イケメン霊媒師によるたった一つの冴えたやり方 作:O•Nホール
感想ありがとうございます。
血が繋がってないならオジ姪オバ甥はアリ寄りのアリ。見た目年下の1000歳超え叔母さんおるとか媒体が媒体なら即ハラミto nightしてもおかしゅうない。
まあこんな感じでエロの比重少なめになるんすけどついて来れるか――?
宿儺の存在がエロい? 重症やで。病院行った方がええな。ほな行ってくるわ。
「それだけマイノリティなんだよ。呪術師は……」
「やっぱ、多いんだな……」
五条先生を待っている間、アイスに齧り付きながら話を聞く。
「それもこれもカムイさんの所為だ。殆どがあの人の関係者だぞ」
肩身が狭いのを察するに余りある、悲哀のこもった声だった。
「まあ俺もだが」
「いやお前もかよ」
バイトなんだ、と。任務以外でも伏黒は駆り出されるらしく忙しないようだ。
「……伏黒恵。あの男は何者だ」
アイスを食べ終わって、当たりを引き当てた宿儺が知ってか知らずかポイ捨てしていたので拾ってやる。勿体無い。余程気に入ったのか感情がダダ漏れだった。
何拾ってるんだと気色悪いとか思われたので新しいのと交換できるんだよ、と弁解。知識を勝手に学ばれた気がするが、こういうのは知らなかったのか。というかポイ捨てするな。
「……。アンタにそんなこと聞かれると違和感すごいな。向こうのアンタの方が余程知ってるだろ、スクナ。自分で自分に聞くといい」
──感じる違和感。だがその名に込められる親しみと憐れみを宿儺が理解することはできなかった。
「おー揃ってる揃ってる。制服似合ってんじゃん悠仁」
やってきた五条先生とサムズアップを交わす。
「おう、ピッタシ! でも伏黒と微妙にちげーんだよな。パーカーついてるし」
「制服は希望があれば色々弄ってもらえるからね」
待って俺そんな希望出してないんだけど。そうぼやくと希望は勝手に出しといたと答えが。いや、気に入ってるからいいけどちょっと釈然としない。
ごじょセンこういうところがある。
「あ、宿儺も似合ってるよ。何がと言わないけどやっぱデカいねー」
「あー! せんせーそれセクハラだぜ?」
「お前たち2人とも殺してやる」
身長に不釣り合いな胸がぱつんぱつんになりながらも高専の制服に収められている。伸縮性に富んでいるのか体のくびれはハッキリしているのでデブには見えない。けどデカさが際立っている。
「……小僧。不愉快だ」
「あ、ごめんっ!」
思考が流れていたようでめっちゃ怒ってた。
「……それより何で原宿集合なんですか?」
「本人がここがいいって」
「あ、俺! ポップコーン食いたい!」
──原宿。人と物とが雑多に、カラフルに集まった街。さっきからいい匂いがしていて口直しがしたかった。
謝ったが許してくれなかった。
「ねえ宿儺さん。機嫌直してくれよ。もう俺ほとんど金ないよ?」
物価高過ぎだろ……。舐めてたわ。
「ふん。まあいい、これくらいで許してやろう。……馬鹿舌になりそうだ。味が濃いのも考えものだな」
そんなに怒ってはなかったようだが、この機に食べれるだけ食べておこうという腹づもりだった。千年前に比べれば現代の味付けは濃くて食べ応えがあったようだ。
……まあ術式からして食いしん坊みたいなものだ。御厨子って昔の厨房のことらしいし。さっきまで両手にクレープとポップコーン、加えて制服のボタンを一つ開けて胸の上にドリンクを置いていた。視線集めてることに気づいてないから気が気でない。
口の端にクリームをつけていたので指で拭ってやると、手を鷲掴みにされ舐め取られる。
「ん……ひと舐めでも貰えると思ったか?」
いや、うん。これは俺が悪いね。すげードキドキする。宿儺なのに。……ごじょセンその写真消してね。
モデルか芸能人のスカウトマンらしき人物に絡む同じ色の学生服に身を包んだ女子がいる。
「……女子だ」
「女子かぁ」
──おい待てコラぁ!
──ひ、ひい……!!
「女子か?」
「……女子だろ」
「なんだ、アレではないのか。なぜ声をかけない」
「いや、うん。でも声かけたくねえな……」
「……オメエもな」
いやだってこれ(2018年サングラス)買ってつけてたら許してくれるって宿儺が。まあ欲しかったからいいんだけど。なんで2人とも解せないって顔なんだ。え、俺だけ?
