうだろうな。俺が同じ立場でもそう思うぞ」

 

 

 足をブラつかせたまま、ミリアムの愚痴にも似た独白が言葉として吐き出される。

 最近加入したばかりのフェニエもまたミリアムを心配していたが、彼女の心情を思うとあまり深く聞き出すのは憚られていた。

 

 

「私の恩人様は、ミリアムさんのお父様にあたるお方なのでしょうか?いえ、それによって私の行動が変わるわけではないのですが……」

 

「それは分からないわ。あの日私とアジーが初めて会って、寂しくて泣いてたアイツは本当に優しい奴なの。それはこの間会った時も変わってなかった。ならこれまでの人助けが全部アイツのしてきたことでも全く不思議じゃないと思う」

 

「お前の親父さんは、あー……すまん、いい言い方が思いつかねぇ。影響されやすい、絆されやすいっつーか、そういうあれか?」

 

「分かんない。声も覚えてないもの」

 

 

 ミリアムから見て、父について知っていることはあまりに少ない。

 非常にと言う言葉では温いほどに強力な国家騎士であり、母の初恋の人であり、そして今はダンジョンを流離う禍々しいモンスターである。

 別段知って変わることもないと思っていたのだが、大きくなっていく事態に比例するようにミリアムの不安は大きくなっていた。

 せっかく交流が生まれた弟の様な存在が、実は生きていたかもしれない父が、今目の前で揺れ動く運命の天秤に乗っている。

 

 これから『徘徊者』の扱いがどうなるのか、まだ完全な結論は出ていない。それは今日のインタビューで明らかとなる。

 商会長であるエボは彼の受け入れに前向きなようだが、反対派の意見が多いのも事実だ。

 反対派は主にモンスターによって殺害された探索者の親族、その友人で構成されている。

 この街はある意味ダンジョンによって栄えてきた。しかしモンスターによって喪われたものも多くある。これはこの街の統治者達にとって頭の痛い問題となった。

 これからどう折り合いをつけるべきなのか今も、そしてこれからもずっと論じられるべき課題でもある。

 その渦中に友人と父が一つの身体の中にいる。ミリアムの心境はあまり穏やかではなかった。

 

 

「なるほど……お母さんも凄く悩んでいました。リューベルさん、お母さんと友達だったみたいですから」

 

「そうなのっ!?」

 

「いやなんで知らねぇ……いや、『大遠征』は17年、もう18年前か?俺がまだ家に居た頃で、お前らは赤ん坊だ。無理もねぇ」

 

「クローカ、確か前に魔術研究所(ウィズダム)で当時の主席だって言ってたな。その頃?」

 

「それよりはもう少し前ですね、9年も前ですので。先程のお2人は知り合いではありませんが……」

 

 

 5人の会話に若干の途切れが出始めた、そんな時だった。

 彼らの前に歩み寄る人影が現れる。普段の装いとは大きく違ったため、皆初見では彼が誰だか分からなかった。

 しかし彼が一言口を開けばその正体はあっという間に判明した。

 

 

「思えば話すのは初めてか?初めまして調査隊の皆。元気そうで何よりだな」

 

「げぇ……スレイさん……」

 

 

 金髪の御髪をたなびかせた美青年。しかし今や悪名高き調査騎士、ジェグイ・スレイがそこに立っていた。5人はもれなく微妙な顔をするが、その程度はどこ吹く風と5人が座る席に近づいてきたのだ。

 普段からニコニコしていることの多い彼だが、今日は何時にも増して不気味なくらい爽やかな笑顔だ。

 今まで数度擦れ違うことはあったが、驚くべきことにちゃんと会話をするのはこれが初である。

 

 

「初対面からげぇとはご挨拶だなアジー君。そんなに拒絶することは無いだろう、俺は君達と仲良くしたいんだ。ここ座るぞ」

 

「そのエグい距離の詰め方やめてくれねぇか?あんた謹慎処分じゃなかったのか?」

 

「解除された。どうにも将軍……俺の上司が働きかけたらしい。無条件じゃないから安心してくれ」

 

 

 彼の面の皮は一体どれほど厚いのか、悪いことをしたと反省しているようには全く見えない。

 つい先日ダンジョン協会の指示を無視して『徘徊者』に接触を図り、剰え地上に引っ張り出した張本人であるというのにだ。

 後者は厳密に言えば全責任があるとは言えない。体質がスレイの致命的な弱点となるものであり秘匿するのは当然、その点で言えば情状酌量の余地がある。

 しかしその体質が周囲に影響を及ぼす可能性があるなら、互いに命を預け合うパーティに隠すべきではなかった、というのがダンジョン協会としての意向だ。

 よって独断専行のみを対象にスレイの処遇を謹慎処分としていたが、理不尽にも上層部の働きかけによって解放されたのだ。

 

 

「改めて自己紹介しておこう。俺はジェグイ・スレイ。調査騎士隊の隊長、兼ダンジョンの駐在騎士を務めている。君達の事は知っているから自己紹介は省いて構わない。『徘徊者』のことは友人のように思っている。だから俺の事も友人だと思ってくれ」

