イケメン霊媒師によるたった一つの冴えたやり方 作:O•Nホール
感想ありがとうございます。
tntn握ってイニシアチブ握るって誰がうまいこと言えと(誰も言ってない)
なんにせよキショいよ羂索。
一度仙台に戻り、佐々木先輩らに謝罪と別れを告げた。……何にせよ今までと同じ生活はできないともう悟っていた。
最後に祖父と別れを済まし、その身体を荼毘に付す。
付き添いできてくれた五条と否応なしに引っ付いてきている宿儺と焼き場の外で待つ。
「死体を焼くか。……疫病の元にもなる。理にはかなっているが、その焼け残ったものを未だに後生大事にするというのは理解できん。ただの灰ではないか」
感傷に浸ってる時にこいつ……!
「んなこと言うなよ。……爺ちゃんだけど親みたいなもんだったんだ」
「……そっか。すまないね、そんな時に」
宿儺は親を知らない。生まれた時には死んでいたようで、飢餓により双子の弟も胎内で食い殺している。そんな奴だってのは短い間に理解した。そんな奴だから、多分根本的に分かり合えないんだろうとは思っている。
「喧しい。妄言を垂れ流すな」
そう言われ、努めて共有を切った。徒に機嫌を損ねるつもりはない。
……けど力を封じている今は子供と変わらない。こうして殴られても痛くなかった。コレがあの悪鬼のような鬼人とは到底思えない。……新幹線に乗ってる間、宿儺に感覚として教えてもらったが、思考の共有を意識して切るのは難しい。宿儺の生い立ちを夢に見て今のようにぺちぺちと叩き起こされるのは勘弁してほしかった。
「で、どうする?」
「……。こういう呪いの被害って結構あんの……?」
「宿儺の指。寄ってきた特級呪霊。今回は超特殊なケースだけど、被害の規模で言ったらザラにある。呪いに遭遇して普通に死ねたら御の字。ぐちゃぐちゃにされても死体が見つかればまだマシ」
行方不明者が年間あれだけ多いのは理由があるんだよ、と。
「呪術師をやろうって言うなら凄惨な現場を見ることもあるだろうし、君がそうならないとは言ってあげられない。今回見たことを忘れて、宿儺の器としていつか来る死を待つだけって選択も今ならできる。……好きに選ぶと良いよ」
思い起こされるのは特級呪霊とやらと戦って怪我をした伏黒。他の呪霊に襲われ井口先輩も佐々木先輩も死にかけた。
『お前は強いから人を助けろ』
今際の際の祖父の言葉が頭の中から離れない。
「俺が呪術師になったら、少しは呪いに殺される人を減らせるかな」
「勿論」
・虎杖悠仁は秘匿死刑に処す。なお執行猶予期間は特別特級術師カムイの死後1週間後までとする。
・虎杖悠仁を四級術師として登録。他同人は呪術規定に則るものとする。
──高専に軟禁されて数日が経った。五条に「おじいちゃんたち、お偉方が直々に沙汰を出すって」と言われ、緊張のまま嫌がる宿儺を連れ立って入り。
何を言われるのかと緊張をしていると、鼻を啜るような、袖で何かを拭うような音が聞こえてきて格好を崩される。
「あの、なんか泣いてます?」
「泣いてなぞおらん。さっさとゆけ……!」
何故か機嫌を損ねてしまったようだ。さっさと退室しようと出口に向かう。
「ああ待て。宿儺、どうか体に気をつけて」
「は……? ……気色の悪い。馴れ馴れしい。余程死にたいのな」
「あ、その! し、失礼しましたー!」
気味が悪いという宿儺との意見の一致。ただそれを口に出すのはマズイと思い宿儺の口を塞ぐように抱え上げ、急ぎ退出する。
抱き上げられただけで快感が奔る体に、赤く染めた顔で面倒だと宿儺は内心唾棄する。感覚の共有で反射的に下ろして謝ったが脛を蹴られた。
痛く無いが地味にくすぐったい。
二人は知らない。幼馴染(存在しない)をこれからは血の繋がらない兄が守ってくれる。いけすかない男の毒牙にかからぬことを彼らが祈り、安堵し……あるいは歳の近い義理の甥っ子ルートへ突入するのだと察して彼らが涙していたことを虎杖と宿儺は知る由もなかった。
蝶野何某を意識してるような学長先生に、好きなタイプはジェニファー・ローレンスという機密情報を与え、呪術師としての覚悟を問われたが無事合格をもらい、教室に移動。
古い校舎だが高校っぽいところもあるんだなと思いつつ教室に入る。
「はい、新入生の紹介をしまーす! 虎杖悠仁君です!」
「よろしくお願いします! 虎杖悠仁です! ほらお前も」
「チッ……」
