五等分の花嫁×WATCH DOGS(仮)   作:T s

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懲りない男、ボンヤリしてたら思いついたので書いてみた。戦闘描写難しい…

WATCH DOGSの時系列的にはレギオンの10数年後です

後今回原作キャラは誰も登場しませんユルシテオニイサン。次から出すから…


Prologue『Vigilante』

とある裏路地…

 

「おい、そろそろいい加減にしろよ!!オラッ!!」ゲシィ!!

 

「うわぁ!!」

 

ガラの悪い男達4人がひ弱な青年一人をカツアゲしていた。既に倒れている青年はボロボロになっている。カツアゲをしているのはこの辺で有名な不良グループなのだが、逃げ足が早いので逮捕も難しく警察も手を焼いている男達であった。

 

「金出せば終わるって言ってるだろうが!!次行って出さなきゃコイツで殴る。気絶したらその時点で金を持ってくからな、もしかしたら死ぬかもしれねぇなぁ…」

 

男の一人が落ちていた鉄パイプを拾い、更に強く脅し始めた。ここは人通りのない裏路地、普通なら誰も来ない。監視カメラがあるが手入れされずにボロボロになっている。

 

 

 

そんな監視カメラが僅かに動き反応した。だがそれに気づく者はその場にいる人の中には誰もいなかった。

 

「誰か…」

 

「ああん?誰も来ねえよ。何回もここでこうしてるが誰も来たことねえからな!!!」

 

「おい、そろそろシメちまおうぜ。夜も近くなってるしよ」

 

「ああ、んじゃ寝とけぇ!!」ドゴォ!!

 

「あーあ、お前が最初から金を払えばこんなことにならなかったのによぉ…さあ、お前らカバン漁るぞ」プルルルル、プルルルル

 

「おい誰だ!!こんな時に電話なんてかけ…」ドゴォ!!

 

倒れた青年から一番離れたところにいた男の方から鈍い音がすると同時に怒鳴り声が途切れる。そこにいたのはキャップを被り、茶色のコートを着て、スカーフで顔を隠した男だった。その男の手には警棒とスマホが握られており、男が倒れたのは警棒で殴られたからだろうと理解出来た。

 

「おい!!お前何しやがった!!!」

 

「そもそも、いつから居た!?気づかなかった!!」

 

「…………」

 

「クッソ仕方ねぇ!!コイツもシメるぞ!!!」

 

男達は標的を変え、全員でコートの男に殴りかかった。だが…

 

 

コートの男が持っていたスマホをタップすると、殴りかかってきていた男の一人の服が爆発的に燃え始めた。

 

「あっちぃ!!うあああああ!!!」

 

そのまま燃えた男は転がり火を消そうとし始める。

 

「はぁ!?どうなってるんだ!!?」

 

「構うな!!殴って何も出来なくさせればいいだろ!!」

 

残った2人は殴りかかるがその全てが避け、捌かれる。そして…

 

バシィ!!ドゴォ!!!

 

「うごぉぁ!!」

 

「ク…ソ…」

 

2人ともカウンターで頭を殴られあっというまに沈んだのだった。服が燃えていた男は燃えていた上着を服を脱ぎ無事であったが、仲間が全員気絶していたのを見て驚愕していた。

 

「お、お前…誰だ…??何が目的だ…?」

 

「………………」

 

コートの男は無言で歩いて近づいていく。

 

「お前…そのコートに帽子…まさか…噂のビジランテ!?ヒィィィ!!来るな!!来るなぁぁ!!」

 

残った男には殴りかかる勇気もなく腰が抜けたまま後ろに下がっていくが、ここは狭い裏路地。壁に突き当たってしまう。

 

「も、もう二度としません!!だから、だから許して!!!」

 

「………………」ブン!!バシィ!!!

 

コートの男は許しを請う男の声を無視し、無言で警棒で殴りつけカツアゲ男達最後の一人を気絶させたのだった。

 

 

 

「………あ、あれ?どういう…」

 

カツアゲをされていた青年が目が覚めると、そこには自分にカツアゲをしていた男達が全員気絶していた。

 

「あっ!!そうだ、財布!!それに通報するなら今しかない…一体何があったんだろう…?」

 

そうして青年は警察に通報し保護され、カツアゲをしていた男達は全員逮捕されたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

あれから少し経ち日も完全に暮れた時間、コートの男は路地を離れ電話を繋いでいた。

 

『おい、また派手にやったなぁお前。これで今月お前が処理したクズどもの案件は何件目だ?』

 

電話先の声はザ・中年の男という雰囲気の声をしていた。

 

「この地域だと5件は処理した。で?要件は何?何もないなら切るぞ、追跡されるから」

 

『まあ待て、報告だ。警察はこれもビジランテがやった案件だと判断を下してる。お前も有名人になってきたんじゃないか?』

 

「あまり知られるとやりづらくなる」

 

『いや、むしろ知られた方がいいかもしれんぞ?ビジランテの存在は犯罪者達への大きな抑止力になってる。全国的な犯罪件数は減ってるんだ。その地域に限って言うとctOSスキャンが採用された時よりも減ってる』

 

「へぇ…そのまま無くなってくれるのが理想だけど…」

 

『そうもいかないのはお前が証明してる。そもそも犯罪者がいなけりゃお前もこんな事はしてないだろ?』

 

「ああ…それで?」

 

『警察の上層部じゃビジランテの調査をするってほざいてるが、少なくとも下の連中にお前を追跡する気はないそうだ。そりゃそうだろうよ、お前が勝手に犯罪者を減らしてくれるんだからな。地域の警察なんかにゃ歓迎されてるぜ』

 

「どこからの情報だ?」

 

『警察内部の知り合いだ』

 

「わかった。助かる」

 

『おう、じゃあな()()。そうそうお前はまだ年はガキなんだ。ちゃんと学校には行って青春しとけよ、恋人とか作ってな?』

 

「作れば巻き込みかねんから作る気はないよ。はぁ…」ブチ。ツー…ツー…

 

男からの最後の一言のせいで通話を切って思わずため息をついてしまったコートの男……いやビジランテ『森川 瑛二』であった。




スマホを操作して服を燃えたのはスマホの処理速度じゃ追いつけない過剰なデータを送り続けた結果、処理が間に合わずバッテリーが高熱になり発火、爆発した感じです。スマホが爆発する事件から参考にしました。最初は普通にレギオンの行動妨害と同じで電気ビリビリさせようかなと思ったけど、それじゃなんか普通だなと思ってこうしました。DDoS攻撃ですね(物理)。

主人公の情報なんかは今後書くなら書こうと考えてます。
とりあえず言えるのは主人公は『フィクサー(ハッキング専門の傭兵のようなもの)』ではありません。
ハッカーではありますがデッドセック(WATCH DOGSシリーズに出てくるハッカー組織)ではありません。

ゲーム原作のキャラだとエイデン、マーカス、レンチ辺りは出したい。日本のデッドセックも出したい。でもエイデンは確実に出します。主人公と(ビジランテやってて、服装の描写された時点でわかってる人いたかもですが)深い繋がりがあるので。
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