イケメン霊媒師によるたった一つの冴えたやり方 作:O•Nホール
追記:流石に描写が濃すぎたらしい。該当部分削除とダイジェスト化。
俺にとっては実りある慰安旅行だったが相対的に散々な目にあったシヅカ。後日美味いと評判の餃子屋に連れて行き、特に悪くもなかった機嫌を取る。慣れって怖い。
ついでに女湯に現れた呪霊について詳しく聞いた。
壊れたレコードのように喋る雑魚と違い言語を操る呪霊は愚痴を言うように人の言葉をぶつぶつと喋っていた。
湯気に隠れてわかりづらかったが、おそらくは人型で頭部はプリンみたいな形状。
強さの程はシヅカ曰くやばいヤツ。追っ払った里香からも特級相当だったと聞いている。特級呪霊でシヅカを見て襲うことなく、里香を見て逃げる判断ができるとなると相当自我の強い呪霊だ。惜しいことをした。シヅカに幽体をつけとけばよかったと後悔しても先には立たず。
プリン頭の呪霊は気になるが、まだ見ぬ呪霊に思いを馳せるより今ある呪物。……の前に甘いものが食いたくなったのでシヅカを連れ立ってファミレスに寄った。
9つの呪物が仕舞われたトランクケースを前にする俺は、まさに新しい玩具を開封する子供のような心境だった。ウッキウキで容器から取り出した呪胎九相図。……しかし胎児のような人型に触れて伝わってきたこの子らを産んだ母の無念。後悔。子供達への懺悔。そしてある男への恨み。具体的なその男のイメージを見てわかったその男の正体。
おのれ羂索。
呪物をくれたことには感謝している。そう、感謝だ。圧倒的感謝。だがそれに伴い全国津々浦々巡らされたし動かされたしでプラマイゼロ。お前も祓ってやる。経験上悪い奴ほど締まりが良くて具合がいいから、屈服させ甲斐もあって楽しみである。
少し萎えてしまった気持ちに喝を入れ、九相図の前にこの母の呪いを慰めるのが先かと、9つに別れた母の呪いを集めて人型に具現化し、労わるように慰めるように抱いた。
呪霊と加茂憲倫しか知らない彼女に150年経って与えられた
その最中眠らせたまま人型を与えた自分の子供。自分の産んだ姉妹たちを見て、満足した彼女はこのまま成仏することを選び輪廻の輪に還って行く。
この子達をお願い、か。
父親になるのはまだ早いと思っていたが……なかなかどうして。だがそんな呪いを人に押し付けて行くにはまだまだ足りないと、やる気のなかった分身が最大サイズに膨張する。消えかけていた彼女を抱き留めた。
部屋に施された結界内の時間を圧縮。そして一生分の交合を経て、アヘアヘ言っていた彼女を解放する。あなたなんか嫌い、でも好き。なんて最後まん丸お腹晒して言い消えていく彼女を見送った。……今更だがちょっとシヅカに似てたな。
目覚めた脹相は自分と同じように横たわっていた兄弟──ではなく。姉妹達の姿を視界におさめた。自分も含め女だけであるのは不思議に思ったが、それよりもずっと待ち侘びた日がやってきたのだ。9人全員が受肉し一堂に介せるとは思ってはいなかった。
先に目覚めた自分を含める全員が、呪霊と人のハーフであるとは思えない僅かな呪力。そして何よりも、呪物として生まれて150年の間向かい合ってきた術式が変質している。
その喪失感よりも感じるこの豊満な女体に満ちる生気。そして感じられる母の愛。呪物の間自分達を守るように、あるいは呪うように取り巻いていたそれは、今自覚すると心地よさのあまり自然と涙が溢れるほどに優しいものに変わっている。
「起きたか」
耳朶に響く優しい声。部屋に入ってきた声の主に視線を向けると、顔よりもまず、その裸をひと目見て男とわかる聳り立つ象徴が目につく。目を、離せない。
──それは男根というにはあまりにも大きすぎた。大きく、分厚く、重く。そして大雑把すぎた。それはまさに鉄塊だった。
腹の奥が疼く。思考がふやける。制御できない本能が媚び諂えと訴える。わけもわからず赦しを乞いたくなる。