 

「マ、マイペースすぎる」

 

「また強烈ねこれは……」

 

 

 つらつらと手早く自己紹介を終えたスレイに対し、5人の反応はやはり渋いものだった。

 ケインとクローカ、フェニエは呆気にとられているが明らかに不審者を見る目である。

 ミリアムとアジーは冷静ではあるが、彼の言っていることをあまり理解したくないというのが本音だ。言葉の端々から狂気を感じる。

 

 

「遠慮の無い発言ありがとう。陰でコソコソ言わない分やはり心地いいよ、ここは」

 

「苦労してんのは伝わるけどよ、それなりに拒絶されてその感想はどうなんだよ」

 

「まぁまぁいいじゃないか。ところで君達が地下で歴史的瞬間を迎える間、俺は街の警邏につくことになったんだ。まったく、こんな大事な会談が生まれると知っていたら大人しくしていたんだが。いや大人しくしてたらこの会談は生まれなかったか?ならやってよかった、人生とはままならないな」

 

「さてはアンタ反省してねぇな!?」

 

 

 長い脚を組んで悩まし気なスレイにアジーは元気に突っ込みを入れる。

 非常に微笑ましいと言えばそうなのだが、スレイ自身ほぼ初対面の相手に(一方的に)ここまで打ち解けることはかなり稀だ。

 これは彼なりに騎士調査隊(ナイトシーカー)に対して強い敬意と尊敬の念を持っているからこそでもあるのだ。

 自慢でもなく傲慢でもなく、事実としてジェグイ・スレイはこの『国』では間違いなく上から数えた方が早い強者であり、騎士調査隊(ナイトシーカー)の面々よりは強いと言う自負がある。

 しかしどれほど強くとも、未知へ挑む際は等しく初心者だ。彼らはここまで正しい道のりで探索者としての経験を積み重ね、偶然もあっただろうが『徘徊者』と接触する資格を自力で得ている。

 対してスレイ自身はどうか。初陣は仲間の足を引っ張り、重要な『波』では好奇心と個人任務を優先させ信を失った。

 対外的には強さを誇りとする自信に満ち溢れた騎士だが、スレイ本人は自嘲することが多い性格だ。今回も以前も、ダンジョンに余計な好奇心や私情、他者の思惑を持ち込んだのを自分自身良しとは全く思っていない。

 かといってやらないわけにもいかなかった。彼もまた指示に従う立場である。どうせやらなくてはいけないなら後悔しない様全力でやる。ただそれだけのことでしかない。

 だからこそ実直に、真摯にダンジョンに向き合う探索者を彼は心から尊敬しているのだ。

 

 

「ハハハっ、さてどうだろうな!何はともあれ、俺の分も頑張ってきてくれ。ああ資料は微に入り細を穿つ詳細な物を頼むぞ。あとこれを渡しておく、俺が個人的に彼に聞きたいことを纏めたリストだ。ミリアム嬢は意思疎通できるんだろう?時間があったら是非聞いてきてほしい。それから

彼の提供した物品について聞きたいことがあるんだ。こちらも頼む」

 

「多い多い多い!要求が多いんだよ!後日にしろ後日に!」

 

「それもそうか。じゃあ後にしよう。ああそれからミリアム嬢」

 

 

 先ほどまで楽しそうにアジーに話題を振っていたのに、突然ミリアムの方に向き直り言葉をかける。

 自分が声を掛けられるなど思ってもいなかったのかミリアムの反応がワンテンポ遅れて帰ってくる。

 

 

「……え、何?私!?」

 

「そうだ。君、性はミランか?」

 

「そうだけど」

 

「そうか……そういうことだったのか。さて、大事な瞬間を前に邪魔をしたな。そろそろお暇するとしよう」

 

「ちょちょちょ、聞くだけ聞いてどこ行こうとしてんの。なにそういうことって!?」

 

 

 聞くだけ聞いて何も話さず去ろうとするスレイを引き留めるミリアム。しかし彼がその質問に応えることはなかった。

 その代わりに自分だけ納得したような顔で席を立ち、これから来る仕事の為拠点に帰ろうとするのだ。

 

 

「俺の依頼主の意向がようやく分かった。つまり君達には関係のない話だ。いやあるかな?だとしたらいずれ分かるな。じゃあな、いい知らせを心から待っているぞ!」

 

「ちょっとぉ!?……好き勝手言うだけ言って行っちゃった……」

 

「マジでなんだったんだ……」

 

 

 ジェグイ・スレイは嵐の様に突然現れ、また嵐のように去って行った。

 これからが大事な面々を前にいくつかの謎だけを残し、自分だけ完全に理解した顔で出ていく姿は、悪事を働いているわけではないのだが非常に腹立たしいものだ。

 残された彼らにやりきれないモヤモヤだけを残し、運命の時はすぐそこまで来ていた。

 

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