「おーい、こっちこっち!」
やっと気づいた女子が道を渡ってきた。
軽く自己紹介を済ませた後、東京観光と騙されて釘崎野薔薇と呪霊退治に。
「飲み込んだぁ!? 特級呪物を!? きっしょ! 衛生観念どうなってんのよ!」
「んだと」
「これは同感」
どうにかする手段がそれしかないって思ってたんだからしょうがないだろ。……実際は違ったみたいだけど! 伏黒も悪いと思ってるみたいだから言わないけどさ。
「んでそこの子供……よね? 呪力も感じられない一般人がなんでついてきてんのよ」
乳でかすぎでしょ、でもくびれあるし女の敵か、と小言を言っているが、まあ違う意味でならそうかも。女子供好き好んで殺して食ってたらしいし。……食ったもん戻しそうになるから味の感想思い出して送りつけてくるのやめてね。裏梅さんの料理は美味しいんだろうけど感性バグりそうで勘弁してほしい。
「それ宿儺。虎杖悠仁クンの式神みたいなものになった」
五条先生の発言でまた宿儺の機嫌が悪くなる。
「うっそ。どういうことなのよ……」
「んーまあ説明はあとで悠仁からしてもらってよ。悠仁、宿儺の力はできるだけ使わないように。あくまで君と野薔薇がどれだけ動けるかのチェックだからね」
行ってらっしゃい、と五条先生に送り出された。
で、さっそく仲違いして別行動。
「群れなくて良かったのか?」
「アイツがいいって言ってんだからもう知らん」
まあ後で合流するつもりではあるけど。人のことモテないだとか散々言ってくれちゃって。
「後だ」
「気づいて、る!」
左腕で宿儺を抱きあげ、貰った屠坐魔で迫ってきた何かを切り落とし、後退。鋭利な腕が床に転がる。当たってたらザックリいってたんだろうか。
抱えてると文句言われそうなので宿儺をおろし、呪霊の足元から滑り込んで背後から跳びつき頭に突き刺す。生物みたいな見た目とはいえ、異形。殺そうとしてくる呪い。人じゃないなら容赦なく
「うん。動けんね、俺」
「……フン、呪具を使ってそれか。その程度正面から殺さずしてどうする。……少しでいい、呪力を寄越せ。一々お前に抱えられてはかなわん。手本を見せてやる」
「……いいけどあんまり物壊すなよ」
「……」
不服そうな顔。言っておかないと建物壊すぐらいしてたなこれ。
ほんの少しの呪力の使用を許しただけだが、呪霊の攻撃を正面から受け止め、捌き。拳一つで呪霊の体は抉られる。
目に見えるようになって初めて見るちゃんとした呪術師の戦い方だ。それも恐らくはトップクラスの戦い方。呪力の起こり、流れ。素人目でわかるくらいその一つ一つが丁寧で早い。
どうやってるんだ、と聞きたい気持ちをグッと堪える。聞くのは野暮だ。見て盗めと言わんばかりの動き方を態々している。わかってはいたが宿儺は超感覚派だ。そこに理論を後付けできる天才肌。
「雑魚ですらない相手だ。こんなものか。小僧、少しは盗めたか」
「少しだけ。全然わからないことばっかだけど、呪力の出し方はなんとなく」
宿儺から感じた負の感情。それが呼水となって腹のあたりから呪力が起こる……のはなんとなくわかった。
宿儺の力は使わないように、とは言われたけど得たものはあるから許して五条先生。
「……まあ今はそれでいいだろう。さて、どうやらあの小娘がピンチなようだな。放っておくなら構わんが」
「いや、それ早く言ってよ!?」
虎杖が駆け出す。
しかし宿儺にはそんな義理はない。そう言わんばかりに、ゆっくりとした足取りで上階への道を辿る宿儺。
「何ゆっくり歩いてんだよ! 早く行くぞ! 釘崎がどこにいんのかわかんねーし!」
「……」(持ち運びされるメスガキ宿儺の図)
尚10メートル以上離れると幽体化して服を置き去りに、裸で隣に現れるので距離が離れるのは虎杖としてはよろしくなかった。
虎杖(甥っ子)
元男の宿儺と初めて会ったタイプの女子(釘崎)のせいでちょっと女子への感覚バグりかけてる。おや、ダクファン系主人公の様子が……?
宿儺(TSおじ)
アイスうまい。豆菓子(ポップコーン)うまい。腕が足りないと不便だな……せや! この無駄な肉はこの時のために使えばええねんな?
伏黒(付き添い)
帰りたい。帰っていい?
釘崎(上京娘)
うっわ、女の敵……両面宿儺? どゆこと?
五条(カムイに頼まれて写真撮った人)
なんかTwitter(新:X)あげたらバズってるんだけど。ウケる。
X指定版は
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いる(真顔)
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書いて♡ 書け(豹変)