「なにやっているんだ。ほら、服を持ってきたから着ろ。目の毒だ」
頭の上に投げられた衣服の重みに、やっと自分が床に頭を伏せていたことに気がついた。
お前は着ないのか。服を着る気配のない男を見ながら、砕けそうになる腰に力を入れ、若干サイズの合ってない服に袖を通した。
乳尻太腿が少し窮屈そうなパツパツの服。相変わらずいい仕事をした万には後でご褒美をやるとして。服を着させた九相図達に母親から託されたことを伝える。
……死んだ母がなぜ俺にそんな話ができたのか。なぜ俺に託したのか。
そんな面倒な説明はせずとも見せた方が早い。頭に触れると途端涙する長女に驚く他の九相図たち。怯え逃げられる前に、同じように頭に触れると堰を切ったように泣き始めた。
俺と母親とのこと。流し込んだ情報を真っ先に受け入れた脹相は伝うものを拭う。
「……母は。あなたに愛を教えられて逝ったんだな……」
「そうだといいが。……お前達の母親に酷いことをしたと、思わないのか」
「思わない。……あなたに抱かれるあの人は幸せそうだったから」
涙ながら頷く九相図達。
「そうか。そう見えたならよかった」
「……でも、その。それは……物足りてないんじゃないか」
顔を赤らめ指差された分身は今か今かと待ち望んでいる。
「正直な。だがお前達の母に託された手前……嬲るわけにはいかないだろ。血はつながってないとはいえ娘みたいなものだからな。……後で処理するさ」
「……」
「それとも、お姉ちゃん。君が相手をしてくれるのか」
小さく頷き、向かい合うように膝の上に彼女は跨り座る。足の間から伸びて胸の前で脈動する逸物。こんなものが人の体に入るとは到底思えない。
しかし入れるのだ。母には入った。肌で感じて荒くなった息が、先端に当たる。
「本当にいいんだな?」
己を軽々と抱える男に、意思表示の代わりに自らの手であてがった。
すべすべ、ぷにぷに。
自分で体を与えておいて言うのもなんだが、男好きする体をしている。波打つ肉。ゴム毬のような弾力。関節も柔らかい。伸ばしても千切れず、乳白色の甘い汁を溢すたわわな果実。顔立ちはどこか似ているがタイプも九人九色ときている。上は19、下は1◯。年齢詐称な色気のグラマラスな次女壊相と、小柄だがそれぞれ一部の発育が良すぎる末妹の焼相と六女噉相の褐色美人の三姉妹。わんぱくな印象の三女血塗と儚げな五女青瘀の色白小柄美人。同じく色白でも肉付きのいい長身の七女散相とスレンダーな八女骨相。おっとり美人な四女膿爛と、少し生真面目な印象の長女脹相。
お姉ちゃんの痴態は情欲を誘ってしまったようで結局9人全員とすることになった。
――朝が来た。我に帰ると部屋中液まみれだ。体の中と外についたものは吸収させたら消えるが、本来であれば祓わなければ消えない俺の体液。しかし今は前と違い天元教えてもらい部屋に張った結界のおかげで一瞬で綺麗にできる。
蠅頭に一喜一憂していた時が懐かしい。引き抜いてベッドに寝かせた脹相を撫でながら、あえて残した汚れをスクナに掃除させ過去に思いを馳せる。
「おい誰が手足を使っていいと言った」
「死ねクソご主人様」
持ってきて拭きかけていた雑巾を床に叩きつけるスクナ。体液と水が混ざった飛沫が俺の顔にかかる。汚れを広げてどうする駄メイドめ。
仮で義理の娘相手に本気にできなかった分、相変わらず口の悪いメイドを本気で甚振った。汚した端から自分で掃除した。嫉妬してたなこいつと、無愛想な顔で溢れたのを文句も言わず舐めるスクナを可愛がった。
ほのぼのと言ったな、あれは嘘だ。
R-17.9という免罪符がどこまで通用するかのチキンゲームには慣れたつもりだが、ここまでやったのはスクナ以来かもしれない。(※今回はアウトだった)
知ってるよ、こういうの求めてるのは。夏油くだりがくどかったのは自覚してるからね。今思えばカムイ印の万能液体を飲ませときゃよかった。
X指定版は
-
いる(真顔)
-
書いて♡ 書け(豹変)