「チッ、が自己紹介のスタンドの両面宿儺ちゃんでっす!」
「は?????」
恵は背景に宇宙を背負った。
「何でだ!? 何でスクナがいるんだ!?」「スクナってカムイさんとこの」「そうそう」「虎杖悠仁……」「姉上?」「スクナだー!」「いや本当に何でおるのじゃあ奴」「ちくわ大明神」「誰だ今の!」
伏黒以外が見事に女子。そんな教室の光景に肩身の狭い思いしてんのかなあ、と少し同情。
「はーい静かにー……はい、みんなが静かになるまで0.2秒かかりました。優秀優秀。いやあ、例年此処まで生徒が多いこともないんだけど、男女の比率が逆転することもなくてね? 女性って結構この業界軽視されがちだから良い機会なのかもしれないけど」
「そんなどうでもいい話をするのが教師という仕事なのか? さっさと終わらせろ」
「せっかちだなあ……あー皆ご存知あのスクナとこの子はあんまり関係ないので、この子とも仲良くしてあげてくださいねー」
「えっと。五条先生? なんかタイミング逃して聞きそびれてたんだけど、宿儺って他にもいんの?」
「宿儺の指は20本あるからね。カムイのところに1人いるんだよ。同じ見た目の同じ声で喋るスクナが。みんなは面識があるけど、たまに先生役としてくることがあると思うから悠仁はその時にでも会えると思うよ」
横で宿儺が「教導、だと? ……この俺がか??」と百面相しているのだが……こいつ結構面倒見が良かったりする?
そう思ってることが伝わり、殺すぞと思念を送りつけられるが、実際やっているようだからそうなのかもしれない。
普通の高校みたく授業があってからの呪術の勉強。
教科書らしいものはなく実践形式。今日は見学ということで見ている。
特に目立つ2人。頭の上に車輪みたいなのを浮かべた伏黒がヘアバンドをしたおさげの女子と殴り合いをしている。
「ほらほらっ! 避けなくてよいのかァ!? そーれ、もういっぱぁあつ!」
「ぐ、この、黒閃馬鹿が!」
女子は正直言って華奢だ。だが互角……どころか伏黒が押されている。
黒い火花が飛び散るたびに速さとインパクトが上がり、躱しきれずそれを受けて仰け反り吹っ飛ばされそうになるのを影から出てきた式神(だったと思う)に受け止めさせている。
「現代というのは魔境か? 1000年前でさえあのような動きをする術師はいなかったぞ……術式はないが実に食い出のある。あの小僧も……伏黒恵と言ったか? 奴も実に面白い!」
宿儺の声が震えている。恐れではなく興奮からのもので、気持ちの昂りが伝わってくる。
その横顔は邪悪な笑みそのもの。だが感覚の共有を切り忘れているほどに、心の底から愉快だと思っているようだ。
「そんなにすごい、アレ?」
つい気になって聞くと蔑んだ目で。
「……無知がこれほどまでに愚かだとは……あれがどれほどのことなのか理解できぬのがいっそ哀れだ。ほーう……20、30……際限ないのかあの小娘!」
「そこまで言うなら教えてくれよ。アレが何なのか」
「今いいところだ黙ってろ」
流石に言い返したくなったが睨み上げられて閉口し視線を逸らす。つい先日まで一般人だったんだから当たり前だろ、と宿儺に内心抗議する。
「……ちっ。喧しい。後で教えてやるから待て。今は忙しいのだ」
やっぱ面倒見良かったりする?
そう思ったことは幸いにしてスルーされた。
悠仁くん
原作と似たような話された転校生。伏黒がやさぐれてんのって理由これ? あ、生まれつき……え、術師って昇竜拳使えんの!?
宿儺ちゃん
授業時間は退屈だったが収穫はあった。
恵くん
まどか、まこーらいつもありがとう(男友達0人)
理子ちゃん
とくせい:かそく、ちからもち(毎ターン発動上限なしバトル後も効果永続)適応される? ならそれに適応すりゃいいじゃろ(暴論)
ミミナナ
うっわ。転入生ってマジ? スクナちゃん式神にしてんの? 引くわー……(誤解)
脹相ねーちゃん
気になる(存在しない記憶がアップを始めました)
壊相ねーちゃん
姉上……あの男に何か……まさか恋!?(誤解)
血塗
スクナちゃんだー! なんでいんの?(能天気)
一年生強さランキング(虎杖除く)
理子≧恵>脹相>壊相≧ミミナナ(セット)≒血塗
X指定版は
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いる(真顔)
-
書いて♡ 書け(豹変)